ランドグリーズ
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RGV-Type30 ランドグリーズ(Randgriz)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 分類:ヴァルキュリアシリーズ
- 形式番号:RGV-Type30
- 全高:20.3m
- 重量:98.8t
- 開発者:Z&R社
- 所属:シャドウミラー / ノイエDC
- 主なパイロット:リルカーラ・ボーグナイン
- メカニックデザイン:藤田大誠(レイ・アップ)
シャドウミラー世界のシグルーンの発展型に位置するヴァルキュリアシリーズ。現実的にもリデザインに相当するため、記号が似ている。
Z&R社が開発したものであるが、シャドウミラーが設計図を奪取し、これを運用した。横流しされたノイエDCもアースクレイドルなどで生産し、主力機としている。
時系列を考えれば、シグルーンからType33への発展途上に位置する機体であり、ラーズグリーズに搭載されているものと同型の装備が見受けられる。そう考えると、間に当たるType29が武装強化試作機で、それの制式採用機というのが妥当な立ち位置だろう。ただ、64の機体の武装がよく考えられているのに対して、こちらはその辺適当で、瞬間面制圧に特化、対空性能を強化したバリエーション機という解釈もできる。脚部の無限軌道がホバーに変更されており、これが世界の違いによるものか、発展によるものかは不明。機体カラーは制式採用機のグリーン。
名前の由来は、北欧神話の戦乙女『ランドグリーズ』。意は『盾を壊す者』。
登場作品と操縦者
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- 敵として何度か交戦を経て自軍に加わる。殆どラーズアングリフの劣化版。デフォルトパイロットのカーラは、突撃を使って長射程の移動後攻撃が可能。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
- OG2シナリオと2,5シナリオに登場。性能はGBA版に準拠。敵としてみた場合、ビームコートでビーム攻撃のダメージを軽減し、ジャマーで誘導兵器の命中率を下げる為、それ以外の攻撃で攻めるのが定石。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 最初からランドグリーズ・レイブンに強化された状態で登場するが、換装パーツを外す事で、強化前のこちらの状態になる事も可能。ただし、性能的に全くと言っていいほどメリットが無い為、まず使う事は無い。
装備・機能
武装・必殺武器
格闘兵装
- シザースナイフ
- 唯一のデフォルト格闘装備。換装武器。
射撃兵装
- M13ショットガン
- 携帯火器として装備。武器の射程を考えると護身用としての意味が強いと思われる。換装武器。
- ファランクス・ミサイル
- 左背面に装備されたラーズグリーズのミサイルポッドに相当する火器。同機とラーズアングリフが8連装であるのに対して、6連装と若干少ない。OGではマップ兵器扱い。
- マトリクスミサイル
- 肩のシールド内に1発づつ格納された多弾頭ミサイル。発射後に展開し、4つの子機を発射する。
- リニアカノン
- 右背部に装備されたリニア砲。
特殊能力
移動タイプ
- 陸
- 空は飛べない。この欠点はランドグリーズ・レイブンに強化される事で解消される。
対決・名場面など
- 戦乙女の舞
- OGクロニクルより。補給のためクロガネが寄港した人工島マルベリーにて、紅茶「大紅袍」を賭けてルスランと対決するカーラ。徹底して格闘戦チューンが施されたガーリオン・カスタムに苦戦を強いられるカーラは、火器を全てパージしてステップを踏むような格闘戦で対抗。勝負に水を差した襲撃者はタッグを組んで撃退し、事なきを得る。クロガネが去った後ルスランが取り寄せた補充物資の中には、「大紅袍」の名があった。
関連機体
- シグルーン
- 本機の元となった機体。
- ランドグリーズ・レイブン
- 本機の強化型。
- ラーズアングリフ
- 本機の強化カスタマイズ機。
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