概要
汎用性と生産性に秀でたシュテドニアス連合製魔装機。設計自体はナグロッドよりも古い。スレンダーなボディに大きい肩が特徴。飛行可能で扱いやすい機体なためか、多くの名有りパイロットが搭乗している。
精霊と契約していないため、コンバーターの出力で不足部分を補っている。このことからルジャノール改のように正式には魔装機に含まれない機体と思われる。『EX』においてもグラフ・ドローンと共にDクラス魔装機の反応を示している(ただ内1機はバフォームと共にCクラス反応である。ルジャノール改もCクラス反応だったことがあるため、コンバーターのバージョンや操者のプラーナによって反応にムラがあるのだろう。)。
『スーパーロボット大戦大事典』でダイオンはレンファの発展機として推測されており、その場合はレンファもエリアル王国製の機体ということになる。ちなみに「蓮花」と漢字表記することが可能だったりもする。なお、2013年秋にムックの本機解説欄でシュテドニアス製と公式に明言された。ただ、EXにおいてはシュテドニアス軍に加えてバゴニア軍、カークス軍でも運用されている。敵機体を鹵獲したと思しきカークス軍はともかく、バゴニア軍のものはライセンス生産か輸出されたものと考えられるので、最初期の設定はエリアル王国製で、その後に変更があったとみることもできる。
登場作品と操縦者
- スーパーロボット大戦EX
- 飛行可能で射程の長い武装を持つが、火力が低め。全体的にシュテドニアス製の魔装機の中では一回り低い性能になっているのでさほど苦戦しない。ちなみに、『LOE』には登場しない。『電撃スパロボ魂』2013年秋号によれば、「性能不足は深刻で、『春秋戦争』以降前線から姿を消した」とのこと。何故かデータ上ではナグロッドに変形できる。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- 『EX』シナリオに登場。事典モードで設定が明かされた。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 地形適応が空A陸Bと空中戦用の機体として設定されている。本編では、シュテドニアス連合軍に制空権をもたらすべくラングランの空を所狭しと飛び交っている。
- スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
- 序盤の敵。レオ・ギボンが乗る機体は性能が高くなっているが、大したことはない。ただし、序盤は最大射程が7とやや長く、不調状態のグランゾンでは射程外から撃たれっぱなしということが普通に起こり、SRポイント獲得にも差し支えるので、出来るだけ向こうから寄って来るように位置取りを調整したい。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- PV第一弾で登場。ようやく魔装機神シリーズに参戦した……と思ったら最初の話にしか出番がなかった。『EX』のルジャノール改と同じような扱いである(ルジャノール改は選択次第で自軍ユニットとして使えるようになることを考えると、それ以下の扱いかもしれない)。
装備・機能
- ジャベリン
- 金属性の槍。穂先はピルムに代表される投げ槍と比較するとやや幅広で、銛に近い。攻撃手段は槍を構えての突撃(チャージ)。回収が面倒なのか、滅多に投げてはこない(IIIの演出で初めて投げるようになった)。
- ガトリングキャノン
- 両腕部に搭載された三連の機関銃。
- バスターキャノン
- 胸部に内蔵された光学兵器。
移動タイプ
- 空・陸
サイズ
- M