ヒビキ・カミシロ

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ヒビキ・カミシロ(Hibiki Kamishiro)

東京の研究学園都市の陣代高校に転校してきた少年。ちなみに帰国子女で戦闘時には英語の熟語を多用する。
偶然、遭遇した人型機動兵器「ジェニオン」に搭乗する事になり、その事件を契機に並行世界間で活動する企業「DEMコーポレーション」のエージェント「AG」の依頼を受け、自らの目的のために同機のテストパイロットとなる。

人物

無愛想でクールな雰囲気をまとっており、自らの目的の遂行のためなら全てを捨てる覚悟を秘めている。それなりに周囲とコミュニケーションを取る事は出来る為「人嫌い」というわけではないが、心の奥底では他人と距離を置いている。
幼少の頃に両親が離婚し、母方に預けられるも母と死別したことから父と共に暮らすようになり、父と共にビーストハンター(並行世界の害獣の駆除)として活動していた経緯を持つ。しかし、物語開始前においてその父と姉を亡くしてしまう。
退役軍人であった父の教育の賜物でジークンドーを扱う他、トラップの敷設を初めとしたサバイバル技術や野草の知識に長けており、特にトラップに関しては相良宗介に感付かれないように設置する程の腕前を持つ。
反面パイロットとしての腕前は(物語の開始時点では)高いものとは言えず、FB隊員との実力差に愕然としている。

その一方で妙に厄介事に巻き込まれることが多く、ジョニーによってエイーダ派に傾きかけるほどまで洗脳されかけるなど、このようなエピソードに事欠かない。
前述の通り、冷静な人間であるが年頃の男の子であるため、鈴音が露出度の高い服装を着た際には頭を抱えたり、ヒイロが「負けたらかなめが大変なことになる(意訳)」と聞いた際はあらぬ方向に想像してしまい鈴音に怒られる一幕があった。

オカルトを趣味とし、ミスリルトゥアハー・デ・ダナンの名前を聞き名称の引用元をすぐに言い当てた他、ブロッケン伯爵をデュラハンと例えるなどそちら方面の知識が豊富。
匿名掲示板にも時折書き込みをしており、その際のハンドルネームは「ナイト」。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初登場作品。担当声優の村上龍氏はこれまで一般兵役としてスパロボに何作品か参加しており、ネームドキャラを演じるのは今回が初。

人間関係

西条涼音
自らが通う学校の教師。
AG
ジェニオンを受け渡したDEMのエージェントロボ。

版権作品との人間関係

千鳥かなめ
クラスメイトで隣の席同士。
相良宗介
陣代高校で初めて出来た友達。シナリオ終盤で「お前と友達になれて良かった」と語っている。
掛け合いも豊富で当初から良く絡む。ヒビキも人付き合いが上手いほうではないが宗介よりはまともなため、かなめとは違う方向から宗介のフォローを担当する。彼からの評価は「野戦は一流だが機動兵器の操縦は素人レベル」。
早乙女アルト
彼とも多く絡む。尾行された際の仕返しとして、彼を尾行した事もあった。
ジョニー・バーネット
8話終了後のDLCミッションでは、エイーダ派に洗脳される寸前まで持っていかれている。(スパロボシリーズの迷台詞参照)

名台詞

「部活仲間をやらせるか!」
ボランティア部のメンバーを援護防御した際の台詞。

迷台詞

根は真面目な人間なのだが、妙に迷台詞も多い気がする。

「マジかよ…」
スズネがジェニオンに搭乗した際、露出度の高いスーツを着ていた事に対して。
「チュッ♥チュッ♥チュッ♥チュッ♥………」
DLCミッション「さよなら、アイドル」で、ジョニーによってエイーダの魅力を理解させる為に、彼女のアイドル時代の映像を椅子に縛り付けられた状態で延々と見せられ、次第に朔哉曰く「死んだ魚状態」(顔グラも目が半ば死んでる)になり、その後チームDミスリルに誘われた経緯を話している間も放置されて、気が付いた時にはこのリアクション。
この時のヒビキは白目を剥いた状態(顔グラも白目)であり、もはや洗脳同然である…この後どうやって元に戻ったのかは不明。
「要するにモテない男の逆恨みか…」
第17話でかなめと空手同好会の因縁を聞いて。バッサリと切り捨て過ぎである(そしてかなめからも言われてしまう)。

パイロットBGM

「瞳の中の明日」
イベント用のダウナーアレンジ「心の底の昨日」が用意されている。

搭乗機体

ジェニオン

余談

担当声優の村上龍氏と同名の小説家が存在するが、当然ながら同姓同名の別人である。