ミナキ・トオミネ
ミナキ・トオミネ | |
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外国語表記 | Minaki Tomine |
登場作品 | |
声優 | 松来未祐 |
デザイン | 河野さち子 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 女 |
所属 | αナンバーズ |
役職 | 研究者 |
ミナキ・トオミネは『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』のヒロインの一人。
概要
「雷鳳」の開発者、父カオル・トオミネの娘。父が死亡し、遺産ともなった雷鳳を一人で手掛けていた。しかし、戦乱で出会ったトウマ・カノウの正義の心と、熱い闘志に触れて、やがて彼のベストパートナーとなる。
当初は父の無念を果たすべく、ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン(DGG)であった雷鳳を手掛けていた。そこでトウマと出会い、雷鳳のメトリクスによりトウマがパイロットになってしまった。トウマはミナキの為に誠心して努力するが、彼女はトウマを雷鳳のデータを取る為に利用してしまい、その彼が父カオルが開発したマン・マシン・インターフェイス「システムLIOH」によって苦しめられ、ついにはシステムにより暴走、敵味方問わず攻撃する鬼と化する事態を引き起こしてしまう。責任を感じたミナキはシステムLIOHを排除した雷鳳をトウマに与え、そのトウマもまたシステムに頼らない強い自分を創るべく努力を重ねる。やがてトウマの技量は雷鳳を超えた為、兼ねてより進められた雷鳳の強化プランを実行して「大雷鳳」を開発。精神面でも大きく成長したトウマに与えて、彼との絆を一層強くした。そして、トウマが更なる必殺技を生み出すべく、「人機一体」の境地に至った時、彼の闘志とミナキの想いを乗せた大雷鳳の最強必殺技「神雷」が誕生する。
トウマと意気投合した為、大戦後も彼と共に大雷鳳の強さを追求する。
ちなみに料理をしている所をトウマは見た事が無いらしく(第3次αで出会う切欠もミナキが出前をよく頼んでいたため)、おそらく料理が壊滅的に下手(第3次αでクスハ汁を手伝っている所から)。おそらくOGでレオナと共演した場合は双璧を成すとみられる。なお、αシリーズに登場したバンプレストオリジナルキャラクターの料理が下手な女性キャラでは、レオナ(発展途上)・ゼオラ(後に克服)に次ぐ三人目。
OGシリーズでは『第2次OG』から登場。こちらではカオルの養女であり、血縁ではない。ジンライの調整を任されていたが、カオルからはそのための存在としか見られておらず、ジンライがどのように運用されているのかなどは全く知らされていなかった。
登場作品と役柄
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 初登場作品。良くも悪くも感情的で表情表現も豊かで、雷鳳の能力を活かせないトウマにストレートな不満をぶつけることもあった。一度だけトウマ不在時に雷鳳に乗り込むシナリオが組まれている。能力値は最低ランクで、イベントが発生すればパイロットがトウマに戻る為、無理に戦闘させる必要は全く無い。ただ、ミナキの戦闘セリフを聞きたいのなら話は別だが…。支援系と攻撃系が折衷された精神コマンド(祝福、愛、期待などの持ち主で、特に期待は消費SPが60とかなり低い)の持ち主で、他の主人公と比べた時にアドバンテージの少ないトウマのサブパイロットにならないのが本当に残念。なお、雷鳳のパイロットの際、彼女の姓が「タカミネ」になっているという誤植がゲーム中に存在する。また、雷鳳、大雷鳳両方共一回ずつトウマと共に乗り込むシナリオがあるのだが、サブパイロットにならない。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- OG設定でゲスト出演。アクセルのユニットクエストにNPCとして登場。
OGシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- OGシリーズ初登場。カオルの真意を知らないままジンライの調整に携わっていた。後にジンライの所業を知ってからはカオルと袂を分かち、鋼龍戦隊に加わってジンライの改修にも協力した。ソフィア・ネートやエリ・アンザイのような物静かな研究者肌の性格になっており、ほとんど笑顔もない。『第3次α』からかなり性格が変わったキャラといえる。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 本作では大人しめ。アキミ・アカツキとサリー・エーミルの交流を見て、異星人とのコミュニケーションがスムーズが上手くいくものだと感心している。ミナキもそう遠くないうちに交流を深めるだろうか。
パイロットステータス
能力値
元々技術者だけあってさすがに能力は低い。防御に至ってはバルキリー乗りレベルで、まともに戦闘は出来ない。足を引っ張るのは地形適応で、陸がB、後はCと劣悪極まりない。
精神コマンド
- 第3次α
- 祝福、必中、不屈、期待、補給、愛
- サポートとしては申し分ないラインナップ。超貴重な「補給」「期待」持ち。どちらかというとサブパイロット向きなのだが、それだけに惜しい、あまりに惜しい。またシナリオ上雷鳳、大雷鳳にトウマと共に搭乗するがその時はサブパイロットとして登録されない。
特殊技能
人間関係
- トウマ・カノウ
- 当初はトウマをデータ採取のサンプル対象としてしか見ていなかったが、彼の努力する姿と、その熱い心に胸を打たれた。
- カオル・トオミネ
- 父(OGでは養父)。ミナキ自身は父の負の部分を全く知らず、結果としてトウマを追い詰めてしまった。
- アルマナ・ティクヴァー
- ミナキに劣らずの世間知らずの天然であり、トウマと三角関係を演じる。
- クスハ・ミズハ
- 第3次αのスペシャルステージでは彼女から特製の栄養ドリンクのレシピを教えてもらうことに。
名台詞
第3次α
- 「そうです!あの中には多くの人々の生命を救う希望が収められているんです!」
(中略)「私の気持ちの問題ではありません!人々の幸せと地球の平和のためです!」 - 第1話。街が襲撃される中、コンテナを運び出そうとしてトウマに叱責されるが、どうしても運び出さなければならない理由を話し、トウマにコンテナの中身を託す。
- 「やった…やりましたよ、父様!父様と私が造った雷鳳がやったんです!雷鳳は地球を救うために戦うんです!」
- 同上。システムLIOHが起動し、瞬く間に敵機を撃墜した雷鳳を見届けて。この時は純粋に父を慕い、父の遺した雷鳳こそ希望と信じていたが、程なくして最悪な形で裏切られてしまう。
- 「どうなっているのよ…!?この3ヶ月、ロクに数値が伸びていないじゃない…!」
トウマ「俺だって努力している…!」
「意気込みだけじゃ駄目なのよ!結果が出なくては…!」
トウマ「…パイロットの俺のせいだって言いたいのか…?」
「父様のシステムLIOHは完璧だわ…。問題は見当たらない…」 - 第6話。雷鳳の成果を焦り、思い通りの数値を出せないトウマと衝突する。父と雷鳳を盲信するあまり「完璧」とまで言い張るが、そのシステムLIOHにはとんでもない欠陥が仕込まれており、それに気づいていたのは鉄也や凱といった第三者だけであった……。
- 序盤の彼女の負の側面が強調された場面で、これが結果的にトウマを追い詰めてしまう。
- 「いやああああああっ!!」
- 第9話。ミナキも知らないシステムLIOHのファイナルモードによって暴走した雷鳳を、ゼンガーが止むを得ず撃墜した際の絶叫。松来氏によるDVEとなっている。
- 「さようなら…。私はLIOHと共に父様にお別れを告げます…雷鳳は平和を守る者です…。あなたの野望の道具では…ないのです…そして、私も…」
- 第10話。システムLIOHの実態と父の本性を知ったミナキはシステムをカット、父と決別する。信じていた者に裏切られ、意気消沈していた所に再びトウマが現れる。今度こそは野望ではなく、希望の存在として雷鳳は再び戦場に立つのだった。
- 「みんな、街の人達を守るために戦っている…私だって出来ることをするわ!」
- 第34話。バラン・ドバンを追って不在のトウマに代わり、雷鳳で出撃する際に。
- 「トウマ…あなたを雷鳳のパイロットから外します」
「今のあなたに雷鳳は渡せません…」 - 同上シナリオエンドデモ。力に溺れ、バランに執着するトウマに失望し、とうとう彼を突き放してしまう。
- 「今のあなたなら託すことができる…雷鳳を遥かに超えるもの…ダイナミック・ライトニング・オーバーを」
トウマ「ダイナミック・ライトニング・オーバー…」
「戦って!あなたのその想いと共に!新たなる力で!」
トウマ「よし…!来ぉぉい!大!!雷!!鳳ぉぉぉッ!!!」 - 第35話。自分の心の弱さを認め、本心を打ち明けたトウマに対して、ミナキは新たなる力…大雷鳳を託す。
- トウマの台詞を含めて全てDVEとなっている。
迷台詞
- 「音声認識用のサウンドメモリーとそれと連動したスタータースイッチを」
「だって、こういうパーツって軍の規格品にないから自作するか市販のものを使うしかないから…」 - 『第3次α』第34話。トウマを連れて買い物に行く際、勝手に着いてきた面々に何を買うのかを聞かれて。さやかは化粧品や服にディスクと予想していたが、ルー曰く『女の子の買い物じゃない』品物とその理由に一同は面食らった。
搭乗機体・関連機体
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