偵察
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偵察は、精神コマンド、もしくはユニットコマンドのひとつ。
精神コマンド
指定した敵ユニット1機(もしくは1小隊全体)のデータを調査する精神コマンド。戦闘を行わずに敵の能力が分かる。一度かければ、マップ内でずっと有効。HP10万(シリーズによっては1万)以上のユニットのHPは?????と表示。一旦戦闘すれば敵ステータスも表示されるため、かつてはわざわざ偵察を使う価値は薄かったが、作品によって独自の仕様を付けられるようになり価値が上がっていった。
スキルエースシステムのある『スーパーロボット大戦GC』と『XO』では、精神エースを獲得するのに有効。出撃するたびに敵全部に偵察をかければ3・4回で精神エースを獲得可能。しかも、獲得後は偵察の消費SPは0になるため、実質かけ放題となる。
『スーパーロボット大戦COMPACT3』では「アナライズ」で同様の効果が得られる。
『V』では最初から敵情報を見る事が可能になった為、合わせてこの精神も廃止になった。
登場作品
- ほぼ全ての作品
- SP消費1(もしくは5)で上記効果が基本。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- シリーズ初登場。SP消費5。本作から未交戦の敵のステータスは閲覧できない仕様となり、それと同時に登場した。1万以上のHPの敵のHPも判明する。
- スーパーロボット大戦F(完結編)
- 初のSP消費1。1万以上のHPの場合、偵察してもHP欄が?????と表示され1万以下になるまで判明しないようになった。
- スーパーロボット大戦EX(PS版)
- シュウの章ではだれも覚えない。マサキの章、リューネの章クリア後前提なので初見機体はほとんどいないがある程度は敵機体の特徴を覚えておく必要がある。
- スーパーロボット大戦J以降の携帯機シリーズ
- SP消費5。偵察した敵の回避率を1ターン-10%。後述する『MX』の特殊コマンド版「偵察」の効果を一部継承した形と言える。中でも『J』や『W』ではテッカマンのようなサイズSSの敵が多数登場するため、「必中」を持たないパイロットにとって回避率-10%の効果は地味に役立つ。
- スーパーロボット大戦Z
- SP消費1で固定。複数の敵小隊をまとめて指定可能。
- 第3次スーパーロボット大戦Z
- 『時獄篇』では強化システム、『天獄篇』ではZクリスタルで「全ての敵ユニットに自動的に偵察がかかる」効果を得られるため、序盤から死に精神と化す(ただし「精神統一」のトロフィー獲得の為に必要になる。とはいえ半分以上の母艦が持つので偵察だけないなんて状況はまず起きない)。
主な使用者
- メリー・キング
- テキサスマックのサブパイロット。彼女は良い精神コマンドを沢山持っているのだが、『F』では偵察を持っているパイロットが少ないのでなおさら役に立つ。
- ライト・ニューマン
- ドラグナー3型のパイロット。『GC(XO)』では序盤からいることもあり、真っ先に精神スキルエースにできる。
- ギリアム・イェーガー
- OGシリーズでは情報部所属だけに最初から持っている。
- ヴィレッタ・バディム
- 二重スパイだけに最初から持っている。OGシリーズでは偵察使いが極端に少なく、毎回習得するのは彼女とギリアムくらいしかいない。
- アーニャ・アールストレイム
- エースボーナスにより全ての敵に対して自動的に無消費で偵察を使用する。しかも増援の敵に対しても有効。いちいち使う必要性がなくなるのが大きい。
- ボルフォッグ
- 諜報ロボゆえに最初から持っている。
ユニットコマンド
『スーパーロボット大戦MX』に登場。指定した敵ユニット1機のデータを調査し、1ターンの間命中率を-10%、被クリティカル率を+20%させる。消費するものはないが、使用後は行動終了になるのが難点で使い所が難しい。強化パーツの「EWAC(弱)」を装備させれば、どのユニットでもコマンドが使用可能。
なお『MX』でも精神コマンド版の偵察は別に登場しているが、こちらには特殊効果はない。
主な使用ユニット
これらの機体が使用した際は専用のショートムービーが流れる。オプションモードのデモセレクトにも登録されるので、一度は見てセーブしておきたい。