雷龍
GBR-7 雷龍(Rairyu)
- 登場作品:勇者シリーズ
- 声優:山田真一
- 分類:AI搭載型ビークルロボット
- 形式番号:GBR-7
- 全高:20.5m
- 重量:230.0t
- 動力:GSライド
- 最大出力:340,000kw
- 装甲:レーザーコーティングスーパーG装甲
- 最高走行速度:325kmkm/h
- 最高飛行速度:M0.9
- 所属:中国軍⇒GGG⇒GGG中国
- 合体形態:撃龍神(風龍+雷龍)、幻竜神(氷竜+雷龍)
日本から齎されたGSライドと炎竜のデータに中国の独自改良を加えられ、中国科学院航空星際部で誕生した、軍事行動を主眼としたAI搭載型ビークルロボ。
やや斜めに構えた激情家で、口が悪い。一人称は「俺(おれ)」。
氷竜、炎竜から人命優先の行動パターンを学び、以後同型機の風龍とシンメトリカル・ドッキングすることで撃龍神となる。
ダンプカーから変形し、電撃を自在に操る能力を持つ。また、背部に備え付けられた電磁架台(デンジャンホー)を分離させ、サーフボード代わりにすることで飛行が可能。同時にミラーシールドよりも広範囲に防御できる。しかし、ベースとなった炎竜の着地下手の特性も受け継いでしまっている。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- 本作でようやく登場。龍兄弟の経験値・BPが共有(誰で戦っても皆成長するというシンメトリカルっぷり)、精神ポイントは合体後で別枠、揃って武器に異常ステータス属性付加など、出撃枠を多く消費する代償に様々な特殊システムを得た事で戦力の中核と成り得る存在になった。
- スーパーロボット大戦BX
- 音声初収録。本作では撃龍神としての運用になるため、味方ユニットとしては運用できない。登場は16話より。
- 原作と異なり、風龍と共に巨脚原種戦に合流するため、氷竜・炎竜とは和解済み。
装備・機能
武装・必殺武器
- 格闘
武装
- ヴァンレイ(ティガオ4)
- 指先から電撃を放射。
- 『W』では運動性低下の特殊効果を持つ。
- エレキガン
- 左脚に格納されている電撃銃。使用回数は少ない。
- 『W』では運動性低下の特殊効果を持つ。
- レイドゥーン(ティガオ2)
- 雷楯(レイドゥーン)からの放電攻撃。
- 『W』では運動性低下の特殊効果を持つ。風龍同様、飛行能力の1、静電気防壁の3は再現されていない。
合体攻撃
- 風龍・雷龍アサルト
- 風龍との合体攻撃。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
- W
- ひらめき、必中、気合、突撃、熱血、応援
- BX
- 必中、不屈、闘志、鉄壁、勇気
- 第46話「心」におけるスターガオガイガーのサブパイロットとしてのもの。最初は「風龍/雷龍」表記で、風龍が離脱しても使えるが、精神ポイントは共有。
特殊技能(特殊スキル)
パイロットBGM
- 「発進!」
- 『W』のデフォルトBGM。
人間関係
- ヤン・ロンリー
- 生みの親。当初は彼の命令に従い粛々と任務をこなす存在だったが、氷竜たちの熱き魂に心を打たれて勇者の心に目覚め、シンメトリカル・ドッキングに成功。その様を見て彼も考えを改めた。
- 風龍
- 双子の兄弟。
- 氷竜 炎竜
- 兄貴分。彼らから勇者の心を学んだ。
- 光竜 闇竜
- 妹分。『W』ではカズマの発言がきっかけで、彼女達を巡る史上空前の兄弟喧嘩が勃発しかけた。元ネタは短編ドラマCD「白と黒」から
他作品との人間関係
- バルザック・アシモフ
- 『W』における隊長その1。エリート街道驀進中の彼の部下であった時は上記のように任務優先の状態。後に勇者の心を学んだ二人の前に、角がとれた状態で彼が帰ってきてからは腐れ縁的な関係に。
- ゼクス・マーキス
- 『W』における隊長その2。オービットベース防衛の際に彼の指揮下で戦う。その後も彼をウィンド隊長と呼び、慕う。
- キーン・キッス
- 『BX』にて地上界への浮上直後、人革連領内にて接触の際に彼らを「不明機」として排除しようとした模様。再会時に謝罪するも、その後、意地悪を言われる。
名台詞
- 「組織変換(ズージィージャオファン)!」
- 変形時の掛け声。中国語で「システムチェンジ」の事。
- 「自分達は指揮系統から逸脱した指令を受領することは出来ない」
- Number.35より。「原種への攻撃を優先したために、観光客が原種に捕まったこと」の炎竜の叱責を意にも解さず受け流す。口調も抑揚がなく、雷龍らは命令を聞くだけの機械と言う印象を受ける。
- 「俺達に与えられた戦術目的の第一位は敵の撃破。そして第二位が自己の防衛だ」
風龍「そうだ、なのにあいつらは・・・(回想)僕達を守って、身代わりに傷ついた・・・」
「ああ…、理解不能…だな」 - Number.36より。格納庫にて待機中の会話より。ZX-05(脊椎原種)の攻撃から、自分達を庇って傷ついた氷竜・炎竜のあり方を見て、理解不可能と言いつつも考えが揺らぎ始める。
- 「敵の殲滅より人命尊重じゃあねえのか?」
- Number.39より。オービットベース内に現れた原種撃退を火麻に命じられるが、人間と融合した肋骨原種と肝臓原種の前に攻撃を躊躇する。
- 「諦めるなんて言葉はメモリーから消去してあるぜ!!」
- Number43にてプログラムが異なる者同士のシンメトリカルドッキングの危険性に戸惑う雷龍だが、氷竜にGGG憲章第5条125項を問われ「GGG隊員は如何にこんな状況であろうとも、決してあきらめてはならない」という項目を思い出し、意を決した際の台詞。『BX』では一連の会話がDVEで再現される。
迷台詞
- 「あぁ、俺が可愛くないってか? 黄色くて、ビリビリ電撃を放つ奴といえば、世間じゃ人気者なんだチュウ」
- 短編ドラマCD「白と黒」より、炎竜に光竜、闇竜を「お前みたいなゴツい奴と一緒にするな」と言われた際の反論。周囲からは引かれていた。
- 元ネタは任天堂の某ゲーム作品の電気ネズミである。