「ヒビキ・カミシロ」の版間の差分

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無愛想でクールな雰囲気をまとっており、自らの目的の遂行のためなら全てを捨てる覚悟を秘めている。それなりに周囲とコミュニケーションを取る事は出来る為「人嫌い」というわけではないが、心の奥底では他人と距離を置いている。<br/>
 
無愛想でクールな雰囲気をまとっており、自らの目的の遂行のためなら全てを捨てる覚悟を秘めている。それなりに周囲とコミュニケーションを取る事は出来る為「人嫌い」というわけではないが、心の奥底では他人と距離を置いている。<br/>
 
幼少の頃に両親が離婚し、母方に預けられるも母と死別したことから父と共に暮らすようになり、父と共にビーストハンター(並行世界の害獣の駆除)として活動していた経緯を持つ。しかし、物語開始前においてその父と姉を亡くしてしまう。<br/>
 
幼少の頃に両親が離婚し、母方に預けられるも母と死別したことから父と共に暮らすようになり、父と共にビーストハンター(並行世界の害獣の駆除)として活動していた経緯を持つ。しかし、物語開始前においてその父と姉を亡くしてしまう。<br/>
退役軍人であった父の教育の賜物でジークンドーを扱う他、トラップの敷設を初めとしたサバイバル技術や野草の知識に長けており、特にトラップに関しては相良宗介に感付かれないように設置する程の腕前を持つ。反面パイロットとしての腕前は(物語の開始時点では)高いものとは言えず、[[FB隊員]]との実力差に愕然としている。
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退役軍人であった父より教わったジークンドーを扱う他、トラップの敷設や野草の知識といったサバイバル技能に長けており、特にトラップに関しては相良宗介に感付かれないように設置する程の腕前を持つ。反面パイロットとしての腕前は(物語の開始時点では)高いものとは言い難く、[[FB隊員]]との実力差に愕然としている。また妙な厄介事に巻き込まれることが多く、ジョニーによってエイーダ派に傾きかけるほどまで洗脳されかけるなど、このようなエピソードに事欠かない。
  
その一方で妙に厄介事に巻き込まれることが多く、ジョニーによってエイーダ派に傾きかけるほどまで洗脳されかけるなど、このようなエピソードに事欠かない。
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前述の通り、基本冷静な性格であるが年相応の青少年であるため、鈴音が露出度の高い服装を着た際には頭を抱えたり、ヒイロが「負けたらかなめが大変なことになる(意訳)」と聞いた際は'''あらぬ方向に想像してしまい'''鈴音に怒られる一幕があった。
  
前述の通り、冷静な人間であるが年頃の男の子であるため、鈴音が露出度の高い服装を着た際には頭を抱えたり、ヒイロが「負けたらかなめが大変なことになる(意訳)」と聞いた際は'''あらぬ方向に想像してしまい'''鈴音に怒られる一幕があった。
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オカルトへの造詣が深く、[[ミスリル]]の[[トゥアハー・デ・ダナン]]の名前を聞き名称の引用元をすぐに言い当てた他、[[ブロッケン伯爵]]をデュラハンと例えるなどその知識は豊富。[[UN]]の匿名掲示板にも時折書き込みをしており、その際のハンドルネームは「ナイト」。
  
オカルトを趣味とし、[[ミスリル]]の[[トゥアハー・デ・ダナン]]の名前を聞き名称の引用元をすぐに言い当てた他、[[ブロッケン伯爵]]をデュラハンと例えるなどそちら方面の知識が豊富。匿名掲示板にも時折書き込みをしており、その際のハンドルネームは「ナイト」。
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<!--父と姉を亡くしたのは過去に次元震に巻き込まれたことが原因だが、これを引き起こした「テンシ」なる存在を仇敵として追っている。この「テンシ」に接触した者は、「血塗られた目」と呼ばれる眼球が真っ赤に染まる現象を引き起こし、恐怖以外の感情が完全に破壊される(次元境界線の変動と症状が連動していることから「[[黒の英知]]」を見ていると思われる)が、ヒビキの場合は意識が朦朧としている時に一瞬目撃しただけであったためその影響は片目のみであり、また正気も保てている。
 
 
<!--父と姉を亡くしたのは過去に次元震に巻き込まれたことが原因だが、これを引き起こした「テンシ」なる存在を仇敵として追っている。この「テンシ」に接触した者は、「血塗られた目」と呼ばれる眼球が真っ赤に染まる現象を引き起こし、恐怖以外の感情が完全に破壊される(次元境界線の変動と症状が連動していることから「[[黒の英知]]」を見ていると思われる)が、ヒビキの場合は意識が朦朧としている時に一瞬目撃したのみであるため、片目のみの上に正気を保っている。
 
  
 
この関係から内面には「テンシに対する恐怖とそれに対する怒り」という相反する感情が渦巻いており、真実に近づくにつれてそれは「運命に屈する絶望と運命に抗う希望」へと変質、「いがみ合う双子」の所持者としての資格を得る。
 
この関係から内面には「テンシに対する恐怖とそれに対する怒り」という相反する感情が渦巻いており、真実に近づくにつれてそれは「運命に屈する絶望と運命に抗う希望」へと変質、「いがみ合う双子」の所持者としての資格を得る。

2014年4月19日 (土) 15:39時点における版

ヒビキ・カミシロ(Hibiki Kamishiro)

東京の研究学園都市の陣代高校に転校してきた少年。ちなみに帰国子女で戦闘時には英語の熟語を多用する。
偶然、遭遇した人型機動兵器「ジェニオン」に搭乗する事になり、その事件を契機に並行世界間で活動する企業「DEMコーポレーション」のエージェント「AG」の依頼を受け、自らの目的のために同機のテストパイロットとなる。

人物

無愛想でクールな雰囲気をまとっており、自らの目的の遂行のためなら全てを捨てる覚悟を秘めている。それなりに周囲とコミュニケーションを取る事は出来る為「人嫌い」というわけではないが、心の奥底では他人と距離を置いている。
幼少の頃に両親が離婚し、母方に預けられるも母と死別したことから父と共に暮らすようになり、父と共にビーストハンター(並行世界の害獣の駆除)として活動していた経緯を持つ。しかし、物語開始前においてその父と姉を亡くしてしまう。
退役軍人であった父より教わったジークンドーを扱う他、トラップの敷設や野草の知識といったサバイバル技能に長けており、特にトラップに関しては相良宗介に感付かれないように設置する程の腕前を持つ。反面パイロットとしての腕前は(物語の開始時点では)高いものとは言い難く、FB隊員との実力差に愕然としている。また妙な厄介事に巻き込まれることが多く、ジョニーによってエイーダ派に傾きかけるほどまで洗脳されかけるなど、このようなエピソードに事欠かない。

前述の通り、基本冷静な性格であるが年相応の青少年であるため、鈴音が露出度の高い服装を着た際には頭を抱えたり、ヒイロが「負けたらかなめが大変なことになる(意訳)」と聞いた際はあらぬ方向に想像してしまい鈴音に怒られる一幕があった。

オカルトへの造詣が深く、ミスリルトゥアハー・デ・ダナンの名前を聞き名称の引用元をすぐに言い当てた他、ブロッケン伯爵をデュラハンと例えるなどその知識は豊富。UNの匿名掲示板にも時折書き込みをしており、その際のハンドルネームは「ナイト」。


登場作品と役柄

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初登場作品。担当声優の村上龍氏はこれまで一般兵役としてスパロボに何作品か参加しており、ネームドキャラを演じるのは今回が初。

人間関係

西条涼音
自らが通う学校の教師。後にパートナーとなるが、ストレスに起因する二面性には面食らっている。
AG
ジェニオンを受け渡したDEMのエージェントロボ。
柏葉真紀
同様の境遇におかれてシンヤ達が入院している病院の看護師。交際中だがジェニオンのことは明かしていない。

版権作品との人間関係

千鳥かなめ
クラスメイトで隣の席同士。彼女から宗介のお目付け役を言い渡されている。
相良宗介
陣代高校で初めて出来た友達。シナリオ終盤で「お前と友達になれて良かった」と語っている。
掛け合いも豊富で当初から良く絡む。ヒビキも人付き合いが上手いほうではないが宗介よりはまともなため、かなめとは違う方向から宗介のフォローを担当する。彼からの評価は「野戦は一流だが機動兵器の操縦は素人レベル」。
早乙女アルト
彼とも多く絡む。尾行された際の仕返しとして、彼を尾行した事もあった。
ジョニー・バーネット
8話終了後のDLCミッションでは、エイーダ派に洗脳される寸前まで持っていかれている(スパロボシリーズの迷台詞参照)。

名台詞

「部活仲間をやらせるか!」
ボランティア部のメンバーを援護防御した際の台詞。
「! 何なんだ、ここは……俺は時空震動に巻き込まれたのか……!?」
「俺は……ここで死ぬのか……何も知らずに、何もできずに……」
「嫌だ! 俺は……ッ!」
1話「禁忌という名の希望」にて、デイモーンの攻撃を受けて気を失った際に。どことも知れぬ廃墟の中、絶望しかけた心が燃える。瞬間……。
「何だ、あれは……頭に何かが流れ込んでくる!?」
漆黒のマトリクスに接触した刹那、ヒビキの脳裏に何かが走る。
「わかる……わかるぞ……あいつが来る……」
「そうだ……ここに来い……」
「俺にお前の力を貸せッ!!」
突き動かされるままの叫び、それに応えて亜空から現れたのは青い機影―――ジェニオン

迷台詞

「マジかよ…」
スズネがジェニオンに搭乗した際、露出度の高いスーツを着ていた事に対して。
宗介「…その話のどこに泣ける要素がある?」
ヒビキ「いや、そうでもない…。俺はクルツさんの情けなさに涙が出そうになった」
スズネ「私も…」
ボーナスシナリオ「転機」にて、キリコをスカウトした際の経緯を聞いて。
「宗介の奇行を止めるのもみんなで協力して出来るんだな…!」
ボランティア部結成の知らせに際して。相当苦労していたようだ。
「チュッ♥チュッ♥チュッ♥チュッ♥………」
ボーナスシナリオ「さよなら、アイドル」で、ジョニーによってエイーダの魅力を理解させる為に、彼女のアイドル時代の映像を椅子に縛り付けられた状態で延々と見せられ、次第に朔哉曰く「死んだ魚状態」(顔グラも目が半ば死んでる)になり、その後チームDミスリルに誘われた経緯を話している間も放置されて、気が付いた時にはこのリアクション。
この時のヒビキは白目を剥いた状態であり、もはや廃人同然である…この後どうやって元に戻ったのかは不明。
「要するにモテない男の逆恨みか…」
第17話でかなめと空手同好会の因縁を聞いて。バッサリと切り捨て過ぎである(そしてかなめからも言われてしまう)。

パイロットBGM

「瞳の中の明日」
専用曲。イベント用のダウナーアレンジ「心の底の昨日」が用意されている。

搭乗機体

ジェニオン
愛機。偶然から乗り込んで以来相棒として幾多の戦場を潜り抜けていくことになる。……が、そもそもの出会い自体偶然なのかどうかが不透明。

余談

担当声優の村上龍氏と同名の小説家が存在するが、当然ながら同姓同名の別人である。