「Xエステバリス」の版間の差分
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2022年9月23日 (金) 13:40時点における版
Xエステバリス | |
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登場作品 | 機動戦艦ナデシコ |
初登場SRW | スーパーロボット大戦IMPACT |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | エステバリス |
生産形態 | 個人製作 |
動力 | 重力波ビーム |
開発者 | ウリバタケ・セイヤ |
パイロット | ムネタケ・サダアキ |
概要
ナデシコ整備班長のウリバタケ・セイヤが他のスタッフには秘密で独自開発したフレーム。通称「エクスバリス」。操縦者(?)となったムネタケ・サダアキは、終始「エステバエックス」と呼んでいた。なお、テストパイロットにはテンカワ・アキトが選抜されていた。
元々はウリバタケが半ば趣味で製作した機体であった。木連に関する最重要機密事項を知られた責任で降格されそうになったムネタケは、ウリバタケが作ったXエステバリスで復権を狙うも、本機に搭載されたグラビティ・ブラストに致命的な欠陥があったことから、開発は中断される。
その後、失意の中で自身にIFSを注射し、幻覚作用で錯乱したムネタケが、ゲキ・ガンガーのOPを歌いながら搭乗して出撃。友軍であるドッグ艦コスモスに向かって引鉄を引こうとするも、専用ジェネレーターが暴走を引き起こし、そのままムネタケと共に消滅した。
登場作品と操縦者
原作ではグラビティ・ブラストに欠陥があり、活躍面でも不遇な機体だったが、SRWでは欠点が改善された形で登場。乗り換えも可能で、原作を思えば総じて優遇された扱いだが、同作品の持ち味である合体攻撃とは相性が悪い。入手自体が隠し要素や他機との二択に絡みがちなど、一概に活躍させやすいとも言いにくい。また、一部作品では改修機であるため「Xエステバリス改」名義で参戦している。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 初登場作品。「Xエステバリス改」名義。シナリオの選択順次第で、ΖIIと二択で入手。P武器が存在せず、マップ兵器も使い辛く、ΖIIの方が総合的に便利であるため、ロボット大図鑑を100%にする目的以外ではスルーされることがほとんどである。
- しかし合体攻撃を持たず、「狙撃」や「集中」「幸運」を覚えてくれるアカツキ・ナガレを乗せれば割と活躍を見せてくれるので、アカツキ用エステバリスを無理に改造して使用し続けるくらいなら本機に乗せて投入した方がいい。エステバリス系では唯一乗り換えが自由なのも特徴で、個別のエステを改造するだけの資金が足りない時などは本機を使い回すのも一考。強化パーツは運動性を上げるものか、高性能レーダーがオススメ。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 原作と同じくウリバタケがこっそり作っていた。よりによってグレートゼオライマーと二択で入手となる。
- スーパーロボット大戦W
- 今回は無条件で入手出来るので、これまでの登場作品の中で一番優遇されているとも言える。グラビティ・ブラストの欠点はテッサが解決してくれたらしい。イベントでアキトが搭乗し、次マップから普通に使用可能だが、インターミッションで手動で乗り換えしないとそのままXエステバリスで出るので注意。
- 何の説明もないが第2部でも使用可能。入手できるタイミングからどうもナデシコBの格納庫に転がっていたようである。第2部ではアカツキの乗機は最弱クラスのエステバリスIIであるため迷わず乗り換えさせたくなるが、今度は同じく合体攻撃に加われず、かつデフォルトでヒット&アウェイ持ちのサブロウタが競合相手に。
- 一応、武装自体はクセが強いが攻撃力・射程共にそれなりで、かつ重力波アンテナを持っているのでEN切れを気にしなくても良いという利点もあるので、アンテナの有効圏内からの反撃での削り役や幸運持ちを乗せての稼ぎ役によい。
- スーパーロボット大戦BX
- 今回は終盤、木連軍との決戦後に原作通り錯乱状態のムネタケ・サダアキが乗り込みNPCとしてスポット参戦。ただし、イベントで欠陥が解消され爆発はせず、ムネタケは無事。その後欠陥機として解体されてしまうが、隠し要素の条件を満たすことでそのまま運用できる。
- 単体火力も高く宇宙適性等性能も悪くないが、アカツキにも合体攻撃が実装された関係で乗り手が居ない事が最大の欠点である。せっかくムネタケにも戦闘台詞が収録されたのだから(といっても錯乱状態のだが)、そのまま本機のパイロットとして加入してくれたら良かったのだが……。
- どうしても使いたいのなら射撃の高いイズミ辺りを乗せるのが無難だが、合体攻撃を捨てるのなら「覚醒」のあるアキト、「狙撃」と「幸運」があるアカツキも相性は悪くない。出撃させるならパイロットにヒット&アウェイを修得させておきたい。
- ムネタケが乗っているNPCのユニットは無改造なので、てかげんを使って雑魚のHPを調整しないと反撃であっさりと落ちてしまう(登場時はPPなので変に雑魚を残しておかなければ問題はないレベルだが、フラグの関係上敵機体を最低でも1機は撃墜しないといけない)。更に重力波アンテナも機能していないため、イベントでENがどんどん減っていく事もあり、さっさとジャークサタンのHPを減らしてイベントの解除を行うべき。
単独作品
装備・機能
武装・必殺武器
- グラビティ・ブラスト / Xキャノン
- 本機の唯一の武装。機体上部と両腕のアンテナの間にエネルギーを集中し重力波を放つ。ウリバタケは「Xキャノン」と称していた。
- 劇中では欠陥がありエネルギーチャージ中に爆発してしまったが、SRWでは普通に使用可能。通常攻撃とマップ兵器の両方が存在。『W』ではアキト搭乗時とその他で発射前のモーションが違い、アキトは姿勢を低くして、それ以外は後ろに跳びあがってから放つ。『BX』ではXキャノン名義。
- 『BX』では前述の通り通常版がリアル系主役機必殺武器と同等の攻撃力を誇るが、武装がこれ単発の関係からか気力制限がない(かつては武装が一つしかないのに気力制限のある機体もいたのだが)。
特殊能力
- ディストーションフィールド
- 要・重力波ビーム / 重力波アンテナ
移動タイプ
サイズ
- S
機体ボーナス
機体BGM
- 「YOU GET TO BURNING」
- 「GO!エステバリス」
対決・名場面
- 「ありがとう…ガイ」
- 実はダイゴウジ・ガイが死亡した直因は、ムネタケに撃たれたことである。それも「とあるはずみ」といえる内容であり、それが心のどこかで引っかかっていた様で、死の間際に彼の魂(のようなもの)がゲキ・ガンガーに乗って勇気付けに来た。
- 信じていた連合軍の正義の実態、その行動ゆえにナデシコのクルーに味方は一人もいない、最後の希望のXエステバリスも駄目……と、既に限界を迎えていたムネタケは絶望の中で「エステバエックス」に乗り、グラビティ・ブラストのチャージで悲鳴を上げる機体の中で、確かに彼の傍にガイが駆け寄り、勇気付けた。そのときに「ありがとう…ガイ」とこぼしている。そして、ガイの幻はムネタケの手に自身の手を重ね、「ゲキガン・フレアー!」と叫び、そのまま自身のヒーロー「エステバエックス」と共にこの世から消滅した。
- なお、彼がゲキガンガーの歌を歌っていたのは、行動を起こす前に失意の中でゲキ・ガンガーを見ていたため。
- 『BX』にて初再現されたが、こちらではなんとザ・パワーの力を借りてガイの魂が本当に降臨。ムネタケを許し、ザ・パワーの力で機体の欠陥まで修復。さらにXキャノンで敵の罠を破って生還というスパロボ補正満載のイベントになっている。なお、同シナリオのタイトルは「銀河を繋ぐ歌声」で、歌姫達が歌う中、ムネタケもゲキガンガーの歌を歌いながら出撃するというコラボが行われている。
関連機体
- エステバリス
- 原型機
- ガンダムエックス
- 因縁の機体(後述)であり、ある種元ネタである。
- だが、今のところSRWで同時参戦したことはない(作品同士の同時参戦自体は『R』で実現しているが、Xエステバリスが登場しない)。
余談
- 『ナデシコ』でXエステバリスが登場する回(第17話)の脚本担当は『機動新世紀ガンダムX』の川崎ヒロユキ氏。氏は「どういった気持ちでガンダムを作っていたかが、この話を観れば分かる」と述べている(ただしあくまで“ 当時 ”の氏の見解であり現在の氏の見解よりもやや辛辣な内容ではある)。