「シオン・ザバ」の版間の差分
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:初登場作品。転生前の人物である[[ショウ・ザマ]]と初共演を果たすが、原作における両者の関係は活かされていない。シーン4から参戦。 | :初登場作品。転生前の人物である[[ショウ・ザマ]]と初共演を果たすが、原作における両者の関係は活かされていない。シーン4から参戦。 | ||
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2022年9月17日 (土) 20:30時点における版
シオン・ザバ | |
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登場作品 | |
声優 | 中原茂 |
デザイン | 幡池裕行 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦COMPACT3 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | コモン |
性別 | 男 |
出身 | バランバラン(アの国) |
シオン・ザバは『New Story of Aura Battler DUNBINE』の主人公。
概要
テレビアニメ『聖戦士ダンバイン』から700年後のバイストン・ウェルで、地上人ショウ・ザマがコモン人として転生した姿[1]である。
無愛想で生意気な性格をしており、バランバランで狩人をしていた。ショット・ウェポンが作ったオーラバトラー「サーバイン」を駆る。
ショウ・ザマと同じく顎に十字傷がある。ハチマキがトレードマーク。
登場作品と役柄
乗機であるサーバイン(と、そのライバル機のズワウス)は旧シリーズ以来参戦回数を重ねているのに比べ、シオン自身が登場することは少ない[2]…どころか、OVA設定版シルキー・マウより少ない有様。
「いるだけ参戦で機体はよく見る」という、スパロボでも稀なねじれた扱いを受け続けてきた原作を象徴する主人公キャラクターである。
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦
- シルキーが初登場した際に名前が出てくる。EDでシルキーもチャム・ファウと共に語り部になったとされている(つまりシルキーがいたバイストン・ウェルはタイムスリップやパラレルワールドによる別世界ではない可能性が高い)ので、本作の世界のバイストン・ウェルにはシオンがどこかにいる模様。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 初登場作品。転生前の人物であるショウ・ザマと初共演を果たすが、原作における両者の関係は活かされていない。シーン4から参戦。
- ショウに比べて回避が段違いに低い(格闘だけならばシオンの方が高い)が、本作のサーバインは高HP・高装甲での耐える運用を行った方が使い勝手が良い為、あまり苦にならない。また、熱血と高い格闘を活かしてダンバインやビルバインに乗り換える形で合体攻撃を中心としての運用も有効。この時は被弾率の高さを逆手に取って底力を養成するのも推奨される(サーバインでの運用時はHP回復がある為、底力の恩恵が得られにくい点には注意)。
- ちなみに、名前が「シオン・サバ」と誤記されている。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦X
- ショウとシルキーの中断メッセージやエンディングの中で、シルキーがシオンの事を示唆するような台詞を言う。
- スーパーロボット大戦T
- 『COMPACT3』から16年ぶりの登場となり、初の音声収録作品になった。
- 当初は聖戦士技能はなく、第32話で習得する。なお、シルキーはシオン専属のサブパイロットに設定されている。
- シナリオ上では転生前の自身であるショウや『魔法騎士レイアース』の面々と大きく絡む。レムル救出を最優先とし、地上界に対しても大した感情を持っていなかったが、聖戦士として覚醒してからは、レムル救出だけでなく、地上界及びバイストン・ウェルに仇なす者を討つために戦いへ身を投じていく。
- なお、公式サイト等ではヴェルビンに搭乗していたが、ヴェルビンのデフォルトパイロットはショウの上シオンではフルスペックを発揮できない(ハイパーオーラ斬りがショウ専用である為)。とは言えサーバインが十分強い為、運用上大きな問題にはならない。能力面の補完をすれば、サーバインとヴェルビンは双子機の様な扱いが可能となる。
- エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「命中アップ」。インタビュアーはラミィ。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2019年9月のイベント「目覚め」期間限定参戦。
- スーパーロボット大戦DD
- 1章Part8より参戦。
脚注
パイロットステータス
能力値
格闘が非常に高い。しかし、他の能力は平凡。回避はショウよりも遥かに低いため耐える方向での運用に行きたいが、実は防御の値も高いわけではない。サーバインの性能を頼ろう。
『T』ではショウと比べて格闘・射撃・回避が5、技量が10低い。残る命中と防御は同じであり、ショウを一回り弱くした能力となっている。
精神コマンド
- COMPACT3
- 集中、加速、ひらめき、必中、熱血、気合
- 命中や回避に関する精神コマンドを豊富に習得する。攻撃に関する「熱血」「気合」も習得するが、習得レベルが高く物語終盤辺りからやっと使用可能となる。ただし、『COMPACT3』では修理や補給でレベル上げが可能なので、早期に習得させることもできる。
- T
- 集中、直感、気合、加速、気迫、魂
- ショウと同じ構成だが、ショウよりも習得レベルが遅く、集中の消費SPが5多い。
- X-Ω
- 集中、直感、魂
特殊技能(特殊スキル)
- COMPACT3
- 聖戦士、防御
- 流石ショウの転生後のためか、聖戦士レベルの伸びは良い。回避力を補うための底力、見切りの修得も視野に入る。
- T
- 聖戦士、オーラ力L9、サイズ差補正無視L2
- 聖戦士は第32話までは「???????」表記で、この時はオーラ力がL7までしか上がらない。
- DD
- 聖戦士(シオン)
- 敵ユニットのアクション時、全ての攻撃の与ダメージ、回避率が増加する。
- オーラ力(シオン)
- 防御力が増加する。気力130以上のとき、ステージ中一度だけ「鉄壁」(レベルが上がると「奮起」も追加)がかかる。
エースボーナス
- 特殊スキル「聖戦士」による気力上昇が5、与ダメージ1.2倍。
- 『T』で採用。こちらもショウと同一。
- ちなみに、説明文では聖戦士技能の強化と捉えられるが、実際には「聖戦士での気力+3」に加えて、別途「気力+2」が追加されている。そのため、聖戦士の解禁前から毎ターン気力+2の効果を受けられる。
人間関係
- シルキー・マウ
- 森で捕まえたのが切っ掛けで、シオンと行動を共にするようになる。
- レムル・ジルフィード
- シオンをサーバインの元に導く。
- ラバーン・ザラマンド
- 宿敵。バーン・バニングスが転生した姿。
他作品との人間関係
- ショウ・ザマ
- シオンの前世となる人物。『COMPACT3』『T』では、時空も越えて共演した。
- 『T』では魂を同じとする存在故か彼に反発する場面が多く見られたが、中盤において自身がショウの転生した存在である事を知ってからは反発は見られなくなる。
- マーベル・フローズン
- シオンにとって前世の想い人。
- 『T』では、ショウと同じ魂を持つゆえか、プリシラを独特の哲学で諭すだけでなく、恋の手ほどきまでしてみせた彼女の魅力的な姿にレムルと共に見とれてしまい、その事をレムルやシルキーにからかわれるなど、(好意なのかは不明だが)彼女に気がある様子を見せている。
- 獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風
- 『T』にて共演。セフィーロへと導かれた直後の彼女たちの危機を救い、以降は絡みが多い。
- ボーナスシナリオ「魔法騎士と聖戦士」では彼女たちの言葉で己の考えを改める。
名台詞
- 「さあね。森の中で独りで獲物を追ってると、人恋しくなる時だってあるんだ」
- 第1話より。シルキーを捕まえた理由をバランバランの長老に詰問されての返答。
- 「売り飛ばすのか?」という問いも軽くいなしており、ラバーン軍がバランバランを攻撃するや逃がそうとした所を見るに、ただ寂しさを感じて連れてきたという事だろうか。
- 「どうしたんだ…? 動いたのか? 動いたんだな!?」
- ラバーンがバランバランを攻め落とした後、捕えられて名も無き赤いオーラバトラーに乗せられて。
- 先に乗せられた者が装置に適応できず死亡するのを目の当たりにしていたシオンは戸惑いながらも生還し、聖戦士として認められる事になる。
- 「動いた…動いたぞ、コイツ!」
- レムルと共にラバーン城から脱出し帰還後、ラバーンのズワウスを迎え撃つべくサーバインに初めて乗り込んだ時の台詞。
- あの白い機体に搭乗する某人物を想起させる台詞である。
- 「…感じる、感じるぞ! 俺のオーラバトラー!!」
- 動かせるとはいえ、バランバランの秘宝をすでに自分のもの扱いかとも思われるが、あるいはサーバインが自分の手足が動いているように感じるような代物だということなのかもしれない。
- ギー「待たれよ聖戦士どの! 我らをお見捨てになるおつもりか!?」
「ああ、気の毒だがお見捨てになるつもりだ」 - 第2話より。聖戦士の帰還を待ちわびていた騎士団長ギー・ロズン(SRW未登場)に主君として迎え入れられそうになるが、彼の誘いを断り城から去ろうとして。
- 「またあいつか、ダニのようなヤツめ!」
- ギーの城に攻撃を仕掛けてきたラバーンと対決して。
- 「くそう、ラバーンめ…お前を倒してやるぞ…必ず倒してやる!」
- ラバーンの撃退には成功したがレムルを奪われてしまい、シオンは怒りを込めて叫ぶ。
- 「お前たちの欲望のせいで沢山の人が死んだ!」
ラバーン「私とて騙されていたのだ!」
「ならば、共に殺してやる!!」 - 第3話より。ショットに騙されて憤るラバーンに対して放った台詞。こちらはとある人物を思わせる台詞である。
スパロボシリーズの名台詞
VXT三部作
- 「ちょ、ちょっと待てよ! 箱の中の絵が、どうして動くんだよ!?」
- 『T』第20話治安維持隊ルート「黒い野望」サイドプランシナリオより。キャリアクス内のコンピュータのモニターを見ての反応。
- バイストン・ウェル生まれのシオンにとってテレビ等は珍しかったらしく、海からは「いいわね! シオンのベタな反応!」とからかわれる。
- プレイヤーによっては『第4次』のガラリアを思い出すだろう。
搭乗機体
余談
- 今日では定番となっている「異世界転生もの」の主人公の先駆けとして例えられる事も有る。
- ただし、それらの主人公は前世の記憶を覚えているか途中で思い出す事がほとんどであり、自身の前世を終始知らないまま物語を終えたシオンは珍しい部類と言える。