「エイス・ゴッツォ」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
67行目: 67行目:
 
;「不要になったオモチャを処分するだけだ」
 
;「不要になったオモチャを処分するだけだ」
 
:抹殺指令が下された事で、それまでの片言で喋る演技を廃し、流暢かつ冷酷にハザルへ真実を告げる。
 
:抹殺指令が下された事で、それまでの片言で喋る演技を廃し、流暢かつ冷酷にハザルへ真実を告げる。
;「見苦しいぞ。お前が失敗作であることは既に証明された」<br />「ヴァイクランから降りろ。その機体は俺のものだ」
+
;「違うな、姫様。俺とこいつ…どちらがオリジナルというものでもない。俺達は閣下の手によって作られたハイブリッドヒューマン・モデルPDだからな」
 +
:自身とハザルの正体を明かす場面。
 +
;「この事は閣下の友人であるお前も知らないことだろう。閣下は来る日に備え自分の意のままに動く戦力を作り上げようとした…。そのプロジェクトの一つが霊帝ルアフに対抗するための人工サイコドライバーだ」
 +
:シヴァーがハザルとエイスを作った理由。
 +
;「そうだ。並行して銀河の各所から素質を持った人間を集めたりもしたが…、最終的には閣下が作り出した人工サイコドライバーが最も優秀だったのさ」
 +
:シヴァーがルアフに対抗するため、試行錯誤の末に人工サイコドライバーの開発に成功したことが判明。
 +
;「お前はそういう風に育てられたモデルだっただけだ」
 +
:「シヴァーの息子」と言い続けるハザルに対して放った一言。
 +
;「ああ、そうだ。そいつには人間らしい感情という奴を植えつけてみたかったらしい。そして、俺はその下らない茶番を横から観察させられることで…、情愛というものの馬鹿らしさと非生産性を知り、機械的に任務をこなすことを仕込まれた」
 +
:シヴァーがルリアをハザルの遊び相手に付けた理由と自身が戦闘兵器として育てられたことを明かし、感情を持つことに対して馬鹿らしく感じていた。
 +
;「見苦しいぞ。お前が失敗作であることは既に証明された」<br />「ヴァイクランから降りろ。その機体は俺のものだ」<br />「…消えろ」
 
:ハザルが敗れ、エイスがハザルを追い落とす場面。
 
:ハザルが敗れ、エイスがハザルを追い落とす場面。
 
;「感情の無い俺に恐怖など無縁だ。もっとも、恐怖を与える事は出来るがな」
 
;「感情の無い俺に恐怖など無縁だ。もっとも、恐怖を与える事は出来るがな」

2022年7月23日 (土) 13:44時点における版

エイス・ゴッツォ
外国語表記 Ace Gozzo
登場作品

バンプレストオリジナル

デザイン 河野さち子
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 バルマー星人ハイブリッド・ヒューマン
性別
年齢 20歳代
所属 ゼ・バルマリィ帝国
役職 ゼ・バルマリィ帝国辺境銀河方面監察軍副司令官
テンプレートを表示

エイス・ゴッツォは『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』の登場人物。

概要

地球侵攻作戦におけるゼ・バルマリィ帝国の総司令官、ハザル・ゴッツォの副官。ハザルが表向きの司令官だが、彼の場合は裏方というべき存在。

寡黙な人物で一言もしゃべることはない。さらに火傷の痕を隠すという理由でゴッツォ家の仮面を常に付けており、表情を窺い知ることも出来ない。バルシェムの調整をシヴァー・ゴッツォに任され、シヴァーの依頼も彼から伝わる。よって事実上のリーダーであり、シヴァーの意思は全てエイスによって語られる。

基本的な役目はディバリウムによる偵察と、科学分野。しかし、ハザルがαナンバーズに敗れると、主の能力を見限り、自身がエイスと同じく作られた存在であることを明かす。その素顔もまたハザルと同じ顔であった。そしてハザルを用済みと見て殺害。乗機ヴァイクランと司令としての地位をハザルから取り上げた。自分は人形のように機械的に任務遂行のため生み出された存在で、ハザルが人間の感情を植え付けらている側を観察することで、感情そのものを否定して自己を成り立つことをシヴァーに教えられた。そしてバルマー星におけるαナンバーズとの対決では、シヴァーの時間稼ぎのため立ちふさがり、最期まで人形のまま感情のないエイスはそのまま死亡した。

「エイス」とは古典ギリシャ語で”1“を指す。

登場作品と役柄

αシリーズ

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
ハザルの副官だが、能力値を見るとハザルと同一であり、これを見て彼の正体が幾らか分った人もいるだろう。ディバリウムヴァイクラン搭乗時は手強い。寧ろマップ兵器のディバリウムとの組み合わせが最も強敵に感じるだろう。何度か、ハザルのヴァイクランの小隊員として配置される珍しい例もある。

パイロットステータス

能力値

ハザルと同一なので、基礎能力は高い。技量値は同じ190台である。命中も初登場時のレベル20の段階でなんと240以上という脅威的な高さを誇る。これはラスボスクラスに匹敵する高さである。また、ゲーム中では念動力の成長がL8で止まってしまうが、実はL9まで成長するよう内部データには設定されている。

精神コマンド

第3次α
気迫熱血ド根性直感直撃

特殊技能

第3次α
念動力L9、底力L8、気力+(命中)見切り精神耐性援護攻撃L3/援護防御L3
ゲーム序盤はネタバレ防止のため、念動力が???扱いで未修得の状態。失敗作のハザルと違ってあまり意味の無い闘争心ではなく、実戦向きの見切りを習得している。念動力も前作に登場したニュータイプ軍団達と同様に凄まじい速度で成長していくが、ゲーム中ではL8で止まってしまう。これは念動力L9への成長がパイロットレベル70以上を要するため。ちなみに、ハザルの副官の時は援護防御を習得。エイス・ゴッツォとして正体が判明すると援護攻撃になる。

小隊長能力

命中率+20%、クリティカル率+20%
第3次α』で採用。最終命中率を常時+20%も得ている恐ろしい能力。彼の見切りも発動すれば、常時集中がかかっているのとほぼ同じ。さらにエイスは命中の能力も凄まじい高さを誇るので、初回プレイでは彼のディバリウムの猛攻を簡単に回避する事は非常に厳しいだろう。この時点では念動力は???扱いなので多少弱い状態なのが救い。

パイロットBGM

「CLOWN MASTER」
ディバリウムがMAP兵器を使用するとこのBGMになる。また、ヴァイクラン搭乗時のBGMもこれ。

人間関係

シヴァー・ゴッツォ
彼に作られた存在であり、シヴァーの分身として活動。
ハザル・ゴッツォ
副官だが、彼がリーダーであり、そのハザルの監視役。そして同一の存在。
キャリコ・マクレディ
上司はハザルであるが、依頼は主にエイスから言い渡される。お互いに立場を理解した協力者である。
リュウセイ・ダテ
エイスはハザルを見下したが、リュウセイは仇敵だったとは言え、父親のため必死に戦ったハザルを見下すことを許せなかった。

名台詞

「不要になったオモチャを処分するだけだ」
抹殺指令が下された事で、それまでの片言で喋る演技を廃し、流暢かつ冷酷にハザルへ真実を告げる。
「違うな、姫様。俺とこいつ…どちらがオリジナルというものでもない。俺達は閣下の手によって作られたハイブリッドヒューマン・モデルPDだからな」
自身とハザルの正体を明かす場面。
「この事は閣下の友人であるお前も知らないことだろう。閣下は来る日に備え自分の意のままに動く戦力を作り上げようとした…。そのプロジェクトの一つが霊帝ルアフに対抗するための人工サイコドライバーだ」
シヴァーがハザルとエイスを作った理由。
「そうだ。並行して銀河の各所から素質を持った人間を集めたりもしたが…、最終的には閣下が作り出した人工サイコドライバーが最も優秀だったのさ」
シヴァーがルアフに対抗するため、試行錯誤の末に人工サイコドライバーの開発に成功したことが判明。
「お前はそういう風に育てられたモデルだっただけだ」
「シヴァーの息子」と言い続けるハザルに対して放った一言。
「ああ、そうだ。そいつには人間らしい感情という奴を植えつけてみたかったらしい。そして、俺はその下らない茶番を横から観察させられることで…、情愛というものの馬鹿らしさと非生産性を知り、機械的に任務をこなすことを仕込まれた」
シヴァーがルリアをハザルの遊び相手に付けた理由と自身が戦闘兵器として育てられたことを明かし、感情を持つことに対して馬鹿らしく感じていた。
「見苦しいぞ。お前が失敗作であることは既に証明された」
「ヴァイクランから降りろ。その機体は俺のものだ」
「…消えろ」
ハザルが敗れ、エイスがハザルを追い落とす場面。
「感情の無い俺に恐怖など無縁だ。もっとも、恐怖を与える事は出来るがな」
「ゲッターの恐ろしさを味わえ!」と吼える竜馬への無機質な返答。
「不幸だと? お前の価値観で物を語るのは止めろ」
エイスの境遇を「不幸」と表わすキラからの糾弾を一蹴した台詞。しかし、エイス自身もまた「感情など不要」という価値観で物を語っているのでお互い様と言える。
「俺は命令に従いお前達と戦った。そして、その任務に失敗したため生命活動を停止する…それだけの話だ」
「俺はハザルとは違う…。俺に感情などない…」
感情なく育てられたエイスの最期。この時、リュウセイはシヴァーの野望の犠牲となったエイスに対して沈痛な面持ちであった。

搭乗機体

ディバリウム
ヴァイクラン

余談

  • エイス→エース。すなわちウルトラマンAの意。
  • ウルトラマンエースが戦った「超獣」は「ウルラマンZ」においてエース本人から「超獣は痛覚や恐怖の感情が存在しない生体兵器」と評しており、劇中のエイスの描写とほぼ当てはまっている。