「キャオス・レール」の版間の差分
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+ | '''キャオス・レール'''は『[[スーパーロボット大戦NEO]]』の登場人物。 | ||
== 概要 == | == 概要 == |
2018年8月4日 (土) 23:02時点における版
キャオス・レール | |
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登場作品 | |
声優 | 川村万梨阿 |
デザイン | 内山紳介 |
種族 | エルフ族 |
性別 | 女 |
年齢 | 346歳 |
出身 | アースティア |
所属 | エルンスト機関 |
役職 | エルンスト機関代表 |
キャオス・レールは『スーパーロボット大戦NEO』の登場人物。
概要
エルンスト機関の創始者にして、代表を務める女性。
「エルダー・スプリガン」と呼ばれる知識を蓄えることを行動原理とするエルフ族であり、本業は科学者。しかしその目的は、アースティアを襲う邪悪なる意志を持つ者、邪竜族やドン・ハルマゲといった存在からアースティアを守るという一点にのみあり、自身及びエルンスト機関の研究開発行動・戦力整備は対外的な脅威に備えることを第一に考えられている。
その信念は非常に固く、容易には揺るがない強固な意志を持つ。またそのような目的意識に裏打ちされた冷静さをも併せ持ち、部下を束ねる圧倒的なカリスマを醸し出している。エルンスト機関に所属する者同士の高い結束力は、世界を守るという機関の目的に加え、彼女個人に対する各人の忠誠心によって維持されている側面も大きく、直属の部下であるリバリスを始めとして絶大な信頼を寄せられている。
反面、彼女自身はアースティアを守るという目的に目を奪われ過ぎている面があり、敵対勢力の駆逐のためには手段を選ばない。そのため、DG細胞の制御を試みたり、またアイアンリーガーを拉致・DG細胞を植え付けることでアイアンソルジャーとして戦力に加えることを目論んだりと、「毒を以て毒を制す」ことも完全に必要悪と割り切っている。このため、ドモンやマグナムエースを始めとするイオニア一行とは、時には共闘こそすれ、基本的に相容れない状況にあった。
尤も、それらの方法を用いたことは、自身がその方向を悪に向かわせることなく完璧な制御を行えるという自信に裏打ちされてのことであったが、DG細胞は彼女の予想を上回る形で暴走、ウルタリア要塞を飲み込むまでに至ってしまう。更に、利用していたつもりであったアマネについても逆に自身の方が利用されていたことを知り、全てを悟りきったつもりでいた自身の過ちに打ちのめされることとなる。
しかし、ウルタリア要塞を失い、機関が事実上崩壊した後もエルンスト兵の彼女への高い忠誠心は失われることはなく、彼らに支えられる形でエルンスト機関本来の目的に再び取り組むことを決意。イオニア一行と和解した後はエルドギアを拠点としてアースティアの防衛に努め、全ての戦いが終わった後は部下と共に戦災復興へと尽力することとなった。
尚、彼女は前述の通りエルフ族であるため、年齢に反した抜群のプロポーションと妖艶な美貌を兼ね備えている。しかし実際のところは、自身の年齢をかなり気にしているらしく、歳に付いて触れる者には強烈な一撃をお見舞いしているようである。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦NEO
- エルンスト機関の創始者として、序盤から度々登場。一応敵対機関の長ということにはなるが、後半に差し掛かる頃には決着し、それ以降は味方として力を貸してくれる。一応パイロットとしても登場するが、本業は研究者であるゆえ、能力値に見るべきところは特にない。
人間関係
- リバリス・ムイラブ
- エルンスト兵を束ねる戦闘隊長。失敗の多い彼ではあるが、彼に対する信頼は厚い。また、彼からも絶対の忠誠を捧げられている。
- アマネ(ラルヴァ)
- アースティア防衛の戦力充実のため、彼が危険であることを知りつつ敢えて協力関係を築く。しかし実際のところは、彼女が彼の思惑に乗せられる形になってしまっており、シグニクスの完成と共に彼に見限られてしまう。
- シャーリィ・ルノイエ、ブラス・ルノイエ
- エルンスト機関の実行している手段を受け入れられず、かつてエルンスト機関から離反した。
版権作品との人間関係
- ドモン・カッシュ
- DG細胞を制御・平和利用することへの自信を覗かせる彼女に対し、その危険性を訴えた。
- マグナムエース
- 平和維持という彼女の基本姿勢には理解を示すものの、ドモン同様その手段において相容れず、彼女と対決する道を選ぶことになる。
名台詞
- 「敵はあまりに強大です。あなた方はそれを知りません」
「たとえ、あなたの言う通りになるとしてもまずはアースティアを守ることが最優先です」
「このままでは飢えて死ぬという時に、ようやく手に入れた果物の虫食いを気にする人がいるでしょうか?」 - 『NEO』第30話「決戦!飛行要塞ウルタリア」DG細胞やアイアンソルジャーを用いて勝利しても滅亡は防げるが真に平和が訪れるとはいえないと非難するイズミへの反論。
- 彼女の信条は、この台詞に集約されていると言える。尤も、DG細胞は虫食いどころか口にするだけでも危険な猛毒の果実だったのだが……。
搭乗機体・関連機体
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