「グロフィス・ラクレイン」の版間の差分

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:雇われた上司。彼の扱いについてはシリーズで異なる。
 
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:ゼブと共に顔見知りの親友。
 
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2013年2月11日 (月) 01:22時点における版

グロフィス・ラクレイン(Glofis Raclayne)

通称は「ロフ」。セティゼブと共にゲスト三将軍と呼ばれ、そのリーダー格。

元々は名門エリート出の軍人で、士官学校を首席で卒業した。しかし、ロフはそんな環境を嫌って家を飛び出し、敢えて傭兵として入隊した、という過去を持つ。しかしながらその優秀な能力により軍内において地位を獲得、傭兵であるにも関わらず実質的に将軍クラスの扱いを受けており、部隊指揮を任されている。

性格は情に篤く、部下の面倒見が良く慕われている。普段は厳しさを前面に押し出しているが、酒が入ると陽気になる一面も持つ。セティとは親同士が決めた婚約相手であるが、前述の家出の関係で婚約は破棄状態となっている。しかしながら彼女に対する恋心は消えておらず、ゼブの後押しを受けて最終的に関係を修復した。

ゲスト三将軍に共通することだが、分別のある性格で悪意を感じさせない。あくまで自軍と対戦したのは成り行きであり、原因は上司のゼゼーナンにあるのであって彼らに非があるわけではないため、行動次第では和解も可能。インスペクターの一部が地球人を見下していたのとは対照的である。

登場作品と役柄

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦
シリーズ初登場。セリフからも明らかに悪意を感じさせない憎めない敵。能力と乗機ライグ・ゲイオスの強さもあり、強敵である。シナリオ「アクシズに散る」では使い捨てにされ、ゼブとセティの増援もあり奮起するものの、最期は散る。しかしながらプレイヤーの間ではその死を悼む声が多数。
第4次スーパーロボット大戦S
その多数の声を受け、設定が肉付けされた。第1話「接触」で、ロンド・ベルに合流する主人公を助け出したことで因縁が生まれる。シナリオ「アクシズに散る」ではゼブ・セティ共々倒さないでおけばメキボスの説得を受けて撤退する。そして最終シナリオでは条件次第で主人公の説得に応じ、ゼブ、セティと共に撤退する。
スーパーロボット大戦F
今回は主人公との関わりはなし。専用機ゼイドラムで立ちふさがる。性格が「超強気」なので気軽に雑魚を倒すと必殺パンチが怖い。近寄らない限りは襲ってこないが、戦闘した後1ターンで撤退するので、ミノフスキークラフトが欲しければ総力戦を挑もう。
スーパーロボット大戦F完結編
後半戦に差し掛かると本格的に登場。交戦機会も増えるが、戦わずに撤退する局面が多い。特に「DCルート」では全く戦わずに済むことがある。そしてメキボスロンド・ベルに入る場合は、三将軍がゼゼーナンに反旗を翻し(DVE付きのイベント)、NPCとなる。最後にシャピロの残りのクローンシロッコの存在を知らせて、そのまま去る。対照的に「ポセイダルルート」では最後まで交戦し、和解しないまま死亡してしまう。彼らゲスト三将軍は一人でも倒される残りが精神コマンドを使ってくるので、互いの信頼の深さが図らずも確認できるが、余りにも悲しすぎる。一応、DCルートが正史ルートなのだろう。

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
ゲスト軍の本格登場により参戦。彼もまた声優が変更された。メキボスと鋼龍戦隊に見逃された後、ゼゼーナンの部隊に暗殺されそうになったが、シュウ一行に助けられ、結果的には三将軍全員ゼゼーナンに反旗を翻すきっかけとなった。姓をラクレインではなく本当の姓と思われるデルファルテと呼ばれるシーンがある。


パイロットBGM

「VIOLENT BATTLE」
ゾヴォーク陣営に共通するボスBGM。
「ジェノサイドマシーンII」
第2次OGでの戦闘BGM。もともとは第4次の基地マップでの敵ターン曲。三将軍の中で、何故か彼だけアレンジが違う。三将軍のリーダー格だからだろうか。またスポット参戦時は、地味にバイオロイド兵搭乗のライグ・ゲイオスより優先される。

人間関係

ジュスティヌ・シャフラワース
親同士が決めた婚約者であるが、彼から別れた。しかし、恋心は押し殺しただけで、捨ててはいない。
ゼブリーズ・フルシュワ
無二の親友。ロフとセティの関係修復に貢献するなど、情が深い。
テイニクェット・ゼゼーナン
雇われた上司。彼の扱いについてはシリーズで異なる。
メキボス・ボルクェーデ
ゼブと共に顔見知りの親友。
シュウ・シラカワ
第2次OGでは彼一行に救助される。

他作品との人間関係

第4次スーパーロボット大戦』の主人公
ロフの運命は主人公(プレイヤー)の行動に掛かっている。もしOGシリーズに登場となれば、その第4次の主人公であったイルムガルト・カザハラとの関係があるかもしれない。
キラー・ザ・ブッチャー
彼に支援していたが、協定を破り残虐行為を繰り返す彼を最終的には見捨てた。

名台詞

「たった一機に、よってたかってかかるとは、何事だ!」
「お前達DCとは、事を構えるつもりはなかったが…この状況で見て見ぬふりをするわけにもいかん。そこの君、助太刀させてもらうぞ!」
第4次Sの第1話「接触」での主人公との邂逅。
「…オレは門閥だけで一生の決まる、あの閉塞した社会が好きになれなかった。だからこうして、戦いの中に身をおいている」
第4次Sのシナリオ「アクシズに散る」で、メキボスに戦う理由を問われると、ロフは戦う理由を明かす。その後、ゼブとセティは彼に付き添い撤退する。その後破嵐万丈が三将軍が憎めない敵と認めるシーンがある。
「ふ…ふふふ。そうか、そういう事か…これがオレの求めていたきっかけだったと」
「メキボス、わかったよ。オレはこの仕事から降りる。今の言葉で目が覚めた。」
主人公やメキボスらに説得され、ゼゼーナンの醜態に最早ロフら三将軍が彼らと戦う理由はない。ロフらが戦いから手を引く場面。
「何? セティ、君なのか?」
F完結編、シナリオ「悲しみのカトル」におけるDVE。今まで組織内でも会うことが無かった二人が再会するシーン。その後のロフらの運命はこの後のルートで変わる。
「この戦いが終わったら俺は傭兵から足を洗おう。そして故郷へ帰る。セティ、俺についてきてくれるか?」
「セティ…俺は戦う事以外能のない男だが…それでよければ…その、俺と…」
「DCルート」シナリオ「激震の赤い大地」IMにて、セティへの告白。不器用なロフらしい言葉だが、セティは一緒についていくと答えた。その後ゼブから「は~い、そこまで」と戦いに臨むのだが…。第2次OGでは「激震の白い大地」でこの台詞が出るが、こちらはエンドデモ。一人蚊帳の外のゼブにも注目。
「…すまんな、ゼブ」
「DCルート」でロンド・ベルに協力し、ゼゼーナンを倒した後のゼブとの会話。何かと中心的存在なロフだが、実のところはゼブが上手く取り図っている。

搭乗機体

ゲイオス・グルード
ライグ・ゲイオス
ゼイドラム
専用機。かつては看板に偽りありな性能でプレイヤーを苦しめた。

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