「アタッド・シャムラン」の版間の差分

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:ゲーム本編のリュウセイ編のように惨めに取り乱すことも、『RoA』のように逆上することもなく、呆然とした表情を浮かべながら機体と共に果てた。
 
:ゲーム本編のリュウセイ編のように惨めに取り乱すことも、『RoA』のように逆上することもなく、呆然とした表情を浮かべながら機体と共に果てた。
 
;「う…嘘だ…」<br/>「嘘だ嘘だ嘘だっ!! あ…あたしはバルマー人…バルマー人だ!! あたしは木偶人形なんかじゃ…」
 
;「う…嘘だ…」<br/>「嘘だ嘘だ嘘だっ!! あ…あたしはバルマー人…バルマー人だ!! あたしは木偶人形なんかじゃ…」
:コミック版『OGDW』における最期。こちらはリュウセイに撃墜された時点で死亡しておらず、過去の記憶がフラッシュバックした後も自身の正体に気づかなかった。
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:コミック版『OGDW』における最期。こちらはリュウセイに撃墜された時点でまだ死亡しておらず、過去の記憶がフラッシュバックした後も自身の正体に気づかなかった。
 
:そして、深手を負いながらもネビーイームに帰還した後にイングラムから真相を告げられ、OG1のリュウセイ編と同様に錯乱した末にイングラムに射殺された。
 
:そして、深手を負いながらもネビーイームに帰還した後にイングラムから真相を告げられ、OG1のリュウセイ編と同様に錯乱した末にイングラムに射殺された。
 
:ちなみにこの時の彼女は全裸姿であった。
 
:ちなみにこの時の彼女は全裸姿であった。

2016年12月28日 (水) 00:31時点における版

概要

OGシリーズ」に登場する人物。エアロゲイターの地球侵攻に際し、エアロゲイター部隊の前線指揮を司った人物で、ネビーイームの管理者レビ・トーラーの副官格。

主に念動力による洗脳や人体改造の役目を担っており、カーウァイ・ラウテンザン・ナカジマを拉致しガルイン・メハベルゲーザ・ハガナーに改造した張本人である。自身も強い念動力を持ち、戦場ではその力を生かした「トラウマシャドー」等の特技(相手の心のトラウマを増幅させ、眼前に実体化させる一種の精神攻撃)で敵を翻弄する戦法を得意とする。

弱者に対して容赦のないサディスティックな面を持ち、また生粋のバルマー人としての誇り故に非常に傲慢な性格をしている。そのため、敵対種族である地球人や自身が改造を施したガルイン、ゲーザのみならず、純粋なバルマー人とは言えないイングラム・プリスケンヴィレッタ・バディムらをも見下している。

しかしその正体は、かつてレビの正体であるマイ・コバヤシと共に特脳研の被験者であった地球人「ジェニファー・フォンダ」(被験体サンプルナンバー04)であり、彼女はマイが起こした爆発事故の後に、マイと共にイングラムによってネビーイームに連れ去られ、ジュデッカによってアタッドという人格が与えられたのであった。

アタッドはヘブライ語でイバラ。シャムランは直訳だと保守派の人だが、原義的には守る人。

登場作品と役柄

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
敵として登場。リュウセイ編では、ネビーイームでの最終決戦に敗れ、命を繋ぎ止めるためズフィルード・クリスタルで復活を試みた際に、自身の正体についてのデータを目撃し、錯乱の中イングラムに用済みとして射殺される。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
音声が付いた。最期の瞬間、ジェニファー・フォンダの記憶を取り戻す描写があり、一番マシな最期を迎えた作品であるかもしれない。
スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ Record of ATX
今回はSRXのT-LINKシステムに引き寄せられる形でジェニファー・フォンダとしての記憶がフラッシュバックするが、それを否定しようとしたところで背後からヴィレッタにトドメをさされてしまった。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

OGs
偵察感応ひらめき熱血加速再動、ツイン:かく乱

特殊技能(特殊スキル)

OGs
念動力L7援護攻撃L4援護防御L4指揮官L3カウンターL4SP回復

エースボーナス

「回避率+10%」「クリティカル発生率+20%」
OGsで採用。

パイロットBGM

「THE ARROW OF DESTINY」
エアロゲイター幹部系で流れるBGM。

人間関係

レビ・トーラー
ネビーイームの支配者。共に自らを生粋のバルマー人と信じ込んでいた。
イングラム・プリスケン
アタッドは彼を人造人間として見下していたが、実際には利用される存在であった。
ヴィレッタ・バディム
イングラムの副官。彼女のことも人造人間として見下していた。「Record of ATX」では彼女の手でトドメを刺された。
ガルイン・メハベルゲーザ・ハガナー
それぞれカーウァイ・ラウテンザン・ナカジマを母体に改造を施した。
エクセレン・ブロウニング
『OG1』キョウスケ編では彼女を拉致し調査するが、既に未知の存在(アインスト)の手が加えられていることに気付く。
カール・シュトレーゼマンレンジ・イスルギ
EOT特別審議会のメンバー。
『RoA』ではヴィレッタの代わりにアタッドが彼らに引導を渡した。

名台詞

「う、嘘だろ…!? それじゃ、あたしもガルインやゲーザと同じで…?」
「う、嘘だ…! あたしはアタッド・シャムランだ…」
「生粋のバルマー人だ!」
OG1のリュウセイ編の第40話にて、イングラムから自身の正体を告げられた時の台詞。直後に用済みとしてイングラムに射殺された。
自身の正体が今まで見下していた存在と同じものに過ぎなかった事実を信じられずに動揺する姿はのちの第3次αに登場したハザル・ゴッツォを彷彿させる。
「おばさまと呼ぶんじゃないよ!」
OG1のキョウスケ編の第38話より。エクセレンとの戦闘前会話で彼女から「おばさま」と挑発された時の反応。
もとより残忍な性格の彼女だが、この手の人物のお約束というのか、年増扱いされた事に対しては怒気を押さえ切れなかった様子。
「あ…あたしは地球人…」
『OGDW』の第24話にてリュウセイに敗北して過去の記憶がフラッシュバックした時の場面。
ゲーム本編のリュウセイ編のように惨めに取り乱すことも、『RoA』のように逆上することもなく、呆然とした表情を浮かべながら機体と共に果てた。
「う…嘘だ…」
「嘘だ嘘だ嘘だっ!! あ…あたしはバルマー人…バルマー人だ!! あたしは木偶人形なんかじゃ…」
コミック版『OGDW』における最期。こちらはリュウセイに撃墜された時点でまだ死亡しておらず、過去の記憶がフラッシュバックした後も自身の正体に気づかなかった。
そして、深手を負いながらもネビーイームに帰還した後にイングラムから真相を告げられ、OG1のリュウセイ編と同様に錯乱した末にイングラムに射殺された。
ちなみにこの時の彼女は全裸姿であった。
「人間みたいな口をお聞きでないよ」
「バルシェム風情が」
「あたし達のようなバルマー人どころか地球種ですらない木偶人形のお前とお前の複製人形が分もわきまえずに何か含むところでもあるんじゃないかと尋ねているんだよ」
「あたしは」
『RoA』で初登場した時の場面。
「俺をアウレフと呼ぶな」と反論したイングラムに対し、容赦なく鞭で彼の顔面を殴打した。八房氏の作画も相まってその姿はまさに悪の女王様と言える。
「和議のなんのと未開惑星の猿の浅知恵にそんなものは期待してないんだよ」
「消えてくれ」
「あんた達は余計で余分だ」
『RoA』にて、自分達と交渉しようとしたカール達を始末した時の台詞。
それにしても、交渉相手であったエアロゲイター側からもそう言われるあたり、カール達の人望の無さがうかがえる。

搭乗機体・関連機体

エゼキエル・サゴル
エゼキエルの強化版。
ヴァイクル
専用の機体。

余談

  • レビ・トーラーの「トーラー」が「ゼ・バルマリィ帝国」の十二士族の名門家系であることを踏まえれば、「シャムラン」という姓も十二士族の名で有る可能性がある。