「草壁春樹」の版間の差分
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2013年6月11日 (火) 23:38時点における版
草壁春樹(Haruki Kusakabe)
木連の軍人。木連におけるタカ派で、白鳥暗殺の命を月臣に下し、劇場版では木連の残党を率いて『火星の後継者』のリーダーとなるなど暗躍したが、最終的には敗れて捕縛された。
劇場版では秋山源八郎に「理想を信じる熱血漢。ただ問題は、その理想が他人にとっても理想だと本気で信じているところ」と評されている。
登場作品と役柄
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- ほぼ原作と同じ行動を行う。和平交渉を装いロンド・ベルに罠を仕掛け、クワトロや万丈といった慎重派の目をも欺くことに成功。クワトロをして「見抜けなかった時点で我々の負けだ」と言わしめるほど、頭脳派悪役としての冴えを見せた。和平交渉での恫喝や、木連の戦意を煽るアジテーションがDVEで収録されている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 初登場作品。ほぼ原作準拠。
- スーパーロボット大戦R
- 序盤は劇場版準拠。その後の過去編において、TV版時代の彼も北辰らを部下に従えていたことが明らかに。
- スーパーロボット大戦J
- 木連との和平後もグラドス軍残党と手を組んで、プレイヤー部隊に対抗するが、最終的にはクルーゼに撃ち落とされて戦死する。一応原作では生き残ってるのだが、劇場版でアキトとユリカに降りかかった悲劇を思えば、彼には悪いがこれはこれでハッピーエンドなのかもしれない。
- スーパーロボット大戦W
- 第1部終盤、自身が戦意高揚の手段として利用してきたゲキ・ガンガー3が、ガルラが正にキョアック星人だったためにあろうことか木連・地球間の和平のきっかけとなってしまう。その後月臣の「熱血は盲信に非ず!」の檄の際にもその場に居合わせ、まさしく立つ瀬がない状態に。第2部では劇場版準拠で形勢逆転を試みるも、あまりにも分かり易い作戦決行日であったため、看破されて計画は瓦解。今回の草壁は本当に単なる味方の団結の引き立て役に過ぎない。
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- 劇場版設定で原作通りに敵対し、火星での決戦で部隊を分割した状態のマグネイト・テン(自軍)に討たれ捕縛される。テロ決行直前のアジテーションがDVE扱いで収録されている。
人間関係
- 北辰
- 腹心。
- 白鳥九十九
- 部下。地球側との開戦に踏み切るために、月臣を利用して謀殺。
- ヤマサキ・ヨシオ / シンジョウ・アリトモ
- 『火星の後継者』における部下。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- ブライト・ノア
- IMPACTではユリカらと共に和平交渉へ訪れた彼を罠に掛け、身柄を拘束しようとするが…。
- シャギア・フロスト / オルバ・フロスト
- Rでは彼らに利用される。
- デキム・バートン
- Wでは協力するフリをして、戦意高揚のために利用する。
- リリーナ・ドーリアン
- Wでは第1部にて彼女によって大きく計画を狂わされてしまう。
- ラクス・クライン
- Wでは北辰に彼女を拉致させ、一斉蜂起のために利用しようとするが、逆に火星の後継者の戦意を彼女の歌によって消沈されてしまう。
- パトリック・ザラ
- Wでは彼と共に地球連合に対抗する。
- ラウ・ル・クルーゼ
- Jでは自身の悪あがきを彼に嘲笑された挙句、彼に引導を渡されてしまう。
リアル系
スーパー系
- ランバ・ノム / パイ・サンダー / レイナ・ストール
- IMPACTでは彼女らの抵抗により、ブライトやユリカといったロンド・ベル隊首脳陣の拘束に失敗する。
- リヒテル
- MXでは彼の最期に感動したのだが…。
- エリカ
- MXではバーム星人の瞬間移動技術を手中に収めるための布石として、指導者たる彼女のカリスマ性を利用すべく人質に取るが、自分達の掲げる正義を面と向かって非難されることに。
- ファーラ姫
- Wでは彼女に対して敬意を表しているが、頑固で独善的な自身の正義を彼女に非難されてしまう。
バンプレストオリジナル
- ヴィンデル・マウザー
- Aでは彼に利用される。
スパロボシリーズの名台詞
- 「…エリカ君、我々にはここで退けぬ理由がある」
「そう…君の兄上、リヒテル提督のように捨てられぬ信念があるのだ」 - MX終盤で進退窮まりながらも、投降を勧めるエリカからの進言を跳ね除け発した決意。直後、彼女の身柄を解放する。
- 「全てはより良き世を造るための犠牲…その痛み、無駄にはせん!」
- MXでのロムとの戦闘前会話。あくまで「人の命を糧にした世直し」を正当化するが、その詭弁はロムの怒りを呼び彼に一蹴される。
- 「言葉を尽くしてもわからん人間がいるからだ!そして、君もその一人だ!疑問を投げるだけでなくその言葉で私を動かしてみせるがいい!」
- Wでキラと戦闘した際、戦う理由を問い詰めてきた彼に対して返した反論。暗に『SEED DESTINY』時代のキラを皮肉った台詞ともとれる。
- 「言葉は不要だ。お前はお前の信じた道を行け、その熱血と共にな!」
- Wで月臣と戦闘した際、かつての上司を討つことに躊躇した元一朗に「もうお前に語る言葉はない」と一蹴して敵対する意思を示しつつも、半年前のある一文を交えて彼を酌んでいった。