「ネロ (ガン×ソード)」の版間の差分
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2019年3月21日 (木) 23:29時点における版
ネロ | |
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外国語表記 | Nero |
登場作品 | ガン×ソード |
声優 | 佐藤正治 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦K |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 人間(惑星EI) |
性別 | 男 |
年齢 | 60歳以上 |
所属 | エルドラメンバー |
ネロは『ガン×ソード』の登場人物。
概要
その昔、エルドラVを駆ってザウルス帝国と戦ったとされるエルドラメンバーの一人で戦闘機「グランヘッダー」のパイロット兼エルドラV/エルドラソウルのメインパイロット。メンバーの中ではリーダー格を務める熱血漢。イメージカラーはレッド。
とはいえ、かつての活躍も過去の話となり、今では引き締まっていた体は崩れて中年太りで腹が飛び出し、おまけにアル中の老人。そして毎日のように今は亡き仲間であるチヅルの店「ピンク・アミーゴ」にて仲間と共に飲んだくれながらかつての活躍の話をしては、若者から馬鹿にされる日々を送っている。そんな中、街のはぐれ者であったブッチがヨロイで暴れ出した時に仲間達と共にエルドラVで出撃して、ヴァンの助けもあって、往年の栄光を取り戻す。
その後、仲間と共にヴァン達と合流し、エルドラVを強化したエルドラソウルでカギ爪の男の集団と戦うことになる。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦K
- 残念ながら技能に「勇者」は無い。原作に近いがヴァンだけでは飽き足らず、ミストやルージ、小楯衛らを弟子にしようとする。基本的にギャグ担当なキャラだが、若者たちが自分達よりも先に死んでいく状況に悲しみ、蒼穹作戦の前に「女子供は残るべき」という提言をするなど、不器用ながら若者たちを思いやる優しさを見せ、伊達に歳を喰っていないと感じさせてくれる。今回、常に部隊が転戦しているためか、アル中という印象は殆どない。
単独作品
- スーパーロボット大戦T
- 初の音声収録。本家勇者シリーズの勇者たちと共演。今回は様々な作品の人物たちから歴戦の勇士として一目置かれている。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- ホセ
- 仲間だが、喧嘩相手でもある。
- バリヨ、カルロス、チヅル
- 仲間。
- ヴァン
- 勝手に彼を自分たちの弟子としている。
- ブッチ
- 第3話で暴れたはぐれ者の青年。以後は改心してエルドラソウルへの改造に貢献した。
- プリシラ
- 旅の仲間でヴァンを勝手に婿にやろうとした。
- ユキコ・スティーブンス
- ピンク・アミーゴの店主でよく店に入り浸る。
- ジョシュア・ラングレン
- 旅の仲間。彼にはエルドラソウルの整備を手伝わせている。
他作品との人間関係
- ミスト・レックス
- 『K』にてヴァンの次に目をつけた弟子二号。
- ルージ・ファミロン
- 『K』にて弟子にしようとするが、ミストに逃がされてしまう。
- 小楯衛
- 『K』における弟子の一人。ネロを強く尊敬する。ヘルメットを脱ぎ、自分の限界を乗り越えようとする彼に正義の心得を教えるが、直後の戦闘で彼は戦死してしまう。ネロは彼や同じく戦死した道生ら自分達の後を継ぐべき若者の早すぎる死をとても悲しみ、蒼穹作戦でのある行動へと繋がる。それだけに、衛が生還した場合にはそれを心から喜ぶ。お互いに専用の掛け合いも存在。
- ルナマリア・ホーク、メイリン・ホーク、ヒルダ・ハーケン、遠見真矢
- 『K』では彼女達やプリシラを始めとする女性陣を蒼穹作戦前に竜宮島に留まらせようとする。当然猛反発を受け、「今じゃ男よりも女の方が戦える」と豪語する彼女達を見て、「戦士」と認めて折れる形となる。一方でプリシラ達からもその気遣いを感謝されている。また、非戦闘要員であるウェンディ、カルメン、ジョシュアは竜宮島に残っていたことから、部分的にはネロ達の意見は取り入れられたようである。
- 剣鉄也
- 『T』にて共演する「偉大な勇者」。本編から10年前の戦いにおいても彼らと協力し戦っており、尊敬されている。
名台詞
エルドラの名台詞は仲間同士の掛け合いが多いので、そのセリフは便宜上リーダーであるネロの項に記すことにする。
- 「レッツゴー! エルドラド!!」
- エルドラV(もしくはエルドラIV)への合体コール。この叫びと共に往年の勇者シリーズを髣髴とさせる合体バンクシーンが開始される。ちなみにエルドラド(エル・ドラード)とはスペイン語で黄金の人、または南アメリカにおける黄金郷の伝説(黄金郷そのものを指す場合にも用いられる)を表す言葉であり、この場合要するに「さあ、俺たちの見せ場だぜ」的な意味と思われる。
- 「悪いがやる事があるんだ。もし戻れなかったら、あんたからユキコや若い連中に伝えてくれ…すまなかったと」
- 第3話、街に現れたブッチのヨロイを見て出撃を決め、その直前に保安官へと言葉を残す。
- バリヨ「若いな、若造」
ホセ「俺たちはそんなものが欲しいんじゃない」
「そう。みんなの思い出さえ守れればそれだけで…」
ホセ「それだけで…」
バリヨ「それだけで…」
「それだけでいいんだぁ!」 - 同話、ブッチにどうして馬鹿にされ続けてきた町を守ろうとするのか問われての返答。その答えは正しく勇者そのものである。
- ホセ「負けられないな」
ネロ「ああ、いつもの事だ!」 - 同話、エルドラIVが不完全な状態でボロボロになりながら、それでも町を守るために立ち上がる。負けて良い戦いなど、勇者には一度だって無かった。
- 「くそぉ…酒、酒が…」
- 同話、アル中なので手が震えて照準が定まらない。ゲームでは被ダメージ時に言う。
- バリヨ「若造、進歩とは」
ホセ「ヨロイと人の心の」
「合体だ!!」 - 同話、「効率の悪いヨロイだ!進歩がない!」と馬鹿にしたブッチにこう返した。後にヴァンもたどり着いた境地であり、老人たちはすでにその域に達していたのだと思われる。
- 「お前もヨロイに迷ったんだろ? 罪を償ったら、また街の為に戻って来い」
- 同話、ブッチとの戦いに勝利、街を破壊したブッチを憎まず、再起を願った。
- 「だれが合体システムをはずした奴なんぞに!」
- 第17話。ブッチが合体システムをはずしたからその事でよくホセと喧嘩する。
- 「見よ! これが衝撃の二足歩行だ!!」
- 第19話、エルドラVからエルドラソウルになって初の戦闘でお披露目した、二足歩行。
- 『K』でもエルドラソウルの攻撃台詞として採用されている。
- 「闇の中こそ正義が光る。かすかな灯火勇気にくべて、燃やせ漢の 「「大往生!」」 」
- 「正義とキック、勇気とパンチがアミーゴだ! みんなのために帰ってきたぞ、受けよ無敵のこのパワー。鉄拳! 制裁! 「「エルドラ・ソウル!!」」 」
- 同話での前口上。プリシラから「長すぎだって前口上!」と突っ込まれた通り、確かに長い。だがそれこそが勇者。ちなみにスパロボでは台詞こそ違うが、援護攻撃時にプリシラが言う他、合体攻撃時にヴァンも言う。
- 「あいつが宇宙から、帰ったらエルドラダンと名付けてやろう」
- 第23話、宇宙に行ったヴァンに言った台詞で、結局名付けれなかった(スパロボにて合体技で実現)。
- 「世界のピンチを救うチャンスなど、そうそうあるもんじゃない。勇者の夢だ。正義の悲願だ。難しく考える必要はない。出来ることを精一杯やればいいのだ…」
- 「誰に遠慮がいるもんか! 救ってしまおう世界を、我々の手で!!」
- 同話、カルメンが自分たちがカギ爪の男の最終計画を止める=そんなつもりではなかったのに世界を救う事になりそうとボヤいた直後に言った台詞。この台詞通り、みんなで世界を救うことになる。
- 「正義に生まれ、正義に生きて、はや60年」
ホセ「俺たちが真の勇者かどうか、今わかる」
バリヨ「俺たちの武器は…」
一同「勇気! 正義! 闘志!」
カルロス「お楽しみは…」
一同「これからだ!」
「エルドラーファイト! GO!」
一同「ア・ミーゴーッ!!」 - 心折れかけた勇者たちが再び立ち上がった時の台詞。この後、ブラウニーと共に101の大群に再び立ち向かった。
スパロボシリーズの名台詞
戦闘台詞
- 「分離回避するまでもない!」
- エルドラソウルで回避するという台詞でこの台詞から推測するに、エルドラVにはゲッターロボの分身に近い回避行動が出来ると思われる…が、そのエルドラVの時は被弾時に「分離回避は出来ないのか!?」と言って「出来ない」と返されるので真相は謎。5人いないと無理なのかもしれない。そもそもソウルは変形合体機構がオミットされているので純粋な分離(エルドラブロックシュートのようにG-ER流体の粘性により各部の結合を維持した状態での四肢の一時分割等)の可能性が高い。
- 「そんな奴も倒せんようなら破門にするぞ!」
- 小楯衛に援護攻撃をすると発生する特殊台詞。
- 「俺たち師弟の…!」
- ホセ「絆が光る!」
- バリヨ「悪を倒せと!」
- カルロス「心が騒ぐ!」
- 「よし! エルドラファイト、ゴォーッ!」
- 『K』合体攻撃「弾丸エルドラダン」使用時のパターンの一つ。『T』で共演する某作品の主人公が必殺技を放つような台詞である。
イベントデモ
- 「俺達のエルドラソウルが、パワーだけが取り柄のヨロイかどうか、その目で…その体で、確かめてみろっ!」
- 『K』第26話アークエンジェルルート「絶望の中で掴んだ光」におけるウーとの戦闘前会話。エルドラソウルを馬鹿にされて(むしろ驚愕してたが)言った台詞。たしかにエルドラソウルは力押し…しかし衰える事のない勇者の心を持つ最強のヨロイなのだから。
- 「俺達はまだ、天国の扉をくぐる気はないぞ!」
ホセ「そうだ! チヅルの所に行くにはまだ早すぎる!」
バリヨ「散っていった若いモンのためにも…」
「あと50年は戦わんと顔向けできんからな…」 - 『K』で連合軍のフェストゥムに対する作戦名が「ヘブンズドア」だと聞いて。この爺さん達なら本当に生きそうだ。一方で、衛や道生らを失った悲しみも垣間見れる。
- 「…今度の戦いは命がけの戦いだ! 無事に戻って来られる保証はねえ!」
ホセ「そこで我々からの提案だが…女子供は艦から降りて、この島に残るってのはどうだ?」
バリヨ「目の前で若い者の命が散るのをこれ以上、見たくはないからな…」 - 『K』第30話竜宮島ルート「情愛〜さよなら・後編」より。蒼穹作戦直前にて。
- 「よく生きとったな、衛!」
ホセ「どんなピンチに陥っても必ず生還する!これも勇者の条件だ!」
ホセ「お前には勇者の素質があるのかもしれんな…」
バリヨ「これからも俺達がビシバシ鍛えてやるからな!」 - 蒼穹作戦後、衛が生還した際の台詞。この台詞を省みると、原作の衛は勇者の素質がない事になるのは禁句である。
- 「ウェンディちゃんには、お兄ちゃんは勇敢に戦って死んだと報告しといてやるぜ」
- 『K』第32話「リセットされる世界・前編」におけるミハエルと戦闘前会話より。当然、ミハエルから勝手に殺すなと言われる。