「New Story of Aura Battler DUNBINE」の版間の差分

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2018年11月28日 (水) 22:32時点における版

New Story of Aura Battler DUNBINE
原作 富野由悠季
監督 滝沢敏文
脚本 五武冬史
キャラクターデザイン 幡池裕行(後の伊東岳彦)
メカニックデザイン 出渕裕
音楽 小六禮次郎
制作 サンライズ
発表期間 1988年
話数 全3話
巻数 全3巻
シリーズ バイストン・ウェルシリーズ
前作 聖戦士ダンバイン
初登場SRW 第4次スーパーロボット大戦
初クレジットSRW スーパーロボット大戦COMPACT3
テンプレートを表示

New Story of Aura Battler DUNBINE』はサンライズが制作したOVA

概要

バイストン・ウェルシリーズの一つ。『聖戦士ダンバイン』の物語の700年後のバイストン・ウェルを描いた後日談的作品。

1988年に発売されたTV版『ダンバイン』の総集編OVA1巻につき1話が同梱で、3巻で全3話が発表された。『聖戦士ダンバイン』DVDレンタル版にも第9巻(最終巻)に収録されている(セル版には収録されていない)。

本作でのオーラバトラーは背景と同様の描き方で描かれており(一部通常のセル画での描写もある)、重量感を感じさせる演出がなされている。

作品内容 発売日
「復活(第1話)」+聖戦士ダンバインI 鳳麟の章 1988年2月25日
「七百年の野望(第2話)」+聖戦士ダンバインII 天魔の章 1988年5月25日
「地上に近き者(第3話)」+聖戦士ダンバインIII 羇愁の章 1988年8月25日

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

シオンとその仲間

シオン・ザバ
主人公。『聖戦士ダンバイン』から700年後のバイストン・ウェルの地にて、召喚された地上人ショウ・ザマがコモン人として転生した姿。
レムル・ジルフィード
バランバラン(アの国)の姫。リムル・ルフトが転生した姿。
シルキー・マウ
ミ・フェラリオ。『聖戦士ダンバイン』における同一人物が転生した姿。

ラバーンとその手勢

ラバーン・ザラマンド
バイストン・ウェル征服を目論む「黒騎士」を名乗る男。ショウ・ザマのライバルであるバーン・バニングスが転生した姿。
ベラーナ・ガリアッハ
ラバーン配下の女戦士。ガラリア・ニャムヒーが転生した姿。
ガルー
ラバーン配下のガロウ・ラン。

その他

ショット・ウェポン
聖戦士ダンバイン』に登場したショット・ウェポンと同一人物。バイストン・ウェルに未曾有の大戦乱を招いた罪によって転生を許されず、バイストン・ウェルの地を彷徨っている。

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

サーバイン
バランバランの民が「白き秘宝」として700年もの間守ってきた伝説のオーラバトラーダンバインのプロトタイプと言える機体。
ズワウス
バイストン・ウェルの破壊神ズワウスと同名の漆黒のオーラバトラー。ズワァースをベースに製作された機体。
翼竜ジーラ
ラバーン配下が搭乗する生物。

SRWオリジナル

ハイパーズワウス
スーパーロボット大戦Operation Extend』においてズワウスがハイパー化した姿。

用語

バイストン・ウェル
聖戦士ダンバイン』より引き続いて舞台となる。

楽曲

主題歌
「Last No」(第1話)
作詞・作曲・歌:辛島美登里、編曲:戸塚修
「モノローグを染めて」(第2話・第3話)
作詞・作曲・歌:辛島美登里、編曲:戸塚修
劇中BGM
「守護者~SIRBINE~」
戦闘BGM。『COMPACT3』で採用。

登場作と扱われ方

COMPACT3』までは「聖戦士ダンバインOVA」名義。基本的に機体(場合によって加えてシルキー)が登場するだけであり、キャラクターが登場したのは現状『COMPACT3』『T』のみとなっている。

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦S
初登場作品。機体とシルキーが隠し要素として登場。なお、シルキーのEDでの動向から、TV版とOVA版が同じバイストン・ウェルに両立して存在している模様(ショットがどういう扱いになっているのかは不明)。
スーパーロボット大戦F
機体とシルキーの没データが存在する。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
機体のみ参戦。運動性、移動力ともにトップクラスの高さ。武器は射程1しかないが、攻撃力はビルバインより総じて高く、宇宙適応Bも気にならないくらいのダメージを出せる。
スーパーロボット大戦COMPACT3
初めて参戦作品としてクレジットされた。
主人公シオンを筆頭に、主要キャラクターは全員登場。スパロボで初めてストーリーが再現され、『聖戦士ダンバイン』世界の住人と共演を果たすが、前世設定を生かした絡みはない。現時点では原作再現が行われた唯一の作品。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
公式サイトでは「聖戦士ダンバイン New Story of Aura Battler Dunbine」表記。本作でも機体のみの参戦。
サーバインは条件を満たさなければ名前すら出てこないが、ライバル機のズワウスは機体のみの参戦でありながら積極的にストーリーに絡んでくる。機体のみ、というアナウンスから隠し要素か何かと勘違いしたユーザーもいただろうが、両機体ことズワウスに関しては驚愕の展開が待ち受けている。どちらも条件を満たすと自軍入りする。別々の世界に両機とも存在しているのだが、サーバインを入手しない場合、ズワウスの存在に僅かな違和感を抱いてしまうことになるため、スパログで開示されているヒントを元に是非とも入手したいところ。
なお、サーバインとズワウスがそれぞれバイストン・ウェルとは全く関係ない場所に存在していたのには理由があるが、それは隠し最終話に行かないと分からないため、頑張って全ての隠し要素を集めるべし。
また、実は機体だけでなく、原作第1話の冒頭でシオンが収集していた鉱石「バランタイト」もスキルアイテムとして登場する。

単独作品

スーパーロボット大戦64リンクバトラー
機体とシルキーが隠し要素として参戦。
スーパーロボット大戦Operation Extend
例のごとく機体のみ参戦だが、ズワウスハイパー化した姿が登場する。
スーパーロボット大戦X
「聖戦士ダンバイン New Story of Aura Battler Dunbine」表記。
機体のみ参戦とのアナウンスだが、シルキーも登場し、中断メッセージにも参加する。
今作でサーバインが(機体のみ参戦としては)初の無条件入手となる。
シルキーによりショットが永遠に死ぬ事のない身に墜とされるなど、時系列はOVAの前日談となっている。
スーパーロボット大戦T
今回は機体とシルキーのみではなく、主人公であるシオンが『COMPACT3』以来の登場を果たす。

余談

3話の最終盤に赤と青を交互に激しく点滅させる『パカパカ』というアニメーション技法が長時間で使われている。
体調不良に繋がるかもしれないという事で、今では自主規制されている技法である。これから視聴する人はそれを頭に入れておくといいかもしれない。

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