「ロレンツォ・ディ・モンテニャッコ」の版間の差分

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2013年4月29日 (月) 18:17時点における版

ロレンツォ・ディ・モンテニャッコ(Lorenzo Di Montegnacco)

元々は『スーパーロボット大戦OGクロニクル』八房龍之助氏の漫画『狡兎死して走狗烹らるか?』(注1)の登場人物。コロニー統合軍出身で、ノイエDC残党の中心人物で、異星人との戦いよりも、地球連邦の体質を非難しその転覆を重視する。

もはやL5戦役後は組織的な抵抗もままならず、テロ攻撃など地下活動を行っていたが、漫画ではキョウスケ・ナンブの手で倒される。ゲームでは連邦が保管していたヴァルシオン改・タイプCFを奪ったまま逃亡し、宇宙に橋頭堡を築くために、EOT特別審議会が秘密裏に建造した宇宙プラント・スカルヘッドの探索に当たる。旗艦はガリバルディだが、詳細は不明。OG外伝ではミツコ・イスルギの誘導でスカルヘッドに居を構え、ヘルゲートと改名するが、ODEシステムの開発者でありロレンツォと連携していたユルゲン博士が予想外の行動をとったために、ヘルゲートから脱出した。

なお、彼はOGS発売以前に、ディバイン・ウォーズにて一瞬だけ登場しており、漫画を読んだ人を驚愕させた。

人種的には名前からみておそらくイタリア系であろう。特徴的な名前のため、エクセレンあたりにいじられる例が多い。メディアワークスの攻略本に至っては「顔に似合わない名前」と明記されてしまっている。

注1:読み方は、『こうとしして、そうくにらるか?』である。元々は、『狡兎死して走狗烹らる』(獲物であるウサギを刈り尽くしてしまえば、猟犬は不要になり、煮て食べられてしまう。転じて、軍事的に優れた才能を持つ功臣も、戦争が終われば不要どころか、自分を脅かすかもしれない危険な存在だと思われて殺されるという意味)……という中国の故事に由来する。

登場作品と役柄

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
移植に伴って、シナリオにもDCの一員として登場する。何気にOG1・2・2.5のすべてに顔を出していたりする。
スーパーロボット大戦OG外伝
OG2.5とほぼ同じ扱い。顔見せ程度の登場であり、本格的な参戦が待たれる。
第2次スーパーロボット大戦OG
ムラタ曰く、「生死不明」とのこと。
スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
DC結成を宣言するビアンの演説中に一瞬映る。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

実は結構な実力者で、防御・命中に優れる耐久型。総合力ではノイエDC総帥であるバンをもしのぐ。ただ、成長タイプは標準型なので、伸びは悪い。

精神コマンド

不屈 必中 鉄壁 熱血 気合 ド根性
スーパー系のテンプレート。防御よりか?

ツイン精神コマンド

大火力を発揮するが実際には使ってこない。DCの大義への意地というべきか? 

特殊技能

指揮官L4 底力L9 ガード Eセーブ 気力+(ダメージ) 戦意高揚
とにかく堅い。嫌になるほど堅い。放っておいても勝手にガードが発動する。ちなみに乗っているタイプCFは、ユルゲン・ラミア搭乗時と違いメガ・グラビトンウェーブがないので、Eセーブが事実上死に技能。

人間関係

ムラタ
傭兵として雇っている。ムラタはただ戦いを求めているだけで、理念の類とは程遠い人物。
ミツコ・イスルギ
イスルギ重工の社長。密かに協力関係を築いている。ロレンツォとユルゲンを結びつけたのも彼女であろう。
バン・バ・チュン
同じくDC残党を率いる。しかし、バンのノイエDC創設の際には、戦略方針の違いからか、組織に参加しなかった。彼の死後は実質的にノイエDCを率いている。
エクセレン・ブロウニング
初対面時、彼の事を「揉んでニャンコ」と呼んだ。当然、『……モンテニャッコだ』と冷静に切り返した(OGシリーズの世界では日本語が国際的な公用語になっているのだろうか?)。なお、彼女のせいで、ファンの間ではロレンツォを「ニャンコ先生」と呼ぶ向きもある。

名台詞

「……モンテニャッコだ。肉球などない」
エクセレンに対するツッコミ。律義と言うか、何と言うか。
「我らの理想と大義は潰えんぞォォォォ!!」
撃墜台詞。本編では相当な無茶をしない限り聞けない。シャッフルバトラーで狙うべし。