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宇宙開発公社の認可を受けた民間輸送艦と言う扱いだが、その性能は民間用と言うには不釣り合いなほど高い。惑星間航行能力を有し、自衛のための武装も搭載されているが。その戦闘能力は軍の最新鋭戦艦に匹敵するほど。連合宇宙暦100年において、地球圏では未だ試験段階の域を出ていないプロトンドライブを発見当時から搭載するなど、不可解な要素を多数内包する。 | 宇宙開発公社の認可を受けた民間輸送艦と言う扱いだが、その性能は民間用と言うには不釣り合いなほど高い。惑星間航行能力を有し、自衛のための武装も搭載されているが。その戦闘能力は軍の最新鋭戦艦に匹敵するほど。連合宇宙暦100年において、地球圏では未だ試験段階の域を出ていないプロトンドライブを発見当時から搭載するなど、不可解な要素を多数内包する。 | ||
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+ | :ヴァルホークと改造段階を共有しており、また、ほとんどのステージで強制出撃するため、他の戦艦に比べて主力となりやすい。第一部限定となるものの、ブレスに援護攻撃のスキルを取得させると、さらに使い勝手が増す。 | ||
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;全方向多門ビームランチャー(B) | ;全方向多門ビームランチャー(B) | ||
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:第2部でシホミが艦長を務めることになってからは、この曲がデフォルトBGMとなる。 | :第2部でシホミが艦長を務めることになってからは、この曲がデフォルトBGMとなる。 | ||
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:プロトンキャノン・フォーカス使用時は必ずこの曲になる。 | :プロトンキャノン・フォーカス使用時は必ずこの曲になる。 | ||
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− | + | :[[合体]]して[[ヴァルガード]]となる。 | |
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | + | *元々は民間船のはずなのに、そんじょそこらの[[母艦]]を軽く凌駕する強力かつ豊富な武装を装備している点や、SRWの中でもトップクラスの強さ&使いやすさを誇る[[ヴァルガード]]&[[ヴァルザカード]]のベースとなること等から、一部のファンの間では'''「最強の家」'''等と呼ばれることもある。ザカードの方はさらに「史上最強の家」呼ばわりされているが。 | |
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2022年6月26日 (日) 22:20時点における最新版
ヴァルストーク | |
---|---|
外国語表記 | Valstork[1] |
登場作品 | |
デザイン | 柳瀬敬之 |
SRWでの分類 |
機体 母艦 |
スペック | |
---|---|
分類 | トレイラーシップ |
全長 | 185.5 m |
動力 | プロトンドライブ |
合体形態 | ヴァルガード |
開発者 | ブレスフィールド・アーディガン |
所属 | ヴァルストークファミリー |
主な搭乗員 |
|
ヴァルストークは『スーパーロボット大戦W』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
ヴァルストークファミリーが保有する母艦で、専用の艦載機ヴァルホークを運用する。アーディガン一家の家でもあり、居住施設は充実している。物語開始から50年前、ブレスの父親トーストの手によって火星にて発見された。
宇宙開発公社の認可を受けた民間輸送艦と言う扱いだが、その性能は民間用と言うには不釣り合いなほど高い。惑星間航行能力を有し、自衛のための武装も搭載されているが。その戦闘能力は軍の最新鋭戦艦に匹敵するほど。連合宇宙暦100年において、地球圏では未だ試験段階の域を出ていないプロトンドライブを発見当時から搭載するなど、不可解な要素を多数内包する。
操艦用システムはほぼ自動化されており、艦長、操舵手、砲撃手の3名とキャレットがいれば全ての機能を活用可能である。
より核心に踏み込んだ記述(ネタバレ注意)[編集 | ソースを編集]
ヴァルストークの真の設計者は、他ならぬブレスフィールド・アーディガンその人である。ヴァルストークの本来の建造目的はザ・データベースこと知の記録者に対する『抑止力』であり、ヴァルホークはそのアンチプログラムのコアとなる存在である。
連合宇宙暦100年2月14日、後に『聖バレンタインの光』と呼ばれる事件の中でボソンジャンプし150億年前の「自分が生まれる前の宇宙」に飛ばされたブレスは、数十年後に滅びゆく始原文明エスの第5惑星人を勇気づけ、共に自律型機動記録プラントを造り上げる。知の記録者としてレコーダーを制御する3つの人格『インファレンス』『クリティック』『レギュレイト』、そして自らのコピーとなる『アプリカント』を造り上げた。
だがブレスは、彼らが自分達の宇宙では他の文明にとって敵となることも知っていた。何らかの形で知の記録者が全宇宙の人々へ害をもたらす存在となった時のため、ブレスは建造目的を第5惑星人に明かさずヴァルストークを作り、表向きは廃棄処分扱いにして連合宇宙暦50年代の火星に送って、自分の父親トースト及び後のカズマ達へと託すことにした。飛ばされる以前の宇宙でヴァルストークのことを知っていたからこそ、ブレスはそれを作ることができたのである。
ブレスはヴァルストークに搭載したキャレットの中に、ブラックボックスとしてヴァルホークの設計図、始原文明エスの存在、ヴァルストークが作られた本当の目的など重要な情報を記録させた。後にレギュレイトの手によって、情報は全て開放される。このデータを全て閲覧可能な状態にすることは、ヴァルザカードへの合体を成功させるのと同義である。
ヴァルホークとの合体機構を有し、ヴァルガードとなる。更にザ・データベースの3つの人格のうち2つに異常が生じた状態で、残った一つの人格が防衛兵器アルムストラとアルムアルクスを伴ってヴァルホークとヴァルストークに接触し誰かが『鍵』を解明した時、最終形態ヴァルザカードへの合体が現実のものとなる。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦W
- 艦名は変更可能。艦長はブレスフィールド・アーディガンで、シホミ・アーディガン、アカネ・アーディガン、ホリス・ホライアンがサブパイロット(他にキャレットやガレントも同乗している)。
- 第一部終盤でヴァルホークとの合体攻撃や、ヴァルガードへの合体能力が追加。ブレスがいなくなってからは、シホミが艦長となる。 ヴァルザカードへの合体後は使用できなくなる。
- ヴァルホークと改造段階を共有しており、また、ほとんどのステージで強制出撃するため、他の戦艦に比べて主力となりやすい。第一部限定となるものの、ブレスに援護攻撃のスキルを取得させると、さらに使い勝手が増す。
- ただし、単独でのP武器がないため、前線に投入するならホリスの「突撃」が頼みの綱。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
ヴァルホークとは対照的に、武器属性に単独で使用可能なP武器を一切持たない。
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
全て射撃武器である。武器名は全て変更可能。
- 宇宙魚雷(斬り払い対象)
- 小型ミサイルを多数放出する。ヴァルガードにも引き継がれる。
- 誘導マイクロミサイル(着弾指定型マップ兵器、敵味方識別あり)
- 大量の誘導ミサイルを集中的に発射する。非常に扱いやすい武器。ヴァルガードに引き継がれる。
- 全方向多門ビームランチャー(B)
- 艦側面のマニピュレーターからビーム砲を発射する。展開⇒発射の前に指のように砲身が動く。
- この演出のおかげで、ヴァルストークが人型になることを当初から予想するユーザーは多かった事から「ネタバレ砲」と呼ばれる事も。もちろん、ヴァルガードに引き継がれる。
- デュアルプロトンキャノン
- 艦首部を展開し、二つの砲口から大出力のプロトンエネルギーを発射する。トドメ演出では軌道上の隕石と共に敵機が砕け散る(宇宙でなくてもこの演出は発生)。
合体攻撃[編集 | ソースを編集]
- プロトンキャノン・フォーカス(射撃、P)
- ヴァルストークの艦首部にあるデュアルプロトンキャノンの発射口を展開して引き延ばし、ヴァルホークを連結させ、更に高威力のプロトンキャノンを発射する。トドメ演出では、ヴァルホークがヴァルストークに着艦する。
- 設定上は原種を一撃で消し飛ばすほどの威力を誇るようだが、ゲーム中での攻撃力は抑え気味。なお、使用時の戦闘アニメでは、必ずBGMが『BREAK THROUGH』に変更される。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- 合体
- シナリオが進行すると、ヴァルホークと合体してヴァルガードになることができる。特定イベントを除き、ヴァルホークの出撃枠が必要。ヴァルザカードへの合体後は常時そのまま。
- 搭載
- 味方ユニットを艦内に搭載する。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- LL
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「出航 ~果てなき星の海原へ」
- 第1部でブレスが艦長を務めている際のデフォルトBGM。
- 「決意 ~誇りと思い出を胸に」
- 第2部でシホミが艦長を務めることになってからは、この曲がデフォルトBGMとなる。
- 「BREAK THROUGH」
- プロトンキャノン・フォーカス使用時は必ずこの曲になる。
関連機体[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 元々は民間船のはずなのに、そんじょそこらの母艦を軽く凌駕する強力かつ豊富な武装を装備している点や、SRWの中でもトップクラスの強さ&使いやすさを誇るヴァルガード&ヴァルザカードのベースとなること等から、一部のファンの間では「最強の家」等と呼ばれることもある。ザカードの方はさらに「史上最強の家」呼ばわりされているが。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ ソフトバンク クリエイティブ『スーパーロボット大戦W パーフェクトガイド』314頁(書籍では全て大文字表記)。
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