「地球防衛企業ダイ・ガード」の版間の差分

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:初参戦作品。今回のSRWシリーズ初参戦の12作品の中では、唯一キャラクター・ユニット共にゲーム初登場となる。同じく巨大ロボットを所有する[[企業]]を描いた作品である『[[無敵ロボ トライダーG7|トライダーG7]]』、同じ水島氏が監督である『[[機動戦士ガンダム00|ガンダム00]]』と同時参戦。なお、これまで水島監督は『ダイ・ガード』参戦については否定的だったという噂があったが、後に監督自らその噂を否定。実は参戦を希望していた事が判明した。
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:初参戦作品。今回のSRWシリーズ初参戦の12作品の中では、唯一キャラクター・ユニット共にゲーム初登場となる。同じく巨大ロボットを所有する[[企業]]を描いた作品である『[[無敵ロボ トライダーG7|トライダーG7]]』、同じ水島氏が監督である『[[機動戦士ガンダム00|ガンダム00]]』と同時参戦。なお、水島監督は『ダイ・ガード』参戦については否定的だったという噂があったが、『破界篇』発売の前年に実は参戦を希望していた事が判明した<ref>[https://twitter.com/oichanmusi/status/10194361437 2010年3月9日の発言] 2021年5月8日閲覧。</ref>。
:原作再現の点では時系列の入れ替えや再構成が見られるものの概ね原作に沿っている。なお、今作では21世紀警備保障の社長交代劇は見られなかったが……?
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:原作再現の点では時系列の入れ替えや再構成が見られるものの概ね原作に沿っている。なお、今作では21世紀警備保障の社長交代劇は見られなかった。
 
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:新たに[[佐伯徹]]が登場するなど、引き続き原作再現が行われている。「ヘテロダインが出続ける限り、人々を守るために戦う」という本作の物語を表しているともとれる。
 
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
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:まさかの引き続き参戦。しかし完全に[[いるだけ参戦]]に近い。
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:まさかの引き続き参戦。しかし前作までに殆どの原作再現をやり尽くしてしまっているため、完全に[[いるだけ参戦]]に近い。
 
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:引き続き参戦。宇宙の終焉までついてくるサラリーマンというのは、ある意味すごいことなのではないだろうか。
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=== 楽曲関連 ===
 
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2024年2月11日 (日) 01:41時点における最新版

地球防衛企業ダイ・ガード
監督 水島精二
シリーズ構成 志茂文彦
キャラクターデザイン 石原満
メカニックデザイン 大塚健
音楽 田中公平
川井憲次
制作 XEBEC
放送局 テレビ東京系
放送期間 1999年10月5日 -
2000年3月28日
話数 全26話
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
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地球防衛企業ダイ・ガード』は、XEBEC制作のテレビアニメ作品。

概要[編集 | ソースを編集]

「もし、世界の平和を守るスーパーロボット企業の所有物だったら?」という話を、リアリティを追求する方向性で取り扱った異色作。

本作の第1話において視聴者は主役機ダイ・ガードの信じられないほどの弱さに度肝を抜かれた。この演出に代表される様に、ダイ・ガードは一見ヒーロー然としたスーパーロボットそのものの外観をしているのだが、無敵のスーパーロボットには程遠い存在で、移動するのにすら苦労する。それを知恵と勇気とチームワークで補っていくという内容である。

世界観や技術力は現代に近く、ジャンルとしては『機動警察パトレイバー』に近い。ダイ・ガードの発進の度に予算や許可の問題が発生して常に書類に押印していたり、苦戦を強いられて一時撤退し、新兵器で対抗したり……と、いかにもスーパーロボット然とした外見からは想像も付かないほど、リアリティのある作風の中に、スーパーロボット的な熱さが加わっている。そのような作風から、ファンによって「リアル・スーパーロボット」またその逆に「スーパー・リアルロボット」という一見相反するような、しかし作品を見た者からはどちらも納得できる愛称を受けている。

後に『機動戦士ガンダム00』の監督を担当する水島精二氏が初めて携わったロボットアニメ作品でもある。

漫画および小説ではアニメ本編とは違う結末が描かれており、小説版には次世代機ダイ・ガードII世も登場する。

ストーリー[編集 | ソースを編集]

西暦2030年、秋。青い。青い。何も変わらない日常。平和そのものの光景。熱海の海岸でいつもの様に退屈な広報活動に勤しむ株式会社21世紀警備保障・企画部広報2課の面々。

そこには、今では何の為に作られたかも忘れ去られた巨大ロボットダイ・ガードの姿もあった。金食い虫、厄介者と言われ、威厳も何も存在しない唯の歩く広告塔として。

しかし、その日常は異様な落雷と共に終わりを告げる。雷が落ちた海中から突如出現したのは、目を疑う様な巨大怪獣だった!

今こそ、その時だ! 立ち上がれダイ・ガード! サラリーマンだって、平和を守れるんだ!

登場人物[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

広報2課[編集 | ソースを編集]

赤木駿介
本作の主人公。熱く燃える正義感を持つ、明朗快活な熱血漢。ダイ・ガードのメインパイロット。
桃井いぶき
普段は赤木の抑え役だが、実は強気で男勝りな女性。ダイ・ガードの索敵などを担当するナビゲーター。
青山圭一郎
クールな皮肉屋という、いわゆる『2号機パイロット』なキャラ。ダイ・ガードの足回りを担当するエンジニア。
大山紀子
2課のOLたちのまとめ役。
入江静香
2課のOL。掴みどころのない性格をしている。
谷川風花
2課のOL。いわゆるガングロギャル。
中原千秋
2課のOL。小柄で童顔。青山に惚れている。
横沢晋也
広報2課課長補佐。元軍人。
石塚智美
2課のデブトリオのリーダー格。老け顔だが27歳。
田口友朗
2課のデブトリオの一人。
伊集院博孝
2課のデブトリオの一人。外国語が堪能。谷川に惚れている。
大杉春男
広報2課課長。元軍人でかつては軍曹。昼行灯のように見えるが、かなりの切れ者。

21世紀警備保障関係者[編集 | ソースを編集]

百目鬼里香
技術部主任の天才少女。
墨田洋介
ダイ・ガードの整備班班長。
神村恵
社長秘書。赤木の従姉弟。
西島
野心家の21世紀警備保障専務。大河内社長に最も強く反発していた役員。
大河内伝次郎
21世紀警備保障社長。元安保軍少佐で12年前のヘテロダイン襲来の際は現場指揮官だった。
山田
新入社員。本作同様XEBEC製作のアニメ『機動戦艦ナデシコ』からのゲスト出演。

国連安全保障軍[編集 | ソースを編集]

城田志郎
安保軍から派遣された戦術アドバイザー。理知的で合理的な性格で、赤木と衝突していたが、次第に心を通わせる。
佐伯徹
物語中盤で新たに派遣されてきた戦術アドバイザー。城田の後輩にあたり、彼を強く信奉している。
飯塚
コクボウガーのメインパイロット。赤城の恩師。
毒島
安保軍少佐。民間の警備会社に対ヘテロダイン戦を任せている現状をよく思っていない、軍内における反ダイ・ガード派の先鋒。

その他[編集 | ソースを編集]

桜田栄二郎
いぶきの実父の界震研究者。12年前のヘテロダインの襲来時に死亡。
桃井
いぶきの養父である医者。
青山母
恰幅がいいが、体はあまり強くない。

登場メカ[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

ダイ・ガード
株式会社21世紀警備保障が運用する巨大ロボット。物語開始時点ではハリボテ同然にデチューンされた状態だったが、次第に強化されていった。
コクボウガー
国連安全保障軍が新たに開発・運用するダイ・ガードの兄弟機と言える巨大ロボット。

ヘテロダイン[編集 | ソースを編集]

十字型ヘテロダイン
ゲーム中では単に「ヘテロダイン」のみ。この名称は通称である。
グローブ
通称「ボールヘテロダイン」。
グアマンド
通称「スジコダイン」。2体のヘテロダインが合体したヘテロダインである。
ピラミッド
その名の通りピラミッドを上下逆さにした形状をしたヘテロダイン。
ウィール
独楽のような形状をしたヘテロダイン。
インセクト-R
13年前に初めて出現したヘテロダインと同型のヘテロダイン。
フレイムワーク
砂時計のような外郭を持つヘテロダイン。
インターナル・テレストリアル
東京上空を覆った超巨大ヘテロダイン。
ブラックダイ・ガード
上記のヘテロダインが産み出したフラクタルノットの防衛機能。

組織[編集 | ソースを編集]

株式会社21世紀警備保障
民間の警備会社。
国連安全保障軍
通称「安保軍」。

用語[編集 | ソースを編集]

ヘテロダイン
界震によって出現する怪獣の様なエネルギーの塊。一種の自然災害である。電磁波に対して指向性を持ち、発電所などに引き寄せられる。
フラクタルノット
ヘテロダインの核にして弱点。露出して見える場合は総じて6角形の外見を持つ板のように見えるのが特徴。
界震
プレート境界面にて発生する巨大な電磁波を原因として並行世界がつながる現象。
原因となるのは地震と同じなので、地震大国である日本では界震が多い。大規模な界震において巨大なエネルギーが流入してきたとき、それは形を取り「ヘテロダイン」となる。
振動地雷
高周波振動を起こすことで地面を液状化させ、敵の足止め等に使う兵器。ダイ・ガードが手に持ち、ヘテロダインに直接叩き込むという使い方もしばしば見られた。
OE兵器
Over Explosion兵器の略。核兵器のような広域破壊戦略兵器。核のように使用した地域を汚染地域へと変えてしまう。12年前、ヘテロダインが初めて出現した際に使用され、これを撃退した。

楽曲[編集 | ソースを編集]

オープニングテーマ
「路地裏の宇宙少年」
作詞・作曲:川畑アキラ、編曲・歌:ザ・コブラツイスターズ
パワフルかつ疾走感のあるメロディーラインと、主人公・赤木を思わせる熱い歌詞が印象的。
『第2次Z』『第3次Z』で採用。
挿入歌
「(株)21世紀警備保障社歌」
その名の通り、株式会社21世紀警備保障の社歌。次回予告時のBGMで劇中ではヘテロダインを撃破するときなど、盛り上がるシーンの挿入歌として使用されている。
『第2次Z破界篇』で採用。

登場作と扱われ方[編集 | ソースを編集]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初参戦作品。今回のSRWシリーズ初参戦の12作品の中では、唯一キャラクター・ユニット共にゲーム初登場となる。同じく巨大ロボットを所有する企業を描いた作品である『トライダーG7』、同じ水島氏が監督である『ガンダム00』と同時参戦。なお、水島監督は『ダイ・ガード』参戦については否定的だったという噂があったが、『破界篇』発売の前年に実は参戦を希望していた事が判明した[1]
原作再現の点では時系列の入れ替えや再構成が見られるものの概ね原作に沿っている。なお、今作では21世紀警備保障の社長交代劇は見られなかった。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
新たに佐伯徹が登場するなど、引き続き原作再現が行われている。「ヘテロダインが出続ける限り、人々を守るために戦う」という本作の物語を表しているともとれる。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
まさかの引き続き参戦。しかし前作までに殆どの原作再現をやり尽くしてしまっているため、完全にいるだけ参戦に近い。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
引き続き参戦。今回もほぼ完全にいるだけ参戦。宇宙の終焉までついてくるサラリーマンというのは、ある意味すごいことなのではないだろうか。

各話リスト[編集 | ソースを編集]

話数 タイトル 登場する敵・メカ 備考 再現スパロボ
第1話 海から来た災厄 ダイ・ガード
十字型ヘテロダイン
第2次Z破界篇
第2話 夜のお台場大攻防戦
第3話 ヒーローの事情
第4話 ヒロインのゆううつ グローブ
第5話 夕陽に向かって走れない ピラミッド
第6話 思い出は教えてくれた
第7話 ファイヤー&アイス
第8話 奇妙な一日
第9話 炸裂! ノットバスター!! 風船ヘテロダイン ノットバスター初登場
第10話 正義に見合う給料 コクボウガー
第11話 不在証明 二大ヘテロダイン東京襲撃 グアマンド
第12話 夜の新宿大決戦
第13話 許される者 許されざる者 フレイムワーク
第14話 大杉レポート 総集編
第15話 ぼくらはみんな生きている 第2次Z再世篇
第16話 いつも心に太陽を ウィール
第17話 夢見るようにねむりたい
第18話 明日に向かって走れ
第19話 白の契約
第20話 青の約束
第21話 偽りの記憶 インセクト-R 第2次Z破界篇
第22話 私が私であるために インセクト-R 第2次Z破界篇
第23話 守りたいもの、なんですか?
第24話 空を覆うもの インターナル・テレストリアル
第25話 重なりゆく思い インターナル・テレストリアル
第26話 明日への凱歌 インターナル・テレストリアル
ブラックダイ・ガード
第2次Z破界篇

商品情報[編集 | ソースを編集]

DVD[編集 | ソースを編集]

※DVD-BOXはイタリア版

漫画・小説[編集 | ソースを編集]

楽曲関連[編集 | ソースを編集]

レンタルビデオ・動画配信[編集 | ソースを編集]

レンタルビデオはなし。

サイト名 取扱いの有無 備考
動画配信
TSUTAYA TV × 
DMM動画 ×
バンダイチャンネル  
GYAO!ストア × 
東映アニメオンデマンド × 
ユーネクスト   2022年11月30日まで配信
ビデオマーケット × 
フジテレビオンデマンド ×
Amazonプライムビデオ    見放題期間あり
dアニメストア  
ビデックス ×
hulu × 

脚注 [編集 | ソースを編集]

  1. 2010年3月9日の発言 2021年5月8日閲覧。