「イクサー1」の版間の差分
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== 概要 == | == 概要 == | ||
[[宇宙]]を放浪する民・[[クトゥルフ]]の侵略活動を阻止するために戦う、ピンクのバトルスーツと黒いプロテクターの女戦士。豪快なボリュームの金髪を振り乱し、両腕から放つエネルギー衝撃波と、異空間から呼び出していると思しきエネルギーブレードを用いた格闘戦を行う他、巨大ロボットに対しては、愛機・イクサーロボを呼び出し立ち向かう。「善」の心しか持っていない戦士であり、[[性格]]も生真面目。 | [[宇宙]]を放浪する民・[[クトゥルフ]]の侵略活動を阻止するために戦う、ピンクのバトルスーツと黒いプロテクターの女戦士。豪快なボリュームの金髪を振り乱し、両腕から放つエネルギー衝撃波と、異空間から呼び出していると思しきエネルギーブレードを用いた格闘戦を行う他、巨大ロボットに対しては、愛機・イクサーロボを呼び出し立ち向かう。「善」の心しか持っていない戦士であり、[[性格]]も生真面目。 | ||
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激闘の末ビッグゴールドを倒し(正確には自身に吸収。そのため善悪両方を理解することが出来るようになった)、『[[冒険! イクサー3]]』ではサー・バイオレットの後を継ぎ、クトゥルフの長となり宇宙に散らばったビッグゴールドの端末と戦っている。この時は、真紅のバトルスーツに白いプロテクター姿となっている。 | 激闘の末ビッグゴールドを倒し(正確には自身に吸収。そのため善悪両方を理解することが出来るようになった)、『[[冒険! イクサー3]]』ではサー・バイオレットの後を継ぎ、クトゥルフの長となり宇宙に散らばったビッグゴールドの端末と戦っている。この時は、真紅のバトルスーツに白いプロテクター姿となっている。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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:移動力ボーナスに加え[[加速]]持ちなので非常に足が速く、そこそこいい燃費に加えENボーナス持ちなので滅多に補給を必要としない継戦能力を持つ。育成すればSU運用にも耐えうるポテンシャルを持つ。 | :移動力ボーナスに加え[[加速]]持ちなので非常に足が速く、そこそこいい燃費に加えENボーナス持ちなので滅多に補給を必要としない継戦能力を持つ。育成すればSU運用にも耐えうるポテンシャルを持つ。 | ||
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+ | :劇中[[BGM]]。 | ||
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+ | :第3話ED。歌詞の一部が『[[スーパーロボット大戦L|L]]』第35話のサブタイトルにもなっている。 | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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;「渚!なぜ貴女は自分のことばかり考えるのです。自分の生まれた星を守りなさい!亡くなったご両親の仇を取るのです!」 | ;「渚!なぜ貴女は自分のことばかり考えるのです。自分の生まれた星を守りなさい!亡くなったご両親の仇を取るのです!」 | ||
:第1話より。[[ディロスθ]]の出現に際して彼女をイクサーロボに乗せるが、まったく協力してもらえないため発した台詞。この一言で渚の怒りのパワーをまとったイクサーロボはディロスθを押し返した上に滅多打ちに。 | :第1話より。[[ディロスθ]]の出現に際して彼女をイクサーロボに乗せるが、まったく協力してもらえないため発した台詞。この一言で渚の怒りのパワーをまとったイクサーロボはディロスθを押し返した上に滅多打ちに。 | ||
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;「これが……シンクロ!」 | ;「これが……シンクロ!」 | ||
:最終話より。渚と真のシンクロを果たした際の台詞。 | :最終話より。渚と真のシンクロを果たした際の台詞。 | ||
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− | : | + | ;「私は、二度も妹の命を奪いたくありません…」 |
+ | :最終話より。蘇ったイクサー2との対戦に再び勝利。とどめを刺せという彼女に向かっての台詞。以前と違い、人の心を持ったイクサー1の言葉はイクサー2の心も動かした。 | ||
== 迷台詞 == | == 迷台詞 == | ||
+ | ;「チッ……」 | ||
+ | :第1話より。敵を思わず見逃した後に舌打ちするシーン。 | ||
+ | :「舌打ち」とは悪感情なので、善の心としてはどうなのだろうか? | ||
+ | ;「えっ!? どうしたのですか、渚?」 | ||
+ | :第2話より。今からクトゥルフの要塞に行くので戦ってくれるかという質問に全否定された後の反応。 | ||
+ | :渚からしてみれば「強制的に戦わされ、全裸にされた後で異空間に軟禁状態」なので、どうしたもこうしたもないのだが、そこでズレた見解を示すのが彼女らしさを表現している。 | ||
+ | ;「あっ、はい」 | ||
+ | :同上。渚に気やすく呼ばないでと言われて、素直に応じてしまう。生真面目な彼女らしい一面。 | ||
+ | :困惑気味で女の子らしい仕草を見せている。 | ||
;起こさないでね(ハートマーク) | ;起こさないでね(ハートマーク) | ||
:厳密には台詞ではなく文章だが、映像特典に於いてクリーチャーに襲われ、助けを求めている渚が、悲鳴が連呼しているにも拘らず枕を抱き、布団を被りながら睡眠を続けるイクサー1……。 | :厳密には台詞ではなく文章だが、映像特典に於いてクリーチャーに襲われ、助けを求めている渚が、悲鳴が連呼しているにも拘らず枕を抱き、布団を被りながら睡眠を続けるイクサー1……。 | ||
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;「時々、理屈に合わない事をするのが人間だと聞いたことがあります。それに…」<br/>「…妹を助けるのに理由がいりますか?」 | ;「時々、理屈に合わない事をするのが人間だと聞いたことがあります。それに…」<br/>「…妹を助けるのに理由がいりますか?」 | ||
:『L』第34話「イクセリオの輝き」に於ける[[アトロス]]加入時の追加場面より。どうして自分を助けてくれたのかと尋ねてきた[[アトロス]]に対して。 | :『L』第34話「イクセリオの輝き」に於ける[[アトロス]]加入時の追加場面より。どうして自分を助けてくれたのかと尋ねてきた[[アトロス]]に対して。 | ||
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;「心配は要りません、渚。ふたつに分かれていたものがひとつに戻る…それだけの事です」 | ;「心配は要りません、渚。ふたつに分かれていたものがひとつに戻る…それだけの事です」 | ||
:『L』第35話「永遠のソルジャー」より。クトゥルフの要塞内部でビッグゴールドと対峙した場面より。自身とビッグゴールドの魂がふたつでひとつと言える性質を利用して、渚とのシンクロでビッグゴールドの邪心を自身に封じ込める作戦の実行を決意した。 | :『L』第35話「永遠のソルジャー」より。クトゥルフの要塞内部でビッグゴールドと対峙した場面より。自身とビッグゴールドの魂がふたつでひとつと言える性質を利用して、渚とのシンクロでビッグゴールドの邪心を自身に封じ込める作戦の実行を決意した。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *阿乱霊による原作漫画版では、獣耳と尻尾が生えたケモノ娘のような少女で、台詞や仕草が猫のようであるというOVA版とは印象の異なるキャラクターで描かれている(言葉を喋っている描写も僅かにあるが、台詞の大半が「ニャア」といった猫同然の鳴き声)。また原作漫画版における「イクサー1」とはロボ(アニメにおけるイクサーロボ)の名称である。 |
− | *イクサー1のキャスティングは総監督の平野俊弘氏と原作者の阿乱霊が『[[超獣機神ダンクーガ]]』の[[結城沙羅]] | + | *イクサー1のキャスティングは総監督の平野俊弘氏と原作者の阿乱霊が『[[超獣機神ダンクーガ]]』の[[結城沙羅]]を聴いて、とてもピッタリだったからとのこと。山本百合子氏がこれを聞いたのは1話目の収録後であり、「いくつもの声のパターンを持っているわけでもないので、結果的に似てしまった。だから、「それでよかったんだ」と後で言われてホッとした」と話している<ref>角川書店『戦え!!イクサー1 メディアミックス スペシャル』87頁。</ref>。 |
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+ | == 脚注 == | ||
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2024年5月22日 (水) 21:26時点における最新版
イクサー1 | |
---|---|
登場作品 | |
声優 | 山本百合子 |
デザイン | 平野俊弘 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦L |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | クトゥルフ(人造人間) |
性別 | 女 |
髪色 | 金 |
髪型 | 癖の強いロングヘアでもみあげ部分だけが縦ロール |
瞳の色 | 赤 |
主な搭乗機 | イクサーロボ |
イクサー1は『戦え!! イクサー1』の主人公。
概要[編集 | ソースを編集]
宇宙を放浪する民・クトゥルフの侵略活動を阻止するために戦う、ピンクのバトルスーツと黒いプロテクターの女戦士。豪快なボリュームの金髪を振り乱し、両腕から放つエネルギー衝撃波と、異空間から呼び出していると思しきエネルギーブレードを用いた格闘戦を行う他、巨大ロボットに対しては、愛機・イクサーロボを呼び出し立ち向かう。「善」の心しか持っていない戦士であり、性格も生真面目。
元々はクトゥルフのリーダー、サー・バイオレットがクトゥルフの民を守るために生み出した人造人間(描写から見ると生体アンドロイド)であった。しかしビッグゴールドがサー・バイオレットを洗脳し、クトゥルフを異星侵略集団として支配。サー・バイオレットの善の心の分身でもあるイクサー1は、彼らを止めるために戦うことになる。
激闘の末ビッグゴールドを倒し(正確には自身に吸収。そのため善悪両方を理解することが出来るようになった)、『冒険! イクサー3』ではサー・バイオレットの後を継ぎ、クトゥルフの長となり宇宙に散らばったビッグゴールドの端末と戦っている。この時は、真紅のバトルスーツに白いプロテクター姿となっている。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦L
- 初登場作品。生身ユニットであるにも関わらず、空を飛べる上に宇宙空間さえも生身で移動できる(しかも適応A)が、これは原作再現。中盤からイクサー3と入れ替わりに長期離脱するが、後半で戻ってくる。一時離脱するためか、第3話で早速登場するのに4段階改造済み。一時離脱まで使える期間は長いのでありがたいといえばありがたい。なお、『α』の衝撃のアルベルト以来の「生身で使徒と戦ったキャラクター」でもある。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- イクサービーム
- 両腕から放つエネルギー弾。
- 射程3しか無いが、生身状態ではこれが唯一の有射程武器。戦闘アニメでは右腕から発射する。
- イクサーソード
- 異空間から呼び出すエネルギーソードによる一閃。
- この武器は特撮作品『宇宙刑事シリーズ』で主人公たちが使用していたレーザーブレードのオマージュである。
- 射程1で同じコンボ武器でもビームより使い勝手が悪いが、イクサー1は格闘寄りなのでこちらの方が威力が高い。
- イクサー1フルパワー
- 前述の特撮作品の主人公が使うかのような、ソードを用いた必殺技。原作では死んだ渚の魂と一つになることで使用可能となったが、ゲームでは加入直後から使用可能。渚とシンクロし、全身から光の柱を立ち昇らせて突撃。トドメ演出では再度突撃して剣を一閃、光の中で敵を消滅させる。
合体攻撃[編集 | ソースを編集]
- イクサーズファイナルアタック
- イクサー2、イクサー3との合体攻撃。ロボ形態も含めて最も攻撃力が高い技となる。
- 『冒険! イクサー3』のクライマックスにおけるネオスゴールドを月面から分離したときの技(?)を演出として取り入れているが、原作ではイクサー3はイクサーロボに搭乗した状態で行っているため、生身の三人で行うのはスパロボオリジナル。どうせならロボ三機でも合体攻撃が使えればよかったのだが…。
- 3人の誰からでも撃てるが、魂を持つイクサー2、改造システムの関係上攻撃力が少し高くなるイクサー3と比べ、武器の面ではイクサー1から打つメリットは特に無い。とは言え、加入時期の関係でパイロットはイクサー1が最も強化されているというケースは多く、イクサー1は愛によって自力で努力幸運その他をフルセット用意できるというメリットもある(全員生身状態でないと使えない合体攻撃なのでサブパイロットの精神コマンドは使えない)ため、総合的に誰から打つのが一番良いのかは一概には言えない。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- 剣装備、銃装備
- 切り払い、撃ち落としを発動。銃は持っていないがビームで撃ち落とす。
- 空間転移
- 高速回避能力。ゲームでは分身と同じ効果。気力130で発動。
- また、マップ上で地形や敵ユニットを無視して移動コスト1固定で移動できるようになる。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- SS
機体ボーナス[編集 | ソースを編集]
- L
-
- 初期:照準値+5、EN+50
- 5段階:照準値+15、EN+100、移動力+1
- 10段階:照準値+25、EN+150、移動力+2
- 移動力ボーナスに加え加速持ちなので非常に足が速く、そこそこいい燃費に加えENボーナス持ちなので滅多に補給を必要としない継戦能力を持つ。育成すればSU運用にも耐えうるポテンシャルを持つ。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
格闘・技量が自軍2位、防御・回避が4位、残る射撃・命中も上の中程度、合計値は総合2位と言う凄まじいスペックを持つ。ユニットのサイズのせいで火力不足になりがちではあるがその分回避力はすさまじく、サイズ差補正無視を習得させれば火力も解決するため、文句無くエースパイロットになれる。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊スキル[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- 加納渚
- イクサー1の能力を開放することの出来るパートナー。なぜ彼女でなければいけないのかはイクサー1自身にもよく分かっていないのだが、小説版では理由付けがされている。
- イクサー2
- 妹に当たる人造人間。
- 白鳥いきお
- 小説版に登場。渚以外で彼女と接触した唯一の地球人。
- イクサー3
- 続編にて送りだした「妹」。アニメより先に作られたカセット文庫版『冒険!! イクサー3』では娘になっている。
- アトロス
- イクサー1にとっては「三人目の妹」に当たる人造人間。原作では特に絡みはなかったが、『L』では第34話にてネオスゴールドの攻撃を受けて瀕死の状態にあった彼女を見つけイクサー3と共に助けている。
- サー・バイオレット
- 誕生する時に彼女の善の心が宿った。いわば『母』同然の存在。
- シスターグレイ
- クトゥルフのリーダーとなった後の側近。イクサー3は彼女が作り出した。
- ビッグゴールド
- 宿敵。サー・バイオレットの心の弱みに付け込んだ「悪」であり、そういう意味では双子とも言える存在。
- ネオスゴールド
- ビッグゴールドの端末の一つ。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- 美角鏡
- 『L』では異星人同士という共通点を持っていたからか、「もしもの時のために」と、まだ仲間に話していない真実をイクサー1に伝えていた。
- 早瀬浩一
- 『L』において、増長していた彼に対して厳しい言葉をぶつける一幕もあったが、彼がLOTUSに参加してからは、彼を何かと気にかけており幾度か助言している。お互いのキャラクター設定を生かしたクロスオーバーである。
- また、増長の結果であるとは言え、イクサー1を「悪」呼ばわりした唯一の人物でもある。
- ジャック・スミス
- 『L』では生身ユニット同士からか、初登場時に戦闘前会話が存在する。また、ジャックがLOTUSに加入した事に対しても武人である彼に二心がない事を見抜いている。
名台詞[編集 | ソースを編集]
戦え!! イクサー1[編集 | ソースを編集]
- 「渚!なぜ貴女は自分のことばかり考えるのです。自分の生まれた星を守りなさい!亡くなったご両親の仇を取るのです!」
- 第1話より。ディロスθの出現に際して彼女をイクサーロボに乗せるが、まったく協力してもらえないため発した台詞。この一言で渚の怒りのパワーをまとったイクサーロボはディロスθを押し返した上に滅多打ちに。
- 「渚が…好きだから」
- 第2話より。渚に自分を選んだ理由を聞かれた時の返答。
- 「ありがとう、戦士達。この星は、私が必ず守ってみせます」
- 同上。クトゥルフの地上攻撃用要塞にまったく歯がたたない地球側。しかし彼らの必死の攻撃が異空間に閉じ込められていたイクサー1に脱出のきっかけを与える。彼女は名もなき兵士達に感謝と共に誓う。
- 「これが……シンクロ!」
- 最終話より。渚と真のシンクロを果たした際の台詞。
冒険! イクサー3[編集 | ソースを編集]
- 「私は、二度も妹の命を奪いたくありません…」
- 最終話より。蘇ったイクサー2との対戦に再び勝利。とどめを刺せという彼女に向かっての台詞。以前と違い、人の心を持ったイクサー1の言葉はイクサー2の心も動かした。
迷台詞[編集 | ソースを編集]
- 「チッ……」
- 第1話より。敵を思わず見逃した後に舌打ちするシーン。
- 「舌打ち」とは悪感情なので、善の心としてはどうなのだろうか?
- 「えっ!? どうしたのですか、渚?」
- 第2話より。今からクトゥルフの要塞に行くので戦ってくれるかという質問に全否定された後の反応。
- 渚からしてみれば「強制的に戦わされ、全裸にされた後で異空間に軟禁状態」なので、どうしたもこうしたもないのだが、そこでズレた見解を示すのが彼女らしさを表現している。
- 「あっ、はい」
- 同上。渚に気やすく呼ばないでと言われて、素直に応じてしまう。生真面目な彼女らしい一面。
- 困惑気味で女の子らしい仕草を見せている。
- 起こさないでね(ハートマーク)
- 厳密には台詞ではなく文章だが、映像特典に於いてクリーチャーに襲われ、助けを求めている渚が、悲鳴が連呼しているにも拘らず枕を抱き、布団を被りながら睡眠を続けるイクサー1……。
- その傍らに置いてあるめくり台には、『起こさないでね(ハートマーク)』と書かれて居たのだった……。
- 「まったくもう…イクサー3! 起きなさい!!」
- カセットブック『冒険!!イクサー3』冒頭の台詞。地球の危機に目覚めの時が来たイクサー3を向かわせようとするが、中々起きないイクサー3に対して。朝中々起きない子供を起こす親そのものである。
- 「さあ、私には見えませんでしたが」
「さあ・・・何の事ですか?」 - ドラマCD『御意見無用!ネオス四天王の逆襲!!』より。イクサー3とアトロス、ゴーレムとインセクトのタッグマッチにて、レフェリーを務めたイクサー1。火器による凶器攻撃を行うゴーレムを取り締まるものの、イクサー3とアトロスのビーム攻撃による反則を指摘するゴーレムへの都合の良い返答(一応こっそりとイクサー3に注意している)。ゴーレムからは「それでも正義の味方か!」と言われてしまう。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「私が悪…?」
- 『L』第5話「紅の衝撃・蒼の戦慄」より。浩一に「お前らは悪だ!」と一方的に決めつけられた際に発した台詞。少し意外そうな反応をしているが、この時点での彼女は絶対的な「善」であるから当然か。
- 「あなたは何を持って正邪を判断しているのです!?」
(浩一)「俺が正義だ!俺が認めないものはすべて悪だぁぁっ!!」
「違います。人間は正義と悪の心を持ち、ゆえに完全である事ができるのです」
「あなたがしている事は悪の心から生み出されているものにすぎません!」 - 同上。浩一との戦闘前会話より。増長していた彼に対しての厳しい言葉。
- (渚…あなたのご両親はコバルトがあなたを襲ったときに、もう…)
(でも、心も体も傷ついた渚に真実を伝えるのは…) - 『L』第8話モビルスーツ救出を試みるルート「正義の代償」シナリオデモより。『L』ではイクサー1は渚にショックを与えないために両親の死は伝えておらず、渚が両親の死を知るのは第9話となった(なお、渚に両親の死を伝えたのは石神社長である)。
- 「あ、はい。それでは、いただきますね」
- 『L』第9話モビルスーツ救出を試みるルート「戦う決意」より。アリスに散らし寿司を薦められて。人造人間がアンドロイドに食べ物を薦められる少々おかしな光景。
- なお、劇中でイクサー1は食事をする場面はない。イクサー3はドラマCDで「宇宙食食べ飽きた」と発言しているので、食事は可能と思われる。
- (浩一、今のあなたは立派に正義の味方をしていますよ。ようやく願いが叶いましたね…)
- 『L』第10話モビルスーツ救出を試みるルート「エンゲージ・ゴーダンナー」シナリオエンドデモより。正義の味方として運命付けられた彼女が、何かと浩一のことを気にかけていることがわかる。
- 「なるほど…あなたは全身を改造し、その力を得ているのですね」
「いいでしょう。かかってきなさい!」 - 『L』第12話「放課後の来訪者」に於けるジャックとの戦闘前会話より。戦いに生きる者同士としてイクサー1はジャックと剣を交える。
- 「渚が許してくれるのであれば、一度手を合わせるのも悪くないでしょう」
「どうやら彼は…剣に生きるためだけに戦っているようですから」 - 同上。イクサー1がイクサーロボに登場しているときのジャックとの戦闘前会話。
- 「時々、理屈に合わない事をするのが人間だと聞いたことがあります。それに…」
「…妹を助けるのに理由がいりますか?」 - 『L』第34話「イクセリオの輝き」に於けるアトロス加入時の追加場面より。どうして自分を助けてくれたのかと尋ねてきたアトロスに対して。
- 理屈に合わない事をするのが~」の下りは映画映画ドラえもん のび太と鉄人兵団』にて、源静香に対しリルル(イクサー1役の山本百合子氏が演じたキャラクター)が「どうして敵である自分を助けたのか」と問うた際に、静香が答えた台詞が元ネタとなっている。リルルに大きな影響を与えたこの台詞を、『L』ではリルルと同じ声であるイクサー1が答えるというこの場面、アトロスが生存するという展開も併せて、非常に胸にくるものがあるシーンである。
- 「心配は要りません、渚。ふたつに分かれていたものがひとつに戻る…それだけの事です」
- 『L』第35話「永遠のソルジャー」より。クトゥルフの要塞内部でビッグゴールドと対峙した場面より。自身とビッグゴールドの魂がふたつでひとつと言える性質を利用して、渚とのシンクロでビッグゴールドの邪心を自身に封じ込める作戦の実行を決意した。
- 「…私達の勝ちです、イクサー3。ゴールドは私とひとつになりました」
「渚のおかげで、私もあなたと同じ人の心を持つ事ができたのです」
「良き心もあれば、邪な心もある人間の心に…。渚、約束は守りましたよ」 - 上記の作戦が成功した時の台詞。
- 「正義の味方を目指す事が無意味なわけではありません。邪な心に負けなければいいのです、浩一」
- 同上。「完全無欠の正義の味方なんてのは夢物語なのかな…」と言った浩一に対しての助言。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- イクサーロボ
- 彼女の分身とも言える巨大ロボット。
余談[編集 | ソースを編集]
- 阿乱霊による原作漫画版では、獣耳と尻尾が生えたケモノ娘のような少女で、台詞や仕草が猫のようであるというOVA版とは印象の異なるキャラクターで描かれている(言葉を喋っている描写も僅かにあるが、台詞の大半が「ニャア」といった猫同然の鳴き声)。また原作漫画版における「イクサー1」とはロボ(アニメにおけるイクサーロボ)の名称である。
- イクサー1のキャスティングは総監督の平野俊弘氏と原作者の阿乱霊が『超獣機神ダンクーガ』の結城沙羅を聴いて、とてもピッタリだったからとのこと。山本百合子氏がこれを聞いたのは1話目の収録後であり、「いくつもの声のパターンを持っているわけでもないので、結果的に似てしまった。だから、「それでよかったんだ」と後で言われてホッとした」と話している[1]。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 角川書店『戦え!!イクサー1 メディアミックス スペシャル』87頁。