「ダミープラグ」の版間の差分
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また、初号機は一度はダミーシステムが問題なく発動したが、シンジ不在によるダミープラグでの起動の際、機体側からダミープラグを拒否する反応を示し、新劇場版では本当に初号機が嫌がるような動きをしている。 | また、初号機は一度はダミーシステムが問題なく発動したが、シンジ不在によるダミープラグでの起動の際、機体側からダミープラグを拒否する反応を示し、新劇場版では本当に初号機が嫌がるような動きをしている。 | ||
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*ダミープラグの声は普通に聞いただけではとても林原めぐみ氏の声とは思えないが、倍速(早回し)再生にすると林原氏の声になる。 | *ダミープラグの声は普通に聞いただけではとても林原めぐみ氏の声とは思えないが、倍速(早回し)再生にすると林原氏の声になる。 | ||
*現実においてダミーと付くパーツは「本来の機能は持たせずに端子保護等の目的で装着」するものである。スマートフォンで使われているイヤホン端子に差し込むタイプのアクセサリーがそれである。機器を騙すというニュアンスとしては、無線機器の調整で出力するが周りに影響を出さないように電波を熱に変換する「ダミーロード」が近いと思われる。 | *現実においてダミーと付くパーツは「本来の機能は持たせずに端子保護等の目的で装着」するものである。スマートフォンで使われているイヤホン端子に差し込むタイプのアクセサリーがそれである。機器を騙すというニュアンスとしては、無線機器の調整で出力するが周りに影響を出さないように電波を熱に変換する「ダミーロード」が近いと思われる。 | ||
+ | *複数のユニットで構成されるシステム上で、すべてのユニットが存在しない状態で稼働させて部分的な挙動を観察する際、不在ユニットとやり取りするはずの信号を決まった通りに返すだけの簡単なユニットをダミーと呼ぶ場合がある。ダミープラグの挙動も同様であるため、おそらくこれが由来。例えば、パイロット存在シグナルが「有」であるとともに意識シグナルが「無」であった場合、エヴァは「パイロットが意識不明に陥る緊急事態が起きた」と判断する、という形と思われる(無論、もっと複雑に信号のやり取りをしているだろうが)。 | ||
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2024年9月5日 (木) 18:42時点における最新版
ダミープラグ | |
---|---|
外国語表記 | Dummy Plug |
登場作品 | |
声優 | 林原めぐみ |
初登場SRW | スーパーロボット大戦F |
SRWでの分類 | パイロット |
スペック | |
---|---|
分類 | プログラム |
ダミープラグは「エヴァンゲリオンシリーズ」に登場するシステムの名称。
概要[編集 | ソースを編集]
その性質ゆえ希少なEVAパイロットのバックアップシステム。
エヴァに「そこにパイロットがいる」と思い込ませシンクロさせることが可能だが、あくまで擬似的なものに過ぎない。赤木リツコ博士いわく「人間のマネをするただの機械」。ネルフ本部の手動により本来の搭乗者から操縦が切り替わる。原始的な拳による戦闘を行い、容赦ない殺戮レベルで敵を殲滅する。言ってみれば、人工的かつ任意で起こせる暴走の様なもの。初号機のものは綾波レイのクローンボディ、量産機のものは渚カヲルが基になっている。なお、有人タイプのEVAで使用された場合はパイロット側からはEVAの行動停止やシステム発動の阻止は不可能(ただし、プラグ内にあるシステム機器を破壊すれば阻止できる可能性はある)。
また、初号機は一度はダミーシステムが問題なく発動したが、シンジ不在によるダミープラグでの起動の際、機体側からダミープラグを拒否する反応を示し、新劇場版では本当に初号機が嫌がるような動きをしている。
プラグは通常のエントリープラグと違い赤色。また、REI-00型とKAWORU型もデザインの細部が違う。
新劇場版では普通のエントリープラグと形状が異なり、システム起動時は特殊なインターフェースがパイロットを覆う他にメインモニターが遮断される(要するに外の様子がわからない)。
新劇場版ではこのシステムに類似するものとして、パイロットから任意で発動できる裏コード「ザ・ビースト」が登場する。こちらはパイロットにかなりの負担が掛かるものの、パイロット自身の意思で操縦可能となっている。2号機(弐号機)での発動がマリによって行われているが、全機に搭載されているかは明らかになっていない。
また、これとは全く逆の停止信号を出し続けて封印する目的のプラグが零号機暴走後の凍結の際に登場しており、こちらもダミープラグの一種と思われる。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
初登場作品である『F/F完結編』から暴走初号機のパイロットとしても登場しているが、正確には全くの別モノである。これについては製作側も承知しており、『F/F完結編』や『α』のキャラクター事典で厳密には違うことを解説している。また、担当声優も多くの作品でしっかり記載されている。
能力値はかなり高めに設定されていることが多く、加えて気力やシンクロ率が登場時から上昇している場合もあるなど、原作通りかなり危険な存在である。
『α』から登場するEVA量産機のパイロット(KAWORU型)は、「EVA量産機」の名義で能力、グラフィック共に完全に別モノとして登場する。
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦F/スーパーロボット大戦F完結編
- 初登場作品。登場時はシンジのレベル+10で気力150になる。
- 両作品で合計5回以上暴走させることがEVAエンドルート突入条件の一つになっている。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α(DC)
- 今作では登場時に気力はリセットされる[1]ため、以前ほどの脅威は無い。
- また、バルディエル戦ではイベントで原作同様に強制使用される可能性がある。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 通常の暴走初号機のパイロットと区別されるようになり、こちらはゲンドウの用意した初号機のパイロットとして登場する。ステータスは暴走時のものと同じだが、特殊技能が異なる。
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 「ダミーシステム」表記。第47話「生命の選択」で暴走初号機のパイロットとして登場。
- 通常の暴走時と微妙にエースボーナスと獲得経験値に違いがある。
Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- 攻略本によると、EVA量産機に搭載されている[2]。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦V
- 名称のみ登場。原作同様に第9の使徒との戦闘で起動させようとするも、失敗に終わっている。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦MX(PORTABLE)
- 今作ではLv99、初期シンクロ率399%、2回行動所持と極めて危険な存在となっている。
- また、原作同様にバルディエル戦で使用されるが、ラーゼフォンの介入により沈静化する。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
- 第3次α
- 2回行動、闘争心、戦意高揚、気力+ (ダメージ)、気力+ (命中)、精神耐性
- 極がなくなった代わりに気力関連の技能が大幅に追加。脅威度は変わらない。
- 第3次Z時獄篇
- 底力L9、気力+ボーナス、気力限界突破、ガード、2回行動
- MX
- 2回行動、底力L9
小隊長能力[編集 | ソースを編集]
- 命中率+20%
- 『第3次α』で採用。
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
- 常時気力170
- 『第3次Z時獄篇』で採用。
パイロットBGM[編集 | ソースを編集]
- 「THE BEAST」
- 「THE BEAST II」
- SRWではこれが使用されることが多い。本来は初号機が暴走・覚醒した時に使用された曲で、ダミーシステム発動時に使われた曲ではない。
- 「NORMAL BLOOD」
- SRWでは未使用。第13使徒バルディエル戦でのダミーシステム発動時に使われた。「THE BEAST II」のアップテンポ版。
- 「今日の日はさようなら」
人間関係[編集 | ソースを編集]
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- EVA初号機 (暴走)
- EVA量産機
- KAWORU型が使用されている。
余談[編集 | ソースを編集]
- ダミープラグの声は普通に聞いただけではとても林原めぐみ氏の声とは思えないが、倍速(早回し)再生にすると林原氏の声になる。
- 現実においてダミーと付くパーツは「本来の機能は持たせずに端子保護等の目的で装着」するものである。スマートフォンで使われているイヤホン端子に差し込むタイプのアクセサリーがそれである。機器を騙すというニュアンスとしては、無線機器の調整で出力するが周りに影響を出さないように電波を熱に変換する「ダミーロード」が近いと思われる。
- 複数のユニットで構成されるシステム上で、すべてのユニットが存在しない状態で稼働させて部分的な挙動を観察する際、不在ユニットとやり取りするはずの信号を決まった通りに返すだけの簡単なユニットをダミーと呼ぶ場合がある。ダミープラグの挙動も同様であるため、おそらくこれが由来。例えば、パイロット存在シグナルが「有」であるとともに意識シグナルが「無」であった場合、エヴァは「パイロットが意識不明に陥る緊急事態が起きた」と判断する、という形と思われる(無論、もっと複雑に信号のやり取りをしているだろうが)。