「ルイーナ」の版間の差分
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彼らの目的は「[[ペルフェクティオ|破滅の王]]」と呼ばれる存在をこの世界に現出させること。人類を攻撃しているのも、それから発生する「負の感情」によって「破滅の王」の現出を促進させる効果がある為。また、効率良く「負の感情」を集めるために出現する世界の人類と接触し、接触した対象の知識や心象からその世界の人類が恐怖する形態や言動をとる。 | 彼らの目的は「[[ペルフェクティオ|破滅の王]]」と呼ばれる存在をこの世界に現出させること。人類を攻撃しているのも、それから発生する「負の感情」によって「破滅の王」の現出を促進させる効果がある為。また、効率良く「負の感情」を集めるために出現する世界の人類と接触し、接触した対象の知識や心象からその世界の人類が恐怖する形態や言動をとる。 | ||
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ペルフェクティオの本体が出現するとルイーナもろとも宇宙の全てを滅ぼすが、ルイーナ自体はそれを目的として生み出された仮初の存在のためその事に疑問を持ってはいない。 | ペルフェクティオの本体が出現するとルイーナもろとも宇宙の全てを滅ぼすが、ルイーナ自体はそれを目的として生み出された仮初の存在のためその事に疑問を持ってはいない。 | ||
− | + | 作中世界ではファブラ・フォレースに接触したフェリオ・ラドクリフの知識や心象を基にメリオルエッセの姿や軍勢が形成されているため、軍勢の名称はラテン語となっており、軍勢が機動兵器を用いるのもフェリオの知識によるものである。これらの設定からすると、接触した人類によって様々な形態をとるため、ルイーナというのは様々な形で現世に干渉していると思われる<ref>ルイーナという名前自体がフェリオのラテン語の知識からメリオルエッセが自ら名乗った名前であるため、厳密にはルイーナというのは'''『フェリオの記憶から生まれた敵性集団』のみを指し'''、過去の時代、及び他の星に出現した同種の存在は『ルイーナと同等の敵性集団』等として区別される。『[[OGシリーズ]]』では[[フューリー]]側では「ヴァウーラ」と読んでいるが、こちらはルイーナと同種の敵性集団全般を指す呼び名となっている。</ref>。 | |
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:ウンブラの部隊が地上に上がったばかりのシュウ一行と交戦する。それ以降はゲスト関係のシナリオメインで進むため、出番はここだけ。 | :ウンブラの部隊が地上に上がったばかりのシュウ一行と交戦する。それ以降はゲスト関係のシナリオメインで進むため、出番はここだけ。 | ||
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− | :「破滅の王」と呼ばれている存在で、ルイーナを組織した張本人。厳密には「破滅の王」とは「死」の具現であるエネルギー体を指し、ペルフェクティオとはそれが人の肉体に憑依した仮の状態を指す。 | + | :「破滅の王」と呼ばれている存在で、ルイーナを組織した張本人。厳密には「破滅の王」とは「死」の具現であるエネルギー体を指し、ペルフェクティオとはそれが人の肉体に憑依した仮の状態を指す。 |
;[[グラキエース]] | ;[[グラキエース]] | ||
− | :メリオルエッセの一人で「氷」をモチーフに生み出されている。破壊を続ける中で[[ジョシュア・ラドクリフ]]と共振を起こし、後に離反。 | + | :メリオルエッセの一人で「氷」をモチーフに生み出されている。破壊を続ける中で[[ジョシュア・ラドクリフ]]と共振を起こし、後に離反。 |
;[[ウェントス]] | ;[[ウェントス]] | ||
− | :メリオルエッセの一人で「風」をモチーフに生み出されている。負の力を変換する装置「テンプルム」に他のメンバーより深く繋がることが出来るが、本人は破壊の意志が薄い「欠陥体」。後に[[クリアーナ・リムスカヤ]]と共振、離反する。 | + | :メリオルエッセの一人で「風」をモチーフに生み出されている。負の力を変換する装置「テンプルム」に他のメンバーより深く繋がることが出来るが、本人は破壊の意志が薄い「欠陥体」。後に[[クリアーナ・リムスカヤ]]と共振、離反する。 |
;[[イグニス]] | ;[[イグニス]] | ||
− | :メリオルエッセの一人で「火炎」をモチーフに生み出されている。前線に出て来て破壊活動を繰り広げることが多く、ある意味もっともルイーナの本懐を体現する存在。グラキエースとは同時に生み出された対存在。 | + | :メリオルエッセの一人で「火炎」をモチーフに生み出されている。前線に出て来て破壊活動を繰り広げることが多く、ある意味もっともルイーナの本懐を体現する存在。グラキエースとは同時に生み出された対存在。 |
;[[アクイラ]] | ;[[アクイラ]] | ||
:メリオルエッセの一人で「捕食者」のうち「鷹」をモチーフに生み出されている。戦い、滅ぶことに存在意義を見出し、如何なる状況でも全力を振るう。 | :メリオルエッセの一人で「捕食者」のうち「鷹」をモチーフに生み出されている。戦い、滅ぶことに存在意義を見出し、如何なる状況でも全力を振るう。 | ||
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:メリオルエッセの一人で「伝染病」をモチーフに生み出されている。ルイーナの参謀的存在で、各地の拠点施設「オフィチナス」の設営・管理を行う。必要とあらば他のメリオルエッセを犠牲としてでも「破滅の王」現出を目指す冷酷な一面もある。 | :メリオルエッセの一人で「伝染病」をモチーフに生み出されている。ルイーナの参謀的存在で、各地の拠点施設「オフィチナス」の設営・管理を行う。必要とあらば他のメリオルエッセを犠牲としてでも「破滅の王」現出を目指す冷酷な一面もある。 | ||
;[[ウンブラ]] | ;[[ウンブラ]] | ||
− | :メリオルエッセの一人で「宵闇」をモチーフに生み出されている。メンバーの中で一番人間離れした奇怪な姿をしており、リーダー格に当たる。基本的に前線に出ることは少ない。 | + | :メリオルエッセの一人で「宵闇」をモチーフに生み出されている。メンバーの中で一番人間離れした奇怪な姿をしており、リーダー格に当たる。基本的に前線に出ることは少ない。 |
;[[ミーレス]] | ;[[ミーレス]] | ||
− | : | + | :量産型に登場するパイロット達。メリオルエッセ同様、破滅の王の力によって生み出された仮初の命であり、破壊の意思しか持っていない。 |
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+ | == 兵器 == | ||
+ | ミーレスを含めルイーナの兵器はオフィチナスと呼ばれる兵器製造基地によって生み出されるが、原理としては既存の物質を破滅の王の力によって別の物質に変換する事で造られていると『[[OGシリーズ]]』で判明した。 | ||
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;[[アンゲルス]]、[[アンゲルスS]] | ;[[アンゲルス]]、[[アンゲルスS]] | ||
:空戦型機動兵器でフォルティス・アーラの簡易量産型。アクイラ、グラキエースが率いる。 | :空戦型機動兵器でフォルティス・アーラの簡易量産型。アクイラ、グラキエースが率いる。 | ||
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:ペルフェクティオの操る機械体。「破滅の王」の力を「機動兵器」という概念に当てはめて具現化した存在で、エネルギー供給が為される限り無限に回復し、何度撃墜しても甦る。 | :ペルフェクティオの操る機械体。「破滅の王」の力を「機動兵器」という概念に当てはめて具現化した存在で、エネルギー供給が為される限り無限に回復し、何度撃墜しても甦る。 | ||
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2023年4月2日 (日) 21:49時点における最新版
ルイーナとは、『スーパーロボット大戦D』及び『OGシリーズ』に登場する敵勢力。
概要[編集 | ソースを編集]
南極で発見された遺跡ファブラ・フォレースから出現した異次元のエネルギー生命体が生み出した勢力。その名はラテン語で「破滅」、もしくは「廃墟」や「遺跡」を意味する。またキャラクター設定は主にクトゥルフ神話をモチーフにしている。
ファブラ・フォレースを拠点に、指揮官に当たる「メリオルエッセ」を使役し、世界各地に基地を敷設して兵器を製造しては、人類やその施設に攻撃を仕掛けた。
彼らの目的は「破滅の王」と呼ばれる存在をこの世界に現出させること。人類を攻撃しているのも、それから発生する「負の感情」によって「破滅の王」の現出を促進させる効果がある為。また、効率良く「負の感情」を集めるために出現する世界の人類と接触し、接触した対象の知識や心象からその世界の人類が恐怖する形態や言動をとる。
ペルフェクティオの本体が出現するとルイーナもろとも宇宙の全てを滅ぼすが、ルイーナ自体はそれを目的として生み出された仮初の存在のためその事に疑問を持ってはいない。
作中世界ではファブラ・フォレースに接触したフェリオ・ラドクリフの知識や心象を基にメリオルエッセの姿や軍勢が形成されているため、軍勢の名称はラテン語となっており、軍勢が機動兵器を用いるのもフェリオの知識によるものである。これらの設定からすると、接触した人類によって様々な形態をとるため、ルイーナというのは様々な形で現世に干渉していると思われる[1]。
登場作品[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦D
- 初登場作品。今作のオリジナル敵勢力。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 量産機の強化版が出てこない。
- 基本的な流れは『D』と同様でメリオルエッセは全員登場し、グラキエースとウェントスは二人とも離反し自軍に参戦する。
- スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
- ウンブラの部隊が地上に上がったばかりのシュウ一行と交戦する。それ以降はゲスト関係のシナリオメインで進むため、出番はここだけ。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- クロスゲート絡みで度々名前に挙がる。ガディソードやフューリーの母星を滅ぼしたのも、ルイーナと同種の敵性集団と考えられている。
人物[編集 | ソースを編集]
- ペルフェクティオ
- 「破滅の王」と呼ばれている存在で、ルイーナを組織した張本人。厳密には「破滅の王」とは「死」の具現であるエネルギー体を指し、ペルフェクティオとはそれが人の肉体に憑依した仮の状態を指す。
- グラキエース
- メリオルエッセの一人で「氷」をモチーフに生み出されている。破壊を続ける中でジョシュア・ラドクリフと共振を起こし、後に離反。
- ウェントス
- メリオルエッセの一人で「風」をモチーフに生み出されている。負の力を変換する装置「テンプルム」に他のメンバーより深く繋がることが出来るが、本人は破壊の意志が薄い「欠陥体」。後にクリアーナ・リムスカヤと共振、離反する。
- イグニス
- メリオルエッセの一人で「火炎」をモチーフに生み出されている。前線に出て来て破壊活動を繰り広げることが多く、ある意味もっともルイーナの本懐を体現する存在。グラキエースとは同時に生み出された対存在。
- アクイラ
- メリオルエッセの一人で「捕食者」のうち「鷹」をモチーフに生み出されている。戦い、滅ぶことに存在意義を見出し、如何なる状況でも全力を振るう。
- コンターギオ
- メリオルエッセの一人で「伝染病」をモチーフに生み出されている。ルイーナの参謀的存在で、各地の拠点施設「オフィチナス」の設営・管理を行う。必要とあらば他のメリオルエッセを犠牲としてでも「破滅の王」現出を目指す冷酷な一面もある。
- ウンブラ
- メリオルエッセの一人で「宵闇」をモチーフに生み出されている。メンバーの中で一番人間離れした奇怪な姿をしており、リーダー格に当たる。基本的に前線に出ることは少ない。
- ミーレス
- 量産型に登場するパイロット達。メリオルエッセ同様、破滅の王の力によって生み出された仮初の命であり、破壊の意思しか持っていない。
兵器[編集 | ソースを編集]
ミーレスを含めルイーナの兵器はオフィチナスと呼ばれる兵器製造基地によって生み出されるが、原理としては既存の物質を破滅の王の力によって別の物質に変換する事で造られていると『OGシリーズ』で判明した。
- アンゲルス、アンゲルスS
- 空戦型機動兵器でフォルティス・アーラの簡易量産型。アクイラ、グラキエースが率いる。
- ベルグランデ、ベルグランデS
- 陸戦型機動兵器でインペトゥス、プリスクス・ノクスの簡易量産型。イグニス、ウンブラが率いる。
- スカルプルム、スカルプルムS
- 全領域型半生体兵器で、ウィオラーケウムの簡易量産型。コンターギオが率いる。
- ファービュラリス
- グラキエースの搭乗機。氷と冷気を操って戦う広範囲殲滅型。
- ストゥディウム
- ウェントスの搭乗機。一撃離脱を得意とする高速強襲型。
- インペトゥス
- イグニスの搭乗機。大火力による破壊を行う拠点制圧型。
- フォルティス・アーラ
- アクイラの搭乗機。手数と攻撃範囲で敵を圧倒する対多数戦闘型。
- ウィオラーケウム
- コンターギオの搭乗機。再生能力と特殊攻撃で敵を押し留める拠点防衛型。
- プリスクス・ノクス
- ウンブラの搭乗機。遠隔操作武器で敵をけん制する中距離戦闘型。
- ファートゥム
- ペルフェクティオの操る機械体。「破滅の王」の力を「機動兵器」という概念に当てはめて具現化した存在で、エネルギー供給が為される限り無限に回復し、何度撃墜しても甦る。
脚注[編集 | ソースを編集]
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