「クェパロク・ナーモ」の版間の差分

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:取引相手。最後には見限った。
 
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;シュリコ・ハバーデ
 
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:『[[スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記|告死鳥戦記]]』に登場したゴライクンルの女性。ホワイトスターへ向かう鋼龍戦隊を妨害しようとした直後に現れたFDXチームに撃墜された。最終話で言及している。
 
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:ゼゼーナンの共謀者という理由で彼の復讐の対象となる。
 
:ゼゼーナンの共謀者という理由で彼の復讐の対象となる。

2014年3月1日 (土) 11:54時点における版

クェパロク・ナーモ(Qepaloc narmo)

ゾヴォークの戦争商人の一団「ゴライクンル」に所属する傭兵。ウユダーロ級の一隻である「メッケンノーザ」に座乗して指揮を執る。豪放磊落な性格だが、本質はかなりドライ。

テイニクェット・ゼゼーナンとは以前からコネを持っており、ゲストが地球圏に侵攻した際には兵器を供給した。しかし、ゼゼーナンとの繋がりはあくまでも利害の一致のみによるものであり、特異点の仕掛けが見破られた直後に、結果を焦るゼゼーナンから「手出し無用」と言われたこともあってその後は静観。最終的には彼を見限っている。

その後、地上が混乱している隙をつき、配下の傭兵キナハ・ソコンコを派遣して月のマオ社を襲撃した。その際にバラルの園やガンエデンクロスゲートにも兵器としての価値を見出し、それを奪い取ろうと画策したが、ゼゼーナンの共謀者=自身を利用した者の一人としてシュウ・シラカワの復讐の対象として目を付けられ、最終的には応現したネオ・グランゾンの前に消え去ることとなった。

ゾヴォークの国民性なのか彼自身の性格かは不明だが、地球人を「蛮奴」と徹底的に見下している上、ゴライクンルの資金力と組織力で何でも解決しようとしている節がある。そのためか、ネオ・グランゾンを前にしても(事前情報が全くなかったためでもあるだろうが)全く動ぜず、手土産にしようと嘯いていたが、最終的には破滅することになった。

ちなみにかなり大柄。会話シーンで並んでいるキナハと比べると肩幅がかなり違う。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
ラスボスとして登場。しかし、相手になるのがよりによってシュウネオ・グランゾンである上、クロスゲートやバラルの園を「金になる」と口にしているなどの言動から、小物の印象が否めない(実際小物であるが)。それでもステータスはかなり高く、一作品の大ボスを務めるだけの強さは持っている。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

全体的に高めの能力を持ち、防御命中に優れる。メッケンノーザの高いHPと相まって異様にタフだが、相手が相手なので攻撃面で勝てないのがなんとも。

精神コマンド

DP
鉄壁不屈ド根性気迫熱血直撃(ツイン)
さすがの構成だが命中関連がひとつもない。詰めの甘さを露呈しているのか。

特殊技能(特殊スキル)

DP
指揮官2回行動底力L6、見切りEセーブ気力+ (ダメージ)
なぜか指揮官にレベルが設定されておらず、効果を発揮しない。彼の周りにはライグ・ゲイオスが増援として頻出するので、本来なら厄介な能力であったのだろうが、設定ミスだろうか?

固有エースボーナス

HP30%以下で、自軍フェイズ開始時に「覚醒」がかかる
DPでのボーナス。
ユーゼス同様の3回行動により、大火力の砲撃を連発して来る。

パイロットBGM

「魂なき機神達」
専用曲。『F』のPPMAP曲「ハートフルメカニック」のロックアレンジ。
原曲(=意訳すれば「心ある機械達」)に対応したネーミングであり、こちらは言わば「ハートレスメカニック」と言ったところか。
原曲が味方側(=さまざまな人間たちが操縦するロボット達)攻撃時のBGMであったことを踏まえると、こちらはバイオロイド兵(=命令通りに動くだけの人形に近い生体人間)のことを指しているのかもしれない。
『OGDP』のラスボス曲だけあって優先度は高いが、最も優先度の高い「ダークプリズン(Ver.OGDP)」には負ける。

人間関係

キナハ・ソコンコ
腹心の部下。
グロフィス・ラクレイン
部下。最終的にはゼゼーナンとの決戦を機に離反される。
テイニクェット・ゼゼーナン
取引相手。最後には見限った。
シュリコ・ハバーデ
告死鳥戦記』に登場したゴライクンルの女性。ホワイトスターへ向かう鋼龍戦隊を妨害しようとした直後に現れたFDXチームに撃墜された。最終話で言及している。
シュウ・シラカワ
ゼゼーナンの共謀者という理由で彼の復讐の対象となる。

名台詞

「一網打尽にしてやるわぁッ!!」
「本艦の圧倒的な火力……慄けぇぇい!!」
「メッケンノーザの火力……身をもって思い知れい!!」
MAP兵器「リフレクタービーム」使用時の台詞。ヨンもそうだが、ゾヴォークの人間は戦闘台詞のイントネーションがどこかしらおかしな時がある。
「ワシは月より、地球に興味がある。南極の結界、地球を覆う光の膜……あのような物を造り出すテクノロジーは、高く売れる」
「知られざる決戦」IMにて。事前情報がないため戦争商人のクェパロクがこういう思考になるのは当然の成り行きだが、ユーザーから見れば身の程知らずにもほどがある発言である。
シュウ「……あなた達は、ゼゼーナンの密謀に加担していたのですね」
クェパロク「貴様に事実を知られた所で、憂いはない」
シュウ「ほう……」
クェパロク「そして、ワシらは雇い主の利益のために動く。グランゾンの入手もその一環だ」
「また、ここで裏切り者共を抹殺しておけば、ゾガルに恩を売ることが出来る。それで奴らに対するゴライクンルの影響力がさらに増す」
シュウ登場時の会話にて。よりによって、一番知られてはならない事実を、一番知られてはならない人物に、一番知られてはならない状況で知られてしまったことに、相手を完全に侮りきったクェパロクが気づく事はなかった……
ちなみにこの時、シュウの顔グラフィックが怒りを現す横向きの流し目のものに変わる。
クェパロク「ふん、土産の価値が上がったわ。是が非でも手に入れてやる」
シュウ「フッ、あなたが得るものなどありませんよ」
クェパロク「ほざくな。ゼゼーナンやハバーデと同じ轍は踏まぬぞ」
ネオ・グランゾンを前にしてもこの余裕。無知とは恐ろしいものである。
ついでに言うと、この時点で思いっきり同じ轍を踏んでいることにも全く気付いていない。なおこのとき、「ハバーデ」の名前にヨンが反応しているが、シュリコ関係で何があったのだろうか?
クェパロク「シュウ・シラカワ……。貴様を殺し、ネオ・グランゾンを我が物とする」
シュウ「その欲があなたの命取りとなるのです」
クェパロク「戯言を。ワシのメッケンノーザに敵うと思うな」
シュウ「フッ……過信もあなたの敗因の一つとなりますよ」
シュウとの戦闘前会話。ここまで来るとある種見事に思えてくる。死亡フラグの立て方の見本と言っても過言ではなかろう。クェパロクのこんな言動(とシュウの勝利宣言)を見ていれば、そりゃサフィーネだって身の丈不相応の台詞はやめろと言いたくもなる
「ぬおお! メッケンノーザがぁぁぁ!!」
撃墜時の台詞。
クェパロク「ば、馬鹿な! こんな馬鹿なぁぁ!!」
シュウ「あなたの死を以て、ゴライクンルへのメッセージに代えさせていただきましょう」
クェパロク「な、な、何を!?」
シュウ「地球圏に手出しするのは危険だと……何を企もうと、この私がいる限り、無駄だということをあなたの雇い主に思い知ってもらいます」
クェパロク「ば、蛮奴め! ご、ゴライクンルを甘く見ると……!!」
シュウ「後悔するとでも? それは今のあなたでしょう?」
クェパロク「ぬ、ぬうううう!!」
シュウ「さあ、己の運命を受け入れなさい」
クェパロク「うううおおおああああああ……!!!」
最期。死の間際まで「地球圏でもっとも敵に回してはならない存在を怒らせた事」に気付かぬまま、クェパロクはメッケンノーザごと芥となって宇宙へと消えていった……

余談

  • 今回クェパロクの声を担当したことにより、稲田氏は無限のフロンティアや魔装機神を含めたOGシリーズ全作品において皆勤賞を続けている。最も魔装機神IとIIIでは使い魔のみの出演に留まっているが……
  • また、ファンの間ではクェパロクと同じく稲田氏が声を当てたキャラクターからちなんで「ゲストロンべ」と言われることがある。