「アンジュルグ」の版間の差分

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[[スーパーロボット大戦A]]に登場する女[[主人公]]用のスーパー系ユニットで、「向こうの世界」から[[シャドウミラー]]が持ってきた5種類のユニットのひとつ。女主人公(初期名[[ラミア・ラヴレス]])のみ選択できる。
 
[[スーパーロボット大戦A]]に登場する女[[主人公]]用のスーパー系ユニットで、「向こうの世界」から[[シャドウミラー]]が持ってきた5種類のユニットのひとつ。女主人公(初期名[[ラミア・ラヴレス]])のみ選択できる。

2013年9月10日 (火) 20:39時点における版

SMSC アンジュルグ(Angelg)

スーパーロボット大戦Aに登場する女主人公用のスーパー系ユニットで、「向こうの世界」からシャドウミラーが持ってきた5種類のユニットのひとつ。女主人公(初期名ラミア・ラヴレス)のみ選択できる。

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2でも基本設定は同じだが、こちらは最初からラミア・ラヴレスの専用ユニットとなっている。OGシリーズでは当初、ラミアが正体を偽る為にイスルギ重工がトライアル用に提出した機体と説明していた。

翼の生えた騎士のような出で立ちをしており、白をベースにピンクとゴールドで彩られた機体はまさしく天使である(リュウセイ曰く、翼とスカートがいいらしい)。ただし、スーパー系としては装甲が少々低めで、逆に運動性が若干高い。主要武装は全て、本体から供給されるエネルギーを物質化して使用している。背面の翼はそれ自体がスラスターとなっており、飛行可能である。分身能力とビームコートを持っている為、守りが堅い。ちなみに設定では顔の部分はアイガードとフェイスガードであり、下にはダブルGのそれに似た「顔」がある。

自爆装置としてコードATA(『ASH TO ASH=灰は灰に』を意味する)を内蔵しており、一度起動すれば広範囲を跡形もなく破壊する(コードATAはアンジュルグの特権ではなく、他のシャドウミラーの機動兵器やWシリーズにも搭載されている)。ただし本編中でラミア機がコードを起動した際は、爆破範囲が限定されており、対象機も完全な破壊までには至らなかった。後にレモン・ブロウニングの手で回収・修復された際、自爆装置は撤去されている。

アンジュルグ・ノワール

アンジュルグの2号機。カラーリングは黒に変わった事を除けば、機体形状はほぼ同じ。元はシャドウミラーの旗艦ギャンランドにテストや部品取り用に保管されていた予備機で、エキドナの搭乗機として実戦配備された。性能はラミア機のアンジュルグに匹敵する。
ノワールはフランス語で「黒」の意。『ジ・インスペクター』では後述の理由から「2号機」としては登場しない。

登場作品と操縦者

味方機はラミア・ラヴレスの専用固定ユニットで他のパイロットは乗れない。OGシリーズではラミア専用機なのは変わらないが、ラミアを他の機体へ乗せ換える事が可能。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
初登場作品。スーパー系女主人公のみ選択可能。選択しなかった場合、敵キャラクターの乗機もしくは雑魚ユニットとして登場する。ファントムフェニックスの使用にはパイロットのLvが20以上必要。同じスーパー系のヴァイサーガアシュセイヴァーの2ユニットと比較して最大火力や機体性能は中途半端だが、武装が多様でサポートシステムとの相性が良い。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
運動性だけ見ると避ける機体ではないが、分身発動率がシリーズ中でも高く、数値以上に避ける。また、武器の命中率も高いので、援護役としても活躍する。

スーパーロボット大戦OG

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
OGシリーズ初登場。ラミア・ラヴレス専用機。ファントムフェニックスのレベル制限が消え、火力と装甲を中心に全体的な機体性能も底上げされ、最後まで主力として活躍できる。隠しユニットの入手条件を満たしていない場合28話冒頭で、満たしている場合28話インターミッションで武器性能が『全武器攻撃力+300』『要気力武器の必要気力-10』『消費EN-10』『弾数+2』『一部武器の射程変化』と強化。ヴァイサーガ地形適応や機体性能で勝るが、ラミアのエースボーナスを活かせない為、攻撃力はほぼ互角。S-アダプターを装備させれば、本機の方が攻撃力が高くなる。なお女性型の機体という事で、リュウセイ・ダテに惚れられ、ラトゥーニ・スゥボータに嫉妬された。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
GBA版OG2に準拠。シナリオの追加により、ユニットの強化が35話へと変更されているが、ステージ自体は同じ。またファントムフェニックスのレベル制限が復活したり、シャドウランサーが全体攻撃ダブルアタック可能な武器になっていたりと、マイナーチェンジが施されている。シャドウランサーの強化により、対ザコ用に格闘を強化する選択肢も。
スーパーロボット大戦OG外伝
序盤で使えるのは2話、ラミア復帰時の第29話で再び使用可能だが、今回は加入したヴァイサーガに負けている。
第2次スーパーロボット大戦OG
イリュージョン・アローのカットインが新規に書き直された。今作では貴重な飛行可能かつ空Aであり、海マップの多い中盤では重宝する。ヴァイサーガと比べた場合、攻撃力では劣るものの耐久力や射程では勝っており、一長一短。どちらを使うかは好みか。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
OG2と同じ流れで登場、活躍する。初登場と自爆のシーンではフェイス部分がお披露目された。その後、ラミアはヴァイサーガに搭乗したため、回収した本機に黒いカラーリングが施されエキドナが搭乗する事になる。

装備・機能

武装の全てが内蔵武器や空間転移技術を用いている為、常時携行している武器は存在しない。

武装・必殺武器

射程が長めの射撃武器が強く、援護攻撃能力に優れている。ただし格闘武器の方が種類は多い。OGシリーズでは、換装武器の装備は不可能。

AとOGシリーズで武器性能の傾向がやや異なる。AではP武器の射程が長めだが、射程1で使えるのがシャドウランサーを除く格闘武器しかない。OGシリーズではシャドウランサーにP属性があり、射程1でもファントムフェニックスを放てる。

シャドウランサー / シャドゥランサー(GBA版A)
左腕から小型の槍状のエネルギーを無数に放つ、弾数制の格闘武器。射程は中距離用で、OGシリーズのみP属性も持つ。OGsやOG外伝ではALLW属性が追加され、全体攻撃ダブルアタックが可能となった。
ミラージュ・ソード
左腕に内蔵されている剣。使用時にラミアが「ミラージュソード・Eモード」と発言する事があるように、実体剣とエネルギーソードを使い分ける事が出来る。ゲーム中では、GBA版Aでは実体剣のみを使い、OG2以後はEモードのみを使用。これはミラージュ・サインでも同様。Aでは射程1~3のP武器で、最低威力だが改造費用が安い。OGシリーズでは射程1で、威力はシャドウランサーよりは上。
イリュージョン・アロー
弓を出現させ、エネルギーの矢を放つ射撃系武装。なお、この弓は、アニメ『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』の資料によると、エネルギーを物質化して作った弓であると事。アンジュルグの主力武器で、反撃や援護攻撃にも便利。Aではミラージュ・サインより威力が高いEN消費武器で、必要気力105。OGシリーズでは弾数制で威力が逆転されている代わり、気力制限が無く、強化後は射程が1~7と死角がなくなる。
ミラージュ・サイン
ミラージュ・ソードを用いた連続技。瞬間移動しながら五芒星の魔方陣を描くように敵を斬り刻んだ後、正面から超高速の突きを入れる格闘攻撃。OGS以後は瞬間転移からの斬撃回数が大幅に増え、トドメは敵の頭上から貫くようになった。Aでは気力制限無しで無消費の代わり射程1で、イリュージョン・アローより威力が低い。OGシリーズでは気力制限があるEN消費武器で、ファントムフェニックスに次ぐ威力を持ち、強化後は射程が1~3に伸びる。
ファントムフェニックス
アンジュルグの最強武器。リミッターを解除した後、イリュージョン・アローに使用する弓を出現させ、左腕から高出力のエネルギーの矢を発生させて射る事で、鳳凰を模した巨大なエネルギーの塊をぶつける必殺技。高火力かつ長射程の射撃武器で、反撃や援護攻撃に使うと非常に強い。Aでは武器使用にパイロットレベル20以上、OGS以後のOGシリーズでは10以上の制限がある。GBA版OG2ではレベル制限が無い。EN制。

特殊能力

剣装備
切り払いが発生。OGシリーズでは、切り払いが未実装なので登場しない。
分身
気力130以上で発動し、敵の攻撃を命中率と無関係に特定確率で回避する。
ビームコート
射撃系ビーム属性攻撃のダメージを軽減するバリア

移動タイプ

飛行可能。

フル改造時のカスタムボーナス

EN回復(小)追加
OGシリーズの固有ボーナス。ファントムフェニックスや、ミラージュ・サインの使用回数が増える。より継戦能力を高めたいなら、ラミアにはEセーブも欲しい。

機体BGM

「ASH TO ASH」
ラミア専用戦闘BGM。
「CHAOS」
敵対時のデフォルト戦闘BGM。

対決・名場面など

関連機体

スイームルグS
64のスーパー系女主人公後継機。後のアンジュルグを連想させるが、直接的な関連性については明言されていない。

余談

無限のフロンティアシリーズに登場するアシェン・ブレイデルの技名は、アンジュルグやソウルゲインを由来とするものが多い。アンジュルグ由来なのは『ディバイン・ランサー(EXCEEDでは改)』『デモンズ・ランサー(EXCEEDでは改)』『ファンタズム・フェニックス』。EXCEEDでは更に『ミラージュ・スピン』『イリュージョン・ボルト』も追加。ただし、いずれも技の内容は全く別物。