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2024年7月6日 (土) 10:58時点における最新版
ヴァイクル | |
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外国語表記 | Vayyikr |
登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 念動力者専用大型機動兵器 |
コード |
|
全高 | 78.3 m |
重量 | 300.4 t |
MMI | カルケリア・パルス・ティルゲム |
所属 | エアロゲイター(ゼ・バルマリィ帝国) |
主なパイロット |
アタッド・シャムラン レビ・トーラー(遠隔操作) ゲーザ・ハガナー |
スペック (ヴァイクル・ベン) | |
---|---|
登場作品 | |
分類 | 大型機動兵器 |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 78.3 m |
重量 | 298.3 t |
MMI | カルケリア・パルス・ティルゲム |
所属 | エアロゲイター(ゼ・バルマリィ帝国) |
主なパイロット |
自律回路 制御兵(レビによる遠隔操作) |
ヴァイクルは『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
翼を生やした四足歩行の鳥獣を想起させる何処か神秘的な外見から、地球側では「グリフォン」のコードネームで呼称される[1]。
機体概要 [編集 | ソースを編集]
ゼ・バルマリィ帝国本国で運用されている機動兵器の一つで、念動力を保有する指揮官用として開発された高速戦域管制機。機体色は白。
全身にスラスターバーニアやブースターが備わっている点からも、宇宙及び大気圏上空での戦闘のみを重視して開発された設計で、「カルケリア・パルス・ティルゲム」というT-LINKシステムとほぼ同質となる念動力感知増幅装置を搭載しており、念動フィールド等といった念動力を応用した武装や、自動操縦システム等を実装している。全高70m以上と並の特機型機動兵器よりもかなりの大型でありながら凄まじい機動力を備えており、その見た目と裏腹に装甲も戦艦並の堅牢さを誇っている。ただし、機動力の高さに反して運動性は低く、念動フィールドで敵の攻撃を防御しつつ強引に突破する形で敵を撃破するというある意味で特攻機に近い戦法が基本となっている。その機体の特性からも単機で大多数の敵と交戦する事を想定した設計となっており、性能的には特機型のカテゴリーに近いと言える。
武装面も非常に強力であり、ゼカリアのオプティカル・ライフルの強化版と言える高エネルギー砲「オプティカル・キャノン」を内蔵武器として装備しており、全身にエネルギーフィールドを纏う事で体当たりする「カナフ・スラッシャー」という突撃攻撃の手段も備える。更に背部のスラスター内には大量の小型砲台「カナフ・スレイブ」も搭載しており、これを射出し遠隔操作によってオールレンジ攻撃を行う事も可能となっている。
念動力に対応したシステムを搭載している点からも、基本的に念動力能力者で無ければ操縦は不可能であるのだが、特殊な改造を受けた者の場合だと性能低下の代償は付きながら操縦は可能となっている模様。またカルケリア・パルス・ティルゲムにはT-LINKシステムの様にリミッターは備わっていない為、搭乗者の念能力を暴走させてしまう危険性も備えており、最悪の場合は廃人と化してしまう可能性も内包する。
機体のコンセプトの類似点やカルケリア・パルス・ティルゲムを搭載している共通点からも、第7ラオデキヤ艦隊の副指令であるユーゼス・ゴッツォが開発に大きく携わっているアンティノラやその発展型であるジュデッカに近く、それらは本機を元にする形で開発された可能性が非常に高い。また、ゼ・バルマリィ本国でも宰相であるシヴァー・ゴッツォによって、本機の発展型となるヴァイクランが開発されている。
なお、「ヴァイクル」は旧約聖書の一書であるレビ記のヘブライ語読み「ヴァイクラ」に近い語呂で、それが本機の名称の由来と思われる。
ヴァイクル・ベン[編集 | ソースを編集]
ヴァイクルの量産型的な存在。指揮管制機能が排除され、外部からカルケリア・パルス・ティルゲムでの遠隔操作も可能。武器性能は原型機と遜色ない代わり、機体性能は全体的に落ちており、念動フィールドも所持しない為、防御面において大きな問題も抱えている。
なお、外見に関してはヴァイクルと全く同じである為、外部から制御を行っている機体が原型機のヴァイクルの場合だと、敵に制御機の識別を極めて困難な物とさせる撹乱に利用も可能と言える。
なお、「ベン」はヘブライ語で「息子」を意味する。
劇中の様相 [編集 | ソースを編集]
L5戦役の中盤にて、ゼカリアやハバククを伴う形で初めて確認され、ハガネ・ヒリュウの混合部隊に攻撃を仕掛ける。この時は、ホワイトスターからレビ・トーラーがカルケリア・パルス・ティルゲムを介して遠隔操作していた模様。
その後はホワイトスター内部での決戦で、乗機のカスタム型のエゼキエルを失ったと思われるアタッド・シャムラン、ゲーザ・ハガナー(テンザン・ナカジマ)の二人が搭乗してハガネ・ヒリュウの混合部隊に挑むも、その時にはもはや彼等の勢いを止める事は出来ず、最終的に双方共に撃墜される事になった。なお、念動力者であったアタッドの場合は問題無く稼働していた様だが、念動力者では無かったゲーザの場合はあまり本来の性能を発揮出来ていなかった模様。また、ゲーザは死の間際になってテンザンとしての人格を取り戻す事になっている。
ホワイトスター中央部におけるR-GUNリヴァーレに搭乗したイングラム・プリスケンとの決戦では、エアロゲイターに改造された地球人達である制御兵達が量産型のヴァイクル・ベンに搭乗して出撃。その後のジュデッカに搭乗するレビとの決戦でも、同じく制御兵の搭乗したヴァイクル・ベンがカルケリア・パルス・ティルゲムを通じてレビにコントロールされる形でハガネ・ヒリュウの混合部隊と交戦している。
セプタギンとの最終決戦でも、大量に複製されたヴァイクル・ベンがAIで制御される形でハガネ・ヒリュウの混合部隊と交戦した。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 設定のみ存在。ヴァイクランの原型機として言及されている。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- 初登場作品。後半戦の中ボス。厄介なのはバリアの念動フィールドSによる攻撃軽減能力と分身。レビ(パイロット名は『???』)が遠隔操作している機体は撤退HPが高いため、特殊武器でENを削り、改造や熱血で火力を高めて援護攻撃を加えないと撃墜が困難。リュウセイ編のみ、終盤でアタッドやゲーザも搭乗。ジュデッカの取り巻きや、セプタギンによって複製されるのは「ベン」で、ザコとしてはかなり高いHPを持つため鬱陶しいが、獲得資金も高い。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- ツインユニット制への変化や念動フィールドSの弱体化により倒しやすくなっているが、カナフ・スレイブが全体攻撃+ダブルアタック可能になっているので注意。
- スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
- 本作品ではアタッドの専用機。R-1の天上天下念動破砕剣で撃墜された。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
- オプティカル・キャノン
- 機体中心部を集束させ、エネルギーを放出する。ゼカリアのオプティカル・ライフルの発展型だろう。
- カナフ・スラッシャー
- 『OG1』では機体を折りたたみ全体が白熱化し、敵を啄む様に体当たりを行う。『OGs』では両側の翼に相当する部分からビームセイバーを放出し突撃する。
- カナフ・スレイブ
- 背部から数十基のビームセイバーを放出させたスレイヴを発射する。OGsではALLW属性を持つ。
特殊武器[編集 | ソースを編集]
特殊能力[編集 | ソースを編集]
いずれも所持するのはヴァイクルのみ。ヴァイクル・ベンは一切所持しない。
- 念動フィールドS
- ダメージを軽減するバリア。GBA版ではバリア貫通手段が乏しいため、非常に厄介。OGsでは弱体化しているので、Ex-Hardモードでなければさほど驚異ではない。
- EN回復(小)
- 分身
- 搭乗するパイロットの気力が上がりやすいため、発動しやすく厄介。必中や直撃で対抗すること。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- L
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
- 分身発生率+20%
- OGsで設定。ヴァイクルのカスタムボーナス。
- 特殊能力『分身』装備
- OGsで設定。ヴァイクル・ベンのカスタムボーナス。
関連機体[編集 | ソースを編集]
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- ↑ GBA版『OG』の一部の攻略本書籍等では「エンジェル」のコードネームとなっていた。