「VB-6 ケーニッヒモンスター」の版間の差分

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== VB-6 ケーニッヒモンスター(Koenig Monster) ==
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{{登場メカ概要
※正確なスペルは「Konig Monster」であり、最初の「o」は上に点が2つつくドイツ語の「Oウムラウト」だが、「oe」で代用する。
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| 登場作品 = [[マクロスシリーズ]]
*[[登場作品]]:[[マクロスシリーズ]]
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*{{登場作品 (メカ)|マクロスF}}
**マクロス VF-X2(SRW未参戦)
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*{{登場作品 (メカ)|劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜}}
**[[マクロスF]]
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*{{登場作品 (メカ)|劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜}}
**[[劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜]]
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*{{登場作品 (メカ)|マクロスΔ}}
**[[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜]]
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦L}}
*型式番号:VB-6
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| SRWでの分類 = [[機体]]
*全長:29.78 m(シャトルモード時)
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}}
*全高:6.77 m(シャトルモード時)
 
*空虚重量:101,900 kg
 
*推進機関:新中州重工/P&W/ロイス FF2025BX 熱核反応タービン×4、新中州/ビガース 電磁プラズマロケットエンジン・レールガン複合システム×4
 
*推力:31,700 kg+26,500 kg (宇宙空間瞬間最大時)
 
*最高速度:M1.7以上(高度10,000 m)、M3.2以上(高度10,000 m以上)
 
*開発者:ケーニッヒ・ティーゲル、新中州重工/ノースロム・グラマン社共同開発
 
*所属:[[S.M.S]]
 
*主なパイロット:[[カナリア・ベルシュタイン]]
 
  
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{{登場メカ概要
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| タイトル = スペック
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| 分類 = 可変爆撃機<br />【[[バルキリー]]】
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| 生産形態 = [[量産機]]
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| 型式番号 = [[型式番号::VB-6]]
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| 全長 = [[全長::29.78 m]]
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| 全高 = 6.77 m
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| 全幅 = 24.42 m
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| 空虚重量 = 101,900 kg
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| エンジン =
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;主機
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:新中州重工/P&W/ロイス FF2025BX 熱核反応タービン×4
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;副機
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:新中州/ビガース 電磁プラズマロケットエンジン・レールガン複合システム×4
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| エンジン推力 =
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;主機
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:31,700 kg
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;副機
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:26,500 kg
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| 最高速度 =
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;高度10,000m
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:M1.7+
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;高度10,000m以上
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:M3.2+
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| 開発者 = [[開発::ケーニッヒ・ティーゲル]]
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| 開発 = 新中州重工<br />ノースロム・グラマン社
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| 設計 = ケーニッヒ・ティーゲル
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| 製造 = 新中州重工<br />ノースロム・グラマン社
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| 所属 = {{所属 (メカ)|新統合軍}}<br />{{所属 (メカ)|S.M.S}}
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| 乗員人数 = 1~3名
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| 主なパイロット = [[パイロット::カナリア・ベルシュタイン]]<br />アルベルト・ララサーバル
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'''VB-6 ケーニッヒモンスター'''は『[[マクロスF]]』『[[マクロスΔ]]』の[[登場メカ]]。
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== 概要 ==
 
[[デストロイド・モンスター]]の設計思想を元にして製造された機体。形式番号のVBは可変爆撃機(Variable Bomer)の略称。
 
[[デストロイド・モンスター]]の設計思想を元にして製造された機体。形式番号のVBは可変爆撃機(Variable Bomer)の略称。
  
第1次星間大戦に使用されたデストロイド・モンスターの最大の欠点であった機動力を補い、可変爆撃機として再設計された機体。結果として原型機と比べサイズが3分の2、重量は半分程度、そして火力自体は低下してしまっている。しかし変形が可能になったことにより格闘戦に対応、さらに自力での長距離移動ができるようになるなど遥かに運用しやすくなっている。
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第1次星間大戦に使用されたデストロイド・モンスターの最大の欠点であった機動力を補い、可変爆撃機として再設計された機体。結果として原型機と比べサイズが3分の2、重量は半分程度、そして火力自体は低下してしまっている。しかし変形が可能になった事により格闘戦に対応、さらに自力での長距離飛行移動が可能になるなど遥かに運用し易くなっている。
  
 
本機は[[可変戦闘機]]の「ファイター」「ガウォーク」「バトロイド」に相当する形態に変形できる。
 
本機は[[可変戦闘機]]の「ファイター」「ガウォーク」「バトロイド」に相当する形態に変形できる。
 
*シャトルモード…飛行形態。バルキリーのファイターモードに相当。希にボマー形態とも呼称される。
 
*シャトルモード…飛行形態。バルキリーのファイターモードに相当。希にボマー形態とも呼称される。
 
*ガウォークモード…姿形がデストロイドモンスターに酷似している形態。
 
*ガウォークモード…姿形がデストロイドモンスターに酷似している形態。
*デストロイドモード…人型形態。バルキリーのバトロイドモードに相当。
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*デストロイドモード…人型形態。バルキリーのバトロイドモードに相当する近接戦闘用の形態。
  
[[VF-25 メサイア]]と比べ、その巨体故に機動性は劣るが高い火力と耐久性を持つ。そのため、基本的な運用手段は[[バルキリー]]の護衛機として随伴し、作戦を支援する空爆である。劇中でもその火力と装甲を生かしたシーンがあり、本機屈指の見せ場である。
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[[VF-25 メサイア]]と比べ、その巨体故に運動性は劣るが高い火力と耐久性を持つ。そのため、基本的な運用手段は[[バルキリー]]を護衛機として随伴し、作戦を支援する空爆や砲撃支援である。劇中でもその火力と装甲を活かしたシーンがあり、本機屈指の見せ場である。
  
初出はプレイステーション用ゲーム『マクロス VF-X2』(SRW未参戦)であるが、『[[マクロスF]]』に登場したこともあって一躍有名に。『[[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜]]』では[[シェリル・ノーム]]のノーズアートがデザインされている。
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初出はプレイステーション用ゲーム『マクロス VF-X2』(SRW未参戦)であるが、『[[マクロスF]]』に登場したこともあって一躍有名に。『[[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜]]』では[[シェリル・ノーム]]のノーズアートがデザインされている。『[[マクロスΔ]]』にも登場する。
  
== 登場作品 ==
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== 登場作品と操縦者 ==
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:基本的にはシャトルモード・ガウォークモードのみの登場で、デストロイドモードは[[Another Century's Episode: R]]を除き使用可能な作品はない。
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:また、[[第3次スーパーロボット大戦Z]]以降は据え置き作品ではガウォークモードへの変形もオミット。ガウォークモードも演出内でのみの登場がメインとなる。
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z]]([[破界篇]] / [[再世篇]]
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;[[第2次スーパーロボット大戦Z]]({{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|破界篇}} / {{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇}}
 
:Lで備えてた[[マップ兵器]]と[[補給装置]]が両作共通でオミットされているが、高い攻撃力と防御力、さらに長射程の武装を持ち、パイロットが援護攻撃・防御をデフォルトで所持しているため、援護役としては有用。またマップ兵器の代わりに「一斉射撃」が武装として追加されており、火力は上昇している。
 
:Lで備えてた[[マップ兵器]]と[[補給装置]]が両作共通でオミットされているが、高い攻撃力と防御力、さらに長射程の武装を持ち、パイロットが援護攻撃・防御をデフォルトで所持しているため、援護役としては有用。またマップ兵器の代わりに「一斉射撃」が武装として追加されており、火力は上昇している。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
+
;[[第3次スーパーロボット大戦Z]]({{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇}} / {{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇}})
:[[変形]]が削除された代わりに補給装置が追加されている。アシスト武器の性能が良く、一斉射撃も変形せずに使えるので性能は上がったと言える。劇場版なのでノーズアートがTVと違う。
+
:[[変形]]がシステム的にオミット。ユニット的には常時シャトルモードとなり、ガウォークモードは機銃ターレット以外の武装にて変形シーンを挟んでの登場となった。また、劇場版なのでノーズアートがTVと異なる。
 +
:ゲーム的には補給装置が追加され、一斉射撃も変形せずに使用可能になったりアシスト武器の性能が良いので、総合的な性能は上がったと言える。
 +
:時獄篇第12話では[[バトリング]]のレギュレーションで地上戦をすることになるが、オズマからバトロイドで戦うようアドバイスが入るが本機はシャトルモード以外がオミットされてしまった影響で、陸Bで戦うことになる。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦L]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦L}}
:初登場。他のマクロスFメンバーと共にプロローグで登場した後、しばらく経ってから正式に加入する。今回はシャトル形態と重ガウォーク形態の2種類に[[変形]]でき、デストロイド形態はトドメ演出で見ることができる。
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:初登場作品。他のマクロスFメンバーと共にプロローグで登場した後、しばらく経ってから正式に加入する。シャトル形態と重ガウォーク形態の2種類に[[変形]]でき、デストロイド形態は4連装レールガンのトドメ演出で見ることができる。
 
:[[クァドラン・レア]]と同じく武装追加はされないが、4連装レールガンが非常に優秀で、通常版・[[マップ兵器]]版ともに火力と射程が飛びぬけているため全く問題ない。それに加え[[補給装置]]を持ち、機体ボーナスで[[バリア]]まで付いているため、[[パートナーバトルシステム|パートナーユニット]]の相手としても性能が高い。武装が全て弾数性で全ENをバリアに回せるのも特徴。変形で補えるものの、シャトル形態では4連装レールガンが使えず、重ガウォーク形態では移動力、P属性武器、反撃時の射程1対応武器が無いのが欠点。
 
:[[クァドラン・レア]]と同じく武装追加はされないが、4連装レールガンが非常に優秀で、通常版・[[マップ兵器]]版ともに火力と射程が飛びぬけているため全く問題ない。それに加え[[補給装置]]を持ち、機体ボーナスで[[バリア]]まで付いているため、[[パートナーバトルシステム|パートナーユニット]]の相手としても性能が高い。武装が全て弾数性で全ENをバリアに回せるのも特徴。変形で補えるものの、シャトル形態では4連装レールガンが使えず、重ガウォーク形態では移動力、P属性武器、反撃時の射程1対応武器が無いのが欠点。
;[[スーパーロボット大戦UX]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦UX}}
 
:Lとほぼ同仕様だが[[地形適応]]が強化されているのとバリアのボーナスが第2段階から追加される。参戦作品が[[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜|劇場版]]名義なせいか、中盤でグラフィックのノーズアートが変化する。
 
:Lとほぼ同仕様だが[[地形適応]]が強化されているのとバリアのボーナスが第2段階から追加される。参戦作品が[[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜|劇場版]]名義なせいか、中盤でグラフィックのノーズアートが変化する。
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:サブユニット向きだが、第16話ヨーロッパルートと第48話での増殖敵ユニット相手には、マップ兵器持ちの本機がメインユニットで役立つ。ただし、マップ兵器の特性から、味方の配置に注意。
 +
:パートナーユニットに関しては、長距離武器持ち同志と組ませたい。特に[[アパレシオン]]と第39話以降の[[フェイ・イェンHD]]は、ケーニッヒのボーナスバリアで防御も高まるので相性が良く、フェイに至っては、エモーショナル・ウェーブ IBSの燃費消費にケーニッヒのエネルギーボーナスが役立つ。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}}
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=== 単独作品 ===
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
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=== 関連作品 ===
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;[[Another Century's Episode: R]]
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:使用可能機体。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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==== 武装 ====
 
==== 武装 ====
 
;新中州/ビガース 320mmレールガン4連装
 
;新中州/ビガース 320mmレールガン4連装
:本機を象徴する主兵装。ガウォークモード・デストロイドモードで使用可能。シャトルモード時は補助推進機関として砲身の基部から推進剤を噴射している。
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:本機を象徴する主兵装。ガウォークモード・デストロイドモードで使用可能。シャトルモード時は補助推進機関としてレールガンの砲弾加速システムを転用し、砲身の基部から推進剤を噴射し推進力の補助としている。
;ライセオン/新中州 3連装対地対艦重ミサイルランチャー
+
:SRWでは通常版と[[MAP兵器]]版がある。『[[スーパーロボット大戦L|L]]』や『[[Zシリーズ]]』では敵の周囲で爆発する榴弾を4発放つが、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では砲弾が敵に直撃する演出になっている。
:両腕部に装備されている弾薬庫カバーを兼ねた装備。全てのモードで使用可能。
+
;ライセオン/新中州 3連装対地対艦重[[ミサイル|ミサイルランチャー]]
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:両腕部に装備されている弾薬庫カバーを兼ねた装備。
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:ガウォークモード・デストロイドモードで使用可能で、大気圏外ならシャトルモードでも使用可能。
 
;対空対地機銃ターレット
 
;対空対地機銃ターレット
:シャトルモードの先端下部に装備された機銃。デストロイドモードでは胸部に位置するため使用可能なはずなのだが、スパロボでは使えない。
+
:シャトルモードの先端下部に装備された機銃。デストロイドモードでは胸部に位置し旋回タレットが露出する為使用可能な筈なのだが、スパロボでは未採用。
 
;対空対地近接小型高機動ミサイル速射ランチャー
 
;対空対地近接小型高機動ミサイル速射ランチャー
:2基装備。
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:2基装備。第2次Zでは未実装。
:第2次Zでは未実装。
 
  
 
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
 
;一斉射撃
 
;一斉射撃
:Zシリーズで採用。
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:榴弾モードのレールガンとミサイルランチャーを一斉発射し広範囲に炸裂させる。『Zシリーズ』で採用。
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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:シャトル形態とガウォーク形態に変形可能。Lではガウォークモードが「'''重ガウォーク'''」と命名されている。デストロイド形態はオミットされ、武器演出でのみ登場。
 
:シャトル形態とガウォーク形態に変形可能。Lではガウォークモードが「'''重ガウォーク'''」と命名されている。デストロイド形態はオミットされ、武器演出でのみ登場。
 
;[[補給装置]]
 
;[[補給装置]]
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:[[小隊]]制の作品等では[[EN回復]]と同じ効果も持つ。
  
 
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
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=== 機体ボーナス ===
 
=== 機体ボーナス ===
 
;[[スーパーロボット大戦L|L]]
 
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;[[スーパーロボット大戦UX|UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]]
;;初期段階:HP+500 照準値+5<br>第二段階:HP+750 照準値+10 バリア1000<br>第三段階:HP+1000 照準値+20 バリア1250<br>最終段階:HP+1500 照準値+30 バリア1500 射程+1
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*'''初期段階:HP+500 照準値+5'''
::Lと同じボーナス構成だが、バリアを得るのが遅くなった。
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*'''第二段階:HP+750 照準値+10 バリア1000'''
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*'''第三段階:HP+1000 照準値+20 バリア1250'''
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*'''最終段階:HP+1500 照準値+30 バリア1500 射程+1'''
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:Lと同じボーナス構成だが、バリアを得るのが遅くなった。
  
== 機体[[BGM]] ==
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== 機体BGM ==
 
;「トライアングラー」
 
;「トライアングラー」
 
:前期OPテーマ。
 
:前期OPテーマ。
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;[[デストロイド・モンスター]]
 
;[[デストロイド・モンスター]]
 
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;ティーゲルモンスター
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:ケーニッヒモンスターの原型試作機で、「ティーゲルモンスター」はあくまでも'''通称'''である。全長40m、全備重量370tの巨体であるが、艦載運用時に不都合という軍のクレームにより最終的に小型化されて完成したのがケーニッヒモンスターである。プロジェクトから去ったケーニッヒ博士は統合軍航空博物館に展示された本機の動態保存作業を続け、航空ショーではケーニッヒ博士自らティーゲルモンスターを操縦して余生を本機とともに過ごしたという。SRW未登場。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*ケーニッヒとは、ドイツ語で「王」という意味だが、本機の場合は開発者であるケーニッヒ・ティーゲルの名前からとっている設定。彼自身は小型化に反対しており、量産型試作機の初飛行を前にして本機開発プロジェクトから降りている。この名称は初出となったゲーム『マクロス VF-X2』発売前に行われた公募(「○○モンスター」は確定していた)で決まったものである。
 
*ケーニッヒとは、ドイツ語で「王」という意味だが、本機の場合は開発者であるケーニッヒ・ティーゲルの名前からとっている設定。彼自身は小型化に反対しており、量産型試作機の初飛行を前にして本機開発プロジェクトから降りている。この名称は初出となったゲーム『マクロス VF-X2』発売前に行われた公募(「○○モンスター」は確定していた)で決まったものである。
*TVアニメ『マクロスF』にて登場し、カナリア・ベルシュタインの乗機として幾度も活躍し一躍有名になった本機だが、前述のとおり元々はゲームが初出であった。その際にやまと社から変形トイとして立体化されていたが、媒体のマイナーさ故か人気商品ではなかった。しかし『マクロスF』での戦いぶりに刺激され人気が急上昇、一気に市場から姿が消える珍事となった……。
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*TVアニメ『マクロスF』にて登場し、カナリア・ベルシュタインの乗機として幾度も活躍し一躍有名になった本機だが、前述の通り元々はゲームが初出であった。その際にやまと社から変形トイとして立体化されていたが、媒体のマイナーさ故か人気商品ではなかった。しかし『マクロスF』での戦い振りに刺激され人気が急上昇、一気に市場から姿が消える珍事となり、バンダイでもDX超合金から商品が出る事になった。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

2024年5月1日 (水) 00:41時点における最新版

VB-6 ケーニッヒモンスター
登場作品

マクロスシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦L
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 可変爆撃機
バルキリー
生産形態 量産機
型式番号 VB-6
全長 29.78 m
全高 6.77 m
全幅 24.42 m
空虚重量 101,900 kg
エンジン
主機
新中州重工/P&W/ロイス FF2025BX 熱核反応タービン×4
副機
新中州/ビガース 電磁プラズマロケットエンジン・レールガン複合システム×4
エンジン推力
主機
31,700 kg
副機
26,500 kg
最高速度
高度10,000m
M1.7+
高度10,000m以上
M3.2+
開発者 ケーニッヒ・ティーゲル
開発 新中州重工
ノースロム・グラマン社
設計 ケーニッヒ・ティーゲル
製造 新中州重工
ノースロム・グラマン社
所属 新統合軍
S.M.S
乗員人数 1~3名
主なパイロット カナリア・ベルシュタイン
アルベルト・ララサーバル
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VB-6 ケーニッヒモンスターは『マクロスF』『マクロスΔ』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

デストロイド・モンスターの設計思想を元にして製造された機体。形式番号のVBは可変爆撃機(Variable Bomer)の略称。

第1次星間大戦に使用されたデストロイド・モンスターの最大の欠点であった機動力を補い、可変爆撃機として再設計された機体。結果として原型機と比べサイズが3分の2、重量は半分程度、そして火力自体は低下してしまっている。しかし変形が可能になった事により格闘戦に対応、さらに自力での長距離飛行移動が可能になるなど遥かに運用し易くなっている。

本機は可変戦闘機の「ファイター」「ガウォーク」「バトロイド」に相当する形態に変形できる。

  • シャトルモード…飛行形態。バルキリーのファイターモードに相当。希にボマー形態とも呼称される。
  • ガウォークモード…姿形がデストロイドモンスターに酷似している形態。
  • デストロイドモード…人型形態。バルキリーのバトロイドモードに相当する近接戦闘用の形態。

VF-25 メサイアと比べ、その巨体故に運動性は劣るが高い火力と耐久性を持つ。そのため、基本的な運用手段はバルキリーを護衛機として随伴し、作戦を支援する空爆や砲撃支援である。劇中でもその火力と装甲を活かしたシーンがあり、本機屈指の見せ場である。

初出はプレイステーション用ゲーム『マクロス VF-X2』(SRW未参戦)であるが、『マクロスF』に登場したこともあって一躍有名に。『劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜』ではシェリル・ノームのノーズアートがデザインされている。『マクロスΔ』にも登場する。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

基本的にはシャトルモード・ガウォークモードのみの登場で、デストロイドモードはAnother Century's Episode: Rを除き使用可能な作品はない。
また、第3次スーパーロボット大戦Z以降は据え置き作品ではガウォークモードへの変形もオミット。ガウォークモードも演出内でのみの登場がメインとなる。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 / 再世篇
Lで備えてたマップ兵器補給装置が両作共通でオミットされているが、高い攻撃力と防御力、さらに長射程の武装を持ち、パイロットが援護攻撃・防御をデフォルトで所持しているため、援護役としては有用。またマップ兵器の代わりに「一斉射撃」が武装として追加されており、火力は上昇している。
第3次スーパーロボット大戦Z(時獄篇 / 天獄篇)
変形がシステム的にオミット。ユニット的には常時シャトルモードとなり、ガウォークモードは機銃ターレット以外の武装にて変形シーンを挟んでの登場となった。また、劇場版なのでノーズアートがTVと異なる。
ゲーム的には補給装置が追加され、一斉射撃も変形せずに使用可能になったりアシスト武器の性能が良いので、総合的な性能は上がったと言える。
時獄篇第12話ではバトリングのレギュレーションで地上戦をすることになるが、オズマからバトロイドで戦うようアドバイスが入るが本機はシャトルモード以外がオミットされてしまった影響で、陸Bで戦うことになる。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦L
初登場作品。他のマクロスFメンバーと共にプロローグで登場した後、しばらく経ってから正式に加入する。シャトル形態と重ガウォーク形態の2種類に変形でき、デストロイド形態は4連装レールガンのトドメ演出で見ることができる。
クァドラン・レアと同じく武装追加はされないが、4連装レールガンが非常に優秀で、通常版・マップ兵器版ともに火力と射程が飛びぬけているため全く問題ない。それに加え補給装置を持ち、機体ボーナスでバリアまで付いているため、パートナーユニットの相手としても性能が高い。武装が全て弾数性で全ENをバリアに回せるのも特徴。変形で補えるものの、シャトル形態では4連装レールガンが使えず、重ガウォーク形態では移動力、P属性武器、反撃時の射程1対応武器が無いのが欠点。
スーパーロボット大戦UX
Lとほぼ同仕様だが地形適応が強化されているのとバリアのボーナスが第2段階から追加される。参戦作品が劇場版名義なせいか、中盤でグラフィックのノーズアートが変化する。
サブユニット向きだが、第16話ヨーロッパルートと第48話での増殖敵ユニット相手には、マップ兵器持ちの本機がメインユニットで役立つ。ただし、マップ兵器の特性から、味方の配置に注意。
パートナーユニットに関しては、長距離武器持ち同志と組ませたい。特にアパレシオンと第39話以降のフェイ・イェンHDは、ケーニッヒのボーナスバリアで防御も高まるので相性が良く、フェイに至っては、エモーショナル・ウェーブ IBSの燃費消費にケーニッヒのエネルギーボーナスが役立つ。
スーパーロボット大戦BX

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Card Chronicle

関連作品[編集 | ソースを編集]

Another Century's Episode: R
使用可能機体。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

新中州/ビガース 320mmレールガン4連装
本機を象徴する主兵装。ガウォークモード・デストロイドモードで使用可能。シャトルモード時は補助推進機関としてレールガンの砲弾加速システムを転用し、砲身の基部から推進剤を噴射し推進力の補助としている。
SRWでは通常版とMAP兵器版がある。『L』や『Zシリーズ』では敵の周囲で爆発する榴弾を4発放つが、『UX』では砲弾が敵に直撃する演出になっている。
ライセオン/新中州 3連装対地対艦重ミサイルランチャー
両腕部に装備されている弾薬庫カバーを兼ねた装備。
ガウォークモード・デストロイドモードで使用可能で、大気圏外ならシャトルモードでも使用可能。
対空対地機銃ターレット
シャトルモードの先端下部に装備された機銃。デストロイドモードでは胸部に位置し旋回タレットが露出する為使用可能な筈なのだが、スパロボでは未採用。
対空対地近接小型高機動ミサイル速射ランチャー
2基装備。第2次Zでは未実装。

必殺技[編集 | ソースを編集]

一斉射撃
榴弾モードのレールガンとミサイルランチャーを一斉発射し広範囲に炸裂させる。『Zシリーズ』で採用。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

変形
シャトル形態とガウォーク形態に変形可能。Lではガウォークモードが「重ガウォーク」と命名されている。デストロイド形態はオミットされ、武器演出でのみ登場。
補給装置
小隊制の作品等ではEN回復と同じ効果も持つ。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

宇宙
シャトルモード時
宇宙
デストロイドモード時

サイズ[編集 | ソースを編集]

M
第2次Z

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

HP+500、装甲値+300
第2次Z破界篇
最大HP+500、装甲値+400
第2次Z再世篇
『一斉射撃』の弾数+2、装甲値+400
第3次Z

機体ボーナス[編集 | ソースを編集]

L
  • 初期:HP+500 バリア1000 照準値+5
  • 5段階:HP+1000 バリア1500 照準値+15
  • 10段階:HP+1500 バリア2000 照準値+25 射程+1
UX
  • 初期段階:HP+500 照準値+5
  • 第二段階:HP+750 照準値+10 バリア1000
  • 第三段階:HP+1000 照準値+20 バリア1250
  • 最終段階:HP+1500 照準値+30 バリア1500 射程+1
Lと同じボーナス構成だが、バリアを得るのが遅くなった。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「トライアングラー」
前期OPテーマ。

関連機体[編集 | ソースを編集]

デストロイド・モンスター
ティーゲルモンスター
ケーニッヒモンスターの原型試作機で、「ティーゲルモンスター」はあくまでも通称である。全長40m、全備重量370tの巨体であるが、艦載運用時に不都合という軍のクレームにより最終的に小型化されて完成したのがケーニッヒモンスターである。プロジェクトから去ったケーニッヒ博士は統合軍航空博物館に展示された本機の動態保存作業を続け、航空ショーではケーニッヒ博士自らティーゲルモンスターを操縦して余生を本機とともに過ごしたという。SRW未登場。

余談[編集 | ソースを編集]

  • ケーニッヒとは、ドイツ語で「王」という意味だが、本機の場合は開発者であるケーニッヒ・ティーゲルの名前からとっている設定。彼自身は小型化に反対しており、量産型試作機の初飛行を前にして本機開発プロジェクトから降りている。この名称は初出となったゲーム『マクロス VF-X2』発売前に行われた公募(「○○モンスター」は確定していた)で決まったものである。
  • TVアニメ『マクロスF』にて登場し、カナリア・ベルシュタインの乗機として幾度も活躍し一躍有名になった本機だが、前述の通り元々はゲームが初出であった。その際にやまと社から変形トイとして立体化されていたが、媒体のマイナーさ故か人気商品ではなかった。しかし『マクロスF』での戦い振りに刺激され人気が急上昇、一気に市場から姿が消える珍事となり、バンダイでもDX超合金から商品が出る事になった。

商品情報[編集 | ソースを編集]