「ベルファンガン・クルーゾー」の版間の差分

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:攻撃力・照準値が増加する。気力が120、140以上のとき、ステージ中一度「[[奇襲]]」(LV20で「[[ひらめき]]」が追加される)がかかる。
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2023年11月19日 (日) 22:08時点における版

ベルファンガン・クルーゾー
外国語表記 Belfangan Clouseau[1]
登場作品

フルメタル・パニック! シリーズ

声優 小山力也
デザイン 四季童子(原作小説版)
堀内修(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦W
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人(アフリカ系カナダ人)
性別
所属組織 ミスリル
所属部隊 地中海戦隊 → 西太平洋戦隊陸戦コマンドSRT
役職 陸戦コマンドSRT指揮官
軍階級 中尉→大尉
コールサイン ウルズ1
趣味 アニメ鑑賞
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ベルファンガン・クルーゾーは『フルメタル・パニック! The Second Raid』の登場人物。

概要

死亡したゲイル・マッカランの後任として着任した陸戦コマンドSRT(特別対応班)のウルズ1。

特徴的な名前はアフリカにいた先祖の部族に伝わる勇者に由来しており、ルーツにこだわる祖父につけられた。由来となった勇者は悪魔と刺し違えた後、黒い鷹に乗って天に上ったと伝わっているらしい。また、イスラム教徒であり、聖地メッカに行ったこともある。

ASは鍛えられた兵士の肉体の延長だという信念をもっており、ASの操縦に長けている。相良宗介クルツ・ウェーバーを挑発して行ったアーバレストとの模擬戦では、(宗介が自機を信頼していなかったこともあるが)終始圧倒。ファルケで寸勁を放ち、宗介が乗ったアーバレストを吹き飛ばし、高度な衝撃吸収システムですら追いつかないほどの衝撃を与え、レーバテインの航空機事故並みと称される戦闘起動にも耐えられるほどの身体能力を持つ宗介を昏倒させた。

厳格な性格で、あまり言葉には出さないが仲間想い。宗介とクルツを発奮させるためにあえて挑発させたこともあった。

アニメ鑑賞が趣味で夢はアニメの実製作という意外な一面があるが、「バレたら士気に悪影響を及ぼす」という理由で周囲に秘密にしている。特別編『わりとヒマな戦隊長の一日』ではそのことを知ったテレサ・テスタロッサや備蓄管理員(遺失物係兼任)に固く口止めをしたり、テッサに「いっそのこと見なければいい」と言われると「無関係な民間人を虐殺しろ」と命令された様に全身を震わせながら脂汗を流し、楽しみにしていた映像ソフトを弄ったクルツをマジで殺しにかかろうとする場面がある(イタズラの内容は原作ではゲイ用AVやツェッペリン号の爆発シーンを巧みに挟み、OVA版ではまだマイルドなのに変更された代わりに、クルーゾーがイスラム教徒であることを利用した宗教的にエゲツない物になっている)。その趣味からファンからは「アニオタ」の愛称で親しまれている。

アニメのジャンルはジ○リ等の名作系であるが、新作アニメをチェックするために海外のオタク向け雑誌『ニュータイプ』を購読するだけでなく、「その手」の評論サイトの常連でもあったり、長編終盤では「傭兵やめて秋葉原に移住する」といった旨の台詞を言うなど「筋金入り」であることが伺える。ちなみに、彼の乗機であるファルケのAIはドラゴンフライという名前だが、これは『魔●の宅急便』のトンボから取られたものらしい。ドラゴンフライの声優もトンボ役の山口勝平氏である。

TRPGリプレイ『メタリックガーディアンVSフルメタル・パニック!リプレイ 黒鋼のワンダリング・ジャーニー』では原作終了後という設定で登場。本編終盤では「日本語を勉強して翻訳家を目指す」という目標を立てていたが、日本に移住した後は「アニメを制作したい」という夢を叶えるために演出家を目指してアニメの制作進行の職に就いており、忙しくも楽しい毎日を送っていたが、突如として異世界に転移してしまい、同じように転移してきたファルケとともに戦いに巻き込まれることになる。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
音声初収録。原作通りマッカランの後任として参入。能力は流石に高いが、機体の問題でやはり宗介に攻撃面で譲る。
エーストークではAGからお祝いとして絶版状態のアニメのDVDボックスをもらって狂喜する場面も。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
今回は序盤から参戦する。中盤のルート分岐では原作のコートニー中佐に代わり、宗介(達)をシゴく。
エーストークでは「標準語」の翻訳ではなく「旧日本語」のDVDボックスをもらって喜んでいる。これで前々作の「ロシュツキョウ」発言の謎が解けたかもしれない。
中盤で追加される『妖精の羽』と必殺技で機体性能が大幅にパワーアップし、強化パーツ次第では真ゲッターを超えるほどの最大ダメージを出せるようになる。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦W
初登場作品。原作通りマッカランの後任として登場。本人・乗機ともに性能が高く、ファルケがアーバレストの改造を引き継ぐ上にクルツやマオとの合体攻撃もあるので、フルメタ勢を主力として使用しているなら参戦と同時に活躍が可能。
ボン太くん入手時はその造形を気に入ったのか評価試験を申し出、マオとクルツに「ボン太くんからクルーゾーが出てきたら見た人が腰を抜かす」とドン引きされてしまった。

VXT三部作

スーパーロボット大戦V
第13話「禁断の海」から登場。今作もエーストークでアニメのディスクセットを貰って喜ぶシーンがある。
困難ルートEDでは念願の日本での長期任務で喜んでいる姿が見れる。
天獄篇同様に『妖精の羽』と必殺技のおかげでサブキャラクターでありながら性能的にはトップクラス。
鉄壁を持つこととエースボーナスから防御面が優秀で、ファルケの射程を伸ばすと優秀な反撃役として機能する。加えて、指揮官技能を持つため、先陣を切って敵陣に切り込ませる役割に向いている。爆発的な火力を持っているわけではないが、扱いやすさは抜群。ルート分岐のときにお世話になるプレイヤーも多いだろう。

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
レアリティSRのサポートユニット。2019年6月よりファルケの実装に合わせてパイロットとしても登場。
2019年6月開催のイベント「世界を超える情熱」では別世界のアニオタ隊長と異文化交流を繰り広げた
スーパーロボット大戦DD
2章Part8より参戦。軍人という事もあってか、合流後は突入作戦などの指揮を取る事が多い。ゼロの指示を剣鉄也と共に訝しむなど、優れた洞察力も見せる。

パイロットステータス

突出した派手な精神コマンドや特殊技能はないが、いずれも高い次元でバランスのとれた能力を誇る。

能力値

殆どの能力がSRTの中でトップ(射撃と命中をクルツに譲るくらい)。

精神コマンド

W
集中ひらめき直撃熱血必中気迫
第3次Z
直感てかげん分析闘志気迫
V
直感てかげん分析鉄壁気迫熱血
X-Ω
闘志閃き鉄壁
パイロットパーツ装備時
直感気迫熱血
DD
ひらめき必中気合熱血分析神速

特殊スキル

W
指揮斬り払い撃ち落とし底力カウンター援護攻撃コンボ
第3次Z
指揮官L4、サイズ差補正無視L2、見切りカウンターL6
V
指揮官L4、サイズ差補正無視L1、見切りL2、プロテクション
DD
ウルズ1
攻撃力・運動性が増加する。
見切り(クルーゾー)
運動性が増加する。攻撃を回避した時の気力上昇量が増加する(LV10で追加される)。
アタッカー(クルーゾー)
攻撃力・照準値が増加する。気力が120、140以上のとき、ステージ中一度「奇襲」(レベルが上がると「ひらめき」も追加される)がかかる。

エースボーナス

精神コマンド「闘志」の消費SPが20になる。
第3次Z』で採用。闘志を使いやすくなるのは良いが正直微妙なボーナス。
精神コマンド「直感」使用時、精神コマンド「不屈」がかかる。
V』で採用。鉄壁も持つため防御面がASとは思えないほどに優秀になる。

サポートアビリティ

ウルズ1
SR。攻撃力、命中率、クリティカル率アップ。
原作小説版出典。

人間関係

メリッサ・マオ
旧知の同僚で、彼女からは「ベン」の愛称で呼ばれる。マッカランの戦友だったことを宗介たちに内緒にするよう頼んだ。
相良宗介
同僚。初めて会った時は彼を昔の自分と重ねて見ていた。同じイスラム教徒であり、また内面のオタク気質には共通項がある。
クルツ・ウェーバー
同僚。初対面で叩きのめして以来、目の敵にされる。そして、ロクでもない仕返しをされた。能力そのものは高く評価しており、昇進させることも検討していた(その後実際に昇進させた)。
ゲイル・マッカラン
戦死した前任者。戦友であり尊敬する先輩だが、初登場の回では宗介とクルツを発奮させるためにわざと彼を貶めるようなことを言った。
リー・ファウラー
敵ながら、互いを認め合う関係。

他作品との人間関係

カズマ・アーディガン
W』にて、クルツと共にクルーゾーにロクでもない仕返しをした。
カズマが仕返しに参加するのは第37話(第二部中盤)の分岐でパリルートを選択した場合のみで、クルーゾーが合流するオーブルートだと実は仕返ししない。
ただ、イタズラ自体はやったらしく、第44話月ルートで「俺はシーンを選んだだけで実行犯はクルツ」と言い訳している場面がある。
ヒビキ・カミシロ
第3次Z天獄篇』では、中盤のミスリルルートにおいて彼をシゴいた。その際、彼の父の上官がコートニー中佐であると気付いた。
AG
第3次Z時獄篇』のエーストークで、彼からご褒美に絶版となっているアニメのDVDボックスをもらい、狂喜していた。
その後も珍しいアニメのディスクをたびたび彼(?)に注文しているらしく、AGにとっても上客として扱われている。
サリア
『V』で初共演したが特に絡みは無かった。しかし『X-Ω』でのイベント「世界を超える情熱」にてアニオタの隊長繋がりで本格的なクロスオーバーを繰り広げる。自らの趣味を部隊の士気の為に隠しているのはお互いに同じだが…
ジル
『V』では彼女が仲間入りした後、クルツから冗談交じりに彼女のパートナー候補として自らを薦められてしまい当然ながら動揺してしまう。

名台詞

「なら、席を移る必要はない。その男は腰抜けの無能な男だった」
その軍曹といい、死んだ大尉といい、ここのSRTは間抜け揃いのようだ。まったく、失望したよ」
宗介とクルツを挑発した時のセリフ。後から考えると尊敬する先輩をあえて貶めた胸中やいかに。ちなみに席とは基地内バーでのマッカランの指定席のこと。
第3次Z天獄篇』ではヘルマジスタンの砂漠での野営中に登場して重傷を負ったマッカランの件で挑発する形になっているため、指定席の下りはカットされている。
「君の戦い方は、技(スキル)ではあっても、術(アート)ではない。この違いがわかるか?」
アーバレストとの模擬戦後、宗介の操縦を評して。なお、TRPGリプレイ『黒鋼のワンダリング・ジャーニー』では…(後述)。
「……あのサガラという奴」
「昔のおれにそっくりだ。肩肘ばかり張っていて、周りが見えず、無理して自分を枠にはめようとしている。狭い椅子に、無理して座ろうとしているみたいだ。その気になれば、枠を広げることだってできるのにな」
ラムダ・ドライバを使いこなせず、AS操縦技術の成長にも翳りが見えてきて苛立っていた宗助を評して。
「悪意はゆっくりと醸成される。まず自分をいつわり、次に周囲を恨み、最後は世界のすべてを冷笑するようになる。ゆっくりとな。時計の短針のような、遅々とした変化だ。だからこそ恐ろしい」
で、そこからつながっていく彼の負け犬観。そして彼は言う。そうなった人間の末路はテロリストであると。
「自分を信じろとは言ったがな…これはやりすぎだぞ、軍曹…」
ラムダ・ストライクでゲイツを葬った宗介に対して。クルーゾーにしてみれば自分を挟んでコダールを後片もなく吹っ飛ばした超常パワーを発揮させられたのだからさぞ肝が冷えた事であろう。
「俺はミスをしない。お前達もミスをしない。それで全てうまくいく。いいな?」
作戦開始時のマオ達への訓辞。言葉は少なめながら、部下達の作戦遂行能力に対する信頼が見える。
(なにが強さだ。なにが戦士の道だ。そんなもん犬にでも食わせてやれ。バカバカしい。)
ファウラーとの死闘で相討ちになった直後機体から這い出して後述の傭兵稼業をやめると決めた直後に。なおその本人は既に事切れていたが…。

迷台詞

「はい…見事な心理作戦です!私の情緒は木っ端微塵に打ち砕かれました!!」
「ですが犯人はわかっています!奴には名作を汚した罪を償わせます!!」
「わりとヒマな戦隊長の一日」より取り寄せた映像ソフトに細工をされたことをテッサに説明して。デッキブラシを持って鬼のような形相でクルツを追いかけていた。ちなみに原作で見ていたのは『魔●の宅急便』だが、アニメでは『未来少年探偵コニャン』という架空の作品(それでもやっぱりジ●リのパロディ)だった[2]
「クルツ・ウェーバー軍曹…!貴様の罪は海より深い…!人間にはやっていい事と悪い事がある!!」
クルツ「知らねえな、仮に俺だったとしてどうするんだい!?」
「殺す!!」
クルツ「上等!!」
そしてクルツを発見、クルツの撃ったゴムスタン弾をデッキブラシで受け止めた後、彼の減らず口に対して宣戦を布告。この後テッサ曰く「ビデオに撮って全隊員に白兵戦闘の見本にしたいほど」の壮絶な激戦を繰り広げる。OVA版でこの時にかかるBGMはあろうことかSRWでも戦闘BGMになっている「疾走」である…また、2発目のゴムスタン弾は回避している。悪いのは全面的にクルツなのだが、クルーゾーの方も相当なものである。これでいいのかミスリル。
「まあ、この件が片付いたらゆっくりと休むつもりだ。国に帰ってゴロゴロする。それから観光旅行でもするかな。日本がいい。アキハバラとか」
「メッカはもう行った。なら次はアキハバラだ」
長編『ずっと、スタンド・バイ・ミー』より、宗介に全員戦いの連続で疲れているという話をした後の台詞。クルーゾーとしてはイスラム教の聖地メッカとアニメの聖地秋葉原を引っ掛けた冗談のつもりだったのだが、宗介には通じなかった。
(耳が治らなかったら困る。5.1チャンネルのサウンド環境が楽しめなくなる。)
リー・ファウラーとの死闘の末に重症を負いながらもなんとか機体から脱出した際に右耳が聞こえなくなったことに対して。
(もういやだ。こんな稼業、金輪際やめる。傷が癒えたら、アキハバラに移住して中断していた日本語の勉強を再開する。そして翻訳家を目指すのだ。きっと素晴らしい毎日になる。絶対そうしよう。)
「俺は……げほっ……やめるぞ!」
その直後にこれである。もっとも、後述のように夢を追うために別の仕事に就くことになるが…。
「ああ、そんなことを言っていた時期もあったなあ……。」
「今言われると、少し恥ずかしいものがあるな……。あの頃はちょっと調子に乗っていたのかもしれない」
TRPGリプレイ『黒鋼のワンダリング・ジャーニー』より、同作中の登場人物に「あの動き…スキルではない、アートだ!」と驚かれて。本編の自分の名台詞を若気の至り扱いしてしまった。
「そうか……ではちょっと俺の話をしよう」
(中略)「というわけで俺はアニメの制作進行になったんだ」
「ああ、あんな話はどうでもいいんだ。思い出したくもない」
TRPGリプレイ『黒鋼のワンダリング・ジャーニー』より、同作内の登場人物に自分の昔話をする一コマより。なお「あんな話」とは紛れもなくフルメタ本編のことである…メタな話、原作者でありクルーゾーのプレイヤーでもある賀東氏は一体この台詞を言う時どんな心境だったのだろうか…。

スパロボシリーズの名(迷)台詞

「この機体は鷹だ…。甘く見てると痛い目にあうぞ…!」
W』第37話「平和の国の雷」において、ゲイツから自身の機体を「カラス」扱いされた事に対しての返答。
「気分は、トクサツのヒーローだ!」
第3次Z』での対インベーダー宇宙怪獣、『V』でもドラゴン相手に発言する。やっぱりそういう特撮作品も見ていたのだろうか。
「ウェーバーーーーー!!」
『第3次Z』での中断メッセージにて、クルツがプレイヤー映画鑑賞を誘おうと見せかけて自身の趣味をばらそうとした際に。見て分かるとおり形相が凄いことになっている。
「各機、やるぞ!俺達を舐めた奴等に報いを与えてやれ!」
第3次Z時獄篇』DLC「力持ちアンダーグラウンド」にて、ガドライトが撤退したのを受けて。当初は状況をよく飲み込めていなかったようだが、流石にガドライトの態度には頭に来たようだ。
「海洋冒険モノは、やはりいい!ダイジェスト版ではなく、ディスク全巻セットを購入するぞ!」
第3次Z天獄篇』翠の地球ルート第7話「無頼の女帝」にて、事前に観た「海洋冒険モノの懐かしアニメ」(これ辺りを思わせる)の影響を受けてラケージとの死闘を演じた結果、Zチップが生成されたことを戦闘終了後にAGにからかわれて。そのことで怒り出すかと思いきや、素直に認めて追加注文まで頼んでいる。
AG「ですが、かなり前の作品であり、標準語吹き替えはされてませんが……」
クルーゾー「構わん。俺はその手の裂作品を鑑賞するために、旧日本語を完全にマスターしている」
『第3次Z天獄篇』のエーストークにて。どうやら多元世界の言語は日本語をベースとした「標準語」であるらしい。ちなみに、原作でのクルーゾーは上記にもある通り日本語を勉強中である。
(ウェーバー…。お前を失ったのは上官である俺の責任だ…。やるぞ…。悪いが、お前をがっかりさせるために俺達は必ず勝つ!)
『第3次Z天獄篇』対アマルガムルート第40話の戦闘前会話。MIAになったクルツに、心の内で作戦成功を誓う。
「その夢はお前を越えた後に叶える! あのシリーズが最終回を迎える前にこの宇宙が滅びるなど、断じてあってはならない事だ!!」
『第3次Z天獄篇』最終話より、至高神Zとの戦闘前会話。宇宙を救う理由がそんなものでいいのだろうか…。まあ、借金返済の為に戦う男とかがいる中では彼だけがおかしいわけではないが…。
「天国にドラゴンなぞいない。我々がいるのはファンタジックな異世界の可能性がある」
V』13話より。実際、スパロボではそのファンタジックな異世界への転移に事欠かない。オタク趣味を持つクルーゾーならではの推測か(上述のTRPGへの客演を意識した台詞ともとれる)。間違ってはいないが順応しすぎであるのは、憧れがあるからなのだろうか?しかも、その直後に同じ趣味を持った少女と運命的(?)な出会いを果たす事になる。
「前から日本に滞在したいと思っていたんだ。楽しい任務になりそうだ。」
『V』EDより。一応テッサの護衛の面目があるのだが、彼の趣味を考えると明らかに滞在理由は別であろう。
「まさに世紀末な連中だな」
『DD』第3章Part8「鉄の狼」より、死鬼隊を見ての一言。この台詞が「社会の没落期」を指しての揶揄なのか、それとも彼の趣味に拠って、某少年漫画のパロディを揶揄した台詞[3]なのかは判断が難しいところ。後者だとすれば彼のオタクとしての守備範囲も原作より広がっていそうである。

搭乗機体

M9D ファルケ

脚注

  1. 「フルメタル・パニック!」スペシャルサイト、2022年3月25日閲覧。
  2. なお、それぞれ飛行船からトンボを助けようとするシーンの直後にヒンデンブルグ号の墜落事故、空気を口移ししようとするシーンで豚のキスが差し込まれていた模様
  3. というより、アニメ化作品『北斗の拳2』のオープニングテーマ「TOUGH BOY」のフレーズそのもの引用である。