「ユング・フロイト」の版間の差分
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2019年6月4日 (火) 15:11時点における版
ユング・フロイト | |
---|---|
外国語表記 | Jung Froid |
登場作品 | トップをねらえ! |
声優 | 川村万梨阿 |
デザイン | 美樹本晴彦 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦F完結編 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(ロシア人) |
性別 | 女 |
生年月日 | 2004年9月12日 |
年齢 | 16歳 |
出身 | ソビエト連邦 |
身長 | 170cm |
スリーサイズ | B95・W64・H93 |
血液型 | AB型 |
所属組織 | 地球帝国軍 |
所属部隊 | トップ部隊 |
ユング・フロイトは『トップをねらえ!』の登場人物。
概要
宇宙戦闘の天才と呼ばれ、建造中のヱクセリヲンに到着したカズミに対してライバル心をむき出しにし、いきなり決闘を挑む。だが、直後の風呂場ではフレンドリーに話しかけており、戦闘時と非戦闘時のギャップが二重人格並みに激しい。巨乳の持ち主で、ノリコとカズミは圧倒されていた。
オオタと結婚して沖女で教職についたカズミの後任で、ノリコとペアを組んで、ガンバスターに乗っていたが、カズミがブラックホール爆弾に乗って合流した後は、バスターマシン2号のキーをカズミに返している。
漫画『NeXT GENERATION』では、西暦2245年に銀河連邦初代大統領に就任している。1万2千年後(『トップをねらえ2!』)での動向は描写されなかったが、『ヤングエース』で連載された漫画版では、『NeXT GENERATION』の時点で宇宙放射線病を患らっていたとされ、ノリコ達との再会を心待ちにしながらも志半ばで病に倒れ、再会が叶わなかったとされている。
名前の由来は「ユング」と「フロイト」という、実在の2人の心理学者の名前を合わせたもの。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F完結編
- 初登場作品。隠しキャラ。特殊技能「天才」を持つ。当初は原作通りガンバスターのサブパイロットを務める予定があった為か、なんと必中も熱血も持っていない。どちらかと言うとリアル系寄りの精神コマンド構成である。流石に通称通りちゃんと宇宙Aだが、格闘・射撃もノリコにさえ一回り以上も劣る事や気合すら持たない事から、シズラー・ブラックの優秀な性能をほとんど引き出せていないのが実情。レベル57という現実的な条件で2回行動を習得するのは確かな長所だが、先述の大き過ぎる欠点を補いきれる物では無い。後述の通り、『α』に入るまではこの様に屈辱的な扱いに甘んじていた。
- カミーユと遭遇するシーンでは、ファ(もしくはフォウ)がユングのグラマーぶりにコメントしている。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- プロローグにノリコやカズミと登場。再登場は後半になってから。精神コマンドが充実したため、扱いやすさが向上。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- ほぼPS版と変わらないが、天才という設定が活かされたのか技量が大幅にアップ。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 今まではシズラー黒の機体性能や、彼女自身の精神コマンドの問題からレギュラーを張るのは難しかったが、今回初めてレギュラーとして最後まで使える性能になった。ガンバスターに搭乗するノリコ(&カズミ)ほどの火力は無いが、天才技能とシズラー黒の全体攻撃武器・バルカンブラスターの使い勝手の良さから、ザコ戦では充分に小隊長を任せる事が出来る。
- なお、原作ではカズミの代わりにガンバスターに乗っており、『α』のEDでもそのやりとりがあるが、今回は最初からシズラーに乗っている。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- EDに登場し、真の時空修復を経て元の世界へと帰還したノリコとカズミに直接「お帰りなさい」を言う(この直前に若返ったカズミに驚愕している)。
- また、ノノも銀河連邦の初代大統領となった彼女の存在を記憶していた。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦T
- 序盤から登場するが、加入するのは第22話からとなる。乗機は最初からシズラー黒。音声が新規収録されたが、なんと代名詞とも言える天才を持たなくなった。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- ノリコと二人乗りのガンバスター、単独搭乗のシズラー黒がある。
パイロットステータス
能力値
初期の作品では、技量以外はノリコと同等な能力で、「天才」という割に振るわなかった。『第3次α』では、スーパー系の中では命中、回避がかなり高い部類に入り、攻撃も射撃と格闘が底上げされ、過去作品での汚名を返上した形となった。
精神コマンド
『α』以降から必中、熱血を覚えるようになりシズラー黒の性能もあり1軍入りできる。
『第3次α』以前では努力を覚えるため天才と合わせて、非常にレベルの上がり安いキャラでもあった。
- F完結編
- てかげん、集中、加速、根性、ひらめき、努力
- 肝心な熱血がないため決定打をもたず、スーパー系なのに集中を覚えたため使い勝手はイマイチ。
- α
- 必中、ひらめき、気合、熱血、努力、激闘
- 第3次α
- 必中、ひらめき、鉄壁、熱血、直撃、気迫
- T
- 直感、不屈、狙撃、友情、気迫、熱血
- X-Ω
- 激闘、必中、直撃
特殊技能(特殊スキル)
- F完結編、α
- 底力、天才
- 『F完結編』では唯一の天才持ち。
- 第3次α
- 天才、カウンターL7、気力+ (命中)
- 天才の効果が変更された為、戦闘力が大幅強化された。
- T
- 底力L5、闘争心L1、援護攻撃L2、援護防御L2
- 本作には天才技能が実装されていないため、シリーズ初の天才なし。その代わり、援護技能が大幅に強化されている。
小隊長能力(隊長効果)
- クリティカル率+10%、獲得経験値+20%
- 『第3次α』で採用。
エースボーナス
サポートアビリティ
- 天才の戦技
- クリティカル倍率大アップ。
- SSR版。
- 負けず嫌い
- 装甲とクリティカル率アップ。
- SR版。
人間関係
- アマノカズミ
- ライバル。
- タカヤノリコ
- オオタの特訓を受ける彼女をライバル視したことも。一緒にガンバスターに乗っていた時期もある。
- オオタコウイチロウ
- 片思いの相手だが全く報われず(オオタの眼中にあったかも怪しい)、身を引く。
- リンダ・ヤマモト
- ユングのパートナー。出番が数回しかない上に戦死してしまう。SRW未登場。
- ハヤミ・マリナ、アラシ・ジュン、ムラマサ・スズコ
- 漫画『NeXT GENERATION』の登場人物。謎の覆面コーチXとして、彼女たち(主にバスターマシン操縦者のマリナとジュン)に特訓を施す…が、マリナ以外には正体がばれていた。SRW未登場。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
スーパー系
- 惣流・アスカ・ラングレー
- 『α』では彼女の境遇に自分を重ね、アドバイスを送る場面も。ちなみにアスカの母親は、ユングと同じ声。
名台詞
- 「コーチもバスターマシンもあなたのものよ」
- 最終話、再会したカズミに平手打ちして一言。そしてバスターマシン2号のキーを渡す。
- 片思いの相手だったオオタも、後任として守ってきたバスターマシンのシートも結局カズミに譲った、ユングの全てを清算した台詞。
スパロボシリーズの名台詞
- 「その台詞…聞き捨てならないわね。女だからって、どうだっていうのよ?」
「こんな前時代的な男がいるなんて…ロンド=ベルも大したことないわね」 - 『α(DC)』第39話「終末への前奏曲」で、マシーン兵器のパイロットが女性だった事に拍子抜けしたかのような台詞を吐く忍へ、返す刀で放ったカウンター。両者の口論は同席していたリュウセイ曰く「沙羅相手の喧嘩と同じパターン」に映ったらしい。
- 「あなたも天才パイロットと呼ばれているのなら、これくらいのスランプは自分で克服することね」
- 『α(DC)』(ゴラオン隊ルート)第51話「あしゅら男爵、散る」より。甲児の怒気に圧し負け思わず逃げてきたアスカへ、ダメ押しとばかりに厳しい言葉を投げ掛ける。
- 「この手のタイプはね…立ち直るのに時間がかかるのよ。だから、いつまでもイジけられてちゃ、こっちが迷惑だわ」
「腹が立ったのなら、実力であたしを見返してみなさいよ」 - 直後、あまりにも容赦無い物言いを咎めてくるカズミの制止を受けながらも、更なる辛辣な言葉でアスカを挑発する。
- 一見、突き放した物言いだが、アスカがEVAとのシンクロ率低下に焦っている事を看破した上での「発破」でも有り、「天才」と呼ばれる人間にはこの方が効果的だという事を理解しての発言である。
- 「どうやらプライドまで捨て去ったわけじゃないようね…」
- 持ち前の負けん気に再び火が付いたアスカの復活を信じて呟くが、皮肉にもこの遣り取り以降、彼女の迷走は深刻化していく事に…。
- (だから、私が用意した覆面コーチXのマスクにするべきだったのよ!)
- 『第3次α』バロータルート第45話「悪夢の突入作戦」にて、ノリコがミレーヌの誕生日プレゼントとして沖ジョ伝統の鉄ゲタを贈り、ミレーヌがリアクションに困っていた際に。上述した『NEXT GENERATION』ネタではあるのだが、ノリコには「そっちの方が絶対に引くわよ!」と反論されてしまった。
- 「誰がお前達の支配など!」
「この宇宙に、お前の居場所は無いわ!」
「還るべき場所に還りなさい! ケイサル・エフェス!」 - 『第3次α』最終話でのケイサル・エフェスへの特殊戦闘台詞。
- 「でも、こうやって再会できなたら、もう一度、言わせて」
「お帰りなさい、ノリコ、カズミ」 - 『第3次Z天獄篇』エンディングにて、帰還した二人を出迎えて。