「ガイアセイバーズ」の版間の差分
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2018年8月20日 (月) 22:39時点における版
『スーパーヒーロー作戦』の物語中盤以降の主人公部隊。綴りはおそらくGaia Savers(もしくはSaviorsかSaviours)。
『第2次OG』での扱いはガイアセイバーズ (OG)を参照。
概要
新西暦155年のTDF(地球防衛軍)において、ユーゼス・ゴッツォの大気浄化弾失敗によってレーダーが無力化された隙に多数の宇宙人が地球に潜伏、これに対処するため既存のウルトラ警備隊から分けた第2独立遊撃部隊として結成された。初期隊員は7人(6人と1匹)。主な任務は宇宙人の連合組織「ETF」の本格侵攻への対処。ギャバンの超次元高速機ドルギランを母艦として活動しており、独自の判断による行動が許可されている。場合によっては、第1独立遊撃部隊であるウルトラ警備隊と協力して作戦を遂行することもある。宇宙刑事シャリバン加入後は超次元戦闘母艦グランドバース、最終的に宇宙刑事シャイダーの超次元戦闘母艦バビロスが拠点となる。
イングラム・プリスケンが本来属していた新西暦195年においては、数々の怪獣や悪の組織を壊滅させた伝説の最強部隊として名を残している。
虚構の世界が抹消された後、所属メンバー達は記憶を失ったため、この部隊の存在は事実上なかったことになっている。しかし、イングラムと早川健(快傑ズバット)はこの当時の記憶を保持していた。
ちなみに名前を見れば一目瞭然だが、名前の元ネタは仮面ライダー・ウルトラマン・ガンダムを中心としたヒーローが地球を救うために「同盟」を結成する『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦』である。
ウルトラ警備隊
新西暦155年のTDF極東支部のエリート特殊部隊。異星人の侵略作戦に備えた戦力増強のため科学特捜隊に人員を要請して、主人公、一条烈、ハヤタの3名がここへ配属される。上官はキリヤマ隊長とタケナカ参謀、隊員は主人公たち3人以外に、ソガ、フルハシ、モロボシ・ダン、アマギ、アンヌ(通信・医務担当)。その後メタルダー達が加わり、後にガイアセイバーズが結成された。
所属人物
ガイアセイバーズ結成時隊員
- 主人公
- 未来から新西暦155年に飛ばされてきた。ユーゼスがデータ改竄したことによりTDF所属で科学特捜隊に派遣されたという肩書きを得る。
- イングラム・プリスケン
- 男主人公。彼にとってこの部隊は心の拠り所であり、それは平行世界を放浪する身となった今も変わらない。
- ヴィレッタ・プリスケン
- 女主人公。彼女が属していた歴史はスパロボにおいてはIfとなっている。
- 一条寺 烈 / 宇宙刑事ギャバン
- ユーゼスの元同僚。何気に本作でも結構な重要ポジション。データ上の肩書きはTDF所属で科学特捜隊に派遣されてきた。結成時に自分の艦を拠点とするのに隊長じゃないことを愚痴ってスプリンガー(犬)に「お前にはちょっと冷静さが足りないからなあ」とダメ出しされている。
- ミミー
- ギャバンの上官の娘。後半、バード星に帰らされる。
- 剣 流星 / メタルダー
- 古賀博士が亡き息子に似せて作り上げた人造人間。終盤、ユーゼスの作り上げた迷宮でゴッドネロスを倒すが、反撃で致命傷を負い、イングラムによって介錯されることに。結果として部隊最初の戦死者となったが、これは最終戦でイングラムが己を保つ大きな力となった。なお、原作ドラマではあくまで「剣 流星の姿に戻る力を失い、姿を消す」という展開であり、死亡(完全なロボットなので正確には破壊、もしくは機能停止)はしていない。
- スプリンガー
- メタルダーの相棒。犬型修理用ロボット。
- ハヤタ・シン / ウルトラマン
- 科学特捜隊の隊員。ガイアセイバーズの隊長に任命された。SHOにおける版権側の主役と言っても過言ではない立ち位置にいた。
- モロボシ・ダン / ウルトラセブン
- ウルトラ警備隊の隊員。当初はクール星人を追っていた。
加入する仲間達
- ライディース・F・ブランシュタイン
- TDFで参謀次官という高い地位にあり、当初は極東支部の作戦参謀としてウルトラ警備隊やガイアセイバーズに協力するという立場。SRXチームの中では一番早く加入。
- アヤ・コバヤシ
- 元SRXチームリーダーでTDF情報部に所属。当初は極東支部の情報オペレーターとしてウルトラ警備隊やガイアセイバーズに協力するという立場。『スーパーヒーロー作戦』ではとくにイングラムとは深く関係しない。ちなみにガイアセイバーズ結成時、彼女はT-LINKシステムを応用した新地球防衛レーダー網計画を急務としていた。
- リュウセイ・ダテ
- 1年前の異星人侵略戦争の英雄。独房にいた所を事故のどさくさで逃げ出し、そのまま合流した。『α』において、唯一所属当時の光景を見た。
- サブキャラクター
- 開発中の量産型PTのパイロット候補生で階級は伍長。ライの命令により、行動記録担当としてガイアセイバーズに配属された非戦闘員。いわゆるセーブポイント。決戦のため未来に向かう際、ガイアセイバーズの意志を受け継ぎTDFを再建するためにバビロスを降りて西暦155年に残った。スーパーヒーロー時点で『α』への登場が決定していた。
- 郷 秀樹/ウルトラマンジャック
- 後半で参戦。正式参戦の際にはガンダムW組と共闘していた。
- 北斗 星司/ウルトラマンエース
- ストーリーへの絡みは少ない。
- 東 光太郎/ウルトラマンタロウ
- 原作ほどの強さには設定されていない。
- おおとり ゲン/ウルトラマンレオ
- 後半で登場。アストラは演出のみ。
- 伊賀 電/宇宙刑事シャリバン
- 元森林警備隊の隊員。烈に助けられてバード星で治療を受けさせてもらい、宇宙刑事に志願して超次元戦闘母艦グランドバースに乗ってやってくる。本作では烈に対するツッコミ役。
- 沢村 大/宇宙刑事シャイダー
- 混乱の時代にてバディムと戦っていた。
- ジロー/キカイダー
- 誘拐された光明寺博士の作り上げた人造人間。
- イチロー/キカイダー01
- ジローの先発機。
- マリ/ビジンダー
- キカイダー01に説得に応じた。
- トップガンダー
- メタルダーのライバル。
- 早川 健/快傑ズバット
- 通称「日本一の男」。イングラムやガンダム乗り達が未来人であるということをいち早く知っていたり、虚構の世界が崩壊した後もガイアセイバーズのことを鮮明に記憶しているなど、ある意味イングラム以上に謎の多い人物。
- ドモン・カッシュ
- アルティメットガンダムを追ってネオジャパンを飛び出してきたガンダムファイター。基本的にGガンダム勢は原作通りの展開をなぞる。
- レイン・ミカムラ
- ドモンのサポーター。原作通りドモンの無茶な行動に振り回されている。
- シュバルツ・ブルーダー
- キョウジの影とも言える存在。本作ではキョウジの道連れではなく、ドモンに後を託して自害している。
- アレンビー・ビアズリー
- ネオスウェーデンのガンダムファイター。
- ヒイロ・ユイ
- デビルガンダム破壊命令を実行すべく序盤から登場。
- デュオ・マックスウェル
- 序盤でイングラムと共闘。
- トロワ・バートン
- 選択肢次第では序盤から登場。原作通り暴走カトルの攻撃で行方不明になるが、後に復帰。
- カトル・ラバーバ・ウィナー
- 前半でトロワ共々登場。
- 張五飛
- 前半では敵として登場。
- ゼクス・マーキス
- ガンダムW勢でただ一人過去に飛ばされない。後半で原作シナリオ終了後、参戦。
その他
- ユーゼス・ゴッツォ
- 部隊として最後に戦った相手。そして、部隊結成の遠因。
保有戦力
- アールガン
- 主人公機。SRXの危険性から月に廃棄されたままになっていた。ウラヌス・システムの力を遺憾なく発揮していた。
- SRX
- R-1、R-2、R-3の合体状態。特に制限などはないが、SRWと違ってRPGなので、手数が減るのが問題(最大4人まで出撃出来るのだが、合体すると二人になってしまう。この辺りの問題は本家と同じ)。
- アルブレード
- 量産型R-1。
その後の登場作品
- スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望
- 地球防衛機関GUARDが、あらゆる場所で単独で怪獣や怪人などの処理や調査する権限を持った広域特殊任務を行なう独立調査チーム「チームセイバー」を結成、GUARD特捜チーム「XIG」所属の高山我夢(ウルトラマンガイア)、GUARD特殊部隊「チームリザード」所属の一条寺烈(ギャバン)の2人が任命され、後に早川健(快傑ズバット)と伊賀電(シャリバン)も加入する。そして後半になると昭和ウルトラマンや仮面ライダーなどの多くのヒーロー達を迎えた広域機動特務部隊である独立遊撃部隊ガイアセイバーズが結成される。隊長は元の次元での科学特捜隊の戦歴を買われてハヤタに任命。
- なお、『スーパーヒーロー作戦』のエンディングで記憶を保持したままだった早川健(快傑ズバット)は、この部隊名に反応している。
- αシリーズ
- ヴィレッタ合流時に言及されている。新西暦50年に暗躍したテロ組織「バディム」を壊滅させた連邦軍特殊部隊である。指揮官は「シュワルツ・V・ブランシュタイン」なる人物らしいが、詳細は全く不明。
- OGシリーズ
- 新西暦50年代にαと同じ設定で存在していた事がOG初回特典のオフィシャルファンブックに載っている。
- 『第2次OG』での扱いはこちらを参照。
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