「ゲッターロボシリーズ」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
43行目: 43行目:
 
:シリーズ第3作。アニメ版『號』と並行して連載されたが、アニメ終了後には前2作とのつながりが明かされ、流竜馬や真ゲッターロボが登場するなど独自の展開を見せた。のちの『真』『アーク』へつながる盛り上がりを得て、本格的な『ゲッターロボサーガ』の幕開けを飾った。
 
:シリーズ第3作。アニメ版『號』と並行して連載されたが、アニメ終了後には前2作とのつながりが明かされ、流竜馬や真ゲッターロボが登場するなど独自の展開を見せた。のちの『真』『アーク』へつながる盛り上がりを得て、本格的な『ゲッターロボサーガ』の幕開けを飾った。
 
;ゲッターロボアーク
 
;ゲッターロボアーク
:シリーズ第4作にして、石川賢の手によるゲッターロボサーガ最終作。『號』より未来を舞台に、新世代のゲッターチームが人類を襲う危機に立ち向かう。掲載紙の休刊で第1部・完として終了したが、2006年の石川の死去にともない未完となった。
+
:シリーズ第5作にして、石川賢の手によるゲッターロボサーガ最終作。『號』より未来を舞台に、新世代のゲッターチームが人類を襲う危機に立ち向かう。掲載紙の休刊で第1部・完として終了したが、2006年の石川の死去にともない未完となった。
  
 
==== その他作者 ====
 
==== その他作者 ====

2012年6月24日 (日) 14:06時点における版

ゲッターロボシリーズ(Getter Robo Series)

故人である石川賢氏原作(クレジットは「ダイナミックプロ・永井豪」との合作)とする一連のシリーズ。日本初の「合体変形とするヒーローロボット」を生み出した。

三人のチームと、それに乗り込む3機戦闘機がタイプの異なるロボットに合体変形するアイディアは全てのロボット作品に反映されている。また、石川賢氏が描く「無限」「同化」「バイオレンス」などの数多くの要素はSF作家に多大な影響を与えている。

作品リスト

TV放映作品

放送当時、同じダイナミックプロの『マジンガーZ』や『グレートマジンガー』と連続放送中だったが、この両作品とのマッチアップにより高い人気を得た。

ゲッターロボ
シリーズ第1作。1974年(昭和49年)~1975年(昭和50年)放映。全51話。地上征服を企む恐竜帝国を相手に、変幻自在のスーパーロボット、ゲッターロボとゲッターチームがチームワークで立ち向かう。変形・合体をはじめ、のちのロボットアニメに大きな影響を与えた。
ゲッターロボG
シリーズ第2作。1975年(昭和50年)~1976年(昭和51年)放映。全39話。ニューマシン・ゲッターロボGや車弁慶ら新キャラクターを迎え、人類征服を企む新たな敵・百鬼帝国との戦いが描かれる。物語と設定で大幅な強化が図られた。

OVA作品

1996年より4年周期で製作されたオリジナルアニメーション。この作品より主要キャストの交代により「新しいゲッターロボ」が作られた。

真 (チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日
OVA第1作。1998年(平成10年)~1999年(平成11年)発表。全13話。原作のエッセンスを活かしながら、テレビシリーズとは異なる壮大なスケールの世界観で物語が構築され、ファンの人気を獲得、後続作品へとつながっていく。
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
OVA第2作。2000年(平成12年)~2001年(平成13年)発表。全4話。號・翔・凱の新ゲッターチームが、恐竜帝国の地上侵略に立ち上がる。原作『號』をベースに、娯楽性に富んだストーリーが展開された。
新ゲッターロボ
OVA第3作。2004年(平成16年)発表。全13話。竜馬・隼人・弁慶のゲッターチームが、人類の天敵・鬼を相手に壮絶な死闘を展開する。従来のシリーズより原作に近づけられた物語でファンを獲得した。

漫画作品

真ゲッターロボ (原作漫画版)
シリーズ第4作。『ゲッターロボ號』から15年前に起きた出来事の真相を描く。真ゲッターの誕生や早乙女研究所の消滅が描かれた。ゲッターエンペラーの初登場作品でもある。

スパロボ未登場作品リスト

TV放映作品

ゲッターロボ號
シリーズ第3作。1991年(平成3年)~1992年(平成4年)放映。全50話。プロフェッサー・ランドウの世界征服をの野望をくじくため、ゲッターチームとゲッターロボ號が立ち上がる。企画段階ではマジンガーシリーズの新作だったため、物語や設定はマジンガーシリーズ寄り。

漫画作品

石川賢の作品

ゲッターロボ(原作漫画版)
シリーズ第1作。早乙女博士の下に集ったゲッターチームが、ゲッターロボで地上征服を企む恐竜帝国に立ち向かう。ダイナミックプロの作品らしいダイナミックなストーリー展開で、数々の名シーン、名台詞が生み出された。
ゲッターロボG(原作漫画版)
シリーズ第2作。ゲッターロボGと新生ゲッターチームが、人類征服を企む百鬼帝国を相手に激闘を繰り広げる。終盤はアニメ版『G』と異なる展開で、その後のOVAシリーズにも大きな影響を与えている。
ゲッターロボ號(原作漫画版)
シリーズ第3作。アニメ版『號』と並行して連載されたが、アニメ終了後には前2作とのつながりが明かされ、流竜馬や真ゲッターロボが登場するなど独自の展開を見せた。のちの『真』『アーク』へつながる盛り上がりを得て、本格的な『ゲッターロボサーガ』の幕開けを飾った。
ゲッターロボアーク
シリーズ第5作にして、石川賢の手によるゲッターロボサーガ最終作。『號』より未来を舞台に、新世代のゲッターチームが人類を襲う危機に立ち向かう。掲載紙の休刊で第1部・完として終了したが、2006年の石川の死去にともない未完となった。

その他作者

真ゲッターロボ!! 異聞 Try to Remember
2001年(平成13年)発表。作者は『小さな巨人 ミクロマン』や『激闘!クラッシュギアTURBO』のコミカライズを手掛けた松本久志で、脚本を今川泰弘がつとめた。OVA『世界最後の日』の前日譚とされ、今川の世界観が強烈に押し出された作品。
ゲッターロボ飛焔 ~THE EARTH SUICIDE~
2007年(平成19年)発表。『號』と『アーク』の間に位置する作品で、作者は『格闘料理伝説ビストロレシピ』などを手掛けた津島直人。隼人指揮の新ゲッターチームが、プロフェッサー・ジャコフの陰謀に立ち向かう。
ゲッターロボアンソロジー ~進化の意志~
2008年(平成20年)発表。ゲッターロボサーガをテーマに、永井豪や津島直人、『鉄のラインバレル』の清水栄一・下口智裕コンビら、数多くのクリエイターが参加したアンソロジー集。
偽書ゲッターロボ ダークネス
2008年(平成20年)発表。『偽書 ゲッターロボDASH』のタイトルで連載されていたが、掲載誌移転にともない改題。作者は『職業・殺し屋。』の西川秀明。人類を襲う怪物・イデアの脅威に、ゲッターロボを駆る三人の少年少女が立ち向かう。
デビルマン対ゲッターロボ
2010年(平成22年)発表。作者は石川賢の盟友・永井豪。恐竜軍団とデーモン軍団を倒すため、デビルマンとゲッターチームがタッグを組む。タイトルどおり、劇場版マジンガーシリーズを意識した展開となっている。
魔王ダンテ対ゲッターロボG
2011年(平成23年)発表。永井豪によるゲッター第2弾。世界の存亡をかけ、魔王ダンテとゲッターロボGが激突する。『デビルマン』の原型である『魔王ダンテ』とゲッターロボが驚きのコラボレーション。

ゲーム作品

ゲッターロボ大決戦!
1999年(平成11年)発売。原作を再現するストーリー展開で、スーパーロボット大戦には登場しないさまざまなキャラクターや新たなゲッターも登場する。現時点では唯一の『ゲッター』単独ゲーム。

小説作品

ゲッターロボ
原作漫画版をベースに、独自のアレンジがなされた小説。作者は漫画『スプリガン』や『ARMS』の原作で知られるたかしげ宙。電撃文庫から1巻のみ刊行されたが、現在まで未完。
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
同名OVAのノベライズ。角川スニーカー文庫刊。全2巻。作者はガンダムシリーズの脚本やノベライズで知られる遠藤明範。OVAをベースに、原作版『號』の内容も加味した独自の展開になっている。

ドラマCD

真ゲッターロボ・外伝 月面十年戦争~戦慄の予感
OVA『世界最後の日』と連動して発売されたドラマCD。アニメ本編の前日譚。2007年(平成19年)のリマスターDVD-BOX発売にあわせ、特典として再生産された。

関連項目

ゲッターロボ (ロボット)
ゲッターロボ (兵器)
オープンゲット
ゲッター線
ゲッターチーム
恐竜帝国
百鬼帝国
インベーダー
劇場版マジンガーシリーズ

資料リンク