「ルオゾール・ゾラン・ロイエル」の版間の差分
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2013年2月14日 (木) 21:06時点における版
ルオゾール・ゾラン・ロイエル(Ruozorl Zoran Royell)
- 登場作品:魔装機神シリーズ(バンプレストオリジナル)
- 声優:青野武(PS版EX)、銀河万丈(PSP版魔装機神、第2次OG)
- 種族:ラ・ギアス人
- 性別:男
- 年齢:40~50歳
- 階級:貴族
- 所属:ヴォルクルス教団
- 役職:大司教
- キャラクターデザイン:河野さち子(リファイン)
ラ・ギアスの邪神「サーヴァ・ヴォルクルス」の神官で、「闇の貴族」と呼ばれる(貴族出身)。搭乗機は咒霊機ナグツァート。
シュウ・シラカワにヴォルクルスと契約を結ばせ(この辺の事情は阪田雅彦氏の同人誌「闇の記憶」に描かれている)、その後はシュウの部下として、ヴォルクルス復活のためにさまざまな策略を巡らせ暗躍する。
シュテドニアス連合軍の侵攻で神聖ラングラン王国が崩壊しラ・ギアスが混乱状態に陥ると、ヴォルクルス復活のために本格的に行動を開始した。地上世界でシュウが戦死すると、蘇生術を用いて復活させることに成功。だが、蘇生術が不完全であったため、シュウはヴォルクルスの支配から脱していた。彼の手にかかり、ヴォルクルス復活の際に「シュウに裏切られた」という絶望を利用され、生贄にされて死亡する。
しかし魔装機神I第二章では、シュウに倒されたヴォルクルスやナグツァートと融合し、真ナグツァートとして復活。裏切り者のシュウを追い回すが、ルート分岐によってシュウ一行単独、もしくはシュウと魔装機神操者の協力により再び倒され死亡した。
彼が得意とする魔術「アストラルシフト」は、搭乗機のナグツァートの特徴を生かし、乗機を精霊界に置くことで攻撃を透過するというもの(マサキ曰く「無敵モード」)。武装に「エクトプラズムコーティング」という処理を施さない限り、手出しをすることができない。真ナグツァートになってからはエクトプラズムコーティングも通用せず、ネオ・グランゾンに乗るシュウですら対策なしでは手出しできなかった。シュウが魔装機神操者に協力した場合は、シュウはセニアとウェンディの協力を得て、エクトプラズムコーティングが強化された「アストラルコーティング」をブラックホールクラスターに施して対応した。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦EX
- ラングランとシュテドニアスの戦乱を活用しつつ、主な行動はシュウに任せて、自分はマサキやリューネらと交戦する。最期はシュウに裏切られて、その絶望をヴォルクルスの復活の生け贄とされる。
シュウの章ではスポット参戦で使える。 - 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 第一章では利害が一致したシュテドニアスに協力してラングラン侵攻を手助けし、のちのヴォルクルス復活の足掛かりとする。第二章では復活して密かに暗躍するのだが、彼が生きていると分かるのはシナリオ「邪悪の気配」。しかしこのシナリオを通るとルオゾールと対戦することはない。彼と対戦するにはバゴニアに深く関わるルートを選択することが大事。そこで最終ボスとして立ちふさがる。LOEのラスボスとしては文句なしに最強だが、こちら側にはネオ・グランゾンという無敵のユニットがあるので、相手にならない。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 真ナグツァートのプラグマティックブレード使用時にカットインが存在する。そこでは人間の眼球のようなオブジェを施された、禍々しい木彫りの杖を構えている。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 初回限定版の魔装機神Iにて登場。青野武氏が病気療養中だったため、銀河万丈氏が代役を担当している。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- PV4に登場。声優は銀河万丈。ナグツァートの性能はPS版EXより大人しいと思ったら、今回は文字通りの無敵状態でした。シュウの章が収録されていないためスポット参戦の機会もないのが残念である。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
気配察知、再攻撃、切り返し、分身
人間関係
- シュウ・シラカワ
- 彼の母親ミサキとの事件がきっかけで邪教徒となる。しかし、ヴォルクルスの邪力に操られることは、自由を希求する彼の怒りを買うものであったため、ヴォルクルス復活のために利用され騙まし討ちにされる。
作中では言及されていないが、ミサキをそそのかしてシュウを生贄に捧げさせたのはルオゾールである可能性があり、そのことでルオゾールも復讐の対象であったため生贄にされたという説もある。 - サフィーネ・ゼオラ・ヴォルクルス
- 信仰を同じくする人物であるが、当の彼女はシュウにのみ忠誠を捧げている。しかも、彼女は密かにラングランに繋がっており、それすらルオゾールは知らなかった。後にシュウとともにヴォルクルス信仰を捨てる。
- チカ
- シュウのファミリア。あまり彼にいい印象を持っていない。蘇ったときはとても迷惑そうであった。
- マサキ・アンドー
- 彼とは何度も交戦。シュウにとってはルオゾールよりマサキのほうが厄介な人物であるようだ。マサキもルオゾールを相手にしてない(相手にしたくない)。
- イング
- OG2nd序盤のマサキ編にて、イングの潜在的な力を感じ取っていた。最も、ヴォルクルス復活の役には立たないと判断したようだ。
- レオナ・ガーシュタイン
- OG2nd序盤のリューネ編では、ラ・ギアスに転移されて間もない彼女を捕獲し、ヴォルクルス復活の生贄にしようとした(が、タスクたちに阻まれて失敗に終わった)。
パイロットBGM
- 「ARMAGEDDON」
- コンプリートボックス版EXにおける彼の戦闘BGM。旧シリーズのラストボスのテーマBGM。
- 「巨大な闇」
- 魔装機神における彼のパイロットBGM。第二章のラセツ、ルビッカ、ゾラウシャルドのパイロットBGMにも使用されている。
名台詞
戦闘台詞
- 「いつぞやは決着をつけられませんでしたな……そろそろ終わりに致しましょう」
- リカルドとの対峙で。他にも「ことごとく、私の邪魔をして下さいますな、リカルド殿」との発言もあることから、リカルドとの間に積もり積もった因縁は相当な量の模様。
- 「もはや何も言いますまい。覚悟なされよ、シュウ殿」
- シュウとの対峙で。
- 「我が祈念に応じ、深き冥界より出でよ。我が矛となりて敵を穿て!」
- ファントムビュレット使用時の台詞のひとつ。音声収録に伴い新規追加されたもの。
- 「我が行うは厭魅の法……世の理を逆しに行い、摂理の流れを覆す。
其は太一にして、物事の始まりなり。太一破れれば、実相もまた破れり」 - アストラルバスター使用時の台詞。「厭魅の法」とは、主に人を殺傷する目的で祟りの念を送る呪いの行為。音声収録に伴い新規追加された。
- 「ヴォルクルス様の命によりてルオソール・ゾラン・ロイエルが命ずる……」
「彼岸の命脈を絶ち、此岸の現世を侵蝕せよ……アストラルバスター!」 - 音声収録に伴い新規追加された台詞。
- 「天地晦冥して、光届かず……化現せよ、霊異の刃……プラグマティックブレード」
「具現化せよ、我が刃……射干玉の常闇を纏いて……プラグマティックブレード」 - 真ナグツァート専用。プラグマティックブレード使用時の前置き。音声収録に伴い新規追加されたもの。
- 「ヴォルクルス様の力を授かり……今ここに、いにしえの尊き御技を発現せん!」
「影向せしめよ、ヴォルクルス様の力。至尊の声明、四海を震わす……ハイパーソニックウェーブ」 - ハイパーソニックウェーブ使用時の前置き。同じく真ナグツァート専用。
スーパーロボット大戦EX
- 「…天のことわり 地のことわり 逆しに行へば 逆しに生ず 冥府の怨み 煉獄の焔血をもちて盟す 闇に依りて盟す…」
「アク・サマダ・ビシス・カンダク!!」 - EXでの死霊傀儡の外法の詠唱。CB版ではDVEとなっている。
- 「う、うおおおおおっ!?な、なにが…一体!?」
- EXシュウの章・最終話にてシュウの裏切りに遭ってヴォルクルスへのいけにえにされた際のセリフ。
魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 「ば……バカな……ひ、人の身で神に逆らおうとは……そのような……そのような事が……うおおおおっ!!」
- LOE第二章での断末魔。
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