「超竜神」の版間の差分
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2016年8月28日 (日) 20:42時点における版
超竜神(CHORYUJIN)
- 登場作品:
- 声優:山田真一
- 分類:合体ビークルロボ
- 全高:28.0m
- 重量:495.0t
- 動力:GSライド(結合Gドライブ)
- 最大出力:6000000kw(80万馬力)[初期] → 9000000kw[ウルテクエンジン搭載後]
- 装甲:レーザーコーティングスーパーG装甲
- 最高走行速度:195km/h[初期] → 200km/h[ウルテクエンジン搭載後]
- 最高飛行速度:M0.6[ウルテクエンジン搭載後]
- 所属:GGG
- 構成機体:氷竜【右半身・頭部】、炎竜【左半身・胸部】
氷竜と炎竜がシンメトリカル・ドッキングして完成する合体ビークルロボット。氷竜が右半身と頭部、炎竜が左半身と胸部を構成する。2体の超AIも統合されて、冷静ではあるが向う見ずな熱血漢としての一面を併せ持つ性格となる。二人のシンパレート値が90%以上にならないと合体できないが、主に誰かを守りたいという気持ち=勇気で心が一つになり、合体が可能になる。
ガオガイガーのサポート役である為、ゴツイ印象と裏腹にガオガイガーより細身だが単純なパワーはガオガイガー以上で頑丈に出来ている。これを活かした装備が、レスキューマシンとしての性質を色濃く反映したイレイザーヘッドであり、大規模爆発などで市民に被害が及ぶ際に、エネルギーを相殺して宇宙に吹っ飛ばす事で被害を最小限に抑える機能を持つ。
レスキューと支援を主体とする設計のため、パワー不足で原種戦ではゾンダーバリアを貫通できないシーンも多々見受けられた。また2機が左右の半身を構成するその合体機構の関係か、大ダメージを受けた際に(或いは被害を最小限にせんと自ら分離することで)真っ二つになるシーンがよく見られた(特に『FINAL』で顕著)。
30話「勇者、暁に死す!」で機能停止した際に強化が行われ、出力の上昇、ウルテクライフル、飛行能力などを得たがゲームでは今のところ再現されていない。また、宇宙ではSPパックという追加スラスターを肩部に装備して行動していたが、これもゲームでは再現されていない。
登場作品と役柄
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 小隊枠を二つ使わないと超竜神に合体できない割に性能は地味。とはいえガオガイガーと違い、最初から全体攻撃を持ち、獲得経験値・資金増加の小隊長能力を持つので、利点はある。精神ポイントは合体後で別枠。能力値は二人の能力を足して割ったものとなるので、どちらかが極端にレベルが低いと弱くなってしまう。特殊技能はデフォルトで持っているのは二つだけで、氷竜・炎竜につけた技能を引き継ぐ。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 『第2次α』と大差無い。精神ポイントは合体後で別枠。前作でもそうだが、氷竜が補給を覚える点の方が重要。合体前の2人は全体攻撃を持たないため、集束攻撃を習得させられない点は残念。14話でアークエンジェルを脱出させるため亜空間に飲み込まれ、宇宙ルート22話にて大破した状態で発見、ザ・パワーの力で蘇った。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- 精神ポイントは合体後で別枠。手数が減ってしまう為、異常ステータス攻撃をしたいなら分離した方がいいが、氷竜の能力が振るわないので特に分離しなくても問題ない。撃墜数は合体後で別カウント。ただし気力は必ず合体前の二人の平均になるので出撃時気力ボーナスの恩恵は受けられず、撃墜数を稼いでも意味はない。雑魚が多いときやボス戦では超竜神から分離して、氷竜がひらめきをかけて、必中をかけた炎竜の一撃で攻撃で敵を弱体化。再合体して再び援護攻撃と、異常ステータス及び援護による戦法が使える。
- 第一部後半では下記の名場面が再現されるが地球ではなく火星に流れ着き、なんと『機動戦艦ナデシコ』由来の火星遺跡で眠っている。
- 18話では弾丸X状態になるが、この能力の効果は「気力200+自軍フェイズ開始時にEN全回復」というものなので、弾数&無消費武器のみ、かつこの時点では撃龍神がおらず合体攻撃できない超竜神は後者の恩恵を受けられないという落とし穴がある。
- スーパーロボット大戦BX
- 参戦は第16話。本作では分離できず、常時超竜神の状態での運用となる。また撃龍神と改造・養成の共有もなくなった。シナリオではオリジナル(特にファルセイバー関連)と絡み重要な役割を果たしている。
- 「ダブルガン」が攻撃力低下+移動力低下と優秀な追加効果持ち(特に攻撃力低下は他はファルセイバーとバクリュウオーしかできない)為、オールキャンセラーやスペック低下無効の無い相手に対する初撃向け。
- 隠し要素の条件を満たせば終盤で撃龍神との合体攻撃が追加。勇者ロボ軍団トップの火力を出せるようになる為なるべく隠し条件は満たしたいところ。
- 本作でも原作通りしばらく自軍を抜けてしまい、復帰時に改造段階がリセットされる上に資金が戻ってこないというバグがある為改造は再参入の第35話以降に行うのがおススメ。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- フリージングガン
- 右腕に装備した氷竜の冷線銃。
- メルティングガン
- 左腕に装備した炎竜の熱線銃。
- パワークレーン
- 右腰に装備した氷竜のクレーン型ユニット。
- フリージングライフル
- パワークレーンに内蔵された冷線砲。ライフルと言うよりはキャノン。
- クレーントンファー
- パワークレーンを腕に持ち、トンファーのように使う。
- パワーラダー
- 左腰に装備した炎竜のハシゴ型ユニット。
- メルティングライフル
- パワーラダーに内蔵された熱線砲。ライフルと言うよりはキャノン。
- ラダートンファー
- パワーラダーを腕に持ち、トンファーのように使う。
- ミラーシールド
- 胸部パーツは一応ミラーシールドとしても使用できる。
- 残念ながらスパロボではシールド防御等は無い。
必殺技
- ダブルガン
- 両腕に装備されたフリージングガン、メルティングガンを交互に撃つ事で対象を熱疲労させる一種の技。
- 射程は短めながら攻撃力半減(低下)という非常に優秀な特殊効果を持ち、対ボス戦に重宝する。『BX』では移動力低下もこちらに追加された。
- ダブルライフル
- 両腰に装備されたフリージングライフル、メルティングライフルを交互に撃ち、熱疲労を起こす。
- スパロボでは一斉射撃でしか使われない。
- ダブルトンファー
- 両腕にパワークレーン、パワーラダーを持ってトンファーの様に敵を殴りつける技。
- 一斉射撃
- ダブルガン、ダブルライフルを一斉発射する。本来は超竜神の主力。パワーアップ後はビームを放つウルテクライフルも使用できる。
- αシリーズでは気力制の長射程全体攻撃。『W』ではこちらに(氷竜固有の)移動力半減の特殊効果がついていたが、『BX』では特殊効果なしになった。
- スーパーノヴァ
- TVシリーズでは、超竜神版シャントゥロンとして設定されていた没ネタ。『FINAL』で捨て身の攻撃に使用される。
- チェストウォーマーとチェストスリラーの出力を無限大に高めて、対象を熱疲労により破壊する。スパロボでは自爆技。
ハイパーツール
- イレイザーヘッド
- 超竜神の代名詞とも言うべき装備。大爆発やバリアなど、エネルギーを消去する際に使用。エネルギー保存の法則基本中の基本「使えば減る」を超高速で行うための装備であり、その性質上人命救助が用途。より大規模なエネルギーに対応するための「L」、「LL」、「XL」という強化版も存在。発射の際にはダブルトンファーをイレイザーヘッドに添えることが多い。衝撃に耐えるためにダブルトンファーを後ろに突き立てることもある。また、連続使用の際は強襲揚陸補給船から次が射出される(但し、これはガッツィ・ジオイド・ガードの時の場合。ガッツィ・ギャラクシー・ガードの時は連続使用の機会がなかったが、高速転槽射出母艦イザナギのミラーコーティングで射出される)。ポロネズからは「消しゴム」というあんまりだが的確すぎる表現を受けている(そもそもイレイザーヘッドと言う名前自体、「鉛筆の頭についている消しゴム」のことである)。
- 今の所SRWではイベントのみの使用で、ユニット能力などでの再現はない。
合体攻撃
- 超竜神・撃龍神アサルト
- 撃龍神との合体攻撃。一斉射撃とシャントゥロンの合わせ技。『BX』では不採用。
- 幻竜神・強龍神アサルト
- 撃龍神との合体攻撃。『BX』にて実装。分離してそれぞれが幻竜神・強龍神に合体、打撃を加えた後、マキシマムトゥロンを放つ。
- 一斉射撃に合わせてあるのか、こちら側から撃つと射撃属性になる。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
機体ボーナス
パイロットステータス設定の傾向
能力値
αシリーズでは能力値は二人の能力を足して割ったものとなるので、どちらかが極端にレベルが低いと弱くなってしまう。基本的に二人が同レベルなら、命中・回避などを除くと平均的に高い能力となる。
『W』では二人のレベル及び養成が風龍・雷龍共々リンクしているため、また『BX』ではそもそも分離できないので、上記のような事態にはなり得ない(能力値も独自に設定)。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
- 第2次α、第3次α
- 勇者L9、底力L9
- W
- 撃ち落とし、勇者L9、底力L7、援護攻撃L2、援護防御L2、コンボL2
- 撃ち落としは習得してはいるが機体能力の方に「銃装備」が実装されていないため、完全な死に技能である。
小隊長能力(隊長効果)
パイロットBGM
- 「発進!」
- 『第2次α』、『第3次α』、『W』のデフォルトBGM。
- 「最強勇者ロボ軍団」
- 選択可能になるBGM。
- 「勇者王誕生!」
- オープニングテーマ。『BX』にて選曲。
人間関係
『人間』ではないが、テンプレート通り『人間関係』と表記する。
- 撃龍神
- 弟にあたる合体ビークルロボ。
- 幻竜神、強龍神
- 撃龍神と合体相手を交換した姿。
- 天竜神
- 妹にあたる合体ビークルロボ。
- 獅子王凱
- GGG機動部隊の隊長。
- ボルフォッグ/ビッグボルフォッグ
- 同僚であり、同じ心を共にする仲間。
- ゴルディーマーグ
- 後輩にあたる同僚。
- マイク・サウンダース13世
- 同僚であり、同じ心を共にする仲間。
他作品との人間関係
- 伊佐未勇
- 『第2次α』では協力して津波からGGG本部を守った。
- テンカワ・アキト
- 『W』では共に原種に立ち向かい、ピンチを救った。
- ヤマサキ・ヨシオ
- 『W』で火星の遺跡に眠っていた彼を発見し、興味を募らせる。
- テッカマンエビル
- 『W』ではボルテッカにイレイザーヘッドで対抗し、これを相殺する。
- ファルセイバー
- 『BX』での戦友。
名台詞
- 「これを撃ち終えるまで下がりませんッ!! イレイザーヘッド、2Lッ……!!!」
- Number.19より。グランドノヴァに孤立したガオガイガー救出作戦のため、イレイザーヘッドを構えて。この時超竜神は度重なるイレイザーヘッドの使用でボロボロになっており、火麻からも撤退を命じられたが、凱を救出するため従わなかった。結局この一射で半壊してしまったが、ガオガイガーは脱出に成功した。
- 「これは私の仕事だ」
- Number.38より。ESウィンドウから現れた巨大小惑星を押し戻すべく、クライマー1とドッキングした際のセリフ。この時、撃龍神も超竜神と同じことを考えており、超竜神は特攻しようとする撃龍神を殴り飛ばして制止し、代わりに自分が特攻した。
- 「待っています、いつまでも…。信じています、必ず、必ず再会できる日を…。いつか星の海で…。」
- 同じくNumber.38より。まさかの超竜神途中退場の際の別れ際のセリフ。
- 『BX』ではDVEで収録されている。
スパロボシリーズの名台詞
- 「私にも心がある!その心が、お前達の非道なやり方を許せないと言っているんだ!」
「この熱い想いが私の生きている証…生命だ!」 - 『第2次α』アイビス編第19話「勇の戦い」に於けるエッガとの戦闘前会話より。無差別な破壊活動で人々を脅かす戦闘狂に、正義の鉄槌を下す。
- 「かつては一軍の長だったとの事だが、我々の隊長とは似ても似つかないな!」
- 『BX』でのキバとの特殊戦闘台詞で檜山キャラの声優ネタ。確かに信念などは似ても似つかないが、声とよく叫ぶところはそっくりである。
対決
- 対ZX-05(脊椎原種)
- ただの兵器も同然であった風龍・雷龍に自らの戦いをもって勇者の心を伝授する。
- 対ピーヴァータ
- レプリ地球において対決。先制攻撃のウルテクライフル全斉射で一蹴したかに思われたが・・・。
名場面
- 幻竜神・強龍神
- ZX-06が召喚した巨大隕石とともにESウィンドウの彼方に消えた超竜神は、6500万年前の地球に流れ着き、朽ち果てた姿でGGGの面々と再会する。
- 機界31原種の策によってGGGの戦力の大半を無力化され、地球が機界昇華の危機にさらされた時、護の叫びに応えて超竜神に宿っていた謎の力が奇跡を起こす。
余談
- 勇者シリーズの左右合体兄弟ロボは第1作目の『勇者エクスカイザー』のウルトラレイカーから7年ぶり。ただし、ウルトラレイカーは年が違う兄弟で構成されている。
- 超竜神などの一連の竜シリーズの合体シーンは後に問題となった激しい点滅(通称・ポケモンフラッシュ)が使われているため、DVDなどでは修正されているとはいえ視聴時には注意。
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