「ル=コボル」の版間の差分

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*種族:精神生命体
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*種族:負のエネルギーに満ちた精神生命体
 
*性別:不明
 
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*所属:[[イディクス]]
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*所属:[[イディクス]](統率者)
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[[イディクス]]の統率者。負のエネルギーに満ちた精神生命体。
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緑色の炎が人型になったような異形の姿を持つ、イディクスの統率者。
  
2000年前の惑星クルスでの戦いにおいて、悪意をエネルギーに変える『クリシュナ・ハート』の暴走により、とあるパイロット(おそらくはアルケウスの)に周囲の生物の悪意が吸収されてル=コボルという存在が誕生した。以後、周囲の生物の精神を破壊しながら悪意だけを吸収し続けたル=コボルは加速度的に力をつけていき、最終的には「破壊衝動の塊」といえる負の存在となってしまった。
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2000年前の惑星クルスでの戦いにおいて、悪意をエネルギーに変える『クリシュナ・ハート』の暴走により、とあるパイロット(おそらくはアルケウスの)に周囲の生物の悪意が吸収されてル=コボルという存在が誕生。以後、周囲の生物の精神を破壊しながら悪意だけを吸収し続けたル=コボルは加速度的に力をつけていき、最終的には「破壊衝動の塊」といえる負の存在となってしまった為、多数の『クリスタル・ハート』搭載機や、生き残った『クリシュナ・ハート』搭載機の働きによって周辺宙域の被害は最小限に食い止められ、ル=コボルは宇宙に四散してしまった。(だが、それと同時に惑星クルスも砕け散ってしまった)
  
2000年前における戦いでは、多数の『クリスタル・ハート』搭載機や、生き残った『クリシュナ・ハート』搭載機の働きによって周辺宙域の被害は最小限に食い止められ、ル=コボルは宇宙に四散してしまった。(だが、それと同時に惑星クルスも砕け散ってしまった)
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その後、前述の戦いで砕け散ったル=コボルの欠片はさまざまな星々の人間や生物に寄生しており、欠片を失ったために不完全な状態になったル=コボルは自身の欠片を全て集めるために、欠片に寄生された人間や生物が住んでいる星を探し、そして用済みになればその惑星を破壊するという行動を現在に至るまで繰り返し行っていた。欠片を全て吸収すれば2000年前の人格である完全なる破壊衝動の塊に戻る。そうなれば暴走したクリシュナ・ハートの力が再び展開され、周辺宙域の生物の精神を破壊しつつ悪意を吸収し続けることが可能になる、宇宙の破滅などほんの一瞬ではないかと推測されている。
  
その後、前述の戦いで砕け散ったル=コボルの欠片はさまざまな星々の人間や生物に寄生しており、欠片を失ったために不完全な状態になったル=コボルは自身の欠片を全て集めるために、欠片に寄生された人間や生物が住んでいる星を探し、そして用済みになればその惑星を破壊するという行動を現在に至るまで繰り返し行っていた。(アトリームとベザードもそれが原因で滅亡してしまった)
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本編が開始する1年前にミスト達の故郷の惑星である[[惑星アトリーム|アトリーム]]と[[惑星ベザード|ベザード]]を襲撃して、両方とも滅ぼした際に、それらの惑星の住人の肉体に憑依して、憑依した依代が現在のル=コボルの姿となった。依代に憑依したル=コボルは依代の記憶も持っており、初登場時にはミスト達に精神的な揺さぶりをかけていた。
 
 
本編が開始する1年前にミスト達の故郷の惑星である[[惑星アトリーム|アトリーム]]と[[惑星ベザード|ベザード]]を襲撃して、両方とも滅ぼした際に、それらの惑星の住人であったエルリックあるいはレムの肉体に憑依して、憑依した依代が現在のル=コボルの姿となった。依代に憑依したル=コボルは依代の記憶も持っており、初登場時にはミスト達に精神的な揺さぶりをかけていた。おまけに服装も変わっている。しかし後述にある通りに『リグレット・バスター』で依代の肉体から離れた際には、緑色の炎が人型になったような異形の姿になっていた。
 
  
 
初戦闘した際にはミスト達に精神的な揺さぶりをかけていたとはいえ、[[ソルヴリアス・レックス]]の最強武器である『リグレット・バスター』の直撃にも耐える程の戦闘力を見せるものの、最終話では[[サコン・シロウ|サコン]]の助言でミスト達の迷いが断ち切った状態で『リグレット・バスター』を食らってしまい、その結果ガズムと同様に依代の肉体から引きはがされ、その直後にグスタティオが爆散してしまう。しかし、それでもしぶとく生き残り、『クリシュナ・ハート』を搭載したアルケウスに憑依して復活するも、ミスト達と2つの地球に住んでいる人々の意思の力をクリスタル・ハートに集めて強大となった『リグレット・バスター』で今度こそ完全に消滅してしまった。
 
初戦闘した際にはミスト達に精神的な揺さぶりをかけていたとはいえ、[[ソルヴリアス・レックス]]の最強武器である『リグレット・バスター』の直撃にも耐える程の戦闘力を見せるものの、最終話では[[サコン・シロウ|サコン]]の助言でミスト達の迷いが断ち切った状態で『リグレット・バスター』を食らってしまい、その結果ガズムと同様に依代の肉体から引きはがされ、その直後にグスタティオが爆散してしまう。しかし、それでもしぶとく生き残り、『クリシュナ・ハート』を搭載したアルケウスに憑依して復活するも、ミスト達と2つの地球に住んでいる人々の意思の力をクリスタル・ハートに集めて強大となった『リグレット・バスター』で今度こそ完全に消滅してしまった。
 
本編ではル=コボルは完全体には至らなかったが、欠片を全て吸収すれば2000年前の人格である完全なる破壊衝動の塊に戻る。そうなれば暴走したクリシュナ・ハートの力が再び展開され、周辺宙域の生物の精神を破壊しつつ悪意を吸収し続けることが可能になる。宇宙の破滅などほんの一瞬ではないかと推測されており、ほかにも「負の感情エネルギーの塊」「主人公の身内に憑依したラスボス」という点から、Dの[[ペルフェクティオ]]との間に類似性が見出せる。ただ、イディクスの幹部にも言える事だが、ペルフェクティオと違ってあまり不気味さや禍々しさが感じられず、どこか言動も人間臭い(小物臭いとも言われる)。更に、[[ズール皇帝]]や[[イワーノ・ゲペルニッチ|ゲペルニッチ]]といったあまりにも強大な版権作品の敵役に恐れられたペルフェクティオとは異なり、同様に強大な版権敵である[[ダイモン (バーチャロン)|ダイモン]]に恐れられるどころか最後まで利用されて嘲笑されるなど、版権を一方的に圧倒するような存在ではないため、威厳が劣っている。
 
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;[[ミスト・レックス]]
 
;[[ミスト・レックス]]
 
:実はアトリーム崩壊時に一度出会っていた。
 
:実はアトリーム崩壊時に一度出会っていた。
;[[アンジェリカ・シャルティール]]
 
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;[[シェルディア・ルージュ]]
 
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;[[エルリック・シャルティール]]、[[レム・ルージュ]]
 
;[[エルリック・シャルティール]]、[[レム・ルージュ]]
 
:依代とする。
 
:依代とする。
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;「お姉ちゃん! 私を攻撃するの? そんな事しないよね?」<br/>「ミスト兄ちゃん! 私がやっつけてあげる!」<br/>「そこでじっとしてて、お兄ちゃん。痛いのは少しだけだから…!」<br/>「お姉ちゃん、ごめんね…ちょっと痛いかもしれないよ…」<br/>「かわいい妹の攻撃…避けたりしないよね?」<br/>「お兄ちゃん! お姉ちゃん! 本当に私を撃てるの? 私、死にたくない! 生きたいよ!」
 
;「お姉ちゃん! 私を攻撃するの? そんな事しないよね?」<br/>「ミスト兄ちゃん! 私がやっつけてあげる!」<br/>「そこでじっとしてて、お兄ちゃん。痛いのは少しだけだから…!」<br/>「お姉ちゃん、ごめんね…ちょっと痛いかもしれないよ…」<br/>「かわいい妹の攻撃…避けたりしないよね?」<br/>「お兄ちゃん! お姉ちゃん! 本当に私を撃てるの? 私、死にたくない! 生きたいよ!」
 
:レムを憑代にしているシェルディアルート。これらはただの演技だが、すでに正体は判明して身体もろとも倒す決意も固まっているため、完全に敵視されて心理効果は全くない。
 
:レムを憑代にしているシェルディアルート。これらはただの演技だが、すでに正体は判明して身体もろとも倒す決意も固まっているため、完全に敵視されて心理効果は全くない。
;「イディクスの構成員は全て私の一部…!」<br/>「統制がとれて当然なのだ!」
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;「イディクスの構成員は全て私の一部…!統制がとれて当然なのだ!」
 
:トリプル・アペタイザー発動時のセリフ。イスペイルを見るとそうは思えないが、ル=コボルいわくイスペイルもル=コボルとしての意識に目覚めていればとのこと。
 
:トリプル・アペタイザー発動時のセリフ。イスペイルを見るとそうは思えないが、ル=コボルいわくイスペイルもル=コボルとしての意識に目覚めていればとのこと。
 
;「ん?やはり融合できぬな…」
 
;「ん?やはり融合できぬな…」
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:グスタティオ撃破後、マイナスエネルギーを盾にしてル=コボルはからくも消滅を免れる。版権・オリジナル問わず、スパロボでも[[ガイゾック|様々]][[グラドス軍|な]][[ゾヴォーク|地球]][[修羅|外]][[フューリー|勢力]]に地球人は好戦的だの野蛮だの危険だのと言われてきたが、まさか悪意の集合体に邪悪さで評価されようとは。
 
:グスタティオ撃破後、マイナスエネルギーを盾にしてル=コボルはからくも消滅を免れる。版権・オリジナル問わず、スパロボでも[[ガイゾック|様々]][[グラドス軍|な]][[ゾヴォーク|地球]][[修羅|外]][[フューリー|勢力]]に地球人は好戦的だの野蛮だの危険だのと言われてきたが、まさか悪意の集合体に邪悪さで評価されようとは。
 
;「ナチュラルとコーディネイター…。そいつらが憎み合い、殺し合いをしてくれたおかげで…大量のマイナスエネルギーが集まったのだ。それが今さらわかり合おうなどと…片腹痛いわ!」
 
;「ナチュラルとコーディネイター…。そいつらが憎み合い、殺し合いをしてくれたおかげで…大量のマイナスエネルギーが集まったのだ。それが今さらわかり合おうなどと…片腹痛いわ!」
:最終話で。キラの平和への覚悟を事実を以って嘲笑する。
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:最終話で、キラの平和への覚悟を事実を以って嘲笑する。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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;[[アルケウス]]
 
;[[アルケウス]]
 
:最終決戦時に搭乗。
 
:最終決戦時に搭乗。
== 話題まとめ ==
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== 余談 ==
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*「負の感情エネルギーの塊」「主人公の身内に憑依したラスボス」という点から、Dの[[ペルフェクティオ]]との間に類似性が見出せる。
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**ただ、イディクスの幹部にも言える事だが、ペルフェクティオと違ってあまり不気味さや禍々しさが感じられず、どこか言動も人間臭い(小物臭いとも言われる)。
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**更に、[[ズール皇帝]]や[[イワーノ・ゲペルニッチ|ゲペルニッチ]]といったあまりにも強大な版権作品の敵役に恐れられたペルフェクティオとは異なり、同様に強大な版権敵である[[ダイモン (バーチャロン)|ダイモン]]に恐れられるどころか最後まで利用されて嘲笑されるなど、版権を一方的に圧倒するような存在ではないため、威厳が劣っている。
  
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
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2015年5月7日 (木) 23:23時点における版

ル=コボル(Lu-Kobol)

緑色の炎が人型になったような異形の姿を持つ、イディクスの統率者。

2000年前の惑星クルスでの戦いにおいて、悪意をエネルギーに変える『クリシュナ・ハート』の暴走により、とあるパイロット(おそらくはアルケウスの)に周囲の生物の悪意が吸収されてル=コボルという存在が誕生。以後、周囲の生物の精神を破壊しながら悪意だけを吸収し続けたル=コボルは加速度的に力をつけていき、最終的には「破壊衝動の塊」といえる負の存在となってしまった為、多数の『クリスタル・ハート』搭載機や、生き残った『クリシュナ・ハート』搭載機の働きによって周辺宙域の被害は最小限に食い止められ、ル=コボルは宇宙に四散してしまった。(だが、それと同時に惑星クルスも砕け散ってしまった)

その後、前述の戦いで砕け散ったル=コボルの欠片はさまざまな星々の人間や生物に寄生しており、欠片を失ったために不完全な状態になったル=コボルは自身の欠片を全て集めるために、欠片に寄生された人間や生物が住んでいる星を探し、そして用済みになればその惑星を破壊するという行動を現在に至るまで繰り返し行っていた。欠片を全て吸収すれば2000年前の人格である完全なる破壊衝動の塊に戻る。そうなれば暴走したクリシュナ・ハートの力が再び展開され、周辺宙域の生物の精神を破壊しつつ悪意を吸収し続けることが可能になる、宇宙の破滅などほんの一瞬ではないかと推測されている。

本編が開始する1年前にミスト達の故郷の惑星であるアトリームベザードを襲撃して、両方とも滅ぼした際に、それらの惑星の住人の肉体に憑依して、憑依した依代が現在のル=コボルの姿となった。依代に憑依したル=コボルは依代の記憶も持っており、初登場時にはミスト達に精神的な揺さぶりをかけていた。

初戦闘した際にはミスト達に精神的な揺さぶりをかけていたとはいえ、ソルヴリアス・レックスの最強武器である『リグレット・バスター』の直撃にも耐える程の戦闘力を見せるものの、最終話ではサコンの助言でミスト達の迷いが断ち切った状態で『リグレット・バスター』を食らってしまい、その結果ガズムと同様に依代の肉体から引きはがされ、その直後にグスタティオが爆散してしまう。しかし、それでもしぶとく生き残り、『クリシュナ・ハート』を搭載したアルケウスに憑依して復活するも、ミスト達と2つの地球に住んでいる人々の意思の力をクリスタル・ハートに集めて強大となった『リグレット・バスター』で今度こそ完全に消滅してしまった。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦K
本作のラスボスである。選んだヒロインによって、初登場時の外見が異なる。

パイロットBGM

「Edax-滅呼-」
グスタティオ搭乗時。
「Krishna-魂喰-」
アルケウス搭乗時。

人間関係

イスペイル
腹心。だが反逆を企てられていた。
ヴェリニーガズム
腹心。
ミスト・レックス
実はアトリーム崩壊時に一度出会っていた。
エルリック・シャルティールレム・ルージュ
依代とする。

他作品との人間関係

兜甲児キラ・ヤマト
33話で戦闘させると、戦闘前会話が発生する。
皆城総士サコン・シロウ
ル=コボル打倒の最大の功労者。だが…
ダイモン
タングラムを介してゲートを裏から制御し、多くの勢力はもとより、ル=コボルやイディクスすらも裏から利用したKの戦乱の真の黒幕。ゲートを都合よく制御する事によって、イディクスに戦乱を拡大させ、それを眺めて愉しんでいた。全平行宇宙滅亡を目的とするダイモンには、イディクスは興味深い研究対象であったらしい。ダイモンはル=コボルをも「嘲笑に値する」とし、嘲笑う。

名(迷)台詞

「お姉ちゃん! 私を攻撃するの? そんな事しないよね?」
「ミスト兄ちゃん! 私がやっつけてあげる!」
「そこでじっとしてて、お兄ちゃん。痛いのは少しだけだから…!」
「お姉ちゃん、ごめんね…ちょっと痛いかもしれないよ…」
「かわいい妹の攻撃…避けたりしないよね?」
「お兄ちゃん! お姉ちゃん! 本当に私を撃てるの? 私、死にたくない! 生きたいよ!」
レムを憑代にしているシェルディアルート。これらはただの演技だが、すでに正体は判明して身体もろとも倒す決意も固まっているため、完全に敵視されて心理効果は全くない。
「イディクスの構成員は全て私の一部…!統制がとれて当然なのだ!」
トリプル・アペタイザー発動時のセリフ。イスペイルを見るとそうは思えないが、ル=コボルいわくイスペイルもル=コボルとしての意識に目覚めていればとのこと。
「ん?やはり融合できぬな…」
フェイタル・フェイト使用時。「融合してやろう」と言っておきながらこれである。
「…ほう。シンプルな構造のロボットだがなかなかのポテンシャルを持っているな」
「私の部下になればいい働きをしてくれそうだ…」
33話でマジンガーZを見て。このシナリオでル=コボルと戦闘前会話があるのはどういうわけか甲児とキラだけである。
「これほど膨大なマイナスエネルギーが集まるとは…地球という星は、何と邪悪な心に満ちた汚れた星である事か…」
グスタティオ撃破後、マイナスエネルギーを盾にしてル=コボルはからくも消滅を免れる。版権・オリジナル問わず、スパロボでも様々地球勢力に地球人は好戦的だの野蛮だの危険だのと言われてきたが、まさか悪意の集合体に邪悪さで評価されようとは。
「ナチュラルとコーディネイター…。そいつらが憎み合い、殺し合いをしてくれたおかげで…大量のマイナスエネルギーが集まったのだ。それが今さらわかり合おうなどと…片腹痛いわ!」
最終話で、キラの平和への覚悟を事実を以って嘲笑する。

関連機体

グスタティオ
最初に乗ってくる搭乗機。幹部達のエンダークビクトーラゼナディーエの特徴を併せ持つ機体。
アルケウス
最終決戦時に搭乗。

余談

  • 「負の感情エネルギーの塊」「主人公の身内に憑依したラスボス」という点から、Dのペルフェクティオとの間に類似性が見出せる。
    • ただ、イディクスの幹部にも言える事だが、ペルフェクティオと違ってあまり不気味さや禍々しさが感じられず、どこか言動も人間臭い(小物臭いとも言われる)。
    • 更に、ズール皇帝ゲペルニッチといったあまりにも強大な版権作品の敵役に恐れられたペルフェクティオとは異なり、同様に強大な版権敵であるダイモンに恐れられるどころか最後まで利用されて嘲笑されるなど、版権を一方的に圧倒するような存在ではないため、威厳が劣っている。

資料リンク