民間人
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基本的には一国の王族のような貴人、或いは軍人や政治家のように公的な職務・立場に就いている人間に対し、それらに属さない一般の人間を指し、戦争状態の場合は戦闘に直接携わる事のない人間を指す。一般人。
スパロボシリーズにおいてはスーパー系のキャラクター等は一応民間人という立場が多く、民間からの協力という形で地球連邦軍等の公的機関によるプレイヤー部隊に入るという事になるが、一応は戦闘行為に直接関わっている為、プレイヤー部隊に正式に属していない立場のキャラクターが作中における民間人といえる。
リアル系ロボットアニメでは、元々民間人であったが戦闘に巻き込まれるなどでパイロットになるキャラも多い。
作中においては特に名前の明記されていないキャラクターが一般市民等の表記で登場している。また、その中には、作品によってはプレイヤーキャラとして登場するキャラクターが、ゲスト的な扱いで登場するケースもある。詳しくは下記参照。
似て異なる言葉として「非戦闘員」があるが、これは文字通り戦闘力を持たない人員のことであり、民間人に加え軍人であっても戦闘を担当する職種にない人物はこれに含まれる。国際法で『交戦国の兵力に属するが、戦闘以外の事務に従事する者。』とされており軍医・看護兵・法務官・経理官・従軍記者などが該当する。
代表的なキャラクター[編集 | ソースを編集]
- アルフレッド・イズルハ
- スパロボでも最も古参格の「パイロット化しない民間人の作品主人公」。ゲーム内容上やむを得ないが、スパロボでは実質的にクリスチーナ・マッケンジーとバーナード・ワイズマンが主人公格として扱われ、アルは出番があっても僅かに留まる。
- イオニアの一行
- 歴代スパロボでも非常に珍しい「軍属ではないプレイヤー部隊」。れっきとした国家の王族達や、元軍人(のような元敵キャラ)も所属するものの、若い民間人主動の軸に何ら影は差さない。
- ある意味彼らこそが、政治・戦争の都合に縛られず純粋な心意気で戦う本当のスーパーロボット集団と言えなくもない。
- 千鳥かなめ
- プレイヤー部隊に同行するが、正式に属しているわけではない。
- 神崎ひとみ
- リン・ミンメイ、FIRE BOMBER、シェリル・ノーム、ランカ・リー、ワルキューレ、ミーナ・フォルテ
- マクロスシリーズの歌い手・ヒロイン達は軍に見初められやすく、実質的に取り込まれる事も多いが、軍に属しても一時的で民間人身分のままというストーリーが基本。
- しかしスパロボの中でと考えると、シナリオ上はまだしもゲームの仕様上では戦闘員と見なされてやむを得ないグレーゾーンの者も多い。見方によっては傭兵や民間軍事企業とも線引きの曖昧な立場である。
- リナ・デイヴィス
- 沙慈・クロスロード (1stシーズン・劇場版)
- ソレスタルビーイングの一員と言えるような時期はTV版2ndシーズンの僅かな期間に過ぎず、基本的には(巻き込まれ体質が強い)民間人。であるからこそ、の要素が重視されてか、サブパイロット扱いよりもシナリオNPCに留まる作品が多い。
- 他作品やオリジナルキャラの所の従業員としてひょっこり登場する事もある、ある意味スパロボきっての親和力を発揮させられてしまっている。
- キオ・アスノ
- 13歳なので正規軍に所属しておらず、民間の協力者という体でアビス隊の指揮下に入り、ガンダムに搭乗する。
- 外伝の記述によると、その後も軍には入隊しなかった模様。アスノ家で地球連邦軍に籍を入れなかったのは彼だけということになる(母、祖母、叔母も含め家族はみな連邦軍に在籍していた)。
- 内海、黒崎
- グリフォンごと早々とプレイヤー部隊に協力する『OE』では、公的にはシャフトエンタープライズ社員のままと思われる。
- ナディア、ジャン・ロック・ラルティーグ
- ナディアの出自は亡国の王女なのだが、本人・周囲共々、それを全く知らずにサーカスで働いていた。主人公・ヒロイン格の中にNPC止まりのキャラがいる前例は幾つもあるが、原作シナリオ再現と出番に恵まれながらも両名ともパイロット化しないのは、上記のアルフレッドと並ぶ非常に珍しいパターンである。
ゲスト的な扱いで登場するキャラクター[編集 | ソースを編集]
- ミオ・サスガ
- 『スーパーロボット大戦α』において、ゲスト登場。当時の彼女は民間人だったが、後に『α外伝』でプレイヤーキャラクターとして参戦した。
- トウマ・カノウ
- 『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』において、巻き込まれる形で戦いに参加した主人公。『スーパーロボット大戦 OG外伝』では、重震のマグナスによって殺されかけたところをゼンガーの駆るダイゼンガーによって救われる。『第3次α』において彼がゼンガーの駆るダイゼンガーを『夏の日の巨人』として尊敬していたというエピソードを踏襲する形になっている。