仮面ライダー
仮面ライダーは、『風都探偵 仮面ライダースカルの肖像』に登場するヒーロー。
「仮面ライダー」の名は、特撮実写ドラマ「仮面ライダーシリーズ」で共通して用いられる名であるが、本Wikiの体裁上、現状はSRWに参戦した『風都探偵 仮面ライダースカルの肖像』、および同作に繋がる『仮面ライダーW』および『風都探偵』における物のみを扱うこととする。
概要
「地球の記憶」が内包されたUSBメモリ型デバイス「ガイアメモリ」を専用の各種ドライバー(変身ベルト)に装填、作動させることで変身する超人達。
最初に現れた超人に関しては当人達は単に「W(ダブル)」と名乗っていたところ、その姿を目撃した風都市民の間で誰ともなく呼び始めた「仮面ライダー」の異名が都市伝説として広まり、ラジオ番組でこれを知って気に入った左翔太郎とフィリップが「仮面ライダーW」を自称するようになり、以後は「街の涙を拭う戦士としての称号」という意味合いも含まれるようになった。
仮面ライダーの正体については公には秘密にされているが、必要に迫られた場合に限り人前で変身し、目撃者に正体を秘するよう求めることになる(照井竜も自身が仮面ライダーアクセルであることは超常犯罪捜査課の面々には秘匿しており、仮面ライダーWも変身者と親しい人物であってもその正体を知る者は少ない)。
仮面ライダーの使用するガイアメモリはドーパントのメモリとは異なり、可能な限り毒素を除去したものとなっており、それをドライバーを介して使用するため、メモリ使用時の副作用が存在しない。だが、ガイアメモリの毒性を遮断し、ドライバーを利用してその力のみを引き出すだけならば、同様の変身プロセスを持つドーパントも存在する。これはその心がなければ、仮面ライダーもドーパントと何の変わりもない存在であることを示しており[1]、『風都探偵』時点では「街の涙を拭う戦士」としての意味合いがより強くなっている。
SRWに登場した仮面ライダー
- 仮面ライダーW
- 左翔太郎とフィリップが変身する「二人で一人」の仮面ライダー。使用するドライバーはガイアメモリを2種同時に装填するダブルドライバー。
- 風都において初めて「仮面ライダー」の称号を冠した戦士。
- 仮面ライダーアクセル
- 照井竜が変身する仮面ライダー。使用するドライバーはガイアメモリ1種で変身するアクセル専用のアクセルドライバー。
- 当初はWの存在に便乗して名乗っていたに過ぎないが、『風都探偵』の前史である特撮実写ドラマ『仮面ライダーW』における戦いを経て、風都を守るもう一人の仮面ライダーとなった。
- 仮面ライダースカル
- 鳴海荘吉が変身する仮面ライダー。使用するドライバーはダブルドライバーの原型であるロストドライバーであり、ガイアメモリ1種で変身する。
- W誕生以前に人知れず活躍していたが、作中では仮面ライダーとして扱われる。
仮面ライダー(特殊能力)
『スーパーロボット大戦Y』にて仮面ライダーの共通能力として採用。気力130以上の場合、自軍フェイズ開始時精神コマンド「連撃」がかかる。
実質上、過去作に存在した連続行動を再現できる能力。精神の自動発動ということで、SP消費が嵩む「連撃」の弱点を踏み倒して行動回数を稼げるというのは単純に強力だが、初手で恩恵を得るには出撃時の気力を130以上にしなければならない。
登場作品
単独作品
- スーパーロボット大戦Y
- 初登場作品。DLC1にて、『風都探偵』の仮面ライダー達が追加参戦。いずれも生身ユニットに該当する。
- 初めてYzネクストの面々に遭遇した際は「パワードスーツ」「コスプレ」などと呼ばれており、等身大サイズでありながらルーン・ゴーレムと戦い撃破する様を驚愕されている。
関連用語
- ドーパント
- 仮面ライダーを広義に包括する、ガイアメモリを使用して変身する超人の総称。
余談
- 「仮面ライダーシリーズ」においては、一部の作品を除き仮面ライダーの力の根源は敵怪人と同じであり、仮面ライダーもまた、見方を変えれば怪人の一種であるという根本的な要素は不変のものとなっている。元々は原作者である石ノ森章太郎氏が好んだ設定であり、『サイボーグ009』など、他の石ノ森作品の多くに使用されている。
- 「仮面ライダー」の名の元が「仮面を被ったバイクライダー」であることから、必然的に仮面キャラとしての側面を持つ。
脚注
- ↑ 大道克己が変身した仮面ライダーエターナル(SRW未登場)は、風都を震撼させた存在だったため仮面ライダーと呼ばれていなかったが、後に彼に関わった人物の証言を聞いた翔太郎は、彼もまた仮面ライダーであると考えを改めた。