仮面ライダースカル

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仮面ライダースカル
登場作品 風都探偵 仮面ライダースカルの肖像
声優 津田健次郎
初登場SRW スーパーロボット大戦Y
SRWでの分類 機体
パイロット
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スペック
分類 仮面ライダー
全高 205 cm
重量 110 kg
走行速度 6.3 秒(100m)
ジャンプ力 45 m(ひと飛び)
開発 ミュージアム(ロストドライバー)
所属 鳴海探偵事務所
変身者 鳴海荘吉
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仮面ライダースカルは『風都探偵 仮面ライダースカルの肖像』の登場ヒーロー

概要

鳴海荘吉がロストドライバーとスカルメモリを用いて変身した姿。事実上の仮面ライダーWのプロトタイプにあたり、Wが誕生する「ビギンズナイト」の日まで「風都を守る髑髏の戦士」として噂され続けていた。

その名の通りスカル(髑髏)のような頭部を持ち、額にはSの字を象った傷が存在する。その上に荘吉が変身前から愛用している帽子を被っており、帽子は変身時に一旦外し、変身完了と共に被り直す。

「骸骨の記憶」を内包したスカルメモリの特性により骨格を中心に身体機能が強化され、荘吉自身の身体能力と戦闘技術も相まって高い戦闘力を発揮する。また、特筆すべき能力として身体が骸骨=死者同然の状態となるため、変身中は不死身となる。これは、血などの体液を吸い取られる心配が無くなるというメリットも存在する。

スカルクリスタル

映画『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&W feat.スカル MOVIE大戦CORE』にて荘吉が初めてスカルに変身した際の状態。その名の通り、頭部が半透明になっており傷も見られない。また、帽子ごと変身しているためこの状態では帽子は被っていない。

街を泣かせる者たちと同様にガイアメモリの力を使う事への忌避感から「殺してでも相手を止める覚悟」が定まらない状態でシュラウドにより変身させられた不完全形態であり、通常の半分の力しか出すことが出来ない。

登場作品と操縦者

単独作品

スーパーロボット大戦Y
初登場作品。シーズンパス「DLC1」で追加参戦。
名義が『スカルの肖像』であるためか、PVでは『風都探偵』の一番手として登場。担当声優の津田健次郎氏は魔装機神IIIキガ・ゾージュ役を経て初の版権キャラクターでの出演となり、収録への参加も12年ぶりとなる。
回避とクリティカル時火力に長けるWと耐久面に長けるアクセルの中間のような性能だが、最後に威圧を習得するため味方の補助に回ることも可能。

装備・機能

武装・必殺武器

格闘

武装

スカルマグナム
トリガーマグナムのプロトタイプにあたる専用銃。荘吉の美学に基づいて連射性の高いノーマルモードは用いず、メモリ非装填時も一射必殺の「マキシマムモード」をメインで使用する。
『Y』ではマキシマムモードの状態で連射している。

必殺技(マキシマムドライブ)

スカルパニッシャー
スカルマグナムにスカルメモリを装填し、強力な破壊光線を発射する。
ライダーキック
壮吉の性格上技名はないが、『超全集』ではこの名前で記載[1]
胸部のボーンプロテクションから展開されるドクロ型のエネルギーを脚に纏わせ飛び蹴りを行う。
また、エネルギーを相手に向けて蹴り飛ばすパターンも存在する。
モチーフとなっているのは実写版で壮吉を演じた吉川晃司氏がライブで行うパフォーマンスであるシンバルキック。
『Y』では「必殺キック」名義で採用。エネルギーを蹴り飛ばすパターンを採用している。

合体攻撃

ダブルライダーコンビネーション
Wとの連携攻撃。Wが蹴りを主体にした連続攻撃→スカルがパンチを主体にした連続攻撃→Wとスカルがダブルライダーキック→スカルが上空にシンバルキックで蹴り上げ→Wがジョーカーエクストリームで蹴り飛ばす。

移動タイプ

サイズ

SS

カスタムボーナス

移動力+2、運動性+30。全ての武器の攻撃力+200。
『Y』にて採用。

パイロットステータス

精神コマンド

Y
不屈必中分析気迫威圧
魂や気迫など自分用のコマンドも強いが、分析に威圧と他者への補助要素も持ち合わせるいぶし銀の構成。

特殊スキル

Y
風都の探偵、プレサポート:不屈、見切りL3、サイズ差補正無視L3
自前の不屈があるが、プレサポート:不屈も持ち合わせる。
風都の探偵は「一度の攻撃で敵に対して3000以上のダメージを与えた場合、その相手に精神コマンド「分析」をかける、なお、援護攻撃は対象とはならない。クリティカルヒットの与ダメージが通常ヒットの1.5倍になる。」の複合効果。
計算式が先例と異なるため、実際の倍率は下がっているが、それでも貴重なスキル。仮面ライダーWと同じスキルで、二人の先達たる探偵であるためか習得している。

エースボーナス

最終命中率+20%。1マップに1度だけ、気力150以上で、自軍フェイズ開始時、精神コマンド「魂」がかかる。
『Y』にて採用。後半はWと同じ物。回避率が上がるWと比べると、やや見劣りする。

関連機体・ライダー

スカルボイルダー
専用バイク。後に改造されてハードボイルダーとなり、翔太郎たちへ受け継がれる。
スカルギャリー
鳴海探偵事務所のガレージに格納されている特殊装甲車両。こちらもリボルギャリーへと改造され翔太郎たちへ受け継がれる。
仮面ライダーW サイクロンスカル
「翔太郎の代わりに荘吉がフィリップと共にWへと変身していたら」という仮定の形態で、本来想定されていたWの姿。
口部や胸部がスカルを踏襲したデザインとなっている。

余談

  • 『仮面ライダー』の企画案の1つ『スカルマン』にちなんで制作されたキャラクター[2]
  • 初登場は映画『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』。その翌年の『MOVIE大戦CORE』では、ダブルパートの事実上の主役としてスカルの誕生秘話が語られることになった。

脚注

  1. 小学館『仮面ライダーW超全集』60頁および134頁。
  2. 集英社『三条陸 HERO WORKS』125頁。

資料リンク