SEVEN

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SEVEN
読み セブン
登場作品 ULTRAMAN
声優 江口拓也
デザイン 清水栄一
初登場SRW スーパーロボット大戦30
SRWでの分類 機体
パイロット
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スペック
正式名称 ULTRAMAN SUIT Ver.7
分類 ULTRAMAN SUIT
全高 197 cm
重量 138 kg
開発 井手光弘
主なパイロット 諸星弾
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SEVENは『ULTRAMAN』の登場ヒーロー

概要[編集 | ソースを編集]

諸星弾が「SEVEN SUIT」を装着した姿。

本来は「ULTRAMAN SUIT Ver.7」が正式名称だが、科特隊ではバージョンナンバーから「SEVEN SUIT」の愛称で呼ばれている。

進次郎のスーツとは異なり、戦局に応じて装備を変更する汎用性重視のコンセプトで設計されている。オプションとして銃火器類の運用も視野に置かれ、後に実際に装備されることとなった。

ウルトラマン因子を持たない者が着用することを想定しており、様々な機能が実験的に導入されている。反面使用者への負荷が大きく、適宜改良が行われている。

改良型[編集 | ソースを編集]

Ver0
全リミッターが解除されている初期状態。そのピーキーな仕様から諸星は怒り、封印された。
Ver.7.1 / 7.2
初陣後の実戦データを基に改良されたバージョン。
上腕および大腿部装甲が軽量化され、動きやすくなっている。
『30』に登場したのはこのバージョン。
Ver.7.3 / 7.4
装甲、および新武装「ワイドショット」「EXライフル」が追加。装甲・武装の追加に合わせて制御系などの改良が行われている。
Ver.7.5
ULTRAMAN SUIT B-TYPEからのフィードバックを受けた仕様。
新武装「アイスラッガー」が追加されたほか、飛行機能が備わった。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦30
初登場作品。シーズンパス「DLC2」にて追加参戦。パイロットとしては「SEVEN」、機体は「SEVEN SUIT」が名称となる。担当声優の江口拓也氏は本作でSRW初参加となる。
Ver7.1/7.2の仕様での参戦であるため、武装はスローイングナイフと2種のスペシウムソードのみ。飛行も不可。
先んじて加入するULTRAMANと比べるとパイロットがサイズ差補正無視L1を持つ+こちらは最初から最強武器にサイズ差補正無視があり、PPをつぎこまなくても即戦力になるのが利点。また最強武器の威力がやや低く感じられるが、実際には汎用性の高いエースボーナスがあるため技量を育成すれば安定して高火力を叩き出せるのも魅力。遠距離攻撃が弾数の厳しいナイフしかなく、弾切れすると一気に反撃が難しくなるのが難点。HPや空・宇宙適性の低さもULTRAMAN同様であるため、こちらも別途フォローしたい。トポロジカルサイトは地形適応とクリティカル補正が補えるため一つは付けておきたい。
エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

スローイングナイフ
投擲用のブーメランナイフ。後腰部に格納しており、投擲時は複数枚を指先で摘んで投げつける。
モデルとなったのはウルトラセブンが用いていた宇宙ブーメラン「アイスラッガー」。ウルトラセブンの代名詞ともいえる有名な武器である。
後にSEVEN SUITにも同名の武器が追加されることになるが、これとは別の機能を持った武器となっている(後述)。
『30』では「ナイフ」名義で採用。弾数制で移動後使用不可だがカウンター属性持ちの格闘攻撃。
スペシウムソード
刀身にスペシウムを流すことで、斬れ味の向上と遠距離攻撃が可能となる鍔のない日本刀。Ver.7.3以降はWINDOMに持たせて出撃したり、両腰に一振りずつ持って出撃を行う。
『30』で通常武装として使用する際は遠距離版のみ繰り出す。
ワイドショット
Ver.7.3から追加。大型のバズーカ型のスペシウム兵器。本装備以降は、後述のWINDOMに装備された状態で持ち込まれる事が多い。
放出し続けることで推進装置として使用したり、光刃のように扱うことも可能。
ウルトラセブンの同名の必殺光線がモチーフだが、ULTRAMANのスペシウム光線とは異なりほぼ別物となっている。
アニメではシーズン2から装備。SRW未採用。
EXライフル
Ver.7.3から追加。多目的ライフル。諸星が率いる部隊に配備されているライフルを改良した物で、大口径弾を使用できる。またSEVEN SUIT背部に懸架する事が出来、その状態から射撃を行える。
長距離狙撃用の拡張バレルや、特殊弾頭「エメリウム弾」などのオプションが用意されている。
エメリウム弾の原典はウルトラセブンの必殺光線のひとつ「エメリウム光線」だが、こちらも名前だけ引用した別物といえる。
SRW未採用。
アイスラッガー
Ver.7.5から追加。2振りのブーメラン型の武装で、合体させることで巨大な実体剣として扱える。
前述の通りウルトラセブンの同名の武器がモチーフになっているが、そのギミックは彼の息子であるウルトラマンゼロの武器「ゼロツインソード」に近い。
SRW未採用。

必殺技[編集 | ソースを編集]

スペシウムソード斬撃
『30』で採用。スペシウムソードで直接滅多切りにし、最後に天を衝くように斬り上げて真っ二つにする。
モチーフになったのはウルトラセブン35周年記念のVシネマ「EVOLUTION5部作」で使用したウルトラクロスアタッカーと思われる。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

サイズ[編集 | ソースを編集]

1S

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

全ての武器の射程+1、攻撃力+200。
『30』で採用。攻撃力と共にやや短い射程を補える。EN消費が苦しい点は強化パーツやパイロット育成で補いたい。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「ULTRAMAN」
『30』で採用。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

30
不屈努力集中直感気合熱血
進次郎同様不屈を持つのがありがたい。

特殊スキル[編集 | ソースを編集]

30
底力L6、見切りL3、ガードL2、サイズ差補正無視L1
初期からサイズ差補正無視を持つため、サイズMが相手なら通常武器でも等倍で攻撃可能。

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

クリティカル発動時、与ダメージが1.5倍になる
30』で採用。
旧来のシリーズにおける精密攻撃と違って通常のクリティカル1.25倍と別途計算されるため、発動すれば1.875倍と凄まじい倍率を叩き出す。
武装の威力こそやや控えめだが、クリティカルが出れば真ゲッタードラゴンをも凌駕する絶大ダメージを叩き出せる。
ヴァンはこれを上回る最大2.1倍に到達するが、あちらは気力170以上且つ反撃時のみという点を踏まえると、PPでも発動するこちらの方が使い勝手は上。
技量育成やクリティカル率を増加させる強化パーツの他、スマッシュヒットを使いやすくするためのExC周りを補填すれば完璧。

関連機体[編集 | ソースを編集]

WINDOM
SEVENがVer.7.3 / 7.4へアップデートした同時期に制作されたサポート用ロボット。人型と大型バイク型の2形態に変形できる。モチーフは『ウルトラセブン』に登場するカプセル怪獣ウインダム。
最初に使用した諸星に変に懐いてしまい、彼以外の命令を聞かなくなったためSEVEN専用機になった。
Ver.ZERO
スピンオフ外伝作品『ULTRAMAN SUIT ANOTHER UNIVERSE』にて登場するSEVEN Ver.0の代替となるULTRAMAN SUIT。モチーフはウルトラセブンの息子・ウルトラマンゼロ。装着者はSEVENに憧れる青年・薩摩次郎で、こちらのモデルは地球に辿り着いたウルトラセブンが初めて出会い、自身の人間体「モロボシ・ダン」のモデルとした青年「薩摩次郎」。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 『ウルトラセブン』をデザインモチーフとしている。
    • スーツの眼部はバイザー状になっていて着脱が可能だが、この部分はウルトラセブンの変身アイテム『ウルトラアイ』がモデル。
  • 武装面やコンセプト設定などは、原作者の別作品『鉄のラインバレル』に登場する「ヴァーダント」がモチーフとなっている[1]
    • また、ヴァーダントのパイロットである森次玲二も、『ウルトラセブン』の変身者・モロボシ・ダンがモチーフとなっている。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 小学館クリエイティブ『ULTRAMAN 4』179頁。