「無敵シリーズ」の版間の差分

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== 無敵シリーズ(Invincible Series) ==
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'''無敵シリーズ'''とは、『[[無敵超人ザンボット3]]』、『[[無敵鋼人ダイターン3]]』、『[[無敵ロボ トライダーG7]]』の三作を指す[[俗語・俗称]]。
'''無敵'''」もしくはそれに連なる名前を冠するサンライズ製作のロボットアニメ。カラーリングや最後に数字がつく点が共通している。なお、この呼称は公式で用いられたことはなく、あくまでもファンの間での便宜的な括りである。
 
  
『[[無敵超人ザンボット3]]』『[[無敵鋼人ダイターン3]]』までは富野監督が関わっている。
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== 概要 ==
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いずれも「'''無敵'''」もしくは、それに連なる名前を冠するサンライズ制作のロボットアニメで、カラーリングや最後に数字がつく点が共通している。この呼称は公式で用いられたことはなく、あくまでもファンの間での便宜的な括りである。
  
SRWでは『[[スーパーロボット大戦64]]』以降[[ザンボット3]]と[[ダイターン3]]との[[合体攻撃]]が用意された。『[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇]]』にて3作の共演し、ザンボット3と[[トライダーG7]]の合体攻撃が実装。そして『[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]]』にてダイターン・ザンボット・トライダーによる合体攻撃が実現した。
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『ザンボット3』『ダイターン3』は『[[機動戦士ガンダム]]』の富野由悠季監督が、『トライダーG7』は『[[未来ロボ ダルタニアス]]』『[[最強ロボ ダイオージャ]]』の佐々木勝利監督が手掛けた。
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SRWでは『[[スーパーロボット大戦64]]』以降[[ザンボット3]]と[[ダイターン3]]との[[合体攻撃]]が用意され、'''無敵コンビ'''の愛称が定着した。『[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇]]』にて3作が共演し、ザンボット3と[[トライダーG7]]の合体攻撃が実装。そして『[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]]』にてザンボット・ダイターン・トライダーによる合体攻撃が実現した。
  
 
== 作品リスト ==
 
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;[[無敵超人ザンボット3]]
 
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:無敵シリーズの第一作目。1977年10月8日~1978年3月25日放映。サンライズの記念すべき第一回制作作品でもある。[[主人公]]は[[神勝平]]。
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:ビアル星人の末裔・[[神ファミリー]]と侵略者[[ガイゾック]]との戦いを描く。『[[人間爆弾]]』等の悲惨なエピソードは、現在でもなお色あせない。
 
;[[無敵鋼人ダイターン3]]
 
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:無敵シリーズの第二作目。1978年6月3日~1979年3月31日放映。壮絶な展開が続いた前作とは対称的な痛快娯楽活劇である。主人公は[[破嵐万丈]]。
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:快男児・破嵐万丈と[[ドン・ザウサー]]を首魁とする[[メガノイド]]軍団との戦いを描く。なお、次回作が『機動戦士ガンダム』である。
 
;[[無敵ロボ トライダーG7]]
 
;[[無敵ロボ トライダーG7]]
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:無敵シリーズの第三作目。1980年2月2日~1981年1月24日放映。『機動戦士ガンダム』の後番組で、無敵シリーズの中で最も明るい作風の作品である。主人公は[[竹尾ワッ太]]。
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:[[竹尾ゼネラルカンパニー]][[社長]]・竹尾ワッ太と4人の社員による会社の金庫を、いや[[地球]]の平和を守るための戦いを描く。
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:なお「小学生である主人公が地球を守る」という設定は、後年の[[エルドランシリーズ]](1991年4月3日~1994年2月23日放映)を彷彿とさせるものである。
  
 
== 関連作品 ==
 
== 関連作品 ==
;[[富野作品]]
 
:『ザンボット3』『ダイターン3』は当項にも分類される。
 
 
;[[最強ロボ ダイオージャ]]
 
;[[最強ロボ ダイオージャ]]
:『トライダーG7』の後番組。
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:『無敵ロボ トライダーG7』の後番組。1981年1月31日~1982年1月30日放映。
;[[機動戦士ガンダム]]
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:「最強」ロボなので厳密には無敵シリーズ作品ではないのだが、同放送枠直系のスーパーロボット路線ということもあって共通項目も多く、「サンライズ・ロボットコンプリートファイル〈2〉スーパーロボット編」(STUDIO HARD MX編集)では「無敵最強」という項目で括られて紹介されるなど、番外的に捉えられることもある。
:『ダイターン3』と『トライダーG7』の間に放送されていた作品。
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:『[[スーパーロボット大戦GC]]』(『[[XO]]』)ではトライダー・ライジンオーと同じ[[信頼補正]]グループに区分されている。
 
;[[絶対無敵ライジンオー]]
 
;[[絶対無敵ライジンオー]]
:[[エルドランシリーズ]]の1作。タイトルが「無敵」つながりなだけで本来は無敵シリーズとは無縁なのだが、『[[スーパーロボット大戦GC]]』(『[[XO]]』)では他のエルドランシリーズ作品が参戦しないのもあってか、トライダー・ダイオージャと同じ[[信頼補正]]グループに区分されている。
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:[[エルドランシリーズ]]作品の第一作目。1991年4月3日~1992年3月25日放映。
;無敵王トライゼノン
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:タイトルが「無敵」つながりなだけで本来は無敵シリーズとは無縁なのだが、『スーパーロボット大戦GC』(『XO』)では他のエルドランシリーズ作品が参戦しないのもあってか、トライダー・ダイオージャと同じ信頼補正グループに区分されている。
:同じく「無敵」の名を冠するロボットアニメ。SRW未参戦。ただしこれのアニメーションを制作したのはサンライズではなくイージーフィルム(現在は倒産)。
 
  
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2023年4月24日 (月) 19:48時点における最新版

無敵シリーズとは、『無敵超人ザンボット3』、『無敵鋼人ダイターン3』、『無敵ロボ トライダーG7』の三作を指す俗語・俗称

概要[編集 | ソースを編集]

いずれも「無敵」もしくは、それに連なる名前を冠するサンライズ制作のロボットアニメで、カラーリングや最後に数字がつく点が共通している。この呼称は公式で用いられたことはなく、あくまでもファンの間での便宜的な括りである。

『ザンボット3』『ダイターン3』は『機動戦士ガンダム』の富野由悠季監督が、『トライダーG7』は『未来ロボ ダルタニアス』『最強ロボ ダイオージャ』の佐々木勝利監督が手掛けた。

SRWでは『スーパーロボット大戦64』以降ザンボット3ダイターン3との合体攻撃が用意され、無敵コンビの愛称が定着した。『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』にて3作が共演し、ザンボット3とトライダーG7の合体攻撃が実装。そして『第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇』にてザンボット・ダイターン・トライダーによる合体攻撃が実現した。

作品リスト[編集 | ソースを編集]

無敵超人ザンボット3
無敵シリーズの第一作目。1977年10月8日~1978年3月25日放映。サンライズの記念すべき第一回制作作品でもある。主人公神勝平
ビアル星人の末裔・神ファミリーと侵略者ガイゾックとの戦いを描く。『人間爆弾』等の悲惨なエピソードは、現在でもなお色あせない。
無敵鋼人ダイターン3
無敵シリーズの第二作目。1978年6月3日~1979年3月31日放映。壮絶な展開が続いた前作とは対称的な痛快娯楽活劇である。主人公は破嵐万丈
快男児・破嵐万丈とドン・ザウサーを首魁とするメガノイド軍団との戦いを描く。なお、次回作が『機動戦士ガンダム』である。
無敵ロボ トライダーG7
無敵シリーズの第三作目。1980年2月2日~1981年1月24日放映。『機動戦士ガンダム』の後番組で、無敵シリーズの中で最も明るい作風の作品である。主人公は竹尾ワッ太
竹尾ゼネラルカンパニー社長・竹尾ワッ太と4人の社員による会社の金庫を、いや地球の平和を守るための戦いを描く。
なお「小学生である主人公が地球を守る」という設定は、後年のエルドランシリーズ(1991年4月3日~1994年2月23日放映)を彷彿とさせるものである。

関連作品[編集 | ソースを編集]

最強ロボ ダイオージャ
『無敵ロボ トライダーG7』の後番組。1981年1月31日~1982年1月30日放映。
「最強」ロボなので厳密には無敵シリーズ作品ではないのだが、同放送枠直系のスーパーロボット路線ということもあって共通項目も多く、「サンライズ・ロボットコンプリートファイル〈2〉スーパーロボット編」(STUDIO HARD MX編集)では「無敵最強」という項目で括られて紹介されるなど、番外的に捉えられることもある。
スーパーロボット大戦GC』(『XO』)ではトライダー・ライジンオーと同じ信頼補正グループに区分されている。
絶対無敵ライジンオー
エルドランシリーズ作品の第一作目。1991年4月3日~1992年3月25日放映。
タイトルが「無敵」つながりなだけで本来は無敵シリーズとは無縁なのだが、『スーパーロボット大戦GC』(『XO』)では他のエルドランシリーズ作品が参戦しないのもあってか、トライダー・ダイオージャと同じ信頼補正グループに区分されている。