「捨て身」の版間の差分

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==概要==
 
==概要==
1回だけ与えるダメージが3倍(DC版αでは2.5倍)になり、1ターンの間[[命中]]率と[[クリティカル]]率が100%になる。このコマンド使用時のみダメージ3倍とクリティカル効果(1.5倍)が重複するため、実質上のダメージは(一度だけ)4.5倍となる。代わりに、1ターン[[回避]]率が0になる。
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[[リアルロボット戦線]]』で初登場。
 
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登場回数は少なく毎回効果は変更されているが、概ね名前どおりハイリスクハイリターンな効果であることが多い。
この精神コマンドが初登場したのは関連作の『[[リアルロボット戦線]]』で、こちらでは1ターンの間ずっと与えるダメージが3倍となり、回避率はそのままだが自分が受けるダメージが2倍となるという違いがある。こちらの仕様ならば、リアル系のパイロットは鬼神の如き強さを誇っただろう。
 
 
 
原作において、一命を賭した大仕事……即ち、[[特攻]]をした人が持つ為、基本性能は二線級な味方と敵の幹部クラスが持っている。当然ながら味方側はそんな性能なので、捨て身で確実に倒せる状況でないとまず使えないだろうし、その近くの敵も他のユニットで露払いしてやる必要があるかも知れない。そう考えると捨て身でも何でもないのだが。
 
  
 
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
;[[スーパーロボット大戦α]]
:消費SP100。リスクの大きさと消費SPを考えると、正に『捨て身』である。
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:消費SP100。'''1回だけ'''ダメージ3倍+[[クリティカル|CT]]率100%の実質4.5倍に加え[[命中]]率が100%になるが、'''1ターン'''[[回避]]率は0になる。
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:また、使用ターンは[[熱血]]などの一部精神が使用不可能になる<ref>奇襲などの複合系精神でなら使用可能で効果も反映される。</ref>ほか、[[ひらめき]]は使用可能だが回避率0効果が優先されるため無意味となる。
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:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
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::基本はPS版と同じだが、ダメージ倍率は2.5倍+CT率100%の3.75倍に低下している。
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;[[スーパーロボット大戦DD]]
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:使用可能回数1回。1アクションの間、攻撃力・照準値が30%増加し、防御力・運動性が10%減少する。また同作ではデメリットが無くなった[[巧手]]も登場する。
 
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
 
;[[リアルロボット戦線]]
 
;[[リアルロボット戦線]]
:消費SP50。上述の通りの効果のため、十分に[[改造]]した機体に乗せ[[集中]]と併用し敵に突っ込ませて反撃でものの見事に一網打尽にできる。
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:消費SP50。1ターン与ダメージが3倍になるが、被ダメージが2倍になる。
  
 
== 主な使用者 ==
 
== 主な使用者 ==
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[[特攻]]、あるいは最期まで抗い続けた人物が持つ傾向が強い。主な習得者は脇役的な味方と敵の幹部クラスになる。
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;[[主人公]]
 
;[[主人公]]
:特殊誕生日&血液型で覚える。元々屈指の攻撃力を持つのが更に跳ね上がる。[[龍虎王]][[虎龍王]])ならば、HPや装甲の改造の改造段階次第ではかなり使いやすい。[[主人公]][[格闘 (能力)|格闘値]]と武器の改造次第でダメージカンスト(99999)も可能。
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:[[スーパーロボット大戦α|α]]』では特殊誕生日&血液型で習得。[[龍虎王]][[虎龍王]])や[[ヒュッケバインボクサー]]は耐久面に優れ、ダメージカンスト(99999)も十分狙える火力の高さも持ち合わせていたりと相性バッチリ。
 
;[[スレッガー・ロウ]]
 
;[[スレッガー・ロウ]]
:[[ホワイトベース隊]]のパイロット。原作のソロモン戦で[[ビグ・ザム]]に特攻をかけた彼にも相応しいと言えよう。彼の場合、[[ガンダム試作2号機]]のアトミックバズーカとの組み合わせが一番良いと思われる。スレッガーには[[ガッツ]]もあるのでHPと装甲を鍛えておけば敵陣のど真ん中でもなんとか持ち堪えてくれるだろう。
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:[[ビグ・ザム]]に特攻をかけた[[ホワイトベース隊]]のパイロット。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では[[ガッツ]](PS版はさらに[[鉄壁]])を持つので回避率0も怖くない。
 
;[[バーナード・ワイズマン]]
 
;[[バーナード・ワイズマン]]
:たった一人でアレックスと相討ちに至ったザク大好きな人。DC版のみ習得する。
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:たった一人で[[NT-1アレックス|アレックス]]と相討ちに至ったザク大好きな人。DC版『α』で習得。
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;[[ケイト・ブッシュ]]
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:[[シュラク隊]]初期メンバーの一人。身を挺して[[マスドライバー]]を支え続けたことからだろうか。『α』で習得するが、[[スポット参戦]]な上に習得時期には登場しないため使う機会は無い。
 
;[[オデロ・ヘンリーク]]
 
;[[オデロ・ヘンリーク]]
:ウッソの友人。DC版のみ習得する。原作でのカテジナへの突撃が評価されたか。
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:ウッソの友人。原作でのカテジナへの突撃が評価されたか。DC版『α』で習得。
 
;[[ビルギット・ピリヨ]]
 
;[[ビルギット・ピリヨ]]
:連邦軍パイロット。スレッガーと比較するとどうしても見劣りする為、使われずに[[二軍]]パイロットになりがち。
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:最期まで[[バグ (メカ)|バグ]]に抵抗し続けた連邦軍パイロット。スレッガーと比較するとどうしても見劣りしてしまう。
;[[ニー・ギブン]]
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;[[リムル・ルフト]]、[[ニー・ギブン]]
:DC版のみ習得。ニーの成長具合によっては[[ビルバイン]]を与えるのもいいかもしれないが、常識的には趣味の範囲を出ない。
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:[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]の娘とその恋人。[[聖戦士ダンバイン|原作]]の行動を見れば覚えるのも納得か。リムルはPS版、ニーは[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]]『α』でのみ習得。
;[[リムル・ルフト]]
 
:ニーの恋人。本人の戦闘力が低いだけでなく、[[オーラバトラー]]で捨て身を敢行する事自体がそもそも自殺行為である。なお、DC版では覚えない。
 
 
;[[柿崎速雄]]
 
;[[柿崎速雄]]
:[[スカル小隊]]のパイロット。作中特に捨て身の行動は無かったが何故か覚える。守りが堅く、強力な[[マップ兵器]]を持つ[[デストロイド・モンスター]]に乗せる事で最も効果的に使えるだろう。
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:特に捨て身の行動は無かったが何故か覚える[[スカル小隊]]のパイロット。[[ロイ・フォッカー|フォッカー]]オススメの[[VF-1J アーマードバルキリー|アーマードバルキリー]]や[[デストロイド・モンスター]]なら[[超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか|原作]]のように簡単に落とされることも無いだろう。
 
;[[巴武蔵]]
 
;[[巴武蔵]]
:[[ゲッター3]]の初代パイロット。原作ラストで特攻をかける彼には、まさに相応しいコマンド。しかし、火力に難がある[[ゲッター1]]ではうまく活かしきれない。
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:[[無敵戦艦ダイ]]に特攻した[[ゲッター3]]の初代パイロット。しかし、火力に難がある[[ゲッター1]]ではうまく活かしきれない。
 
;[[綾波レイ]]
 
;[[綾波レイ]]
:[[EVA零号機]]でN2爆雷を手に使徒に吶喊した彼女には、まさに相応しいコマンド。αのエヴァと[[A.T.フィールド]]は改造すれば余程の事がない限り貫かれないので、相性は他のキャラよりも何歩も抜きん出ている。惜しむらくは、αの零号機には必殺武器が無い事と永久離脱がある事か。なお、DC版新規EDルートでは復帰する為、火力だけが問題となる。
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:損傷した[[EVA零号機改]]で[[第14使徒ゼルエル|ゼルエル]]に対しN2爆雷を抱え特攻した。『α』の[[A.T.フィールド]]は改造すれば余程の事がない限り貫かれないので相性は非常に良いが、習得するころに永久離脱してしまうのが難点。DC版の新ルートでは復帰するため活用する機会も増える。
 
;[[カミーユ・ビダン]]
 
;[[カミーユ・ビダン]]
:[[リアルロボット戦線]]で習得。[[Hi-νガンダム|Hi-ν]]が上述の戦法向きなのでそのシートをアムロから奪ってしまう可能性大。
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:[[リアルロボット戦線]]』で習得。[[Hi-νガンダム|Hi-ν]]との相性が非常に良く、そのシートを[[アムロ・レイ|アムロ]]から奪ってしまう可能性大。
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;[[三日月・オーガス]]
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:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』で習得。悪魔と契約する代償のように身を削っていくその姿からか。三日月が覚える貴重な命中補助精神でもあるが、防御系精神が何一つない割に防御性能が下がってしまうため取り回しに難がある。
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== 脚注 ==
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[[Category:精神コマンド]]
 
[[Category:精神コマンド]]

2021年10月26日 (火) 23:40時点における最新版

捨て身は、精神コマンドのひとつ。

概要[編集 | ソースを編集]

リアルロボット戦線』で初登場。 登場回数は少なく毎回効果は変更されているが、概ね名前どおりハイリスクハイリターンな効果であることが多い。

登場作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
消費SP100。1回だけダメージ3倍+CT率100%の実質4.5倍に加え命中率が100%になるが、1ターン回避率は0になる。
また、使用ターンは熱血などの一部精神が使用不可能になる[1]ほか、ひらめきは使用可能だが回避率0効果が優先されるため無意味となる。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
基本はPS版と同じだが、ダメージ倍率は2.5倍+CT率100%の3.75倍に低下している。
スーパーロボット大戦DD
使用可能回数1回。1アクションの間、攻撃力・照準値が30%増加し、防御力・運動性が10%減少する。また同作ではデメリットが無くなった巧手も登場する。

関連作品[編集 | ソースを編集]

リアルロボット戦線
消費SP50。1ターン与ダメージが3倍になるが、被ダメージが2倍になる。

主な使用者[編集 | ソースを編集]

特攻、あるいは最期まで抗い続けた人物が持つ傾向が強い。主な習得者は脇役的な味方と敵の幹部クラスになる。

主人公
α』では特殊誕生日&血液型で習得。龍虎王虎龍王)やヒュッケバインボクサーは耐久面に優れ、ダメージカンスト(99999)も十分狙える火力の高さも持ち合わせていたりと相性バッチリ。
スレッガー・ロウ
ビグ・ザムに特攻をかけたホワイトベース隊のパイロット。『α』ではガッツ(PS版はさらに鉄壁)を持つので回避率0も怖くない。
バーナード・ワイズマン
たった一人でアレックスと相討ちに至ったザク大好きな人。DC版『α』で習得。
ケイト・ブッシュ
シュラク隊初期メンバーの一人。身を挺してマスドライバーを支え続けたことからだろうか。『α』で習得するが、スポット参戦な上に習得時期には登場しないため使う機会は無い。
オデロ・ヘンリーク
ウッソの友人。原作でのカテジナへの突撃が評価されたか。DC版『α』で習得。
ビルギット・ピリヨ
最期までバグに抵抗し続けた連邦軍パイロット。スレッガーと比較するとどうしても見劣りしてしまう。
リムル・ルフトニー・ギブン
ドレイクの娘とその恋人。原作の行動を見れば覚えるのも納得か。リムルはPS版、ニーはDC版『α』でのみ習得。
柿崎速雄
特に捨て身の行動は無かったが何故か覚えるスカル小隊のパイロット。フォッカーオススメのアーマードバルキリーデストロイド・モンスターなら原作のように簡単に落とされることも無いだろう。
巴武蔵
無敵戦艦ダイに特攻したゲッター3の初代パイロット。しかし、火力に難があるゲッター1ではうまく活かしきれない。
綾波レイ
損傷したEVA零号機改ゼルエルに対しN2爆雷を抱え特攻した。『α』のA.T.フィールドは改造すれば余程の事がない限り貫かれないので相性は非常に良いが、習得するころに永久離脱してしまうのが難点。DC版の新ルートでは復帰するため活用する機会も増える。
カミーユ・ビダン
リアルロボット戦線』で習得。Hi-νとの相性が非常に良く、そのシートをアムロから奪ってしまう可能性大。
三日月・オーガス
DD』で習得。悪魔と契約する代償のように身を削っていくその姿からか。三日月が覚える貴重な命中補助精神でもあるが、防御系精神が何一つない割に防御性能が下がってしまうため取り回しに難がある。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 奇襲などの複合系精神でなら使用可能で効果も反映される。