「マキビ・ハリ」の版間の差分

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'''マキビ・ハリ'''は『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]]』の登場人物。
 
'''マキビ・ハリ'''は『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]]』の登場人物。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ナデシコB]]、[[ナデシコC]]副長補佐。通称「'''ハーリー'''」。
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[[ナデシコB]]、[[ナデシコC]]副長補佐。通称「'''ハーリー'''」で命名したのは[[ホシノ・ルリ]]。
  
姓である『ハリ』は、瑠璃(るり)と共に七宝のひとつである『玻璃(はり)』から。
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[[ホシノ・ルリ]]と同じく[[ネルガル重工]]の遺伝子操作によって生まれた少年で、若年ながらも優れたオペレーション能力を持っている。女性と見まがうほどの美少年であり、勤務中はオールバックにしている。ルリがコミュニケーション能力の欠如した人格の持ち主だった点を反省して、一般家庭の夫婦に預けられ、健全な人格形成が育まれているため、遺伝子操作こそされているが、ルリのように達観したところのない、ごく普通の少年である。
  
[[ホシノ・ルリ]]と同じく[[ネルガル重工]]の遺伝子操作によって生まれた少年で、若年ながらも優れたオペレーション能力を持っている。ルリがコミュニケーション能力の欠如した人格の持ち主だった点を反省して、一般家庭の夫婦に預けられ、健全な人格形成が育まれているため、遺伝子操作こそされているものの、ルリのように達観したところのない、ごく普通の少年である。
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ルリに対して姉のような存在としての憧憬を向けていたり、精神的にナイーブな部分があって家出したり、ミナトの巨乳に赤面したり……と、極めて少年らしい性格の持ち主である。また、ナデシコを自分の家のように思っている節があり、TV版のルリの性格をそのまま明るく、分かりやすいものにした感がある。年齢的にもTV版のルリと同い年であるため、「TV版のアキトとルリ」の関係性を形を変えて踏襲したように見える。
 
 
ルリに対して姉のような存在としての憧憬を向けていたり、精神的にナイーブな部分があって家出したり……と、極めて少年らしい性格の持ち主である。また、ナデシコを自分の家のように思っている節があり、TV版のルリの性格をそのまま明るく、分かりやすいものにした感がある。年齢的にもTV版のルリと同い年であるため、『TV版のアキトとルリ』の関係性を形を変えて踏襲したように見える。
 
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦R}}
 
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:序盤とエンディングのみ登場。登場から間もなく、[[デュミナス]]によりナデシコCを撃沈され死亡退場。
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:初登場作品。序盤とエンディングのみ登場。登場から間もなく、[[デュミナス]]によりナデシコCを撃沈され死亡退場。
 
:デュミナス撃破後の改変された未来では生存しており、ナデシコCの艦長となったサブロウタと共に[[キャンベル星人|キャンベル星]]へ向かった。
 
:デュミナス撃破後の改変された未来では生存しており、ナデシコCの艦長となったサブロウタと共に[[キャンベル星人|キャンベル星]]へ向かった。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
 
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:何分、[[ノイ・ヴェルター]]の大半が旧ナデシコクルーと旧知な上、旧ナデシコクルーも自分からやってくるので家出しない(状況的にしてる場合でもない)。
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:第2部からの登場。[[ノイ・ヴェルター]]の大半が旧ナデシコクルーと旧知な上、旧ナデシコクルーも自分からやってくるので家出しない(状況的にしている場合でもない)。
  
 
=== VXT三部作 ===
 
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}
 
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:従来作同様にナデシコB(C)のサブパイロットだが、旧ナデシコメンバーを集めるイベントの一部省略に加え、ナデシコCの受領方法の変更の煽りを受け、彼にスポットが当たるイベントがほぼないため、影が薄い。
 
:従来作同様にナデシコB(C)のサブパイロットだが、旧ナデシコメンバーを集めるイベントの一部省略に加え、ナデシコCの受領方法の変更の煽りを受け、彼にスポットが当たるイベントがほぼないため、影が薄い。
:今作では新録がないため、新規の台詞パターンにハーリーが組み込まれていなかったり、ルリのカットインの端のウインドウで口を動かしているのに同タイミングではセリフが再生されなかったりと、戦闘デモでも扱いが悪い。特に相転移砲では、艦長の指示を復唱しないという形になっており、結果的にルリを無視しているように見えてしまっている。
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:今作では音声の新録がないため、新規の台詞パターンにハーリーが組み込まれていなかったり、ルリのカットインの端のウインドウで口を動かしているのに同タイミングではセリフが再生されなかったりと、戦闘デモでも扱いが悪い。特に相転移砲では、艦長の指示を復唱しないという形になっており、結果的にルリを無視しているように見えてしまっている。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
:『V』同様にナデシコB(C)のサブパイロット。音声が新録されている。ナデシコCのグラビティブラストの際、単独のカットインが挿入された。
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:『V』同様にナデシコB(C)のサブパイロット。日高氏が[[タカヤノリコ|別の役]]として出演している為か、音声が新録されている。ナデシコCのグラビティブラストの際、単独のカットインが挿入された。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}
:家出イベントやナデシコCの艦長代理を務めてルリ達の危機を救うイベントなど、出番が多い。本作ではイベント戦闘でも経験値が入るので、先述のイベント戦闘で得た経験値によって、ルリのレベルを追い抜いてしまうこともしばしば。ルリが補助系の精神コマンドを担当しているので、戦闘系の[[精神コマンド]]を一手に引き受けている。
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:音声初収録。家出イベントやナデシコCの艦長代理を務めてルリ達の危機を救うイベントなど、出番が多い。本作ではイベント戦闘でも経験値が入るので、先述のイベント戦闘で得た経験値によって、ルリのレベルを追い抜いてしまうこともしばしば。ルリが補助系の精神コマンドを担当しているので、戦闘系の[[精神コマンド]]を一手に引き受けている。
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== パイロットステータス ==
 
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;[[ホシノ・ルリ]]
 
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:[[ナデシコB]]、[[ナデシコC]]艦長。姉のような存在であると共に、憧憬の対象である。
 
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;[[タカスギ・サブロウタ]]
 
;[[タカスギ・サブロウタ]]
:[[ナデシコB]]、[[ナデシコC]]副長。ハーリーの兄貴分的存在で、彼からよくからかわれている。しかし、細やかな気遣いも欠かさず、家出したハーリーを連れ戻すのに一役買っている。
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;[[ハルカ・ミナト]]
 
;[[ハルカ・ミナト]]
:家出したハーリーと偶然に出会い、ルリ達との関係を語り優しく諭した。その結果、彼女に懐くようになる。
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:家出したハーリーと偶然に出会い(その際には'''胸に顔面が直撃'''してしまった為真っ赤になった)、ルリ達との関係を語り優しく諭した。その結果、彼女に懐くようになる。
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
;「冗談言わないでくださいよ!友情を確かめる前に、僕の身体がどうにかなっちゃいますよ!」
 
;「冗談言わないでくださいよ!友情を確かめる前に、僕の身体がどうにかなっちゃいますよ!」
:[[スーパーロボット大戦MX|MX]]中盤、「拳で語る男の友情」がピンとこないハーリーに、[[ドモン・カッシュ|ドモン]]か[[竜崎一矢|一矢]]と殴り合うことを奨めたサブロウタへの反論。
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:[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』中盤、「拳で語る男の友情」がピンとこないハーリーに、[[ドモン・カッシュ|ドモン]]か[[竜崎一矢|一矢]]と殴り合うことを奨めたサブロウタへの反論。
 
;「艦長も地球も僕とサブロウタさんが守ってみせます!!」
 
;「艦長も地球も僕とサブロウタさんが守ってみせます!!」
:MX最終話での[[AI1]]との[[戦闘前会話]]。「電子の妖精」とAI1との融合を求める[[エルデ・ミッテ|エルデ]]の野望を、ルリやサブロウタの毒舌に追従して毅然と跳ね除ける。最後の最後に「男」を見せたことで、サブロウタから絶賛された。
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:『MX』最終話での[[AI1]]との[[戦闘前会話]]。「電子の妖精」とAI1との融合を求める[[エルデ・ミッテ|エルデ]]の野望を、ルリやサブロウタの毒舌に追従して毅然と跳ね除ける。最後の最後に「男」を見せたことで、サブロウタから絶賛された。
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;「テロだなんて、悪い事してる!」
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:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』での[[火星の後継者]]への特殊台詞。[[草壁春樹|自分から悪を標榜しているような連中]]なのだから、こんな対応でも問題はあるまい。
  
 
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
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;[[ナデシコC]]
 
;[[ナデシコC]]
 
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== 余談 ==
 
* マキビ・ハリを演じた声優の[[声優:日高のり子|日高のり子]]氏は、ヒサゴン役の[[声優:林原めぐみ|林原めぐみ]]氏や、マユミお姉さん役の[[声優:三石琴乃|三石琴乃]]氏と共に『機動戦艦ナデシコ』には本作で初出演であり、「'''スタジオの雰囲気に加えて作品のスケールが凄すぎてついていけなかったが、主役の[[声優:南央美|南央美]]がTV版の大まかなシナリオなどを教えてくれたおかげで、ある程度内容を把握できたので、収録が上手く進んだ'''」とインタビューで振り返っている。
 
  
 
{{DEFAULTSORT:まきひ はり}}
 
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[[Category:登場人物ま行]]
 
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[[Category:機動戦艦ナデシコ]]
 
[[Category:機動戦艦ナデシコ]]

2023年12月17日 (日) 16:51時点における最新版

マキビ・ハリ
外国語表記 Hari Makibi
登場作品 劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-
声優 日高のり子
デザイン 後藤圭二
初登場SRW スーパーロボット大戦R
SRWでの分類 サブパイロット
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プロフィール
愛称 ハーリー
種族 地球人遺伝子操作で誕生
性別
年齢 11歳
所属 連合宇宙軍
軍階級 少尉
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マキビ・ハリは『劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

ナデシコBナデシコC副長補佐。通称「ハーリー」で命名したのはホシノ・ルリ

ホシノ・ルリと同じくネルガル重工の遺伝子操作によって生まれた少年で、若年ながらも優れたオペレーション能力を持っている。女性と見まがうほどの美少年であり、勤務中はオールバックにしている。ルリがコミュニケーション能力の欠如した人格の持ち主だった点を反省して、一般家庭の夫婦に預けられ、健全な人格形成が育まれているため、遺伝子操作こそされているが、ルリのように達観したところのない、ごく普通の少年である。

ルリに対して姉のような存在としての憧憬を向けていたり、精神的にナイーブな部分があって家出したり、ミナトの巨乳に赤面したり……と、極めて少年らしい性格の持ち主である。また、ナデシコを自分の家のように思っている節があり、TV版のルリの性格をそのまま明るく、分かりやすいものにした感がある。年齢的にもTV版のルリと同い年であるため、「TV版のアキトとルリ」の関係性を形を変えて踏襲したように見える。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

副長のサブロウタエステバリスに乗るので、ナデシコBナデシコCのサブパイロットになる。また、シナリオによっては彼が艦長代理も務める。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦R
初登場作品。序盤とエンディングのみ登場。登場から間もなく、デュミナスによりナデシコCを撃沈され死亡退場。
デュミナス撃破後の改変された未来では生存しており、ナデシコCの艦長となったサブロウタと共にキャンベル星へ向かった。
スーパーロボット大戦W
第2部からの登場。ノイ・ヴェルターの大半が旧ナデシコクルーと旧知な上、旧ナデシコクルーも自分からやってくるので家出しない(状況的にしている場合でもない)。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
従来作同様にナデシコB(C)のサブパイロットだが、旧ナデシコメンバーを集めるイベントの一部省略に加え、ナデシコCの受領方法の変更の煽りを受け、彼にスポットが当たるイベントがほぼないため、影が薄い。
今作では音声の新録がないため、新規の台詞パターンにハーリーが組み込まれていなかったり、ルリのカットインの端のウインドウで口を動かしているのに同タイミングではセリフが再生されなかったりと、戦闘デモでも扱いが悪い。特に相転移砲では、艦長の指示を復唱しないという形になっており、結果的にルリを無視しているように見えてしまっている。
スーパーロボット大戦T
『V』同様にナデシコB(C)のサブパイロット。日高氏が別の役として出演している為か、音声が新録されている。ナデシコCのグラビティブラストの際、単独のカットインが挿入された。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦MX
音声初収録。家出イベントやナデシコCの艦長代理を務めてルリ達の危機を救うイベントなど、出番が多い。本作ではイベント戦闘でも経験値が入るので、先述のイベント戦闘で得た経験値によって、ルリのレベルを追い抜いてしまうこともしばしば。ルリが補助系の精神コマンドを担当しているので、戦闘系の精神コマンドを一手に引き受けている。
スーパーロボット大戦DD
2章Part6より登場するシナリオNPC。

関連作品[編集 | ソースを編集]

Another Century's Episode

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

MX
応援根性加速努力熱血期待
VT
分析努力信頼加速気合補給

人間関係[編集 | ソースを編集]

ホシノ・ルリ
ナデシコBナデシコC艦長。姉のような存在であると共に、憧憬の対象である。
タカスギ・サブロウタ
ナデシコB、ナデシコC副長。ハーリーの兄貴分的存在で、彼からよくからかわれている。しかし、細やかな気遣いも欠かさず、家出したハーリーを連れ戻すのに一役買っている。
ハルカ・ミナト
家出したハーリーと偶然に出会い(その際には胸に顔面が直撃してしまった為真っ赤になった)、ルリ達との関係を語り優しく諭した。その結果、彼女に懐くようになる。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

カトリーヌ・ビトン
『V』では「可愛いから」という理由でキャットガールズに編入されそうになる。
旋風寺裕次郎
『V』にて納豆に良い認識を持っていなかった際に彼の一言で考えを改めるようになる。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「冗談言わないでくださいよ!友情を確かめる前に、僕の身体がどうにかなっちゃいますよ!」
MX』中盤、「拳で語る男の友情」がピンとこないハーリーに、ドモン一矢と殴り合うことを奨めたサブロウタへの反論。
「艦長も地球も僕とサブロウタさんが守ってみせます!!」
『MX』最終話でのAI1との戦闘前会話。「電子の妖精」とAI1との融合を求めるエルデの野望を、ルリやサブロウタの毒舌に追従して毅然と跳ね除ける。最後の最後に「男」を見せたことで、サブロウタから絶賛された。
「テロだなんて、悪い事してる!」
V』での火星の後継者への特殊台詞。自分から悪を標榜しているような連中なのだから、こんな対応でも問題はあるまい。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ナデシコB
ナデシコC