バトルボンバー

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バトルボンバー
外国語表記 Battle Bomber
登場作品 勇者特急マイトガイン
声優 巻島直樹
デザイン 大河原邦男
初登場SRW スーパーロボット大戦V
SRWでの分類 機体
パイロット
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スペック
全長
【猛獣特急】
34.0 m
全高 24.6 m
26.5 m(ミサイルポッド含む)
重量 118.2 t
最大モーター出力 970000HP
飛行速度 1452.5 km/h(M1.2)
最高走行速度 540.5 km/h
ジャンプ力 960 m
開発者 大阪次郎
所属組織 勇者特急隊
所属部隊 ボンバーズ
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バトルボンバーは『勇者特急マイトガイン』の登場メカ

概要

勇者特急隊の戦闘担当であるボンバーズが猛獣4体合体した姿。これ以降はアニマル特急ではなく、猛獣特急が通称となる。

雷張ジョー飛龍を足止めするため大破したボンバーズを修理すると同時にボンバーズのプロトタイプであるホーンボンバーを加えて完成した。構成は大体トライボンバーと同一だが、頭部と胸部が変更され、そこに胸部に装甲、背中に翼、ヘルメット、右肩にランチャーが追加され、攻撃・防御・飛行可能と全てにおいてパワーアップを果たしている。電車ロボのイメージが強いトライボンバーとは一転して、胸部のライオンとトリケラトプスの兜により、動物ロボらしいデザインになっている。メイン人格もホーンボンバーに変更。

本機登場以降トライボンバーは登場しなくなるが、オープニングに登場するのはトライボンバーのままで本機は一度も登場しない。

洗礼ロボ軍団との最終決戦ではグレートマイトガインと共に空中戦艦ブランカに向かっていたが、洗礼ロボの攻撃から舞人とグレートマイトガインを庇い、爆散した。最終決戦後、他のメンバーと一緒に修復されている。

猛獣特急

トレイン形態。公式サイトでは新アニマル特急と表記されている。

トライボンバーのトレイン形態であるアニマル特急の後部にホーンボンバーのトレイン形態が連結している。

X』以降では、ジョイントドラゴンファイヤーにて確認できる。

構成機体

トライボンバー
本体を構成。
ライオボンバー
胸部を構成。ライオンの頭部を出した状態となっている。
バードボンバー
左腕と左足を構成。
ダイノボンバー
右腕、右足を構成。
ホーンボンバー
トライボンバーの強化パーツ及び頭部となる。

登場作品と操縦者

VXT三部作

スーパーロボット大戦V
第18話でトライボンバーから強化される形で参入。改造もトライボンバーのものを引き継ぐ。
参入時点においては、改造段階が同じならマイトガインより強いほど。・・・もっとも、マイトガインはパワーアップイベントが多いため、ストーリーが進むにつれて逆転され、どんどん水をあけられる事になるが。
原作ではマイトカイザーに次ぐ空中戦力だったにも関わらず、飛べない。気になる人はこの手前頃で(しかも日本ルートの場合ウォルフガングから)手に入るフライトモジュールでカバーすることになるだろう。
強化前と比べるとガントレットのEN消費が下がり、弾数性のバトルランチャーが追加された為継戦力はやや上がった。それでも決して燃費は良い方ではない為フォローは必須。
スーパーロボット大戦X
最初からこの形態で参入。基本的な性能は精神コマンドが変わった程度で、『V』と変わらず。
エーストークでは、分離形態ではなくこちらの姿で登場するようになった。
スーパーロボット大戦T
今回も最初からこの形態。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

ボンバーブレイク
所謂ロケットパンチ。拳のみを飛ばす。
劇中未使用だが、SRWで採用されている。
バトルランチャー
右肩に追加されたミサイルランチャー。原作ではこれがメイン武装兼必殺技のような扱い。
『V』ではボンバーガントレットを上回る準必殺技、『X』以降は最強技となっている。
バトルバースト
胸部から発射する火炎放射。トライボンバー時のボンバーミサイルに代わる武装。
原作では頻繁に使っているが、SRWでは現段階で不採用。なおライブラリの解説文ではバトルボンバーの武装として紹介されている。

必殺技

ボンバーガントレット
抜き手で相手の胸部を貫きコアを握り潰す技。
原作ではトライボンバー時の必殺技だが、『新世代ロボット戦記ブレイブサーガ』やSRWではバトルボンバー時にも使用可能。
ボンバークラッシュ
空中から急降下しての飛び蹴りで、相手を貫く。
原作ではトライボンバー時に1度使用したのみだが、SRWではバトルボンバー時のみ使用可能な必殺技。

合体攻撃

ジョイントドラゴンファイヤー
『X』から追加されたグレートマイトガインガードダイバーブラックマイトガインとの合体攻撃。バトルボンバーは猛獣特急で4輌目に位置する。
勇者特急隊の全ロボが列車形態で連結し、ドラゴン型の炎に包まれながら突撃する六体連結攻撃(ユニット化されていないマイトガンナーも加わるため)。残念ながらグレートマイトガインからのみ発動可能であり、バトルボンバーからは使用不可。

移動タイプ

返す返すもVXT三部作ではいずれにおいても飛べない。その割に空適応はAというどこかで見たような状態である。

サイズ

M

カスタムボーナス

HP+1000、装甲値+300、照準値+30
VXT三部作全てで採用。『V』でのトライボンバー時のものをそのまま引き継いでいる。装甲値はヒーロースキルによる補正とも相まってマジンガーにも迫る(『T』ではほぼ上回れる)ほどになる。

パイロットステータス

精神コマンド

V
ド根性不屈気合必中突撃熱血
XT
根性不屈気合必中突撃熱血

特殊スキル

VXT
ヒーローL8、底力L5、援護攻撃L2

エースボーナス

HPが30%以下で、一度だけ、精神コマンド「不屈」「根性」がかかる。
V』、『X』、『T』で採用。

機体BGM

「レッツ・マイトガイン!!」
マイトガイン合体時の挿入歌。第20話で流された映像『勇者特急マイトガイン 激闘の記録』にてこのBGMと共に戦闘シーンが流されている。

人間関係

大阪次郎
開発者。
旋風寺舞人
勇者特急隊の隊長。
ガインガードダイバーマイトガンナー
仲間。
雷張ジョー
トライボンバー時代に叩きのめされた因縁の相手。ただし作中ではあくまでマイトガインの仇として挑んでおり、自分が大破させられた事はそこまで気にしていない模様。
パワーアップしたはずのバトルボンバーでも力関係は変わらず、一方的にやられてしまった。

名台詞

「猛獣4体合体は伊達じゃない!」
初陣となる第17話より。シュタルク4126の攻撃を受けながらも体勢を立て直し、着地して見せた際の台詞。
「バトルボンバー、天に代わって悪を討つ!」
第22話における合体完了の名乗り。マイトガインを撃破した飛龍に攻撃を仕掛け、そのまま戦いが勃発。バトルボンバーとしての再戦となるが…。
ゲームでは戦闘時の台詞に採用。キャラクター事典にも収録されているが、本編と異なり歌舞伎のような口調になっている。
「一発逆転! それがヒーローの勝ち方ってもんよ!」
第45話より。洗礼ロボットに吹き飛ばされても、再び立ち上がり、言い放った台詞。
ゲームでは瀕死時の台詞に採用されている。
「ま、舞人……本物のヒーローは……お前だ。そして……本物のヒーローは……土壇場でも、一発逆転して勝つんだ…! すまねぇが、後は頼んだぜ……」
第46話より。洗礼ロボ・ツェットの剣撃から舞人とグレートマイトガインを庇い、胸を刺し貫かれたバトルボンバー。彼らに勝利を託し、爆発した…。

迷台詞

「そらロボットいうても勉強は大切や。陽が昇る小学校に行っててな」
『歌のアルバム』収録のミニドラマ「爆笑・ロボット漫才!!」より。ガードダイバーとの漫才での発言。バトルボンバーがボケ役であり、この直後社内ネタ及び声優ネタを交えた台詞が続く…。

スパロボシリーズの名(迷)台詞

「で、相談なんだが、さらなるパワーアップのためにもっと合体数を増やしてくれ!」
浜田「へ…?」
「最終目標は100体合体、スーパーウルトラデリシャスデラックスパーフェクトマックスハイパーアルティメットゴージャスボンバーだ!」
中断メッセージ「バトルボンバーのパワーアップ」より。そんなに合体したら真ドラゴンのようなロボットになってしまうような…?そして名前のセンスがボスボロットのスペシャルDXボロットパンチレベルである…というか締めが「ボンバー」なだけに『燃える!お兄さん』のロッキー羽田の技「スーパーウルトラグレートデリシャスワンダフルボンバー」みたいになってしまっている。
ちなみに『X』のジョイント・ドラゴン・ファイヤーを合体に換算すれば21体合体までは実現しており、敵サイドではアジアマフィアがブロック状のロボ・ランラン号が3000体合体する万里の長城型メカ(SRW未登場)を使用している。

余談

  • ライオボンバー及びホーンボンバー、バトルボンバーを演じる巻島直樹氏は、勇者シリーズ全作において数々の勇者ロボ、敵役などを担当したシリーズと縁の深い声優である。
  • ボンバーズのメインテーマである「吠えて発進!ボンバーズ」はヒロイックな曲調故か、ボンバーズだけでなく、勇者特急隊のテーマのように扱われている(マイトガイン、マイトカイザーの合体BGMとして使われた事も)。
  • 本機の合体システムは後に『勇者指令ダグオン』(SRW未参戦)のスーパーライナーダグオンにブラッシュアップした形で受け継がれている。