シュメル・ヒュール

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シュメル・ヒュール (Shumer Hule)

ラ・ギアスの「剣聖」にして「不易久遠流」正当伝承者の一人。ラングランの「剣皇」ゼオルート・ザン・ゼノサキスは、好敵手にして親友。世界大会三連覇の功績からバゴニアにおいては英雄として遇されており、その人望から政界にも影響力を持つ。現在はバゴニア軍の武術師範を務めているが、ゼオルートの話では引退しているとのことなので、名誉職かもしれない。

初対面の際にリューネがつい口にしたように、一見とっつきづらい人物。普段は押しかけ弟子のロザリーと暮らしている。趣味は絵を描くことだが、シュメルの芸術を理解してくれたのは、作中ではゲンナジーただ一人だった。彼の絵に評価されるべき芸術性があるのかどうかは定かではない。

作中ではシュテドニアス連合国ズヴァイク・ノボトニーと同様に、死んでしまうことが多い人物。

登場作品と役柄

旧シリーズ

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
スポット参戦だが、彼のルジャノール改が強すぎるので問題ない。なお、彼が死なないルートを通る場合はファングは仲間にならない。その一方で、彼が死亡した場合は、ファングはその弔いとして主役張りの活躍を見せてくれることがある。

魔装機神シリーズ

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
主な役回りはリメイク前と同じ。ルートの九割で死亡するためか、続編にて鬼籍に入る展開が正史として扱われた。

人間関係

バゴニア連邦共和国

ジノ・バレンシア
弟子。バゴニア軍少佐。
ロザリー・セルエ
自称フィアンセの押しかけ弟子で、ともに暮らしている。ロザリーがシュメルのもとにいたのは父親の仇討ちのためだが、シュメルが彼女の目的を察していたのかは不明。
ゼツ・ラアス・ブラギオ
バゴニアの魔装機開発者。私怨によりラングランとの戦争を望んでいるゼツにとって、無益な戦争に反対するシュメルは目の上のタンコブ。

神聖ラングラン王国

ゼオルート・ザン・ゼノサキス
性格は対照的だが、ともにラ・ギアスに並び立つ剣の達人。友人としての交流もあった模様。
プレシア・ゼノサキス
ゼオルートと同様に面識あり。ルート次第では、シュメルが新技習得のきっかけを作ってくれる。
ファング・ザン・ビシアス
友人の弟子。ゼオルートと友人であることから彼とも面識があったようで、シュメル死亡直後のシナリオ「ファング絶叫」では、シュメルの死に怒り、ファングが主役顔負けの活躍を見せる。

アンティラス隊

ゲンナジー・I・コズイレフ
作中ではシュメルの芸術の唯一の理解者。そのためかシュメルにたいそう気に入られたようで、不易久遠流の技を教えてもらっていた。

シュテドニアス連合国

レッフェン・ダスドレーシュ
兄弟子。

名台詞

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL

「わが不易久遠流は無敵の剣……たとえ、魔装機の性能がどうあろうと関係ない」
「復讐鬼ゼツ」で、ゼツがバゴニア兵にシュメル捕縛を強要した際のもの。一撃で魔装機を破壊し、この発言を実際に証明してみせた。それを見たゼツはシュメルの脳を抉りだすことを思いついたようで、何と自分が連れてきた兵士を皆殺しにするとシュメルを脅した。このルートではシュメルは助かるが、助からないルートでも同趣旨のイベントがあるケースがある(「囚われの剣聖」)。
「貴様はただ、ラングランに復讐したいだけであろうがっ!!」
「囚われの剣聖」で、対ラングラン戦争反対を議員に説いたシュメルに対し、国益を持ち出して非難したゼツへ一喝。実際その通りなのでゼツは反論不能に陥った。
「おお、おお!! わかってくれたか!! いやあ、まさかこのような所に私の芸術の理解者がいようとは! 今のセリフ、ロザリーにも聞かせてやりたいものだ」
「復讐鬼ゼツ」のエンドデモにて、ゲンナジーに絵を絶賛されて。今までよほど理解者がいなかったのだろうか。

関連用語

世界大会
正式名称はおそらく「剣術世界大会」と思われる。ラ・ギアスで2年に一度行われている最も権威ある剣術の大会。国家間の戦争などによる中断記録を挟みつつも2000を越す開催回数を残している。記念すべき第一回は新暦の803年。
判明している優勝者は3名(チェンブル・ゼオルート・シュメル)。
ルールは実戦形式と単純。致命的な一撃を被った側が敗北者となる。防具の着用は認められているが、模擬剣に魔法を乗せて放つ流派の剣士達が出場するため毎回かなりの数の負傷者がでるらしい。