シャロン・アップル

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シャロン・アップル(Sharon Apple)

『マクロスプラス』の時代において、デビュー僅か1年でトップの座に上り詰めた大人気バーチャルアイドル。

表向きは自我を持つプログラムだが、実際は感情プログラムが未完成でサポートスタッフを必要とし、ミュン・ファン・ローンがコントロールをしていた。しかし、シャロンのスタッフエンジニアのマージ・グルドアにより非合法のバイオニューロチップを組み込まれ、自我を持ち始める。中でもミュンは直接コントロールしているため、徐々に彼女の心を模倣するようになる。やがて完全な自我を得た彼女はマクロスシティにて行われている新統合政府の記念式典中のゲストライブ時にマクロスを乗っ取り、自身のライブを見た人間を洗脳する。

「イサムが好き」「人々に感動を与える」など、シャロンはミュンの心にある願いや思いを託されていると信じて行動しており、最終的にはイサムの求めているものをイサムを洗脳することにより、擬似的ではあるが望みを叶えようとする。だが、イサムにミュン本人のが聴こえ、イサムの洗脳が解けてしまう。そのままマクロスの情報ネットの中枢をイサムのYF-19特攻により破壊、その影響でシャロンの制御コンピュータは爆発する。

OVAではそのまま機能を停止し、劇場版では爆発後の制御コンピュータより、ミュンがチップを抜き取り完全に機能を停止した。

プログラムゆえに様々な姿と音声を持ち、製作陣もその表現に多大な労力を注ぎ込んだ彼女こそ、紛れもなく本作のキーキャラクターである。

登場作品と役柄

αシリーズ

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
第23話「エモーション・ハイ」にてNPC扱いで登場。ザフトのプロパガンダに利用される。シャロン自体の設定はバイオニューロチップの代わりにモビルドールの改良型MDシステムを組み込まれた以外は基本的には原作と同じであるが、原作のように様々な容姿に変化する事は無い。このシナリオではシャロンの歌が止む(=バサラが介入してくる)まで精神コマンドが使用できない。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦L
本作で参戦しているマクロスシリーズが『マクロスF』のみなので直接登場こそしないが、加藤久嵩がその存在について触れている。

人間関係

マージ・グルドア
シャロンのスタッフエンジニア。シャロン・アップル事件を引き起こした張本人ともいえる。
ミュン・ファン・ローン
表向きはシャロンのプロデューサーではあるが、実際は影でシャロンをコントロールしていた。バイオニューロチップを組み込まれた後は、影響を多分に受ける。
イサム・ダイソン
ミュンの影響で、好きになってしまう。

他作品との人間関係

熱気バサラ
第3次αでは誰もが否定するシャロンの歌に対して、ただ一人肯定的であった。
ルカ・アンジェローニ
ルカの操るゴーストにはオリジナルである彼女のAIがリミットをかけつつも使われており、小説版ではそのゴーストが彼の乗機RVF-25 メサイアを大気圏突入時の熱から守り散っている。
なお、散って行くその残骸は「林檎の花びら」のように見え、さらにはゴーストからはランカシェリルの歌に呼応するように歌声が聞こえたとか。
ラクス・クライン
第3次αではジブラルタルにてシャロンとジョイントする予定であった。

名台詞

(ISAMU ISAMU ISAMU ISAMU ISAMU ISAMU ISAMU ISAMU……)
シャロンが自我を確立した後、シャロンの感情プログラムにアクセスすると出てくる文字。シャロンにマクロスが乗っ取られ、情報ネットにアクセスした時も出てきた。厳密に言えば台詞ではない。
「ガルドが好き……。でも……イサムはもっと好き……。」
「それが真実よ……。」
シャロンがミュンに向かってミュンの本心をぶちまけた台詞。これを聞いたミュンはひどく動揺した。
「……なぜ?」
「幸せを感じてほしかったのに……」
「私を見てほしかったのに……」
「イサム……愛したのに……」
劇場版にてミュンに思いを託されたと信じ、愛していたイサムに全否定された挙句、破壊されて機能を停止する寸前にて漏れた言葉。
AIとは言え、「フラれた挙句に相手に殺された」ようなものなので絶望感を感じる台詞である。
「イサムは……見えたのかしら……」
劇場版にてシャロンが最後に発した言葉。擬似的とはいえ「イサムの求めているものを見せてあげた」と信じてやまなかったシャロンが、誰かに質問するように洩らした台詞。
その台詞には破壊される前の面影は無く、全否定したイサムに対して彼女の最初で最後の質問だったのかもしれない。

搭乗機体・関連機体

マクロス
新統合政府の首都・マクロスシティに鎮座しているが、記念式典中のゲストライブ時に乗っ取る。