ガルベルス

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ガルベルス(Galbels)

ツェントル・プロジェクトで開発されたTEアブゾーバーの10号機。ガルムレイドサーベラスの運用データ、そしてブレイズイグナイトの設計を参考に、双方のいいとこ取りで造られた機体。
開発コード「MODEL-X」「MX」。名前も「ガル」ムレイドとサーベラス(ケル「ベルス」)の合成になっている。

TEエンジンとラズムナニウムの同時運用、というプロジェクトのコンセプトをようやく実現した機体であり、イグナイト同様のリバーシヴル・トランスフォーム機構を搭載している。ガルムレイドに似た通常形態『モードG(ガルムレイド)』と、砲撃戦形態の『モードC(サーベラス)』を持つ。

モードGからモードCへの変形プロセスはかなり複雑で、

  • 頭部が前に倒れる
  • マニピュレータが引っ込む
  • 胸のプレート部が畳まれる
  • 脚部前部の装甲が上下反転
  • 肩部が上方に向く
  • 両腰のパーツが前に移動
  • 両腕を接続する部分が丸ごと前方へスライド
  • 上を向いた肩部に両腕部を接続
  • 背部のユニットが倒れた後二つに分かれ、前方に回される
  • スピンエッジが左右に倒れ、真ん中の連結パーツが上腕として接続される
  • スピンエッジ先端からマニピュレータを競り出す
  • 変形完了

となる。

ミタールはAI1の状態を危険視し、この機体のパイロットにドゥバン・オーグを選択していたが、AI1に拘泥するエルデはミタールを射殺、独断で機体を持ち出してAI1を搭載。グランド・クリスマスでハガネ隊を迎え撃ったが、メディウスの強さの根源だったアルベロを欠いた上、彼から機動兵器の在り方を学んでいたAI1の不調が重なっては叶うはずもなかった。

ノーマルルートではそのまま行方不明だが、ハードルートに進むとルイーナ壊滅後にアレス・ガイストと共に現れる。クロスゲートのエネルギーを吸収して暴走したアレスを取り込んだことにより、コアとなっていたAI1が肥大、異形の存在へと変貌することになった。

これらからもわかるように、MXにおけるメディウス第三形態の立ち位置を担う機体である。

登場作品と操縦者

スーパーロボット大戦MX
開発コードで呼ばれており、一応開発は進められていたが、ミタールの死でプロジェクトが瓦解したため日の目を見ることはなかった。

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
地上ルート「紅の聖誕祭(後編)」で初登場。ノーマルルートだとそこにしか出てこない。ちなみに、撃墜すると高性能電子頭脳を落とす。それって・・・。

装備・機能

武装・必殺武器

ミサイルランチャー
主にモードCで使用される武装。モードGの両肩からミサイルを放つ。
ターミナス・キャノン
背部に装着されているロングレンジキャノン。モードCで展開される。
ダブル・ファング・ナックル
ガルムレイドの「ファング・ナックル」の強化型。両腕からビームファングを出力し、射出後に組み合わせて敵機を噛み砕く。

必殺武器

サンダーボルト・スピンエッジ
「サンダー・スピンエッジ」の強化型。背部の円形ユニットを離脱・接続して脚部に装着、跳び上がって蹴り落としを見舞った後、跳び蹴りで突っ込んで切り裂く。この円形ユニットは、モードCの両腕となるが、一部変形によってモードGのまま展開することも可能。
ターミナス・デストロイヤー
サーベラスの「ターミナス・キャノン」の強化型。モードCに変形してミサイルでかく乱した後、背部キャノンを展開してターミナス・エナジーで撃ち貫く。なお、この武器で入る諸々の変形エフェクトはかなり力が入れられており、必見。
ケルベルス・エクスキューション
両形態の特徴を生かしたコンボ攻撃。ダブル・ファング・ナックルを撃ち出した後跳び上がり、スピンエッジを腕に変形させてナックルが押し込んで来た敵機を捕獲、ビームで追撃をかけた後放り出す。その後、ナックル部分のみ変形させてミサイルを放った後、改めて変形、デストロイヤーでトドメ。

特殊能力

TEスフィア
フルブロック
HP回復(小)
EN回復(大)

移動タイプ

サイズ

L

BGM

「Medius Locus」

対決・名場面など

関連機体

ガルムレイド
サーベラス
原型機。

話題まとめ

資料リンク

リンク

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