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:イェッツトレジセイア追撃に失敗した彼を保護していた。
 
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;[[ヒューゴ・メディオ]]
 
;[[ヒューゴ・メディオ]]
:レジセイア追撃で瀕死の重傷を負った彼を治療。エリックの見立てでは意識が戻っても復帰は絶望的だった。しかし……。
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:レジセイア追撃で瀕死の重傷を負った彼を治療。エリックの見立てでは意識が戻っても復帰は絶望的だった。しかし、第2次OGで現場復帰することになる。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;「グランゾンはの、その気になれば、連邦軍なんざ1日で壊滅させることが可能での」
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;エリック「グランゾンはの、その気になれば、連邦軍なんざ1日で壊滅させることが可能での」<br />アルベロ「1日で? 信じられん話だな」<br />エリック「んむ。ワシも以前それを口走った時、周りの連中からえらく叩かれての」
 
:OG外伝でアルベロに[[グランゾン]]の危険性を説明して(同趣旨の指摘は設定だけの時から存在した)。従来からこのことを警告してきたようだが、周囲からは全く信用されていないらしい(が、真実であろう)。もっとも、旧シリーズ後のSRWでは[[グランゾン]]に匹敵する機体が次々と登場しているが。
 
:OG外伝でアルベロに[[グランゾン]]の危険性を説明して(同趣旨の指摘は設定だけの時から存在した)。従来からこのことを警告してきたようだが、周囲からは全く信用されていないらしい(が、真実であろう)。もっとも、旧シリーズ後のSRWでは[[グランゾン]]に匹敵する機体が次々と登場しているが。
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;「どっちの方かの? 二人おるからの」
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:ザパトに「例の男の様子はどうだ」と尋ねられて。クライ・ウルブズが回収して来たのはアクセルだったが、これ以前に何かを回収した描写があるのはアースクレイドル。[[イーグレット・フェフ]]ではないかと言われており、事実それを裏付ける描写も数多いが……。
 
;「シシシの虫……いや、獅子身中の虫にならなければいいがの」
 
;「シシシの虫……いや、獅子身中の虫にならなければいいがの」
 
:イェッツトの有望性を語るザパトに対して。危険なものだと言う事はわかっていたらしい。
 
:イェッツトの有望性を語るザパトに対して。危険なものだと言う事はわかっていたらしい。
 
;「もう一人の眠り王子……いや、眠りトカゲじゃな。こちらの言う事を聞くかの」
 
;「もう一人の眠り王子……いや、眠りトカゲじゃな。こちらの言う事を聞くかの」
:レジセイアを前に、「ラズムナニウムが適合しなければあの男の目覚めを待つ」と述べたザパトに対して。「眠り王子」の方はアクセルだったが、「自律金属細胞に通じた」眠り「トカゲ」とはまさか……?
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:レジセイアを前に、「ラズムナニウムが適合しなければあの男の目覚めを待つ」と述べたザパトに対して。「眠り王子」の方はアクセルだったが、「ミタール達と対立している」「自律金属細胞に通じた」眠り「トカゲ」とは、やはりフェフなのだろうか?
 
;「むむむむむ……あんなものが潜んでおったとはの」<br />「このエリック・ワンの目を以ってしても見抜けなかったでの」
 
;「むむむむむ……あんなものが潜んでおったとはの」<br />「このエリック・ワンの目を以ってしても見抜けなかったでの」
 
:ソウルゲインの中から突然現れた[[ペルゼイン・リヒカイト]]に対するリアクション。これは見抜ける方が凄いだろう。なお、同様のネタはOG1キョウスケルートで[[ショーン・ウェブリー|ショーン]]が使っている。
 
:ソウルゲインの中から突然現れた[[ペルゼイン・リヒカイト]]に対するリアクション。これは見抜ける方が凄いだろう。なお、同様のネタはOG1キョウスケルートで[[ショーン・ウェブリー|ショーン]]が使っている。
 
;(その日は近い…か。ワシの新型は間に合いそうにないの)
 
;(その日は近い…か。ワシの新型は間に合いそうにないの)
:イェッツト撤退後、去ったシュウを考えて。事実、この後の戦いでシュウとグランゾンは打倒され、エリックの設計した「対グランゾン用」の兵器はその意味を失うこととなった。<br />尤も、グランゾンはその後「OGサーガ版LOE」にて、ラ・ギアスにおいて修復されていたのだが。
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:イェッツト撤退後、去ったシュウを考えて。事実、この後の戦いでシュウとグランゾンは打倒され、エリックの設計した「対グランゾン用」の兵器はその意味を失うこととなった。<br />グランゾンはその後「OGサーガ版LOE」にて、ラ・ギアスにおいて修復されたが、シュウが己を取り戻した今、それを破壊するための兵器はもはや必要ないであろう。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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:シュウと共にこの機体を開発した。それだけにスペックを熟知しており、カウンター兵器を設計していた。が、結局完成は間に合わなかった。
 
:シュウと共にこの機体を開発した。それだけにスペックを熟知しており、カウンター兵器を設計していた。が、結局完成は間に合わなかった。
 
;[[ソウルゲイン]]
 
;[[ソウルゲイン]]
:クライ・ウルブズの回収して来たこの機体を修復。完璧に修復するだけにアクセルから「少し違和感を感じる」とまで答えるほどである。
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:クライ・ウルブズの回収して来たこの機体を修復。完璧に修復するだけにアクセルから「少し違和感を感じる」とまで答えるほどである。また、エリック当人はこの機体をターミナス・エナジー・アブゾーバーの参考、あるいは代替機として使おうと考えていた。大本の「EG」は生体エネルギーで動いていた可能性があるため、ひょっとしたら意外と上手く行ったかも知れない。
 
;対グランゾン用の機動兵器
 
;対グランゾン用の機動兵器
 
:設計していた新型。ソウルゲインのデータやツェントル・プロジェクトの技術を盛り込み、グランゾンを上回る性能を持つはずだったが、完成前にグランゾンが消滅したため未完成に終わった。完成したとしても、[[ネオ・グランゾン]]に対抗できたかは謎。一部では「グランゾンに対抗できる」という点から「アストラナガンではないか」という予想まで立てられていたが真相は不明。
 
:設計していた新型。ソウルゲインのデータやツェントル・プロジェクトの技術を盛り込み、グランゾンを上回る性能を持つはずだったが、完成前にグランゾンが消滅したため未完成に終わった。完成したとしても、[[ネオ・グランゾン]]に対抗できたかは謎。一部では「グランゾンに対抗できる」という点から「アストラナガンではないか」という予想まで立てられていたが真相は不明。

2012年11月22日 (木) 12:49時点における版

エリック・ワン(Eric One)

シュウ・シラカワと共にグランゾンを開発した人物。よく言えば人懐っこく、悪く言えば馴れ馴れしい接し方をする好々爺といった印象だが、その実は掴みどころの無い性格で、何を考えているのか分からない人物。彼に対するシュウの接し方が、それを物語っているだろう。

シュウの天才的技術で開発されたグランゾンの詳細を知っており、その危険性を指摘している。対グランゾン用のカウンター兵器を開発する為にツェントル・プロジェクトに参加しているが、もしツェントル・プロジェクトの兵器がグランゾンを凌駕すれば、その都度カウンター兵器を開発するであろう事から、上昇志向の天才科学者という印象がある。

一方、グランゾンの脅威を警告したり、イェッツトの開発に反対している事から、それなりの常識や思慮深さを備えており、ただのマッドサイエンティストの類の人間ではないと見ることもできる。仲間を失ったアルベロを気遣うなど、人間味も兼ね備えている。

ファミコン版「旧シリーズ」『第2次スーパーロボット大戦(第2次)』の説明書でのグランゾンの解説文章において、「もしパイロットが人知を超えた能力を持っていればグランゾンは1日で世界の戦力を壊滅させることも可能だろう」とエリック・ワンが語ったことが書かれている。これがエリック・ワンの名前の初出である。彼のこの言葉はグランゾンが出てくるSRWの説明書や攻略本にもずっと引用され続けたが、当のエリック・ワンが何者なのかについての説明は長らくされていなかった。彼がキャラクターとして実際に初登場したのは『第2次』から実に16年後に発売された『スーパーロボット大戦OG外伝』である。

登場作品と役柄

OGシリーズ

スーパーロボット大戦OG外伝
今回はツェントル・プロジェクトの関係者として登場。あのシュウを言いくるめるほどの人物であり、その真意は底が知れない。ツヴァイザーゲインシステムXNに目をつけ、クライ・ウルブズに捕獲するよう命じるが、不慮の出来事でソウルゲインアクセルを回収することになる。そこではアクセルの世話をするのだが…今後の展開が予想の付かない人物。

人間関係

シュウ・シラカワ
共にグランゾンを開発。シュウのことを「シーちゃん」と呼ぶが、シュウはその呼称を嫌がっていた。だが、わざわざエリックに別れを告げに来たところを見ると、悪しからず思っていたのであろう。エリックもシュウが死に急いでいることにうすうす気づいていた。
アクセル・アルマー
復活した彼の世話をした。エリックの依頼を義理堅く通している。
ミタール・ザパト
彼と共にツェントル・プロジェクトに参加しているが、真意は不明。
エルデ・ミッテ
同じくツェントル・プロジェクトに参加。今後の彼女の行動を見る限り、関連する重要人物として関わってくるのだろうか。
アルベロ・エスト
イェッツトレジセイア追撃に失敗した彼を保護していた。
ヒューゴ・メディオ
レジセイア追撃で瀕死の重傷を負った彼を治療。エリックの見立てでは意識が戻っても復帰は絶望的だった。しかし、第2次OGで現場復帰することになる。

名台詞

エリック「グランゾンはの、その気になれば、連邦軍なんざ1日で壊滅させることが可能での」
アルベロ「1日で? 信じられん話だな」
エリック「んむ。ワシも以前それを口走った時、周りの連中からえらく叩かれての」
OG外伝でアルベロにグランゾンの危険性を説明して(同趣旨の指摘は設定だけの時から存在した)。従来からこのことを警告してきたようだが、周囲からは全く信用されていないらしい(が、真実であろう)。もっとも、旧シリーズ後のSRWではグランゾンに匹敵する機体が次々と登場しているが。
「どっちの方かの? 二人おるからの」
ザパトに「例の男の様子はどうだ」と尋ねられて。クライ・ウルブズが回収して来たのはアクセルだったが、これ以前に何かを回収した描写があるのはアースクレイドル。イーグレット・フェフではないかと言われており、事実それを裏付ける描写も数多いが……。
「シシシの虫……いや、獅子身中の虫にならなければいいがの」
イェッツトの有望性を語るザパトに対して。危険なものだと言う事はわかっていたらしい。
「もう一人の眠り王子……いや、眠りトカゲじゃな。こちらの言う事を聞くかの」
レジセイアを前に、「ラズムナニウムが適合しなければあの男の目覚めを待つ」と述べたザパトに対して。「眠り王子」の方はアクセルだったが、「ミタール達と対立している」「自律金属細胞に通じた」眠り「トカゲ」とは、やはりフェフなのだろうか?
「むむむむむ……あんなものが潜んでおったとはの」
「このエリック・ワンの目を以ってしても見抜けなかったでの」
ソウルゲインの中から突然現れたペルゼイン・リヒカイトに対するリアクション。これは見抜ける方が凄いだろう。なお、同様のネタはOG1キョウスケルートでショーンが使っている。
(その日は近い…か。ワシの新型は間に合いそうにないの)
イェッツト撤退後、去ったシュウを考えて。事実、この後の戦いでシュウとグランゾンは打倒され、エリックの設計した「対グランゾン用」の兵器はその意味を失うこととなった。
グランゾンはその後「OGサーガ版LOE」にて、ラ・ギアスにおいて修復されたが、シュウが己を取り戻した今、それを破壊するための兵器はもはや必要ないであろう。

関連機体

グランゾン
シュウと共にこの機体を開発した。それだけにスペックを熟知しており、カウンター兵器を設計していた。が、結局完成は間に合わなかった。
ソウルゲイン
クライ・ウルブズの回収して来たこの機体を修復。完璧に修復するだけにアクセルから「少し違和感を感じる」とまで答えるほどである。また、エリック当人はこの機体をターミナス・エナジー・アブゾーバーの参考、あるいは代替機として使おうと考えていた。大本の「EG」は生体エネルギーで動いていた可能性があるため、ひょっとしたら意外と上手く行ったかも知れない。
対グランゾン用の機動兵器
設計していた新型。ソウルゲインのデータやツェントル・プロジェクトの技術を盛り込み、グランゾンを上回る性能を持つはずだったが、完成前にグランゾンが消滅したため未完成に終わった。完成したとしても、ネオ・グランゾンに対抗できたかは謎。一部では「グランゾンに対抗できる」という点から「アストラナガンではないか」という予想まで立てられていたが真相は不明。