エタニティ・フラット
エタニティ・フラット(Etanity flat)
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇においてアオの星を中心とする一帯の宇宙に発生していた絶対時間遅延現象。この仕掛け人はサイデリアルに属する正体不明のスフィア・リアクターであり、監視者としてジェミニスが派遣されていた。
「時の牢獄」とも呼ばれるこれが完成した場合、次元境界線は閉鎖状態で安定し、地球へ転移することも、地球から転移することも出来なくなり、バアルの襲撃から完全に守護される。ただし、その副作用として牢獄内の絶対時間は完全に停止し、老いることも生まれることもなくなり、死だけが残って緩やかな滅亡へと転がり落ちていくことになる。これは、太極の意志によって先んじてパラダイムシティで実験されていた内容と同じ。
Z-BLUEはこれを阻止すべく、手がかりとなるジェミニス所属のリアクター、ガドライト・メオンサムを追って戦い続けていた。また、シャア・アズナブルはこの事実に先んじて気づいており、特異点である自身とフル・フロンタルが一所に揃い、さらに全ての始まりである新世時空震動発生の状況と見られるアクシズ落としを再現するために真意を隠したまま立ち回り、最終的に時空修復の成功によってエタニティ・フラットは回避された。
サイデリアルがアオの星にこれを起こそうとした理由は前述の通り、バアルの襲来と「根源的な災厄」から守るためだったようだが、真意は不明。
類似した計画
実は、この現象は第2次スーパーロボット大戦OGにおけるバラルの計画、「総人尸解計画」とよく似ている。 この計画は、ガンエデンの結界によって、「空の彼方より来る災厄、破壊神や邪神から逃れた者達の楽園」である地球を完全に封印し、内部・外部を問わず転移及び通過を禁じ、さらに地球の人間を尸解によって仙人と化すことで永劫の楽園を作り出そうというものだが、
- 地球との行き来を封じる結界
- 時間の止まった生命
- 仕掛け人は「神」とその代行者
- 人の意志を増幅する機構によって結界が張られる/次元境界線が封鎖される
- 空の彼方から来る災厄の回避手段
という、主な要素が共通しており、手段と状況が違っている。
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