キサブロー・アズマ
キサブロー・アズマ(吾妻喜三郎 / Kisaburo Azuma)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 声優:チョー(ドラマCDより)
- 種族:地球人(日本人)
- 性別:男
- 年齢:68歳
- 出身:東京浅草
- 所属:テスラ・ライヒ研究所→EOTI機関→民間人(アズマ研究所)
- 役職:博士
- キャラクターデザイン:河野さち子
東京浅草に民間研究所「アズマ研究所」を構える科学者。かつてはテスラ・ライヒ研究所で特機(スーパーロボット)の開発をしていた。現所長であるジョナサン・カザハラとは家族付き合いの親友であり、彼の息子であるイルムの過去についても色々と知っているらしく、イルムを狼狽させる事も。
その後、ディバイン・クルセイダーズ(DC)の前身EOTI機関に所属していたが、一方で地元・浅草に自前の研究施設であるBFベースを建造していた。これには、ある事情が存在する。
浅草に転移出現してきた機動兵器「コンパチカイザー」を回収したキサブローは、その操り手であり、肉体を失っていた戦士ロアから彼の宿敵「ダークブレイン」の存在を知らされ、来るべき時に備えてカイザーの修復を行っていた。 しかし、元々異世界の機体である上に、カイザー自体が残骸に近い状態であり、携われるスタッフがキサブローのみという悪条件が重なって作業は難航。他の機動兵器の技術を取り入れつつ修理改造を続け、20年という歳月をかけてようやくコンパチブルカイザーとして完成させることに成功したが、肝心の乗り手がいない状態だった。
カイザーはロアの魂を宿したロア・アーマーの適合者にしか操れず、キサブローにはその資格がなかったため、後にコウタ・アズマがロアに選ばれるまで、カイザーは研究所に死蔵されていた。
その後もEOTI機関に所属してはいたが、異星人による侵略を危惧し、地球圏の武力統一を考えていたビアンの思想には賛同出来ず、話し合いの結果、特別許可を得て機関を去る。DC戦争の勃発はこのしばらく後のことである。
OG外伝ではパテント(特許)をいくつか持っている事が判明する。また、アズマ研究所は外見は旧日本家屋だが、茶の間に用途不明の機器が置いてあったりとシュール。
名前の由来は、コンパチヒーローシリーズの『ザ・グレイトバトルIV』に出てきたキサブロー博士より。『ザ・グレイトバトルIII』にも「きさぶろう」というキャラは登場しており、これらはパンプレストの元お偉いさんでコンパチヒーローシリーズにはエグゼクティブプロデューサーとして携わっていた東喜三郎(ヒガシ キサブロウ)から。東をヒガシではなくアズマと読めば、キサブロー・アズマとなる。
登場作品と役柄
OGシリーズ
人間関係
- コウタ・アズマ&ファイター・ロア
- 孫であり、喧嘩っ早いが情にもろい、江戸っ子気質な性格。コウタがロアに選ばれた戦士になったことはキサブローにとっても運命的であったが…。
- ショウコ・アズマ
- 孫であり、コウタの妹。心優しく節約上手な性格。ショウコもまたロアと同じく選ばれた戦士となった。
- 戦士ロア
- 異世界の住人であり、彼から巨悪の存在とコンパチブルカイザーを託される。
- フォルカ・アルバーク
- 孫のショウコを連れ去ったことを水に流し、協力するように促し、彼に贖罪の機会を与えた。
- ミズホ・サイキ
- 新しいエクサランスについて、彼女に対して色々とアドバイスをした。
- ジャーダ・ベネルディ ガーネット・サンデイ
- ご近所に住む仲の良い家族。
- ジョナサン・カザハラ
- 古い友人であり、同じ特機開発をしていた。
- イルムガルト・カザハラ
- 家族で付き合いをしているとき、赤ん坊のイルムをあやしたことがある。
- ビアン・ゾルダーク
- 古い友人であったが、自分のやるべき事を伝えて袂を分かった。
- レーツェル・ファインシュメッカー
- 影ながらサポートしている仲であり、DC時代にも面識はある。
- ミチル・ハナテン
- 彼にGバンカランをあたえた。
- マイ・コバヤシ
- 初見で彼をロボット関係だと見抜いた(理由はアレだったが)。
名台詞
関連機体
- コンパチブルカイザー&Gコンパチブルカイザー
- 「コンパチカイザー」を修復した姿。
- Gサンダーゲート
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