ヤマガタケ
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ヤマガタケ | |
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登場作品 | 大空魔竜ガイキング |
声優 | 加藤修(現:加藤治) |
デザイン |
杉野昭夫(原案) 白土武(アニメ版) |
初登場SRW | 新スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
年齢 | 18歳 |
所属 | 大空魔竜戦隊 |
ヤマガタケは『大空魔竜ガイキング』の登場人物。
概要
大空魔竜戦隊のコンバットフォースの一員で剣竜バゾラーのメインパイロット。
元・大山部屋所属の力士で、幕下以下のふんどし担ぎに過ぎなかったが、肉弾戦においてはファン・リーに譲るものの、相撲で培った腕力で暗黒鳥人と渡り合う実力はあり、横綱より上の縦綱を名乗った事がある。
基本的に単細胞な性格で、惚れているフジヤマ・ミドリに弱く、ツワブキ・サンシローやピート・リチャードソンに対抗心を燃やした事もあり、その性格もあって作中では勝手な行動で失態を犯したり、コメディリリーフ的な役回りを務める事も多いが、一方で相撲の師匠である大山親方や恩人である古賀博士の窮地には真っ先に駆けつけようとする等、義侠心に熱い面もあり仲間達との信頼も厚い。
ちなみに全く泳ぐ事が出来ないという弱点もある。
登場作品と役柄
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 格闘と防御の伸びが良いレアな成長タイプ。意外なほど能力値は高く、この2点に関しては主人公ツワブキ・サンシローと同等以上になる。さらにLv3という最序盤で熱血を覚えるのが長所だが、乗機剣竜バゾラーが弱いのでメインを張れるのはその時期くらい。補給装置があり、精神コマンドとしては加速や激励を持つので、小隊員としては優秀。原作のように勝手な行動や、サンシローらへの対抗心が描かれないため、いまいちイベントでの存在感は薄い。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 『第2次α』から、ヤマガタケ自身は変更なし。宇宙マップが増えたため剣竜バゾラーの飛行できない難点が緩和され、使い勝手は向上。一方でサイズがM→Sに縮小したため、長所の装甲が削がれ防御性能が中途半端に。全体攻撃、特に特殊効果が苛烈になる終盤は被弾を避けたいところだが、防御系精神が鉄壁しかないのは痛い。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 初登場作品。猪突猛進型のキャラだが、今作では熱血を覚えない。補給を覚えるが、地上編で彼をレベル40まで育てるのはムチャほどではないがきつい。シナリオではサンシローと一緒に強制出撃したり、インターミッションではサンシローを茶化して喧嘩になりかけたりと割りと目立つ。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊技能
小隊長能力
パイロットBGM
- 「大空魔竜ガイキング」
- OP主題歌。
人間関係
- ツワブキ・サンシロー
- 仲間。第5話では彼の活躍に嫉妬し、揚句に自分の失態をサンシローのせいにする(独り言とはいえ)こともあった。しかし、9話では互いに連携プレイを見せてサンシローに感謝する等、以後の仲は悪くなく、基本的にはプライベートでも仲がよい。
- ピート・リチャードソン
- 仲間。互いの性格上、サンシローと同じく彼に反発する事もあり、ピートも彼の勝手な行動に苦慮する事もあった。
- ファン・リー
- 仲間。
- ハヤミ・ブンタ
- 仲間。企画段階ではヤマガタケとブンタは元々一人のキャラクターに統一されていたが、そのせいかヤマガタケとは対照的に真面目な性格。その性格もあってブンタはヤマガタケを窘めたり逆に振り回される事になるが、基本的にはチームワークは取れている。
- サコン・ゲン
- 仲間。味方内でも最も対照的といえる人物で、特にそれが強く表れた第28話ではコンピュータゲームで負けた事もあってか、サコンの天才振りを批難し、頭よりも体で動くと自認して彼の命令を無視したりしていた。
- ハチロー
- 弟分的存在で共に行動する事が多いが、彼に単細胞さを馬鹿にされる事もしばしば。
- 大文字洋三
- 上司。
- フジヤマ・ミドリ
- チームメイト。熱烈なアプローチを懸け続けるも、一向に叶わない。
- 古賀博士
- SRW未登場。考古学者で、かつて相撲取りになる為に上京しながらもスリの被害にあって途方に暮れた末に恐喝までやろうとしたヤマガタケを助け、彼に根性を教えた人物。ヤマガタケ自身、彼に強い恩義を持ち、ナスカの地上絵の調査で行方不明になった博士を真っ先に助けに行こうとし、暗黒ホラー軍団によって博士が死んでいた事実を知った際は激怒して無念を晴らそうとした。
- 大山親方
- SRW未登場。相撲取り時代の親方。ヤマガタケは強く慕っており、親方が負傷した際も駆けつけた。
- ウミボーズン
- SRW未登場。第29話で登場した怪力のデスクロス騎士で、ヤマガタケの古巣である大山部屋を荒らしまわって大山親方や新大関である大岩らを負傷させ、その後も場所が行なわれている国技館に乱入して当時の横綱であった北の湖、輪島に人気大関の貴ノ花(初代)をも倒す暴れぶりを見せた。そして国技館に駆けつけて彼と対決したヤマガタケはやはりパワーで圧倒されたが、屁をこいた事がきっかけで逆転勝利した。
他作品との人間関係
- 戸田突太
- 『第2次α』での自己紹介の際、彼にお笑い芸人だと思われ大いに凹む。
- ボス、西川大作、剛大次郎
- ふくよかな巨漢つながり。『第2次α』中盤の万丈主催のパーティーで彼らと共に大食漢ぶりを披露し、ミドリに「見てるだけでお腹一杯になる食べっぷり」と呆れられる。
名台詞
- 「どすこーい!」
- ヤマガタケがしばしば言う台詞。
- 「なんでい! なんでい! サンシロー、サンシローって一人だけが戦うわけじゃあるまいし、どなたかを忘れちゃございませんかってんだ!」
- 第5話でサンシローが活躍を評価される中での怒り。
- 「その援護及び一切ってのが気にいらねえんだよ。人には釣り合いって物があるんだよ!」
- 上の台詞の後、ファン・リーとブンタから窘められるが、ブンタの発言に対しこう言ってサンシローを怒らせる。
- 「ヘヘヘヘヘヘッ! えー元相撲取りとしてはだな、この方がぐっと自然的なんだよ!」
- ブンタのネッサーに同乗した際、わざわざ褌姿になった事をハチローに問われての台詞だが、ハチローには「ただの褌担ぎ(幕下以下)に過ぎなかったんだろ」と突っ込まれる。
- 「何を!? このまま見殺しにしろってんのかよ! ヘッ、それじゃこの俺様の人類愛がゆるさねえ」
- 破壊された船を見て救助しようとしたヤマガタケに大空魔竜はむやみに民間人を入れるべきではないと言ったハチローへの反論。良くも悪くもヤマガタケの正義感が表れているのだが、自分が泳げない事を忘れて飛び込み、結局は溺れそうになる。
- 「サ、サンシローのヤロー俺を殺そうとして爆弾なんか仕掛けやがってよ…」
- ドアを開けた途端に暗黒鳥人の仕掛けた爆弾で黒焦げになった際の台詞。勿論、ミドリに「違うわよ!」とツッコまれた。ここまでくると、嫉妬とか負けん気というよりノイローゼである。
- 「ふひぇ~ボクちゃんしやわせ~♪」
- 敵の空爆でうっかりミドリに抱き着いた時の台詞。ハチローも「つきあってらんないよ!」と呆れて蹴りを入れた。
- (古賀博士… 俺は土俵を捨てて大空魔竜の搭乗員になりました。この姿を一度博士にお見せしたかったのに…)
- 第9話より。恩人である古賀博士が行方不明という事実に一人涙に暮れるヤマガタケの心中。自分勝手で間抜けな言動が目立った第5話と比べると9話のヤマガタケは別人のようである。
- 「おかしいじゃないですか! ナスカ平原の辺りには地震帯はありませんよ!」
- ナスカ平原で大地震が起きた事を大文字博士から知らされた際の台詞。あまり頭の良く無さそうなヤマガタケにしては意外と知的な台詞である。
- 「くそう! これもみんなサンシローのせいだ! 奴がチームワークを乱さなければこんな事にはならなかったんだ!」
- 第12話でミドリが暗黒ホラー軍団に攫われた際の台詞。第5話と同じくサンシローのせいにしているが、一応はチームワークを考えている分、5話よりはまだましに見える。
- 「俺様は横綱の上の縦綱だ!」
- 第29話より。古巣の大山部屋を荒らしまわった仇敵ウミボーズンへの名乗り。
- 「だって、悪いのは相手なんだろ? それに喧嘩の一つも出来ないようじゃな、大空魔竜に乗る資格はないぞ!俺達はな、いつも敵と命を賭けて戦ってんだ! いちいち逃げてたんじゃこの地球は守れはしないぞ!」
- ガキ大将にヤマガタケから頼まれて買ってきた漫画本を盗られたハチローを責め、ミドリから窘められた際の台詞。漫画本を読めなかった個人的な怒りはあれど、ヤマガタケの言葉にも理はあるが、この後勇敢にガキ大将や暗黒ホラー軍団に立ち向かったハチローに対し、ヤマガタケは居眠りして窮地を招く失態を犯している。
- 「ヘッ、でっけえだけのノータリンよ」
- 最終話でダリウス大帝とデスクロス四天王が生身で大空魔竜とガイキングに立ち向かってきた際の台詞。しかし基本単細胞なヤマガタケも人の事は言えていない気がする。
- 「どうか、ラーメンと鯛焼きがたらふく食べられますようにおねがいしまーす!」
- 最終話のラストシーンで流れ星に願い事をした際の台詞。直前の平和を願うミドリとは対照的なヤマガタケらしい願い事である。
スパロボシリーズの名台詞
- 「こりゃあ、おったまげた。ピートが、サンシローをさとすとは。お天道さまが、西から昇らなきゃいいんだが?」
- 『新』第7話「クロノクルの反撃」より。『新』におけるヤマガタケの第一声。確かに珍しいがミドリに注意される。
- 「ピートも言うもんだね。おれは、ミードリさんにくっつきたい」
- 『新』地上編エンディングより。ピートの「オレの尻は操縦席にくっついているわけじゃないぜ」という発言を受けて。ある意味原作のイメージ通りの発言であるが、ハチローに「とうとうこわれちゃった」とまで言われる。
- 「悔しい…! 火星に続いて美女と知り合うチャンスを2度も逃がしちまった!」
- 『第2次α』第35話(月へ向かうルート)「大空魔竜、危機一髪!!」より。救出した被災者・エリカとサンシローが早速いい雰囲気になっているのを妬んでの発言。とは言うものの、キャラ的にそういう立ち位置なので「お気の毒」としか言いようが無い。