オンガレッド・キレシナ

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オンガレッド・キレシナ
登場作品

バンプレストオリジナル魔装機神シリーズ

声優 古川登志夫
デザイン 下山剛史
初登場SRW 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 ラ・ギアス人
性別
年齢 不明(30代)
所属 霍奕の細胞南部シュテドニアス聯合
役職
  • 霍奕の細胞委員長
  • 南部シュテドニアス聯合大統領補佐官
  • 南部シュテドニアス聯合大統領
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オンガレッド・キレシナは『魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

絶対民主主義の復古を提唱してアンティラス隊の前に姿を現した危険思想家。政治家・軍人・操者として非凡な才能を有しているが、人格は尊大かつ攻撃的で、非情。目的のためには手段を選ばない。同じように暴徒の集団を束ねるエリック・グレゴリックとは別の形で、非常に付き合いづらい人間として描写されている。

当初は霍奕の細胞の委員長としてラングランの階級制度を撤廃すべく活動していた。しかしラングランにあったアジトをアンティラス隊に壊滅され一時活動を中断する。中盤からはテロリストでの活動に限界を感じたのか南部シュテドニアス聯合に取り入り活動を再開する。その後、大統領補佐官にまで上り詰め南部の影の大統領とまで呼ばれるようになった。

ここからはルートごとに展開が異なり北部ルートでは電離プラズマ砲による圧倒的武力で他国を支配しようとするがアンティラス隊に阻止される。プレシアルートではヴォルクルス教団と接触を図るもアンティラス隊の妨害を受け失敗、逆転をかけ北部に一斉攻撃を仕掛けるがアクレイドに先読みされアンティラス隊とぶつかり敗北する。南部ルートではヴォルクルス教団の協力を得て北部を攻め南部の大統領に就任するがアンティラス隊を倒すための力をヴォルクルス教団に借りようとしたところヴォルクルスの生贄にされてしまう。

いずれのルートでも死亡するが実は生前に南部を掌握した際に、各国のテロリストに対して、大量に魔装機を格安で売っていた。さらにテロリスト間でネットワークを組み世界中でテロを起こしシュテドニアスから目をそらさせことをうまく運ばせアンティラス隊を分断させ各個撃破をしようとした。このテロリストネットワークはゲオード・サクリアに利用されることとなった。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

魔装機神シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
シナリオ「進水式」からの登場。霍奕の細胞の本拠を破壊されてからは、南部シュテドニアス聯合に加担するなど、終盤までの長い付き合いとなる。ルートによって辿る結末は様々。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力値[編集 | ソースを編集]

命中と回避に優れる。猛々しい上昇志向と闘争心を反映してプラーナ数値もまた高い。射撃と格闘は平均を下回る。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
必中ひらめき分析吸収気合熱血

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
射程延長、幻影、気配察知、PN回復

パイロットBGM[編集 | ソースを編集]

「迫り来る敵」

人間関係[編集 | ソースを編集]

ドレップ・フィールズ
副官。オンガレッドをして「最大の理解者」と絶対の信頼を置いている。
セニア・グラニア・ビルセイア
王族ということで最も敵愾心を燃やしている。
アクレイド・バロム
北部で最も警戒する相手。
ミオ・サスガ / サフィーネ・グレイス
この二人からは南部ルートで中ボス扱いされてしまう。特にサフィーネはオンガレッドを終始冷めた目で見ていた。
サティルス・ギャレール
南部ルートでは彼にまんまと利用されて命を落とすことに。
ジラン・ボロワーズ
南部の大統領。プレシアルートでは彼と信頼関係を築き、南部ルートではお互い利用しあう仲となり最終的には彼を大統領から引きずり落とした。
レッフェン・ダスドレーシュ
南部の将軍。命令を拒否しないことを良いことに彼に無理な作戦をさせ続けた。北部ルートでは彼を人質にサンドリーブ姉妹を従わせた。
ライコウ・ゼフェンバー
初対面では敵対するが北部ルートではエリアルを人質に取りアンティラス隊と戦わせた。
ロヨラ・ブラックバーン
南北戦争で補佐を務めていた地上人。オンガレッドに無差別攻撃を進言し、電離プラズマ砲の技術を提供したのも彼だった。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「大きな違いがある。私は今、南部シュテドニアス軍に所属している。よって、我々の行動は南部政府の意思なのだよ」
オーガイン計画を狙って戦技研に現れた際の台詞。
「ゲスな物言いだな。他国が力を持つことに脅威を感じるのは、当然だろう。ましてや、死の商人たるエリアル王国がそれを持つとなれば、看過できんのだよ。……もっとも、我が南部と提携してくれるのならば、今回の処置は考えないでもない」
ミオに痛いところを突かれて出た本音。長々と言葉を続けているが結局は力が欲しいだけである。
「条約を守って戦争に負けるより、条約を破ってでも戦争に勝つ方が大事なのだよ」
条約で禁止されている工場への攻撃を行って。彼そして南部の余裕の無さが分かる。地上の戦い方を参考にしたと語っているためロヨラの入れ知恵かもしれない。
「くっくっ……さしもの智将アクレイドも、手も足も出んか?」
ヤーマーナ平原での戦いで北部軍を追い詰めて。アクレイドに勝ててよほど嬉しかったのかすごい表情をしている。
「執友ドレップ……これまで良くやってくれた」
「ドレップ……なんと言う事だ。我らの理想を目前にして……執友ドレップ!お前の意志……ムダにはせん!」
「ドレップ!……私の最大の理解者を失ったか……」
それぞれ北部ルート、プレシアルート、南部ルートでのドレップに向けた言葉。なんでも利用してきた彼だったがドレップへの信頼は本物だった。
ギド「……醜悪な作戦ばかりを立てるな」
「地上人の貴様に言われるとはな。そもそもこの作戦も、地上人の考案したものなのだよ」
シナリオ「忌むべき電離プラズマ砲」から。結局、オンガレッドは電離プラズマ砲を考案した地上人の名を明かすことなく戦場に散った。
「おのれ……私の理想も理解できんクズ共に……うおぉぉぉぉっ!!」
北部ルートでの最期の言葉。
「ヴォルクルス教団とて一つの組織。私の手にかかれば、手懐けられぬ組織などない」
プレシアルートでマサキからアンティラス隊に勝利したらヴォルクルス教団と一緒に世界を混乱に陥れるのかと問われ。マサキからはヴォルクルス教団をなめていると言われ事実、別のルートでは利用されて破滅してしまう。
「何とでも言え!使える力は全て使う!それが私の信条だ!」
プレシアルートで追い詰められた彼はボーヰンを持ち出し最後の戦いに挑む。
「ま……負けた……のか……?」
「南部の悲願が……虐げられし我々の想いが……こんな所で……」
「ふん……確かに私の負けは認めよう。だが……くっ……私の選んだ道は間違っていたなどとは……認めん!どんな事があろうとも!!う、うおおぉぉ!!」
プレシアルートでの最期の言葉。南部への思いは本物だったらしい。
「ほざけ。私の真の力を知るがいい」
「縦横家オンガレッド」より。直後にミオには「中ボスの負けフラグ」と、サフィーネには「そういう台詞は身の丈があってないと意味がない」と指摘される。後述するが、ミオの指摘は大当たりである。
マサキ「てめぇ、今までヴォルクルスに関わったヤツらの末路を知らねぇとは言わせねぇぞ!」
オンガレッド「彼らと私は違うよ」
マサキ「ふん、根拠のねぇ自信だけはあるんだな!」
同話でのマサキとの戦闘前会話。自信満々なオンガレッドだったが、マサキの言うとおり、悲惨な末路を迎えてしまう(後述)。
「ふふふ……教えてあげよう。私は手に入れたのだよ!ヴォルクルスの強大な力を!」
「ふ……ふはははは!素晴らしい!素晴らしい力だ!身体の内側から力があふれる!この力……これさえあれば、お前達など……」
サティルスから教えてもらった呪文を唱え、ヴォルクルスの力を得たと思ってご満悦の図。しかし、呪文の意味を知るサフィーネからは冷めた目で見られており、この直後……
「ぐああああぁぁぁっ!?く……苦しい……な、なぜだ……一体何が……」
「裏……切り……?バカな……不死身の……力は……」
「それでは……ぐぅっ!!は、話が……ぐおおおおぉぉぉっ!?」
サティルスからヴォルクルスの分身体復活の生贄にされてしまい、信頼していたものに裏切られた絶望を抱いてオンガレッドは惨めな死を遂げてしまった(しかもミオの言った通り中ボスとして)。
どことなくウーフに騙されラスフィトートの生贄にされたヌルの最期と似ている。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

スヴェンドスヴェンド・ゲハードスヴェンド・オラン
霍奕の細胞時代に搭乗。
エウリード
南部に所属してからは基本的にこれに搭乗。
ボーヰン
ヴォルクルス教団と協力した際に搭乗。魂を食われないのはさすがである。