獣人 (グレンラガン)

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獣人
外国語表記 Therianthrope
登場作品
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
SRWでの分類 パイロット
一般兵
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プロフィール
種族 獣人
所属 獣人軍
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獣人は『天元突破グレンラガン』の一般兵

概要

地上を支配している種族で、作中第2部までの敵。「人」と呼称されてるが、ヴィラルの様に人間と殆ど変わらない者や、鳥類・魚類・昆虫類など様々な種類が存在する。夜に睡眠しなければ細胞が崩壊してしまう為、日中でしか活動できない(一部、逆転している者もいる)。複製に近い方法で世代を重ねるため、「進化する力」である螺旋力は持たない。

その実態は、螺旋王ロージェノムによって作り出された種族であり、人間狩りを行っていたのも人類殲滅システム発動を防ぐためのものだった。螺旋力を持たないのは、持たせればシステムがそれを「人間」として認識してしまうからである。

四天王旗下の獣人は外見がある程度決まっており、チミルフ旗下は毛玉や馬、アディーネ旗下はイルカ、シトマンドラ旗下は鳥、グアーム旗下はアリクイ等の昆虫が多い。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初登場作品。グラフィックは鳥、馬、毛玉(声 - 川上貴史)、イルカの外見をした者が用意されている。戦闘機・ガンダム・合体ロボ・Sサイズ等々、喋る特殊戦闘台詞のカテゴリが他作品の一般兵とは一線を画す量となっていて、かなりの聞き応えがある。
イルカ型獣人はダイガンカイとの戦闘時にアディーネとの掛け合いの時にのみ登場する。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
ロージェノムが倒れた事により新政府が樹立し、人間と獣人の和解が進んだため、普通に無害な一般市民として生活している獣人が登場する他、反政府ゲリラの獣人が敵として登場する。
戦力的・精神的に余裕が無いせいか、前作に比べるとセリフがシリアスに変わっていて、ちょっと残念(?)である。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
「悲しみのビーストマン」で平和な社会になじめなかった獣人が暴動を起こした敵として登場。ボン太くんにのされたりぽに男を仲間だと勘違し、何故か友情が芽生える一面も。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
ネオ・アルカトラズに収容されており、グレンラガンを特定の場所に移動すると強化パーツ「カミナのサングラス」をくれる。
また、DLC「獣と風」においては、時獄篇の獣人がレジスタンスとして戦っている姿も確認できる。

VXT三部作

スーパーロボット大戦X
毛玉型(声 - 稲田徹)と馬型が登場。ドアクダー軍団に糾合されている。
ヴィラル配下の獣人達は第11話シナリオエンドデモにてシモンの推薦によりカミナシティで働く事となり、シークレットシナリオ「シュワルビネガーの秘密」ではシュワルビネガーの元で働く獣人も登場している。

パイロットステータス

精神コマンド

X
根性不屈必中

特殊スキル

X
底力L4、ガードL2、気力+(DEF)サイズ差補正無視L1

エースボーナス

最終命中率+5%、最終回避率+5%
X』で採用。

人間関係

ロージェノム
獣人の支配者にして創造主。実は人間。
ヴィラル
チミルフ配下の人間掃討軍部隊長。後に語り部として、ロージェノムから不老不死を与えられている。
チミルフグアームアディーネシトマンドラ
螺旋王四天王。このうちグアームは厳密には獣人ではなく、ロージェノムが少年時代から連れているアルマジロが知性を得たもの。

他作品との人間関係

シェリル・ノーム
第2次Z破界篇』で彼女を狙う。
ぽに男
第3次Z時獄篇』にて彼を同胞と勘違いする。ぽに男の方も勘違いとは言え、自分をかばってくれた事に恩義を感じたのか再会を望んでいた。
ボン太くん
コテンパンにのされる。
シュワルビネガー
『X』では、彼率いる盗賊団レッドゴリラ団の一員となり、彼が元の姿に戻った後も、引き続き土木作業を請け負うレッドゴリラ組の社員となる。

スパロボシリーズの名(迷)台詞

戦闘台詞

名も無きザコではあるが、妙に気合の入った声とネタ満載の台詞のせいか、修羅兵と並んでやけに印象に残る。

「あいつ、ただ突っ立ってるだけだろうが!」
ゴッドマーズとの特殊戦闘台詞。このメタ的な突っ込みは、特に強い印象をプレイヤーに残したであろう。事実、『第2次Z』のゴッドマーズは原作の動きを徹底的に再現しており、本当に動かない
「何だ!? 鳥か!? 飛行機か!?」
ノヴァイーグルバルキリーとの特殊戦闘台詞。元ネタは世界的に有名な『スーパーマン』の台詞と思われる。
「ガンメンとガンダム!ガンガン対決だ!」
ガンダムタイプとの特殊戦闘台詞。同じくガンガン対決になるはずだったガンレオンガンドールとの対戦機会は『破界篇』には訪れなかった。
「ガンダムってのは、一体何種類あるんだ!?」
これもガンダムタイプとの特殊戦闘台詞。全く以て仰せの通りだが、ZEUTH側の世界、そしてGガンダムの世界にはさらに多種多様なガンダムが溢れていることを彼らは知るまい。
「へッ、虎刈りにしてやるぜ!」
「丸刈りにしてやらぁ!」
キングゲイナーとの戦闘台詞。原作で「髪の毛のオーバーマン」と呼称された事に引っかけた台詞となっている。もちろんガンダムナドレにも発言。
「随分と鼻息の荒い野郎だな!」
「ちょいと親近感を感じるがなぁ!」
ウォーカーマシンとの戦闘台詞。「鼻息」はガソリンエンジン駆動による排気などのことを指していると思われる。
下段は『X』にてデザイン面での共通点を意識してか、魔神との戦闘台詞にも採用。
「あいつ、カバの獣人じゃなかったのか!?」
剣部シバラクからダメージを受けた時の戦闘台詞。
原作で散々カバ扱いされたシバラク先生ゆえに、やっぱりあったカバ扱い
「くそっ!こんな見せ場は嫌だ!!」
機体中破時に。やられ役の悲哀を感じる。

インターミッション

「うおおおおっ!!」
「今、行くぞぉぉぉっ!!」
「心配するな、ブラザー! 今、助けてやるぞぉぉっ!!」
第3次Z時獄篇』第9話変質者を追うルート「悲しみのビーストマン」より。ぽに男を見つけたボランティア部が逮捕しようと時に。どうやら仲間に見えたらしい。
いきなりの登場に葵は驚いていた。
「だいたい、この街の人間共は勝手すぎる! 俺達は新世界大陸から出稼ぎに来て、頑張って働いているのに…」
「やれ、夜中にどんちゃん騒ぎはするなとか、やれ、電車には並んで乗れとか、やれ、公園に住み着くなとか…」
「これじゃ俺達もやってられんぜ! なあ!?」
仲間と勘違いしたぽに男へ述べた、人間への不満および武装蜂起の理由。これを見る限りでは獣人側の初歩的なマナー不足が問題の気がするのだが…。まあ獣人からすれば、かつて蔑視の対象だった人間から対等に言われること自体が気に入らないのもあるのだろうが。
「おい、お前! 見かけない顔だが、どこの組だ?」
「まあいい、同じ獣人だ。 お前も俺達に合流しろ!」
突如現れたボン太くんに対して。
「な、何だ、こいつ!」
ボン太くん「ふもふ! ふもも、ふもふも」
「何だと!?」
ボン太くん「ふもふも! ふもっふ! ふもふ!」
「貴様ぁっ! そこまで言われたら、俺達も後には退けん!」
「全員、攻撃開始だ! 裏切り者を始末しろ!」
直後に攻撃されて。なんて言われたのだろうか。
「…でも、ヴィラル隊長も昔は人間の事を『毛無しザル』って呼んで…」
戦闘後、ヴィラルから「今は獣人と人間が共存する時代だ」だと言われて。この発言に思わず反応するが、「いや、お前の言う通りだ」と認める。
「お前は…!」
「もう騙されないぞ! お前は本当は人間なんだろ!」
「お前…俺達を心配してくれるのか?」
「こんな俺達を想ってくれる人間がいる…」
「…俺…今、ヴィラル隊長の言っていた事がわかった…」
「ありがとよ、ぽに男 俺達…ちゃんと罪を償って、お前に会いに来るよ」
直後に駆けつけてきたぽに男の気づかいに対して。『ふもっふ』におけるボン太くんとの謎の会話が元だが、本当に通じているのかは不明。かなめから「シュールな光景ね…」と言われる。また、ギャグテイストにはなっているが、Zシリーズの重要なキーワードである「お互いに歩み寄る、相互理解」が表れたシーンともなっている。
「うおっ!」
「お久しぶりです、ヴィラル隊長! いや~会えて、嬉しいっスよ!」
「あんたが大グレン団のシモンか!」
「うん…。 あんたなら、俺の宝物を使いこなす事が出来るだろうぜ」
「あばよ! あいつに負けんなよ、穴掘りシモン!」
第3次Z天獄篇』にて。ヴィラルからするとカミナと戦った事がある獣人らしい。

搭乗機体

ガンメン